100万人のキャンドルナイト 2012 冬至
皆さまこんにちは、久しぶりに備忘録以外での更新です。
以前よりご紹介しております「100万人のキャンドルナイト」の2012年冬至が近づいてきました、その日は今週21日の金曜日です。基本は夏至に開催ということで、冬至の今回は呼びかけ人主催のイベントは無いようですが、東京タワーや東京スカイツリーも「でんきを消して、スローな夜を。」おこなうみたいですね。詳しくはコチラからどうぞ。
20時からの2時間、電力に頼ったでんきを消していろいろなことを感じてみる、ゆるやかな「くらやみのウェーブ」が全世界に広がっています。心に響いた方はご一緒に「でんきを消して、スローな夜を。」どこにいらしても参加出来ますので、いかがでしょうか?
ちなみにまだ仕事らしい仕事はしていません、スミマセン。年越ししたら動くかもしれませんが・・・、決まりましたらご報告しますね。
ではまた、
くまざわ
以前よりご紹介しております「100万人のキャンドルナイト」の2012年冬至が近づいてきました、その日は今週21日の金曜日です。基本は夏至に開催ということで、冬至の今回は呼びかけ人主催のイベントは無いようですが、東京タワーや東京スカイツリーも「でんきを消して、スローな夜を。」おこなうみたいですね。詳しくはコチラからどうぞ。
20時からの2時間、電力に頼ったでんきを消していろいろなことを感じてみる、ゆるやかな「くらやみのウェーブ」が全世界に広がっています。心に響いた方はご一緒に「でんきを消して、スローな夜を。」どこにいらしても参加出来ますので、いかがでしょうか?
ちなみにまだ仕事らしい仕事はしていません、スミマセン。年越ししたら動くかもしれませんが・・・、決まりましたらご報告しますね。
ではまた、
くまざわ
ワインー11
皆さまこんにちは、今回も備忘録、その11。(5 12 1999)
1) 1995 Ch Vieux Fortin
2) 1995 Ch Lucie
3) 1995 Ch Canon-La-Gaffeliere
4) 1995 Ch Troplong-Mondot
5) 1995 Ch Figeac
6) 1995 Ch Cheval Blanc
今回は全てボルドー右岸のサンテミリオン(Saint-Emilion)村の1995年ものの赤ワイン、なので生産者の特徴がより理解しやすいですね。前半の2つはこの当時に評価をあげつつある生産者のもので、後半4つは評価の定まった有名な生産者のもの。
1)はシュバル ブランとドミニクの間に位置するシャトーヴューフォルタン、完熟したメルローを新樽を使って熟成し構造のあるワインを造り出しています。ジビエ香の良く出た愛らしいワインでした。2)は1901年に植えられた樹を持つガレージワインで、この当時はシャトー”リュシー”と呼ばれていましたが、2001年に醸造コンサルタントにあのドゥルノンクール氏を起用して名前も“ルシア(Lucia)”に替えて再スタートを切った生産者。この時代は発酵とマセラシオンはコンクリートタンクで約4週間、マロラクティク発酵は60%はオークの新樽を使い、その後16ヶ月の熟成に入り清澄・濾過なしでボトリングしています。両方ともにM90%、CF10%。
3)はシャトーカノン-ラ-ガブリエール。所有者はナイペルグ伯爵という方で、有名なラ・モンドットやブルガリアでメルロー種を使ったおいしいワインを造り出しています。今回もメインはメルローで、それを55%とカベルネ・フラン40%にカベルネ・ソーヴィニヨン5%のセパージュ。木製の発酵槽で天然酵母だけを使って4週間かけて発酵させ、その間にピジャージュやルモンタージュを行います。乳酸発酵は樽に移してから起こさせ、バドナージュとミクロビラージュをした後、新樽50%で12~18ヶ月間の熟成し、清澄はするけれども濾過処理はせずにボトリングされます。この時点では新樽のハードトーストのからくるかなり強めの樽香が全面に出ていて、果実味もタップリあるのですがそれを覆い隠していました、が、厚みがあってまろやかでしっかりした酸味もある、熟成させてからまた飲んでみたくなるワインでした。
