葉酸摂取量や体内濃度の妊娠能への影響 | 馬車道レディスクリニックのスタッフブログ

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こんにちは!今日は葉酸についてお話しますトイプードル

 

過去のブログでも葉酸の大切さを何度か書かせていただきましたびっくりマーク

それぐらい、大切な栄養素となりますので、またここで書かせていただきます犬キラキラ

 

葉酸を妊娠前後に摂取することで、胎児の神経管閉鎖障害のリスクが低減することはよく知られています。

※神経管閉鎖障害とは、妊娠の初期に赤ちゃんに起こる先天異常のひとつです。
脳や脊髄などの、元となる神経管がうまく作られず、ちゃんとした管の形にならないことが原因で起こる障害です。

その中の二分脊椎では、出産時に腰部の中央部分に腫瘤があることが多く、運動や排泄に障害が起こることがあります。

また、脳の形成が十分にされない無脳症などもあります。

 

こうした神経管閉鎖障害を防ぐためには葉酸の摂取、それも妊娠前から蓄えておくことが最も大事になります。

それはなぜかというと、妊娠が分かった時点ですでに、神経管の形成が行われてしまっているので、

足りなくてそこから補ったとしてもすでに遅い状態、というわけですわんわんあせる

 

葉酸を摂取することで、この神経管閉鎖障害のリスクは低減できますので、

食物から、サプリからぜひ妊娠を考えられている方は摂取してみてください。

研究データではART女性患者様は妊娠判定までは1日800μgの補充が良いそうです。

それを1か月ほど続けるとようやく体に蓄積されてくるので、

最低でも妊娠する1か月前から摂取することをお勧めします。

 

当院ではそうした葉酸不足をサプリメントで補えるように、

エレビットをご準備しておりますパグキラキラ

 

ご希望の方は、スタッフにお声掛けくださいチワワ黒