今や国立の秋の風物詩。今年も銭湯絵師・丸山清人さんの個展を開催します。
日本の庶民の生活とともに歩んできた銭湯(公衆浴場)。
自宅のお風呂がほぼ普及した現在でも銭湯を愛する人は数多くいます。特に近年では若者、女性、外国人にもそのファン層が広がっています。
その人気の理由は、隣り合わせた人とのふれあい、広い湯船で手足を伸ばせるリラックス効果、それとともに愛されているのが銭湯独特の意匠。とりわけ雄大な背景壁画。大きな壁面にペンキでダイナミックに描かれた富士のお山は、銭湯に欠かせないものとなっています。
そんな銭湯絵(公衆浴場背景画)を描いているのは専門の「銭湯絵師」と呼ばれる職人さんたち。
銭湯が漸減している現在、国内に専門の銭湯絵師は3人しか残っていません。
その最年長の丸山清人さんとのご縁をいただき、国立ゆかりのアーティストの一人として「国立うちわ市」にご参加いただき、2015年より師自身初となる本格的個展を企画させていただいています。
丸山清人略歴=1935年(昭和10年)9月1日生まれ 東京都杉並区出身。18歳で銭湯の広告を扱う背景広告社に入社、45歳で独立。82歳となる現在も現役最年長の銭湯絵師として活躍中。
そして今年も開催します。
「銭湯絵師 丸山清人個展2019」
9/19(木)〜10/1(火)。水曜(9/25)はお休み。
開廊時間は11時〜19時。
国立駅から徒歩3分のギャラリービブリオにて。
展示作品はB4程度の小品から畳大まで30余点。A3中心。
樹脂とアルミを蒸着させた合板やアクリル板、塩化ビニル板に油性ペンキで描いた肉筆の一点もの。額縁を外せば家庭のバスルームに両面テープで貼れて銭湯気分が味わえます(樹脂板に油性ペンキなので5年以上変質しません、と丸山師談)。
最多価格帯は20,000円程度。すべて手描きの一点もの。激安!!
そして特別イベント。
9/22(日)の午後2時からはギャラリービブリオの庭でライブペインティング。畳一畳大の木のボードに富士山を描いていただきます。例年多くの皆さんでにぎわいます。(入場無料:雨天中止)
9月22日(日)に予定しておりました銭湯絵ライブペインティングは台風17号接近に伴う降雨予報のため中止とします。ご了承ください。
※丸山師は在廊されます。
丸山清人絵師の在廊日が決まりました。
初日の9/19(木)は11時~16時30分ごろ
9/21(土)、22(日)、23(月・祝)、26(木)は
13時ごろ~16時30分ごろ
9/26の在廊は中止になりました。
【追加在廊】
最終日の10/1(火)の13時頃から16時頃
つまり下記の通り。
あくまで予定。何分にも高齢なので突然の予定変更はご容赦ください。
・・・・もうすぐ開催・・・・
8月29日(木)~9月3日(火)
鈴蘭個展「恋するキノコ」 イラスト、フレスコ画~オブジェまで ←クリック!!
9月7日(土)
中川フォークジャンボリー27 with スーマー ←クリック!!
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ハテナダイアリーの過去記事
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