27年前の六本木芋洗坂にBar.はオープンしました。

Bar.通信『開店26周年記念インタビュー企画配信』

インタビュアー質問『激動に変化する時代の中、飲食業界に思うことはありますか?』

バーテンダー回答。

グローバル化していく世界の中で新自由主義の波に飲み込まれると、自分はどう生きるのかという道標を見失ってしまいがちです。ソーシャルネットワークに映し出される見知らぬ人の価値観に惑わされてしまうと、自分の存在が分からなくなり、幾ら金銭を稼いだかが人の価値だと勘違いしてしまいます。

 バー業界で三種の神器と言われていたものがありました。私が六本木の芋洗坂にバーを開店させた頃、葉巻、ワイン、フレッシュジュースがバー業界のトレンドでした。その当時、葉巻やワインの消費量増大に合わせて、輸入される種類も増えていきました。葉巻を保存するヒュミドールやウォークインのワインセラーを設置するバーが増えたのも、この時期です。その昔、バーにビールやワインは置かないという時代では考えられない事でした。日本のバーで提供される繊細な味のフルーツカクテルには数年前から定評があったのですが、二十一世紀に突入した頃から海外のニューウェイヴカクテルが飲食業界を席巻します。いかに美味しい果物のジュースをカクテルに活かすかが繁盛店の課題になっていました。その後、料理業界のエル・ブジが話題になると、カクテルの世界でもエスプーマなどの新しい手法が次々と導入されます。スモークガンや蒸溜器を使用するバーシーンが展開されていくのです。インスタ映えという言葉も進化するカクテルシーンを後押しします。現在はボタニカル、ネオクラッシック、ミクソロジストという言葉がバー業界のトレンドになっています。

 日本初のバーといわれているのは、桜田門外の変が起きた一八六〇年開業の横浜ホテルのバーです。製氷機が一般利用される以前なので今、私達がイメージするカクテルシーンとは異なります。新しい技術や文化の導入でカクテルは進化し続けているのです。例えば、ギムレットというカクテルは、ジンとライムをシェークするのですが、創作当初はシェークせずに作られていたと考えられています。今もサヴォイホテルのカクテルブックには、その頃の処方が記載されています。バーテンダー修業時代の私は、カクテルの逸話や古い処方の本を読み漁っていました。私の手元にパリのハリーズ・ニューヨーク・バーのカクテルブックがあります。そこには一九一九年のホワイトレディの処方が記載されています。現在の一般的なジンベースではなく、ホワイトミントリキュールベースのホワイトレディなのです。そのカクテルを飲みに私はパリを訪れました。その時、ハリーズー・ニューヨーク・バーのチーフバーテンダーをしていたのがムシュ・ロフォンです。彼のお気に入りのカクテルはムッシュ・ロフォンの特別処方で仕立てたアメリカ―ノです。元々、アメリカーノというカクテルは、一九〇〇年代の初期にイタリアで出来たカクテルです。意味合いはイタリアの亜米利加人といったところでしょうか。カンパリとイタリアンベルモット(スイートベルモット)を炭酸で割る物です。イタリアの酒だけを使用しています。 このアメリカーノというカクテルはその後、フランスで流行ったという事です。そして、彼のレシピはこうです。大きめのロックグラスに氷を入れ、 カンパリとチンザノ・ロッソを入れる。ノイリープラット・エクストラドライを少々多めに注ぎ、発泡水を少なめに入れる。オレンジのスライスとレモンピールを落とせば完成です。美味しいカクテルです。食前酒としても間違いない。フランスのお酒のノイリープラットを注ぐあたりが巴里っ子らしいのかも知れません。帰国した私は自分のバーで、そうした古い処方のカクテル作りに没頭しました。

 アナログ人間と言われている私のバーの店内には、ダイヤル式の黒電話やレコードプレイヤーが現役で動いています。自分の中では何一つ変わっていないと思っていたのですが気づくと私の頭髪は真っ白になり、新聞を読むときには老眼鏡をかけます。

