また大学院ネタです。

 

 

人生でたった2年の間だし、体験をできる限り書いておきたいと思います。

 

 

先月ボストンに行って、ハーバード大学を見学してきました。









実際その歴史ある校舎に感動しましたが、規模が小さく思いました。





大学校舎内。


 

ボストンに日本の大学時代の友人がいて、彼女が案内してくれたのですが、

「大きい大学でしょ!」

と友人は言っていましたが、私が通うフロリダの田舎の公立大学は、車で教室から教室に移動するくらいだだっ広いので、それに見慣れてしまったのかなアセアセ



 

 



 


ハーバード大学は交通の便が良く、自転車の人もたくさんいて、車がなくても通えると思います。








ボストンは水に囲まれた素敵な街で、きっとボストンに大学・大学院留学したら学生多いし(50以上大学があるそうです!)、ヨーロッパな雰囲気だし、リベラルな人が多くてとても楽しいだろうなぁと思います。

 



 

実際私の友人も、大学3年の時にボストンの大学に編入し、そのままこの地にずっと住んでこの街を愛しています。

 

 

私の通うフロリダの大学は、公共交通がない。

学校が出しているバスが最寄り駅に一日に何回か出ていますが、バスは一日に数本、電車も一時間に一本というくらいなので、みんな車です。

 

そんな大学だからか、コロナ禍が後押しし、オンライン施設が整い、オンライン授業がたくさんあります。

私の受けている大学院のコースは、基本オンライン。月に一回だけIn-Personで授業。

 

でも、教授は大学に行って毎回講義を録画しているので、毎週クラスに行ってもいいのです。

 

 

私は車で30分強なので、今回出席した。

 

 

 

 

 

 

でも、この日は私ともう一人だけ来ていて、このだだっ広い教室の中に教授含め3人だけ。。。

あとはオンライン。

30人ほどいる大きなクラスなのに、みんな出てきません。



施設はハーバードより最新で立派だと思いますが、無人笑い泣き笑い泣きそれでもエアコンがガンガン効いていてもったいない〜。



出席は強制ではないし、遠方の人もいるから理解できますが、ただ、この日来ていたもう一人の生徒は、カナダ、モントリオールに住んでいるとのこと!

 

 

仕事や学校関係でいろいろあったからこの2週間フロリダに来ていて、授業に出たそうです。

 

 

出席者私だけでかわいそうだったな。。。

せっかく来たからと記念に教授と写真撮影を撮っていた笑

 

 




成人したお子さんもいて、CPA免許も持っているけれど、フロリダでのビジネスを拡大したくて授業を受けているとのこと。


いろんな事情の学生がいるなあ👨‍🎓

 

 

 

 

その後カフェテリアで一緒にランチをとりました。

普段はカナダから授業を受けているので、

 


キラキラこんなに素敵なカフェテリアがあるんだね。

若い子達を見るとパワーが出るね!

君がいないと広いし分からなくて来れなかったよ、

すごく満喫している!ありがとう!

 

と喜んでいた。

 

 

うん、気持ちわかります。

何歳になっても、学生気分って何とも言えない情緒があります。

 

 

月に一回のIn-Personクラスでは、昼食やイベントが用意されます。

 

 

 

 

 

 

この昼食が、結構おいしいレストランのケータリングを用意してくれるので、私は月一とても楽しみなのですが、



それでも生徒は来ない。。

自称ベジタリアン、アレルギー持ちが多いアメリカ人達は食べない人も多い。


この日もクラスは私ともう一人だけでした。

 

 

 

 

 

なんでも食べられる欲張りおくちゃんにはサイコーーラブ


このお肉、牛のお尻の部位だそうで、柔らかくて無茶苦茶おいしいちゅーちゅー


ワイン持ってこーい!!




けれど、次の授業とのお昼休みが15分しかなくて、毎回慌てて食べてますニヤニヤ





食べきれないから次の授業にこのお皿持って入って行っても教授は何も言わないところがアメリカだなぁと思います。

 (大学の時は飲食禁止でした。)

 

 

 

 

 

 

 

結局ほぼスタッフのお持ち帰りとなるので、私も次回はタッパーウエア持っていこう。

 

 

 

 
 

この日は、就職活動などに使う証明写真を無料でとってくれるイベントをしていたので、おくちゃんも撮ってもらいました。
 

 
大学にもう一度行こうと決めたとき、40歳超えていたし、「いまさら」の文字が何回もよぎりました。

でも、今は本当にあの時始めてよかったと思う。
そして今迷っている方がいたら、絶対行くべきだと思います。
良い自己投資だと今は胸を張ってお勧めします。
 

学べる環境があるということは、とても幸せなことです。

 
勉強は意欲さえあればどこでもできる!と簡単にいう人もいますが、お金がないとできないことです。
 私は、40代でやっと、大学院に行こうと決められる余裕ができました。
人生を振り返ると、「いまさら」ではなく、40代の今だからできたことです。


香港にいた時、有名大学の目の前に住んでいたので何回か考えたのですが、やっぱりお金が心配で諦めました。


贅沢を言えば、今、学生だけやりたい。
 

大学院では、授業とは別に、たくさんのリクルート、インターンシップイベントや、企業、専門家を招いての特別講義が行われます。
 

私はフルタイムで働いているし、ほとんど出席できません。週末の授業だけで精一杯です。
仕事を辞めると、大学院の授業料が払えません。

 
友人がボストンに留学した時、母親に私も行きたいといったことを覚えています。
 
 
母は、「悪いけど、うちにそんなお金も知識もない。」
と私に謝りました。
 
 
友人と学生時代、家のお金事情を話したことはないですが、今回ボストンに行って深く彼女と話をしていて、実は親が不動産経営をしている裕福な家庭であることを知りました。
 
 
私の両親は高卒で、女子は学問は必要ないと言われ育ちました。(特に父親)。
母は家庭の事情で働かなくてはならず、小学生の頃から働いており、中学、高校さえまともに行けなかった。

そんな二人が、出来る限りのことを沢山与えてくれたので、とても感謝しています。


ただ、若い時にこの体験を与えてもらえる環境の人がうらやましいな、と思い、今現役で留学されている人たちは、きっと余程の秀才でない限り、親の経済力に頼られている方が多いと思います。

時間を大切にして勉強に励んで欲しいなと、余計なお世話ですが、勉強に集中出来る環境はとても貴重なのだと、人生半分過ぎて思うのです。
 
私も、とても恵まれた環境を与えてもらえて、ラッキーです。
親と、旦那ちゃんと、仕事があるおかげ。


卒業まで楽しんで、がんばるよ。