ワインー12
皆さまこんにちは、久しぶりに備忘録-12。(16 1 2000)
1) 1996 Nuits-Saint-Georges Les Chaignots DM Chopin-Groffier
2) 1996 Nuits-Saint-Georges Les Vaucrains DM Robert Chevillon
3) 1996 Nuits-Saint-Georges Les Vaucrains DM Bertrand Ambroise
4) 1995 Cote-Rotie La Mouline E Guigal
5) 1995 Core-Rotie La Turque E Guigal
6) 1995 Cote-Rotie La Landonne E Guigal
前半はブルゴーニュのニュイ-サン-ジョルジュ村の一級畑のワインを生産者違いで3種類、後半は一年ぶりにギガルのコートロティをテースティングします。
1)はニュイサンジョルジュ村一級畑の“シェニョ”(市街地を挟んでヴォーヌロマネ側の丘にある畑)で、生産者はドメーヌ ショパン-グロフィエ。当主のダニエル ショパン氏は「アロマティックで熟したタンニンを持ち、たいへん表情のあるピノノワール」を目指しているそうです。フランボワーズの香りが立ち、熟成感であるモカフレーバーを併せ持つ、甘味と酸味とタンニンのバランスの取れたワインでした。このヴィンテージがダニエル氏の単独での最終年のもので、翌年から義理の息子であるユベール ショーヴネ氏とともに手がける様になりました。
2)と3)は“ヴォークラン”という上記とは反対の市街地の南側に位置する1級畑。2)はドメーヌロベールシュバイヨンのもので、濃密で野性的なアロマと果実味を持つ、しっかりとした熟成向きの構造を備えたワイン造りをモットーとしています。メンソール感とフランボワーズや開いてくるとレーズンやプラムなどの甘い香りに、少し高めのアルコールを感じさせる、この時点ではまだ固い印象のワインでした。
3)はドメーヌ ベルトラン アンブロワーズという1983年創立の比較的新しい生産者ですが、一族は18世紀の終わり頃からブドウ栽培をしていたそうで、当主のベルトラン氏は前出のダニエル ショパン氏にワイン醸造の薫陶を受けたといいます。その仕込み方はコールドマセラシオン(低温浸漬)とピジャージュ(櫂入れ)をし、’94まではセニエ(果汁の一部を抜きとり全液量に対する果皮等の比率を上げる伝統的なワイン濃縮法)をしていましたが、’95年より畑でのヴァンダンジュ ヴェルト(緑の房落とし)や選果台の導入などで未熟なブドウを取り除き、自然のバランスを保ったままワインを濃縮させる様になりました。そうして造られたワインは、濃密で熟した果実味と、大柄で噛めるような味わいを持つ、タンニンのしっかりしたものでした。
ちなみにブルゴーニュ・コートドールの1級畑の赤ワインなので全てピノノワール100%です。
続いて4)ムーリンヌ5)テュルク6)ランドンヌのギガルのコート・ロティ3兄弟。この備忘録の初回に登場し頭を1発ガーンとやられた、あのワインの’95年物をテースティング。基本は北部ローヌの代表品種である“シラー”で、そこに白ブドウの“ヴィオニエ”を何%ブレンドするか、と、Cote Blonde(ブロンドの丘)産とCote Brune(ブリュンヌの丘)産かで味わいが異なります。4)がコートブロンド産で一番ヴィオニエ率(11%)が高く5)6)がコートブリュンヌ産で5)はヴィオニエ7%が入り6)は全く使いません(シラー100%)。ブロンドの丘の方は花崗岩と砂と石灰岩質で構成されていて、その名前通りの(比較的)優しいフェミニンな印象で、ブリュンヌの丘は粘土と鉄分が多く含まれ褐色をしていて、出来上がるワインもしっかりしていてマッシブな物になります。
