こんにちは
今日はとても暑くなりました。クリニックは換気の為、窓を開けていますが、だんだんこの気温も辛くなって来ました
これから、換気・暑さ対策をどうしたら良いのか検討していこうと思ってます。
さて、先週に引き続き、Q&Aで「不妊症」を理解して行きましょう![]()
①女性の「卵子」は生まれ持って体内にあるモノだから、年齢と共に「年を取る(老化して)」しまうけど、
男性の「精子」は日々、作られて(形成)いると聞きました。と言う事は、男性側の不妊は年齢は関係ないと言う事ですね![]()
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答えは・・・![]()
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A・男性も「35才をさかいに機能の低下がおこります」なので、男性側も年齢には意識をもって不妊治療に望んで下さい。
男性の「精子」は何歳になっても作られます。いわゆる更年期(55~65才頃)位になるとホルモンの分泌の関係から精子が作られる数もグッと減ります。
35才を過ぎた頃から、精子自体に質の低下がおこり、運動率が悪くなったり、DNAに損傷があるものが増えたりしてきます![]()
なので・・・「男性の年齢は全く関係ない
」わけではありません。妊娠を望むご夫婦なら、年齢を考慮しながら早めの治療をオススメいたします
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P.S.・・・精巣(タマタマ)は外にぶら下がっています
あれは精巣が熱に弱く、外にぶら下げて置くことにより体温より約2℃くらい低くなるからなんです。
また、精巣を包んでいる陰嚢はラジエーターの様な役割をしていて寒くなると縮み熱を逃さないようにし、熱くなると伸びて熱を逃がしています![]()
膝の上でのPC作業や高温サウナでの加熱、締め付けの多いパンツなどは止めて、なるべく通気性を良くし熱を避けるようにしましょうね![]()