 バーの扉を開くと、外の世界は著しく変化していました。イヤホンのコードがなくなると、街から商店街が消えていました。

 カクテルやバーのスタイルは、時代と共に変化していくのかも知れません。だけど、時代が変わっても変化しないから価値を増していく真実みたいなものがあるのかも知れません。

 特にカウンターをメインにしたバーの営業は、何よりも空間が大切です。バーの空間というのは、バーに通われる御客様の人生の節目に出逢い、築かれていきます。創業以来、数十年という、何物にも代えがたい空間が、最大の財産なのです。創業当時に来店された若い御客様が年齢を重ねて、成人した御子様を連れて来られる事もバーの最大の魅力なのです。年代を重ねるごとに、バーの付加価値は、高くなるのです。その価値は、数字で権利変換できる価格ではありません。内装の減価償却が済んでいるとかいう意味のないソロバン勘定ではバーの価値を判断できません。外国人の旅行客を含め当店を訪れた御客様は『26年間、この場所でバーを営業している』と聞くと感嘆の声をあげ、尊敬の眼差しで感激します。

 

1950年代のフランスの首相が『酒を飲むよりミルクを飲め』と言ったのを皮肉って

デュカスタン社が作った大人のミルクという意味のファーザーズボトルです。

VSOPクラスのアルマニャックですが、30年以上前の商品です。オールドボトル独特の香りに良さが光る飲み特商品です。先着数名一杯1400円販売

Bar.の開店当初の頃に現行物のファーザーズボトルを販売していました。キャュップを外すタイプの物です。当時のボトルの写真の記載されたアドレス

[mixi] デュカスタンファーザーズボトル

今回のオールドボトルは哺乳瓶そのもののように先端から注ぐタイプです。今回のBarの特売品の記載されたアドレス

[mixi] Bar.の亭主 | デュカスタンファーザーズボトル

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チャージ・サービス料無し。

Bar.東京都港区六本木5の9の14第七ビレッジビル一階奥

18:30~翌2:30日祝休み☎03-3423-7577亭主・木本伸二

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#六本木 #バー #カクテル #隠れ家バー #一人飲み #カウンター

