そんなわけで今宵は渡部八太夫「野生が目覚める説経祭文の夜」 (←クリック!!)の当日。

 

 

近世の三多摩地区で発展した門付け芸、放浪芸、語り芸の「説経祭文」。国立駅前・ギャラリービブリオで楽しもうという企画。つまり伝統芸をを博物館のガラスケースから引っ張り出す試みだ

 

 

 

僕は13時に出勤。会場設営。していたらゲストの狂犬こと末森英機さんが来られて手伝ってくれた。優しい狂犬。

 

 

そうこうしているうちに渡部八太夫さん、姜信子さん、ゲストのディネーシュさんが来られてリハーサル。

 

 

聴き得。

 

 

本番は台所にいて見れないのでこれが貴重。しかも今回は実験的なネタもある。

 

 

17時30分開場。並んでいる人もいてびっくり。お待たせしました。

 

 

開場直後にトラブル勃発。水洗トイレの水が流れないという。幸いうちは2階にもトイレがあるのでそちらを使ってもらった。

 

 

開演。

 

 

一部は説経祭文「小栗判官一代記 鬼鹿毛曲馬の段」。

 

 


 

 

ご存知「小栗」。人間をまぐさとして喰らう恐ろしい馬「鬼鹿毛」を小栗は御すことができるのかそれとも小栗も食われてしまうのか。

 

 

 

 

もちろん場内は満員。

 

 

そして僕はというと遅れてきた方の受付をしながら(うちは遅れてくる人のために開演を遅らせるようなことはしない。遅刻してくる人のために時間通りに来た人をお待たせするって意味わかんない)トイレの修理。排水の修理はできないけど給水の修理は得意。零細店の店主なんてのは基本、なんでもやります。なんとか休憩時間に間に合った。

 

 

休憩の後はゲストの時間。洋装に着替えた太夫とともに。

 

 

 

太夫がはけた後は、狂犬打犬でオリジナルをじっくりと。そこに軍服を着た太夫が乱入。

 

 

サプライズ曲「説経祭文 腰まで泥まみれ」。

 

 

 

ご存知、中川五郎さんの名曲。

 

 

 

 

 

 

 

こちらが動画。必見。

 

 

 

 

 

エンディングはみんなで歌う「シングアウト」。

 

曲は宮沢賢治の「ほしめぐりの歌」。

 

 

 

終演後は打ち上げ宴会。実は送別会も兼ねる。英機さんは7月にインドに移住する。八太夫さんは奈良に移住する。このメンバーでの演奏は当分ない。それもあってか大いに盛り上がった。八太夫さんの「ビブリオのシリーズで新しいことをいろいろできた。ここは私の道場だった」にのお言葉には感激してしまった。そんなこと思っていただけるなんて、苦労して…苦労はしてないな。とにかくやってた甲斐があります。冥利。

 

 

当分ないと言っておいてなんだが八太夫さんの会の次の日程は決まっている。11/24(日)です。

 

 

 

・・・・もうすぐ開催・・・・

 

6月13日(木)~25日(火)

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7月11日(木)〜16日(火)
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7月23日(火) YO-EN東京・横浜ツアー2019夏③

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7月27日(土) YO-EN東京・横浜ツアー2019夏⑤

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7月20日(土)

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7月25日(木)

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ハテナダイアリーの過去記事

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