味わいは4)完熟トマト、プラム、トフィー、黒砂糖、乳酸、なめし革、家畜小屋、土などなど、やはり圧倒的なボリュームで、多量でしっとりしたタンニンとアルコールに樽のロースト感、だが果実味も莫大で、赤~黒系果実の熟した酸の旨味がメインにある素晴らしいワイン。5)は4)より肉厚な香りでフランボワーズやプラムのリキュールっぽさがあり、いろんな物が一杯詰まっているがバランスが良く、強く甘みを感じ、やはり酸味もタンニンも多量にあるが、プラム、オレンジ、トロトロになった柿、桃、など複雑なフルーツ味と乳酸のクリーミィさが全体をまとめています。6)は5)と似ていますがより黒糖っぽさが強く、同じプラムでも干したプラム(プルーン)の様な甘みをより強く感じ、茎や葉(茶葉やタバコ)の香りとしっとりしたタンニンを備えた、「純粋な」印象のワインでした。この’95年の5)は最高の出来だった’85年の再来といわれ4)と6)も’91以降最高の物と評価されています。
前半はニュイサンジョルジュ村の人気御三家による一級畑の比較ということで大変勉強になりました。後半も、さすがに2回目でしたし、ほかの素晴らしいワインをいくつもテースティングして来たせいか初回よりはしっかりテースティングできました。
ではまた、
くまざわ
1) 1996 Nuits-Saint-Georges Les Chaignots DM Chopin-Groffier
2) 1996 Nuits-Saint-Georges Les Vaucrains DM Robert Chevillon
3) 1996 Nuits-Saint-Georges Les Vaucrains DM Bertrand Ambroise
4) 1995 Cote-Rotie La Mouline E Guigal
5) 1995 Core-Rotie La Turque E Guigal
6) 1995 Cote-Rotie La Landonne E Guigal
前半はブルゴーニュのニュイ-サン-ジョルジュ村の一級畑のワインを生産者違いで3種類、後半は一年ぶりにギガルのコートロティをテースティングします。
1)はニュイサンジョルジュ村一級畑の“シェニョ”(市街地を挟んでヴォーヌロマネ側の丘にある畑)で、生産者はドメーヌ ショパン-グロフィエ。当主のダニエル ショパン氏は「アロマティックで熟したタンニンを持ち、たいへん表情のあるピノノワール」を目指しているそうです。フランボワーズの香りが立ち、熟成感であるモカフレーバーを併せ持つ、甘味と酸味とタンニンのバランスの取れたワインでした。このヴィンテージがダニエル氏の単独での最終年のもので、翌年から義理の息子であるユベール ショーヴネ氏とともに手がける様になりました。
2)と3)は“ヴォークラン”という上記とは反対の市街地の南側に位置する1級畑。2)はドメーヌロベールシュバイヨンのもので、濃密で野性的なアロマと果実味を持つ、しっかりとした熟成向きの構造を備えたワイン造りをモットーとしています。メンソール感とフランボワーズや開いてくるとレーズンやプラムなどの甘い香りに、少し高めのアルコールを感じさせる、この時点ではまだ固い印象のワインでした。
3)はドメーヌ ベルトラン アンブロワーズという1983年創立の比較的新しい生産者ですが、一族は18世紀の終わり頃からブドウ栽培をしていたそうで、当主のベルトラン氏は前出のダニエル ショパン氏にワイン醸造の薫陶を受けたといいます。その仕込み方はコールドマセラシオン(低温浸漬)とピジャージュ(櫂入れ)をし、’94まではセニエ(果汁の一部を抜きとり全液量に対する果皮等の比率を上げる伝統的なワイン濃縮法)をしていましたが、’95年より畑でのヴァンダンジュ ヴェルト(緑の房落とし)や選果台の導入などで未熟なブドウを取り除き、自然のバランスを保ったままワインを濃縮させる様になりました。そうして造られたワインは、濃密で熟した果実味と、大柄で噛めるような味わいを持つ、タンニンのしっかりしたものでした。
ちなみにブルゴーニュ・コートドールの1級畑の赤ワインなので全てピノノワール100%です。