#TOKYO BAR  #ROPPONGI BAR  #落ち着く  #バーテンダー

Bar.通信『開店26周年記念インタビュー企画配信』
インタビュアー質問『日本のバーは、どのように発展していくでしょうか?』
バーテンダー回答。
 未来の事は分かりませんが歴史を振り返りますと第二次世界大戦後、日本にカクテルブームが訪れました。その後、日本は高度経済成長時代になり、街には団地が乱立するのです。『「人間」らしくやりたいナ』という開高健氏のコピーで、多くの物に囲まれた部屋にてウイスキーを飲む男のイラスト広告が発表されたのは、時代を反映しているのでしょう。日本のバーシーンでは、昭和四十年から五十年にかけてトロピカルカクテルが流行します。年配のお客様がカクテルというとブルーハワイを思い浮かべるのは、この時期に盛り場で遊んだ経験からくるのでしょう。昭和五十年代後半には、社会進出した女性が気軽に入店できる居酒屋の発展と共に酎ハイブームが訪れます。
 昭和五十五年頃と思われる週刊新潮の切り抜き記事が私の手元にあります。そこに記載されている銀座の記事から当時の世相を垣間見ることが出来ます。バーの名店スミノフのマスター岩瀬庄治氏が、いずれカクテルの時代が戻ってくると信じて営業を続けている様子や当時、サンスーシーのチーフバーテンダーだった増田量雄氏による『ボトルキープ制が広まってから、バーテンダーが腕をふるう機会がなくなった』と嘆いているコメント記事があります。
 平成二十年五月柴田書店発行(平成二十三年五月株式会社新潮社文庫本発行)の岩崎信也著作『食べもの屋の昭和』にバーやまざきのオーナーバーテンダー山崎達郎氏のコメントが記載されています。以下、その抜粋です。
『昭和三十年代後半頃でしたか、水割り全盛時代がありました。ボトルキープというのが流行った頃ちょうどあの時代は、急にバーの数が増えて、バーテンダーの要請が追い付かなかったときで、見習いでもなんでも白いコートを着てチーフになって。ですから、水割り以外はなんにも作れないチーフというのがたくさんいましたよ』
 昭和六十一年一月二十五日、株式会社集英社発行の矢口純著作『ウイスキー賛歌』という書籍の中で、ウイスキーが日本人に親しまれてくると、カクテルを提供するバーが減り、オンザロックスの意味さえ知らないバーテンダーがいたという記述があります。
 スタンダードカクテルを売りにしているバーテンダーは、この時代を暗黒時代と言う人がいます。逆に、その時代からバーテンダーを続け、今もスタンダードカクテルを作り続けていることが出来ている七十歳前後の人は名バーテンダーだといえるかも知れません。
 文明開化と共に日本人は洋酒文化に触れることになりました。日本の洋酒文化創世記にルイス・エッピンガー氏などの外国人バーテンダーが根付かせたカクテル文化を継承した浜田昌吾氏、本多春吉氏らを仮にバーテンダー第一世代とすると、クールの古川緑郎氏が第二世代でしょうか。その後の日本は第二次世界大戦を経て、戦後のカクテルブームをむかえます。そののち、ボトルキープ時代を乗り越えて昭和の終わりから平成にかけてバブル経済の時代をむかえます。バーボンブーム、モルトウイスキーブームに乗って、世界中のお酒が日本に輸入され始めました。この頃、街にはカフェバーやデザイナーズバーと呼ばれる店ができ、バーテンダーを目指す人も増えていきました。かくゆう私も、その世代のバーテンダーで、いうなればバーテンダー第五世代とでも言いましょうか。
 もしこれからバーテンダーを目指そうとする人がいましたら是非、世界に目を向け、多種多様な飲料文化を吸収して頂きたいと思います。そして、日本の生活パターンに、バーを楽しむ習慣を根付かせて頂ければ幸いです。

以下のアドレスはオールドスタイルのバンブーに関する文章です。
https://novel.daysneo.com/works/episode/7ac8691c97cb965f13717de154dca4c5.html

以下のアドレスはオールドボトルのシャポーXOの写真が記載されています。
https://www.instagram.com/p/C7bDLJrvnvr/
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シャポーXOは、最良品質の栽培地域から熟成した原酒をナポレオン以上に長期熟成した商品です。
このボトル自体が30年以上前のオールドボトルですので、中身は60年以上前の葡萄汁を蒸溜したものになります。先着数名一杯1400円販売

