田島征三『た』原画+新作ドローイング展

たがやす、たねまく、たくましくそだつ、たすけあう、たたえあう、たのしむ！古来より稲作を中心とした農耕によって命をつないできたその営み・精神と「た」から始まる豊かなことばたちを力強く描いて人気の絵本「た」(佼成出版社)の原画と、新作ドローイングを展示します。

田島征三『た』原画+新作ドローイング展

8 月 31 日（木）～9 月 10 日（日）
11～19 時(最終日 17 時終了)

田島征三『た』原画+新作ドローイング展
国立：ギャラリービブリオ
国立市中１-10-38 電話 042-511-4368

水曜定休 ※入場無料

田島征三作絵　絵本「た」

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定価1,430円（税込）

佼成出版社刊

たがやす、たねまく、たくましくそだつ。たすけあう、たたえあう、そしてたのしむ！　古来より稲作を中心とした農耕によって命をつないできた日本人。連綿と続く営みとその精神を、命の芸術家・田島征三が力強く描く。「た」というキーワードから広がる、日本語の豊かなニュアンスを堪能できる絵本です。

その原画全点を展示します。

そして新作のドローイングの展示をします。

ホントは間抜けな独裁者

５匹の猫たちが誰が一番エライ

か決めている

進むべき方向を決めるのは難

しい

上を見るとクラクラするヒトの

踊り

元気いっぱい泣いてみたいヨ

ー！！

人生下り坂が、楽しいゾ！

田島征三=1940年大阪府生まれ、高知県で幼少年期を過ごす。多摩美術大学卒業。『ちからたろう』(ポプラ社)でブラティスラヴァ世界絵本原画展〈金のリンゴ賞〉を受賞し、以降『ふきまんぶく』(福音館書店)、『とべバッタ』『オオカミのおうさま』(共に偕成社)などで多数の絵本賞を受賞。2009年、新潟県十日町の廃校を丸ごと空間絵本にした「鉢&田島征三絵本と木の実の美術館」開設。2019年、ハンセン病回復者の国立療養施設がある瀬戸内海の大島で「Nさんの人生絵巻」を制作。(「た」奥付より)

国立うちわ市にも毎年ご参加いただいている田島征三さんは日本を代表するベテラン絵本作家です。80代と思えない力強い筆致と大胆な構図で人気が高いかたです。1960年代から70年代にかけて国立市にお住まいでした。国立から日の出町を経て現在、静岡県伊東市在住

〈イベント〉

田島征三ギャラリートーク＆サイン会　～『た』の話、国立の話～

　　(事前予約制)

9月8日(金)　15時30分開演　
(14時40分に閉場し、15時より予約者様のみ入場可)

1,000円　15名様限定(要予約)

　(16時30分再開場)
16時30分サイン会 (予約不要・入場無料)