4)はシャトー トロロン-モンド。サンテミリオン村で一番高いパヴィの丘(コートデュパヴィ)の上(標高100m)にあり、品種構成比率はメルロー80%、カベルネ・フラン10%、カベルネ・ソービニヨン10%。発酵はステンレス製の温度調節付き発酵槽で行い、オーク樽(新樽70%+1年樽30%)でマロラクティック発酵させ、ヴィンテージによって12~24ヶ月間の樽熟成後に、卵白で清澄はするがやはり濾過処理はせずにボトリングされます。この時点ではひどく内向的で乳酸やチーズ、カツオブシの旨味、炙った肉、獣香が強く出ていました。この生産者も80年代半ばにミッシェル・ローラン氏をコンサルタントに雇ってから「品質が飛躍的に向上した」といわれています。
5)のシャトーフィジャックは、ボルドー右岸のシャトーとしてはカベルネ比率の高いワインを造る生産者。所有者は「フィジャックがこのアペラシオン最上のもの」と信じるマノンクール氏で、現在の一級シャトーであるChシュバルブランがその昔は「ヴァン ド フィジャック」として売られていた事がご自慢だそうです。味わいはスパイシーで緑茶やミント、湿った生の樹、羊羹のような甘い香りのするものでした。カベルネ・ソービニヨン35%、カベルネ・フラン35%、メルロー30%のセパージュ。たしかにシャトーの横に小川が流れてはいるんですが・・・。
6)シャトー シュバル ブラン。お隣のポムロール村境に位置し、一級格付けの"A"を名乗れる2つのシャトーのうちの片方(もう一つはChオーゾンヌ)で、元々はシャトーフィジャックの一部でしたが1852年に分離し、独立したシャトーとなりました。土壌は石礫を含んだ粘土質で鉄分も多く含んでいて、もちろんメルローにも向いているのですが、このシャトーのカベルネ・フランは世界最高のものとして有名です。温度調節付きのステンレスタンクとコンクリート槽を使って発酵させ(3~4週間)100%新樽で18ヶ月間の熟成をし、卵白で清澄した後ノンフィルターでボトリング。この時点では乳酸や果実の甘みを強めに感じますが、まろやかでしっとりしていて何も特出した所が無く、まあるい印象で、その大きさというか存在感はいままでに感じた事は無い程のもので、偉大なワインとはどういうものなのか考えるきっかけとなりました。1995年もののセパージュはフラン50%+メルロー50%。
この回も素晴らしい経験をしてしまった、忘れられない一日でした。
では、
くまざわ
1) 1995 Ch Vieux Fortin
2) 1995 Ch Lucie
3) 1995 Ch Canon-La-Gaffeliere
4) 1995 Ch Troplong-Mondot
5) 1995 Ch Figeac
6) 1995 Ch Cheval Blanc
今回は全てボルドー右岸のサンテミリオン(Saint-Emilion)村の1995年ものの赤ワイン、なので生産者の特徴がより理解しやすいですね。前半の2つはこの当時に評価をあげつつある生産者のもので、後半4つは評価の定まった有名な生産者のもの。
1)はシュバル ブランとドミニクの間に位置するシャトーヴューフォルタン、完熟したメルローを新樽を使って熟成し構造のあるワインを造り出しています。ジビエ香の良く出た愛らしいワインでした。2)は1901年に植えられた樹を持つガレージワインで、この当時はシャトー”リュシー”と呼ばれていましたが、2001年に醸造コンサルタントにあのドゥルノンクール氏を起用して名前も“ルシア(Lucia)”に替えて再スタートを切った生産者。この時代は発酵とマセラシオンはコンクリートタンクで約4週間、マロラクティク発酵は60%はオークの新樽を使い、その後16ヶ月の熟成に入り清澄・濾過なしでボトリングしています。両方ともにM90%、CF10%。
3)はシャトーカノン-ラ-ガブリエール。所有者はナイペルグ伯爵という方で、有名なラ・モンドットやブルガリアでメルロー種を使ったおいしいワインを造り出しています。今回もメインはメルローで、それを55%とカベルネ・フラン40%にカベルネ・ソーヴィニヨン5%のセパージュ。木製の発酵槽で天然酵母だけを使って4週間かけて発酵させ、その間にピジャージュやルモンタージュを行います。乳酸発酵は樽に移してから起こさせ、バドナージュとミクロビラージュをした後、新樽50%で12~18ヶ月間の熟成し、清澄はするけれども濾過処理はせずにボトリングされます。この時点では新樽のハードトーストのからくるかなり強めの樽香が全面に出ていて、果実味もタップリあるのですがそれを覆い隠していました、が、厚みがあってまろやかでしっかりした酸味もある、熟成させてからまた飲んでみたくなるワインでした。
