お世話になっております。
こども不動産です。
こども不動産には2つの法人が有ります。
一つ目は、祖父の代から続く法人。
もう一つは、第3期目に突入したばかりの新しい法人。
最近購入した物件は、全て新しい法人が所有しています。
今日は、5月31日が決算日である、この新しい法人の決算について書きます。
ほぼ一年前にも、決算について記載しています。
第2期の活動は以下の通り。
- 区分マンションをリノベーションして売却。
- こどもマンション2号棟を購入。(鉄骨造)
- 土地購入(店舗用に売却を目指したがコロナで流れた。現在駐車場)
- 戸建て購入。
- こどもマンション3号棟を購入。(RC)
サラリーマンしながらという状況においては、まあまあ活動したかと思います。
上手くいったものもあれば、当初想定した通りには行っていないもの、途中で計画変更したものもあります。でも少なくとも、勉強にはなりました。試行錯誤の一年でした。
今期(第2期)は、上記の通り、物件の購入が多かったため、
租税公課(法人税、消費税以外の税金の支払い)が非常に多かった。
物件の取得時には、不動産取得税、印紙税、登録免許税の支払いがあり、
不動産所有期間中は、固定資産税の支払いがあります。
これらが租税公課です。
租税公課は、税務上の費用となり、法人税計算のための所得を押し下げるため、法人税が少なくなります。
例えば、租税公課として100万円支払うと、法人税は30万円程度減額されます。
その次に大きいのが、減価償却費。
所有している物件の多くが築古なので、税務上の償却期間が短い!
重量鉄骨造の場合、法定の耐用年数は34年です。
例えば、築30年の重量鉄骨造のビルを購入した場合の償却年数は?
30年 X 0.2 +(34-30)=10年 となります。
新築の時から保有していると、あと4年(残存年数)で償却が終わるのですが、
中古で購入すると、経過年数に0.2を掛けた年数を、残存年数に加算します。
そういう税務上のルールです。
築古物件の場合、それでも償却年数は短いため、償却負担が大きくなり、
このままだと今期は赤字となってしまう。
さて、ここで思いました。
このまま赤字で行くか、黒字にするか。。。
「ちょっと待て!」
「利益を操作したら粉飾決算じゃないの???」
会計や税務というものは、色々と難しいルールが有って、お堅いイメージがありませんか?
でも、意外にそうでもなくて、
「どちらでもいい」とか「最大ここまでの範囲で、好きな金額」とか、
そういう部分が結構あるんですよ。例えば、
これを見ると、不動産取得税、登録免許税は、取得原価に含めてもいいし、経費処理してもいい、と書いてあります。ようするに「どっちでもいい」(法人の場合)
このページには償却費のことが記載されています。
よく見ると「償却限度額」とあります。
その年度において費用計上できる最大額という意味です。(法人の場合)
さっき書いた「最大ここまでの範囲で、好きな金額」ということですね。
だいぶ脱線したのでもどりましょう。
このまま赤字で行くか、黒字にするか。。。
キャッシュフロー的には、赤字がいいです。
だって、税金払わないでいいから。(最低の7万円は払うけど)
それに、来年黒字になっても、欠損金は10年繰り越しできるので、
来年以降の納税額を減少させることができる。
気になるのは、金融機関での評価です。
銀行は、赤字企業に貸したがらない。
顧問税理士は、赤字でもこの内容なら大丈夫ですよ、とおっしゃてくれましたが、
念のため、銀行に電話をしました。
私「かくかくしかじかで、赤字になりそうです。」
担当「銀行のほうで、注釈をつけます」
「償却で赤字となってもキャッシュフローは問題ない」
「取得税などの租税公課は、一時的な費用」
「社長本人からの借り入れは、実質資本金みたいなもの」
「グループ会社との合算で財務状況を見ます」
すべての銀行において、同様の対応何のかは分かりませんが、
おそらく、似たような感じではないでしょうか。
というわけで今期は赤字決定です!
おや、黒字でも、返済が多くて、キャッシュフローが赤字になっているほうが不味いのか?
黒字倒産って、そういうこと? 気が向いたら書こう。。。
なんか今日は長文になったなあ。