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Bar.通信『開店26周年記念インタビュー企画配信』

インタビュアー質問『お客様との会話で印象的だったことはありますか?』
バーテンダー回答。
 先日、お客様に『やりがいのある仕事と給料の高い仕事の、どちらを選べばいいのか』と相談されたことがありました。バーは、自分自身と向き合える場所なんです。
 お金が必要な時期に、より多く稼ぐことは大切だと私は思います。
 私の人生を振り返ってみますと二十歳代前半は、とにかく目の前の仕事に追われて何も考えることが出来ませんでした。二十三歳の時に偶々、入店したバーの扉を開いた瞬間に私は将来、自分が営業したい店の映像をハッキリ見たのです。それ以降の私は、今の自分に何が必要かを考えて仕事に向き合いました。時代はバブル経済に突入した時期です。次々と街や人が派手になっていきます。私の周りで飲食業に勤しんでいた人も、別の道を選んでいきます。街中でスカウトと呼ばれる人や豪遊するホストを見かけだしたのも、この時期からです。私自身は自分のスキルアップを捨てて、高い給料の仕事を選択することはなかったです。むしろ、金銭を稼ぐための道具として高級なシャンパンが味わうことなく消費されていることに憤りを感じていました。バブル経済以降から二十一世紀初頭にかけて、日本の職人さんは激減し、どれだけ多くの金銭を稼ぐかが人の価値なんだと勘違いした社会風潮があるようにさえ感じます。今もソーシャルネットワークやインターネット情報に翻弄されて、自分の価値観を感じられる人が少なくなっている気がします。例えば、今まで見向きもしなかったお酒が品薄で高値が付くと、急に収集する人がいます。高級ワインが三十年前と比べて数倍の値段がついています。ワインの価値は変わらず、金銭の価値が下がったことに気づかないで、見ず知らずの人の価値観に翻弄されているように見えます。日本で成金という言葉が流行した時期があります。船成金を揶揄して、札束を燃やし暗い玄関を照らす風刺画が記載されました。大正三年の第一次世界大戦勃発の一時期、日本に金が集まったのです。その頃の日本の景色は外国人であるルイス・エッピンガー氏の目に、どのように映ったのでしょうか。やっと流通しだしたドライベルモットをバンブーカクテルに使用しだしたのも、この時期だろうと推測する人がいます。ルイス・エッピンガー氏処方のバンブーカクテルを初めて飲んだ時、私は素直に青竹を思い浮かべ、日本の侘び寂を感じ取ることが出来ました。その後、関東大震災や世界大恐慌をむかえ、日本は再び戦争へと歩みだすのです。
 日本人が創作し、世界的に有名になったカクテルがあります。チェリーブロッサムです。チェリーブロッサムの生みの親である田尾多三郎氏は、関東大震災が起きた年の暮れにカフェドパリというバーを開店させました。きっと、田尾氏の作るカクテルで多くの人の心が癒されたのでしょう。本当の自分にとって必要なことが何なのかを考えるのに最適な場所があります。それはバーのカウンターです。全てのメディアの情報を遮断して、一人でバーテンダーの作るカクテルを飲んでみてください。きっと、自分自身と向き合える時間が訪れる筈です。

以下のアドレスはオールドスタイルのバンブーに関する文章です。
https://novel.daysneo.com/works/episode/7ac8691c97cb965f13717de154dca4c5.html


飲み頃を一年過ぎてしまいましたが1998年Bar.が開店した時に買った25年熟成のビールを飲んでみました。
34歳だった私が、このビールに何を想って購入したのか1時間かけて想い出しながら味わいました。
フレッドビールの写真が記載されたブログアドレス
https://mixi.jp/view_diary.pl?id=1987626104&owner_id=1908397
https://mixi.jp/view_bbs.pl?id=101293420&comm_id=519455
https://mixi.jp/view_diary.pl?id=927775227&owner_id=1908397

サミクラウスビールのブログアドレス
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お奨め動画、以下、ユーチューブのアドレスです。
https://www.youtube.com/watch?v=ETLcXeXvKFQ

 

飲み頃を一年過ぎてしまいましたが1998年Bar.が開店した時に買った25年熟成のビールを飲んでみました。
34歳だった私が、このビールに何を想って購入したのか1時間かけて想い出しながら味わいました。
フレッドビールの写真が記載されたブログアドレス
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黄金週間の御知らせ

4月28日29祝は店休

4月30火~5月2木は営業中

5月3祝~6祝は店休

 