4)はシャトー トロロン-モンド。サンテミリオン村で一番高いパヴィの丘(コートデュパヴィ)の上(標高100m)にあり、品種構成比率はメルロー80%、カベルネ・フラン10%、カベルネ・ソービニヨン10%。発酵はステンレス製の温度調節付き発酵槽で行い、オーク樽(新樽70%+1年樽30%)でマロラクティック発酵させ、ヴィンテージによって12~24ヶ月間の樽熟成後に、卵白で清澄はするがやはり濾過処理はせずにボトリングされます。この時点ではひどく内向的で乳酸やチーズ、カツオブシの旨味、炙った肉、獣香が強く出ていました。この生産者も80年代半ばにミッシェル・ローラン氏をコンサルタントに雇ってから「品質が飛躍的に向上した」といわれています。
5)のシャトーフィジャックは、ボルドー右岸のシャトーとしてはカベルネ比率の高いワインを造る生産者。所有者は「フィジャックがこのアペラシオン最上のもの」と信じるマノンクール氏で、現在の一級シャトーであるChシュバルブランがその昔は「ヴァン ド フィジャック」として売られていた事がご自慢だそうです。味わいはスパイシーで緑茶やミント、湿った生の樹、羊羹のような甘い香りのするものでした。カベルネ・ソービニヨン35%、カベルネ・フラン35%、メルロー30%のセパージュ。たしかにシャトーの横に小川が流れてはいるんですが・・・。
6)シャトー シュバル ブラン。お隣のポムロール村境に位置し、一級格付けの"A"を名乗れる2つのシャトーのうちの片方(もう一つはChオーゾンヌ)で、元々はシャトーフィジャックの一部でしたが1852年に分離し、独立したシャトーとなりました。土壌は石礫を含んだ粘土質で鉄分も多く含んでいて、もちろんメルローにも向いているのですが、このシャトーのカベルネ・フランは世界最高のものとして有名です。温度調節付きのステンレスタンクとコンクリート槽を使って発酵させ(3~4週間)100%新樽で18ヶ月間の熟成をし、卵白で清澄した後ノンフィルターでボトリング。この時点では乳酸や果実の甘みを強めに感じますが、まろやかでしっとりしていて何も特出した所が無く、まあるい印象で、その大きさというか存在感はいままでに感じた事は無い程のもので、偉大なワインとはどういうものなのか考えるきっかけとなりました。1995年もののセパージュはフラン50%+メルロー50%。
この回も素晴らしい経験をしてしまった、忘れられない一日でした。
では、
くまざわ
ワインー10
皆さまこんにちは、備忘録その10。(14 11 1999)
1) 1996 Ch Montus
2) 1995 〃
3) 1996 〃 Cuvee Prestige
4) 1996 Ch Lynch-Bages
5) 1995 〃
6) 1995 Ch Mouton-Rothschild
今回も6種全て赤ワイン。前半3つは並のボルドーではかなわない内容を持った南西地方のワイン、後半はボルドーの有名シャトーのテースティング。
1)~3)はフランス・南西地方(Sud-Ouest)のマディラン(Madiran)産のタナ(Tannat)という品種のブドウから作られる「シャトーモンテュス」という素晴らしい生産者のワインで、ヴィンテージとキュベ違いのテースティング。1)2)はタナ80%にカベルネ・フラン15%とカベルネ・ソーヴィニヨン5%のブレンドで、全て手摘みで収穫されたブドウを100%除梗し発酵に4週間かけ、新樽50%+1年樽50%で熟成。3)は特別キュベでタナ100%で同じく完全に除梗し、発酵は36℃で5週間かけて行われ、新樽100%にて14ヶ月の熟成後、澱引き&フィルター濾過なしで瓶詰めされています。味わいは豊かで溢れんばかりの果実味とアロマを持ち、甘味と酸味のバランスの取れた、肉厚で力強いボディーを持っています。