続いて4)ムーリンヌ5)テュルク6)ランドンヌのギガルのコート・ロティ3兄弟。この備忘録の初回に登場し頭を1発ガーンとやられた、あのワインの’95年物をテースティング。基本は北部ローヌの代表品種である“シラー”で、そこに白ブドウの“ヴィオニエ”を何%ブレンドするか、と、Cote Blonde(ブロンドの丘)産とCote Brune(ブリュンヌの丘)産かで味わいが異なります。4)がコートブロンド産で一番ヴィオニエ率(11%)が高く5)6)がコートブリュンヌ産で5)はヴィオニエ7%が入り6)は全く使いません(シラー100%)。ブロンドの丘の方は花崗岩と砂と石灰岩質で構成されていて、その名前通りの(比較的)優しいフェミニンな印象で、ブリュンヌの丘は粘土と鉄分が多く含まれ褐色をしていて、出来上がるワインもしっかりしていてマッシブな物になります。
味わいは4)完熟トマト、プラム、トフィー、黒砂糖、乳酸、なめし革、家畜小屋、土などなど、やはり圧倒的なボリュームで、多量でしっとりしたタンニンとアルコールに樽のロースト感、だが果実味も莫大で、赤~黒系果実の熟した酸の旨味がメインにある素晴らしいワイン。5)は4)より肉厚な香りでフランボワーズやプラムのリキュールっぽさがあり、いろんな物が一杯詰まっているがバランスが良く、強く甘みを感じ、やはり酸味もタンニンも多量にあるが、プラム、オレンジ、トロトロになった柿、桃、など複雑なフルーツ味と乳酸のクリーミィさが全体をまとめています。6)は5)と似ていますがより黒糖っぽさが強く、同じプラムでも干したプラム(プルーン)の様な甘みをより強く感じ、茎や葉(茶葉やタバコ)の香りとしっとりしたタンニンを備えた、「純粋な」印象のワインでした。この’95年の5)は最高の出来だった’85年の再来といわれ4)と6)も’91以降最高の物と評価されています。
前半はニュイサンジョルジュ村の人気御三家による一級畑の比較ということで大変勉強になりました。後半も、さすがに2回目でしたし、ほかの素晴らしいワインをいくつもテースティングして来たせいか初回よりはしっかりテースティングできました。
ではまた、
くまざわ
迎春
新年あけましておめでとうございます、今年もよろしくお願い致します。
皆様にとって、今朝の晴れ渡ったご来光のように、清々しく、明るく先を見通す事のできる一年となりますようお祈り申し上げます。
Happy Happy New Year !!!!!!!
くまざわ
皆様にとって、今朝の晴れ渡ったご来光のように、清々しく、明るく先を見通す事のできる一年となりますようお祈り申し上げます。
Happy Happy New Year !!!!!!!
くまざわ
よいお年を
皆さまこんにちは。毎日寒いですね、お元気でしょうか?
今日は大晦日、2012年もあと数時間でおしまい、あなたにとってどのような一年でしたか?
私としては、仕事場である店を閉めるという初めての経験をし、私事でも価値観が変わる程の今までにない局面に出くわすという、かなり大きな転換点となる一年でした。
また後厄という事もあって、身の振り方などの大きな決め事はせず、静かに過ごす様にしていました。なのでまだ仕事をしていません、お待ち頂いている方、スイマセン。決まりましたら改めてご案内さし上げますので、いま暫くお待ち頂けますか?よろしくお願いします。
それでは、今年も一年お世話になりました!よいお年をお迎えください。
くまざわ
今日は大晦日、2012年もあと数時間でおしまい、あなたにとってどのような一年でしたか?
私としては、仕事場である店を閉めるという初めての経験をし、私事でも価値観が変わる程の今までにない局面に出くわすという、かなり大きな転換点となる一年でした。
また後厄という事もあって、身の振り方などの大きな決め事はせず、静かに過ごす様にしていました。なのでまだ仕事をしていません、お待ち頂いている方、スイマセン。決まりましたら改めてご案内さし上げますので、いま暫くお待ち頂けますか?よろしくお願いします。
それでは、今年も一年お世話になりました!よいお年をお迎えください。
くまざわ