Bar.通信

このノートに書き留めてから35年近くの時が経過しました。

私が二十歳代の頃にカクテルのレシピを記したノートがあります。幾つかのカクテルブックから抜粋した処方を書き留めています。その中で特筆すべき一冊のカクテルブックがあります。それは羽田東急ホテルにいた先輩バーテンダーが所有していた、当時で半世紀程以前のものと思われるカクテルブックです。そのカクテルブックがロイヤルオートモービルクラブのロバート氏の著作の物だと知ったのは、二十年後に私が洋酒評論家として知られるマイケルジャクソン氏の本を開いた時でした。その古いカクテルブックに記載されていた酒は、ジン、ベルモット、アブサンなど数種類に限られた物のみでした。今では、あまり聞いた事もないカクテル名が多く載っていました。事実、私は一度も作ったことがありません。不思議な組見合わせや似たような処方のものが多いです。年月と共に淘汰され忘れ去られたものや変化していったものもあるのでしょう。百年近く飲まれているスタンダードカクテルには、それなりの意味があるのかも知れません。しかし、創作当時の時代背景や、作者の想いを想像しながら飲むオールドスタイルのカクテルも楽しいものだと思います。

以下アドレスのブログに記載された写真は当時の自作のカクテルノートです。

https://mixi.jp/view_bbs.pl?id=101216039&comm_id=519455

https://mixi.jp/view_diary.pl?id=1987430219&owner_id=1908397

以下のアドレスはオールドスタイルのバンブーに関する文章です。

https://novel.daysneo.com/works/episode/7ac8691c97cb965f13717de154dca4c5.html

 

以下のアドレスはオールドボトルのレイナールの写真が記載されています。

RAYNAL NAPOLEON V.S.O.P.

https://mixi.jp/view_bbs.pl?id=101216033&comm_id=519455

1872年にヘネシーの系列会社としてコニャック地方に設立されたフレンチブランデーの醸造会社です。

このボトルは30年以上前に輸入された商品です。カクテルベースにも使用してみますとコクと香りが良いです。

 

 

以下のアドレスはオールドボトルのローレンスの写真が記載されています。

https://mixi.jp/view_diary.pl?id=1987430136&owner_id=1908397

LAURENCE

夕張メロンブランデー醸造研究所が作成した世界初のメロンから造ったブランデーです。

このボトルは30年程前の商品です。現在は製造されていません。

ほんのりとメロンの香りがする商品。アイスクリームと合わせたフローズンカクテルもO.K.

 

 

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お奨め動画、以下、ユーチューブのアドレスです。

http://www.youtube.com/watch?v=jQVokH2P6fw

 

Bar通信。『さんぱてぃ~Bar物語り』
暑さ寒さも彼岸までと申します。
明日より後は春本番となるのでしょうか。
彼岸と此岸の境の黄泉平坂は何処にあるのでしょう。
皆様いかがお過ごしですか。
春になり私が想い出されるのは、
26年前の1998年4月30日にBarが営業している店舗の賃貸契約を結んだことでした。
元々は『さんぱてぃ』というスナックがありました。
その店舗の造作を私が買い取り、取り壊して、新店舗としてBarを作ったのです。
それから26年。
世の中の働き方や人々の生活がだいぶ変わってきました。
今では21世紀生まれの人もBarに飲みに来ます。逝ってしまった人も数多くいます。新しい家族を築いている人も多いです。
私だけの時が停まっているような気がします。
どうやら私の髪の色と、しわの数だけが変わったようです。
創業当時に来店された若い御客様が年齢を重ねて、成人した御子様を連れて来られる事もバーの最大の魅力なのです。
年代を重ねるごとに、バーの付加価値は、高くなるのです。
外国人の旅行客を含め当店を訪れた御客様は『26年間、この場所でバーを営業している』と聞くと感嘆の声をあげ、尊敬の眼差しで感激します。
個人店でバーを営む世界では当たり前の、この価値観は、内装の減価償却が済んでいるとかいう意味のないソロバン勘定では計上できないものです。
ブログに記載されている写真は『さんぱてぃ』と『開店当初のBar』です。
Bar.のブログ・アドレス
[mixi] Bar.の亭主 | Bar通信。『さんぱてぃ~Bar物語り』


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Bar.の記事

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http://www.youtube.com/watch?v=jQVokH2P6fw

 