4)5)はボルドー・ポーイヤック村のメドック5級格付け、シャトーランシュ-バージュのビンテージ違い。5級に格付けされていますが、カベルネ・ソーヴィニヨン比率の高いスミレと黒スグリの香りの溶け合ったワインで、どんな年でも安定した品質のワインを造リ出し、非常に人気があって内容的にも価格的にも2級格付けシャトーに匹敵する実力を持ったシャトーです。4)はCS70%、M20%、CF10%。5)は例年通りCS73%、M15%、CF10%、PV2%。
6)上記と同じくポーイヤック村にある、1855年制定の格付けでは2級だったがその後1973年に1級に昇格したシャトームートン-ロートシルト。メドック地区の中でも一番高い所にあり(標高30m)砂岩の上に砂利という大変水はけの良い土壌から「20~30年は熟成させないとムートンとは呼べない」といわれる深遠なワインを造り出しています。画家に依頼したモダンなデザインのラベルが有名で、1924年に初めて採用され’36年に一度中止になるも、第二次大戦の勝利を祝った1945年より復活しています。やはりカベルネ・ソービニヨン比率の高い、色が濃く、力強い、熟したカシスの風味を持ったワインを造り出してくれます。CS80%、CF10%、M8%、PV2%。
羊(ムートン)弁当(ランチバック、イギリスでのランシュバージュの軽呼)のテースティング!ポーイヤック村の特徴を理解できる良い経験でした。前回はラトゥールでしたしね。
ではまた、
くまざわ
1) 1996 Ch Montus
2) 1995 〃
3) 1996 〃 Cuvee Prestige
4) 1996 Ch Lynch-Bages
5) 1995 〃
6) 1995 Ch Mouton-Rothschild
今回も6種全て赤ワイン。前半3つは並のボルドーではかなわない内容を持った南西地方のワイン、後半はボルドーの有名シャトーのテースティング。
1)~3)はフランス・南西地方(Sud-Ouest)のマディラン(Madiran)産のタナ(Tannat)という品種のブドウから作られる「シャトーモンテュス」という素晴らしい生産者のワインで、ヴィンテージとキュベ違いのテースティング。1)2)はタナ80%にカベルネ・フラン15%とカベルネ・ソーヴィニヨン5%のブレンドで、全て手摘みで収穫されたブドウを100%除梗し発酵に4週間かけ、新樽50%+1年樽50%で熟成。3)は特別キュベでタナ100%で同じく完全に除梗し、発酵は36℃で5週間かけて行われ、新樽100%にて14ヶ月の熟成後、澱引き&フィルター濾過なしで瓶詰めされています。味わいは豊かで溢れんばかりの果実味とアロマを持ち、甘味と酸味のバランスの取れた、肉厚で力強いボディーを持っています。
4)5)はボルドー・ポーイヤック村のメドック5級格付け、シャトーランシュ-バージュのビンテージ違い。5級に格付けされていますが、カベルネ・ソーヴィニヨン比率の高いスミレと黒スグリの香りの溶け合ったワインで、どんな年でも安定した品質のワインを造リ出し、非常に人気があって内容的にも価格的にも2級格付けシャトーに匹敵する実力を持ったシャトーです。4)はCS70%、M20%、CF10%。5)は例年通りCS73%、M15%、CF10%、PV2%。
6)上記と同じくポーイヤック村にある、1855年制定の格付けでは2級だったがその後1973年に1級に昇格したシャトームートン-ロートシルト。メドック地区の中でも一番高い所にあり(標高30m)砂岩の上に砂利という大変水はけの良い土壌から「20~30年は熟成させないとムートンとは呼べない」といわれる深遠なワインを造り出しています。画家に依頼したモダンなデザインのラベルが有名で、1924年に初めて採用され’36年に一度中止になるも、第二次大戦の勝利を祝った1945年より復活しています。やはりカベルネ・ソービニヨン比率の高い、色が濃く、力強い、熟したカシスの風味を持ったワインを造り出してくれます。CS80%、CF10%、M8%、PV2%。
羊(ムートン)弁当(ランチバック、イギリスでのランシュバージュの軽呼)のテースティング!ポーイヤック村の特徴を理解できる良い経験でした。前回はラトゥールでしたしね。
ではまた、
くまざわ