といってもすでにこのブログの前回の更新から一ヶ月以上経ちます。
まず1月はテストラッシュ。①技術の指導実践、座学のテスト②戦術の指導実践、座学のテスト
③方法論の座学のテスト④チーム指導の座学のテスト。まだすべての結果は出てないのでなんともいえませんが、合格はしていると思います。
レベル1のテストが終わり、休みなくレベル2に突入。教養ブロックの期間が始まりました。
レベル2の科目をざっと紹介。レベル1とかぶってる科目が多いのですが、時間数も多くなりより内容が深くなってます。
①解剖学ーレベル1、25時間➡レベル2、40時間
②心理学ー25時間➡45時間
③フィジカルの基礎ー20時間➡30時間
④社会学ー5時間➡20時間
⑤英語ー新しい科目。レベル1はカタラン語 10時間
⑥情報処理➡新しい科目 10時間
⑦法学ー5時間➡5時間

今日からまた日々内容をブログにアップしていきたいと思います。

明日のテーマは心理学で「チーム内での役割」について書きたいと思います。
今回は7人制サッカーを対象にした練習の進展について学びました。今回は理論をやり、年明けの授業までに練習メニューを考え、最初の授業で指導実践を行うという流れです。自分自身、7人制のチームを率いたことがないので興味深い授業でした。
3つの練習のオーガナイズに分類していました。
①より実践に近い練習メニュー(グローバル)
②方向性を決めた練習(グローバル)
③ドリル式の練習

①より実践に近い練習メニュー
1-ゴールを必ず設置(2-3-4)(大きいゴール、中ぐらい、小さい)
2-時間は10分
3-選手の数は2x2➡5x5まで
4-キーパーあり/キーパーなし
5-キーパーなしの場合➡ドリブルでゴールを通過する、シュートする
6-目的を達成するために-
-数的優位で練習する(難易度 下)
-数的同数で練習する(難易度 中)
-数的不利で練習する(難易度 上)

このオーガナイズで選手が目的を理解していなかったり、練習が困難な場合

②方向性を決めた練習
1-目的の部分を切り取り、プレーに方向性を与えることにより、選手が理解しやすくなる。
2-敵は配置する
3-コンビネーションプレーをいれる

それでも目的を達成するのが選手にとって困難な場合
③ドリル式練習
1-敵なし

この流れで練習を組んだことがないので、指導実践をするのが楽しみです。
今回はチームを率いる前にチームの約束事をどのように決めるか学びました。
チームのルール作りですね。

①特徴のベース
1-すべての選手、スタッフは事前に用途に合意し、知らなければならない。そして、その文章にサインをしなければならない
2-率いるチームの年齢を考慮する
3-それぞれのケースの解決方法や重要度にたいして決定をする人を明確にしなければならない。
4-多くの場合に適応するような洗練された罰則を作り、再発生率を考慮する。
5-もし選手が給料をもらっていたり、プレーする上で経済的な補償を受けているなら罰金を導入する。
6-重要な教育的な道具としてや長いシーズンの中で起きる多くの困難を解決するのを助ける
7-各選手はコピーして文章を持つ

規則の中身の構造
①トップ(クラブ名、シーズン時期(2012-2013),スポーツマンシップのコミッションの説明)
②選手の責務(義務的なものではない)
③行動ノルマ(行動規範)+対応する罰則
④試合の日のノルマ(規範)+対応する罰則
⑤出来る限りすべての罰則の基準を作る
⑥すべてのメンバーがサインするスペースを確保

では簡単に「規則の中身の構造」の具体例を書きたいと思います。

チームhiroki
2012-2013シーズン
中学生1.2.3年生対象
スポーツマンシップのコミッション:この文章はスポーツマンシップを遂行するために、過ちを犯した選手に罰則を与える。1.2,3年生のそれぞれの監督が形成したものである。
②選手の責務
1-この文章の中身をしっかり理解する。
2-シーズンを通してスポーツマンとしての行動をしっかりとる
3-勉強をおろそかにしない
4-練習が終わったらまっすぐ家に帰る
③行動規範+罰則
1-練習前に選手、監督と挨拶をする。+ 重要度3
2-選手、監督に対してしっかりリスペクトする+重要度3
3-ロッカールームの中は綺麗にする。ものを置き忘れない+重要度2
④試合の日のノルマ+罰則
1-試合会場では決められたジャージでくる+重要度1
2-試合前、スタンドに挨拶する+重要度1
⑤練習の日のノルマ
1-練習を休む時は監督に直接電話する+重要度2
2-ロッカールームでは携帯を使わない+重要度1

重要度1ー罰則を犯した場合、次の試合はサブスタート
重要度2ー罰則を犯した場合、1-2試合、招集しない
重要度3ー罰則を犯した場合、1-4試合、招集しない

サインスペース

ざっと雑ですが書いて見ました。
私が始めて監督をバルセロナでやった時も、いろいろな方からこの規範作りはしっかりやった方がいいと言われました。
今日はここまで