2月23日の祝日は休みですが、

2月24日土曜日は営業中です。

Bar.通信。

いつか彼のことを綴りたいと思っていました。

ハリーズ・ニューヨーク・バー。

数々のスタンダード・カクテル発祥の地で当時、

チーフ・バーマンを務めていたのが、その彼です。

 

私が二十代の歳の時、勤めていた赤坂のバーで常連のお客様が、

一週間程、巴里に滞在した時に、毎日のように

ハリーズ・ニューヨーク・バーに通ったそうです。

その時の話を何百回と、ヨク聞かせてもらいました。

 

カクテルの資料で観る

巴里のハリーズ・ニューヨーク・バーは、

当時、若いバーテンダーだった私が夢に観た憧れの場所でした。

 

それから十数年後、

Bar.をお休みさせて頂き、私は

巴里のハリーズ・ニューヨーク・バーへ

一杯のカクテルを飲みに行ってきました。

私は、この十数年の歳月と

今後も易々と来れない(気軽に行けないから実感できる)

「今」と、云う瞬間をかみしめました。

そんな私に、巴里旅行最後の晩、

ハリーズー・ニューヨーク・バーの当時の

チーフ・バーマンであるムシュ・ロフォンが

言った言葉をメモして

今も彼とのツーシッョト写真の裏に張って、

Bar.の片隅に置いてあります。

彼の言葉の訳

「日本に帰っても健康に気をつけて素晴らしい仕事を続けてください」

 

その、ムシュ・ロフォンに教えてもらったカクテルが

彼お気に入りのカクテル「アメリカーノ」です。

(彼に造ってもらった巴里旅行締めの一杯です。)

親愛なるムッシュ・ロッフォンに頂いた愛すべきカクテルです。

 

私は一枚の絵を見ると、ムッシュ・ロッフォンと彼のカクテルを思い出します。

バーテンダーは目の前の人の為に世界で唯一つの飲み物を作っています。

それは、出来合いの瓶詰めされた既製品ではない、レプリカではない、

バーテンダーという人の魂の籠った一杯なのです。

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> (このサイトは巴里旅行の通信販売ではありません。)

皆様。2024年、如何お過ごしですか。

目まぐるしく変化していく世の中ですが、

今年も宜しく御願い致します。

さて皆様は、Bar.のトイレに一枚の絵が飾ってあるのを御存知でしょうか。

あの絵は私が生涯で唯一、購入した絵なのです。

 元々、絵画に興味のない私は一生、絵を購入することはないと思っていました。

 絵の評価をする人はいても、その人が実際に絵を購入することは少ないようです。聞くところによりますと絵を購入する日本人は、先進国の中で少ないほうだと、ある人は言っていました。

 古い日本家屋には床の間があり、掛け軸を飾る風習がありました。その後の高度成長期の時期に建った建売住宅の畳に障子の部屋では、絵を飾る造りにはなっていなかったようです。

 海外では芸術家を応援する土壌や、絵の購入者に税制優遇する制度もあると聞きます。

 数年前、古墳に描かれた絵画を見る為に二時間、博物館で並んだことが私はあります。入館すると立ち止まり禁止で、九割の展示物はレプリカでした。最後に本物をチラッと見ました。当時の人の想いや空気感を私は感じたかったのです。思っていたより、保存状態が良く、私には本物とレプリカの区別がつきませんでした。

 レプリカなどのコピーではない本物の絵の価値とは何なのでしょうか。

 2008年、私はある想いを持ってパリに旅立ちました。パリ旅行の同行者の強い勧めで購入したのがBar.のトイレの絵です。今では、あの絵を購入した体験とパリ旅行の想いが重なり、絵に愛着が沸いています。

 あの絵を見ると、一人のあるバーテンダーのことを私は思いだします。

 次回のBar通信では、2008年のパリ旅行で出逢った一杯のカクテルの話を御贈り致します。

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Bar.通信。大晦日に。

 

