「石州流盆石」の展示を二年半ぶりに開催できることとなった。3回目。

 

 

 

「盆石(ぼんせき)」とは黒漆塗りのお盆に、自然石や砂を用いて風景を表現する伝統芸術。

 


 
石州流盆石の集い 第三回展
 

期日は10月18日(金)〜21日(月) 

 

開廊時間は、

 

10月18日(金) 午後2時〜午後6時

 

10月19日(土) 午前11時〜午後6時

 

10月20日(日) 午前11時〜午後6時

 

10月21日(月) 午前11時〜午後5時

 

八世家元・淺井濤子先生とそのご一門の直弟子による作品展示とその場で作品制作を披露する「席打ち」を実施する予定。

 

 

写真で見ただけでも「漆のお盆に匙(さじ)や篩(ふるい)や鳥の羽で砂や小石で撒いただけでこんな細かい造形ができること」に驚かれると思う。

これが会場にて実際にご覧いただくと、より驚いていただけるはず。

 

 
 

千年の歴史を持つ「盆石」の中で江戸初期に源を発し古来の伝統、技法を現代に伝える「石州流盆石」の深遠な世界。

 

 


 

それを八世家元・淺井濤子先生中心にご一門の皆さんででビブリオに作品展示をしていただく。

 

 


 

その作品は作ったその場から運ぶことはできない。そして保存することはできない。鑑賞した後はまた鳥の羽根で掃いてもとの漆のお盆と砂に戻るのみ。

 

 

この変則的な会期日程もそのため。初日、会場で作品制作をするので開場は午後にならざるを得ない。これ以上の長い日程では作品が崩れてしまう危険があるので短期の日程となる。そして10月という開催時期も偶然ではない。空調を使わないでいい季節しか開催できない。空調の風でも作品は崩れかねない。

 

 

 

運べない、保存できない「一瞬の芸術」をお楽しみください。

 

 

 

遠く江戸初期に源を発する「石州流盆石」の本拠地は現在、国立市にある。

 

現・八世家元浅井濤子先生は国立在住。世襲制ではなく代々高弟が家元を継承するため家元の居住地が本拠地になるのだ。

 


 

だから国立の文化財的存在と言っても過言ではない、と僕は思っている。

 

 

もちろん多くの方に見ていただきたいが、特に国立の人にはぜひご高覧いただきたいと強く思う。

 

(※印の写真は提供:国立ハッピースポット)

 
 

細かい内容など多少流動的ではあるのだけど、随時ここでお知らせする予定。

 

 

・・・開催中・・・・

 

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・・・・もうすぐ開催・・・・

 

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10月12日(土)、10月13日(日)

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11月11日(月)

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11月30日(土)、12月1日(日)←ともに完売、

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