西麻布 Bar RAKE 元店主 くまざわの Blog -14ページ目

ワイン−15

皆さまこんにちは、備忘録-15。(9 4 2000)

1) 1996  Chateauneuf du Pape Cuvee Reserve  DM Pegau
               Grenache 80%  Syrah 17%  Mourvedre & others 3%

2) 1996  Alenza  DO Ribera del Duero Bodegas Condado de Haza
               Tempranillo 100%

3) 1996  Nuits-Saint-Georges Les Cailles  DM R Chevillon
    Pinot Noir 100%

4) 1996  Merlot  Napa Valley  AVA Oakville  Pahlmeyer
    Merlot 100%

5) 1996  Le Pergole Torte  VdT Toscana  Az.Agr Montevertine
    Sangiovese 100%

6) 1996  Ch Pichon Longueville Comtesse de Lalande
    Cabernet Sauvignon 75% Merlot 5% Cabernet France 12%
    Petit Verdot 8%

今回は1996年の品種別赤ワインテースティング、産地と品種の理解を深められました。1)3)6)フランス、2)スペイン、4)アメリカ、5)イタリア。

ではまた、

くまざわ






ワイン−14

皆さまこんにちは、ご無沙汰しています。

今回からテースティングしたワイン名と主題だけ書くようにしますね。もしコメントが気になるワインがあったらリクエストして下さい。

では備忘録-14。(12 3 2000)

1) 1997  Bonnes-Mares  DM Robert Groffier
    Pinot Noir 100%

2) 1997  Haut-Carles  Ch de Carles  AOC Fronsac
    Merlot 100%

3) 1997  Cote-Rotie Le Cret  Cuvee Unique  Pierre Gaillard
    Syrah 100%

4) 1996  Chateau Haut-Brion  AOC Pessac-Leognan
    Merlot 50% Cabernet Sauvignon 39% Cabernet Franc 11%

5) 1995  Chateau Haut-Brion  AOC Pessac-Leognan
    Cabernet Sauvignon 45% Merlot 37% Cabernet Franc 18%

6)  1994  Chateau Haut-Brion  AOC Pessac-Leognan
    Cabernet Sauvignon 45% Merlot 37% Cabernet Franc 18%

前半3つは1997年の成功者たちのワインを品種別でテースティング、後ろ3つは3年連続優良年と評価されるオーブリオンを垂直テースティングしました。Chオーブリオン、うまいですよね~!

ではまた、

くまざわ






ワインー13

皆様こんにちは。備忘録-13。(13 2 2000)

1) 1995 Chianti Rufina Riserva 
2) 1995   〃   Vigneto Bucherchiale Riserva 
3) 1995   〃   Fornace Riserva
4) 1995 Pomino 
Fattoria Selvapiana  

5) 1996 Chateau Leoville-Las cases
6) 1995    〃

今回はイタリア・トスカーナ州の貴族”セルヴァピアーナ”のワインを4種類と、ボルドー・サンジュリアン村の2級シャトー”レオヴィル ラス カーズ”をヴィンテージ違いで2種テースティングします。

1)~4)はキアンティの中心部から北東にあるサブゾーン”キアンティ・ルフィーナ地区”の生産者「セルヴァピアーナ」のワインで、熟成期間の長い、伝統的な造りの”リゼルヴァ”をテースティング。
現所有者は「フランチェスコ ジェンティーニ博士」とその子息「フェデリコ マッセーティ氏」で、27haの土地から“キャンティルフィーナ”を1万ケースほど造り出しています。1)は“リセルヴァ”で植物的でスパイス感のある香り、小粒の赤~黒い果実にリンゴの皮、インキーなタンニンに酸の旨味の相乗するワイン。サンジョベーゼ100%。2)は単一畑”ビュチェルキアーレ”のリゼルヴァで、厚みのある甘い香りでプラムやイチジクなど多肉で紫~黒のフルーツの香りに燻した香り(鰹節系)もあり、味わいは紫フルーツ(甘いブルーベリーやプラム)が中心にあり、しっかりした酸味がエキスと相乗して旨味を強く感じます。多量でこなれたタンニンが口中を干上がらせ、余韻は甘いフルーツやバニラのフレーバーが長く残ります。サンジョベーゼ100%。3)は“フォルナーチェ”(ビュルチュルキアーレと違う畑のサンジョベーゼ92%とカベルネソービィニョン8%のブレンド)のリゼルヴァで、この時点ではまだ還元香が強く開くまで時間がかかりましたが、プラムやブラックチェリーに炙った肉の香り、シルクのような舌触りで大変まろやかで、甘味と酸味のバランスが良く、その果実味が多量だが細かいタンニンと相乗し旨味となり、口中にゆっくりしみ込みます。4)の”ポミーノ”はキアンティ・ルフィーナのさらに小地域であるポミーノ村だけに与えられた、イタリアで最も小さいDOCの中の一つからのワインで、18ヶ月間かけて醸造されたサンジョベーゼ60%にカベルネソーヴィニョンとメルローを各20%使っています。瑞々しいチェリーやオレンジに多めの木樽からのタンニン(まだ果実味と相乗していない)と乳酸やバニラの香りをもち、ややアルコールの立った味わいのワインでした。

5)と6)はスーパーセカンドと呼ばれる2級格付けシャトーのうちの一つ”Ch レオヴィル・ラス-カーズ”の’96と’95。取引価格が1級シャトーに引けを取らない高い品質のワインを造り出す生産者で、完璧主義者の「ミッシェル・ドロン氏」がその情熱を捧げています。発酵は24~28℃に保たれた木製、ステンレススティール製、琺瑯引きのセメント製のそれぞれの発酵槽でおよそ2~3週間にわたっておこなわれ、新樽比率50~80%にて18ヶ月間熟成させます。また、ここの特長はその高い”格下げ比率”で、’86のような豊作なヴィンテージで収穫の50%以上、’90では67%を。さらに素晴らしい収穫となった’96でも60%、’95に至っては65%も格下げし「完璧なワインを造り出した」と評価されています。味わいは5)大変厚みがありトロッとしていて、オレンジやプルーンの風味に相乗する
高めのアルコール感と多量なタンニンをしっかりした酸がバックボーンとなって支えています。「丁寧、キレイ、上品、滑らか」な印象でした。6)はよりスパイス感が強くミネラリーで、5)より酸が多くタンニンも厳しい物で、この時点ではまだ飲まれる事を拒否しているような印象でした、が、その大きさは否応無く感じさせられました。評論家の間では5)の方が遥かに高評価ですが、個人的には6)のこの「しかつめらしい」感じが気になりますね~。熟成させたものをまた味わってみたいと思わせる1本でした。

ではまた、


くまざわ