明日は冬至です。一年で一番、夜の長い日です。

古今東西、いつの世も各地で冬至は、太陽が蘇る日と考えられているようです。

明日より後は、太陽のエネルギーが増していき、再生していくと考えられるのでしょう。

ゆっくりと湯船につかり、心身を洗い流して新年を迎えましょう。

年末年始の営業予定

2023年12月30日土曜日まで通常営業

2023年12月31日大晦日は24時まで営業

2024年1月1日は休業

2024年1月2日火曜日から通常営業 

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 ある雑誌の記事で著名な作家が『地球最後に日には行きつけのバーで飲みたい』と答えたそうです。当店Bar.が開店した当初には、私も『必要としている人の為に地球最後の日にBar.をオープンさせていたい』なんて言っていたことが思い出されます。地震の時には行き場を失って、来店したお客様が何組かいらっしゃったこともありました。

 毎年、大晦日は暇なのですが営業をしています。それでも、26年の間には予期せぬこともありました。大晦日に喧嘩をして家を飛び出てきた人。数十年ぶりの旧友との再会。お客様と新年の街に繰り出したこともありました。

 今年の大晦日は日曜日なので基本的には休日なのですが、

営業しても暇なのを覚悟して18:30~24:00までの時短営業をさせて頂きます。

 

六本木のBar.の木本です。

今年も残すところ38日あまり、皆様、如何お過ごしでしょうか。

年末年始の営業予定

2023年12月30日土曜日まで通常営業

2023年12月31日大晦日は24時まで営業

2024年1月1日は休業

2024年1月2日火曜日から通常営業 

 

☆Bar.が黒電話を使っている訳

1998年7月にBar.は、オープンしました。

Bar.の一つのトレードマークのようにもなっている黒電話。

今では、知る人も覚えている人もいませんが、

Bar.が開店して、約一ヶ月の間だけ、

それまで自宅で使用していたダイヤル式の黒電話を

オブジェ、単なる飾りとして置いていました。

実際に使用する電話は、コードレスフォンを使っていたのです。

「どうせなら飾りじゃなく使えばいいのに」との声がありました。

一人で店を切り盛りしていると、どうしても利便性を重視してしまいます。

今では、殆どの方が携帯電話を持っていますが、コードレスフォンの方が都合がいいです。

1998年の夏、その当時、気づいた事があります。

企業の思惑、利便性、効率性、生産性等々、時代は全て、その方向に向かっていました。

国民一人当たりの生産性を高めなくては、日本は生き残れないという風潮でした。

会社の総務や経理もアウトソーシングされる時代になっています。

街からは、商店街が消え、大型スーパーがあれば事足ります。

そうした社会構造は、これから、もっと進むのでしょうか。

自分が子供の頃、人で溢れかえっていた商店街には人影がありません。

便利だけがイイのではない。

例えば、

おもむろにレコードを拭き、ターンテーブルに乗せ、

まるで儀式のようにゆっくりと針をレコードに落とす。

そして、流れ出す音色。

人のいない静かな夜には、Bar.でレコードも聞けるようにしました。

時代に逆行するかのようなBar.の世界。

想いを巡らせながら廻すダイヤル式の黒電話。

1998年の夏から変わらずBar.では、使っています。

Bar.のブログ・アドレス

[mixi] Bar.の亭主 | Bar.通信。『まぁ、一杯酒でも飲もうじゃないか』

チャージ・サービス料無し。

Bar.東京都港区六本木5の9の14第七ビレッジビル一階奥

18:30~翌2:30日祝休み☎03-3423-7577亭主・木本伸二

http://bar-navi.suntory.co.jp/shop/0334237577/index.html

http://bar-navi.suntory.co.jp/shop/0334237577/drink.html

http://bar-navi.suntory.co.jp/shop/0334237577/food.html

Bar.の記事

 

お奨め動画

以下、ユーチューブのアドレスです。

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