【出産記録NO5(完結編)】どうして、何人も産めるの!? | AYAの育児日記~どっぷり育児&アンジェライト数秘術~

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アンジェライト数秘創設。数秘鑑定やパワーストーン、セミナー講師として活動。
現在、育児を楽しみながらマイペースでお仕事中。


出産から一年が経って、本当に毎日が、初めてのことだらけで、
でも、なんとかやってこれて、こうやって、母になっていくのだなぁ、と
感じた一年だった。


あの日のことは、きっと、一生忘れない時間。
あらためて、一年前のことを綴ってみようと思う。

→【出産記録NO1】◆想像をはるかに超えた出産という経験

→【出産記録NO2】安産の秘訣?~覚悟を決めたクリスマスイブ~

→【出産記録NO3】安産の秘訣!?~アスリート並みの・・・ 
→【出産記録NO4】出産した夜は、大フィーバー!?


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「待って、まだ連れてこないでっ!

もうちょっと、休ませて~!」


が、正直な私の気持ちだった。
ゆるして




もちろん、そんなことも言えるはずもなく、

謎の生命体、赤ちゃんは、やってきたのだった。

(↑ここまでが、前回の内容)




出産後、とにかく、数メートル、部屋の中を移動するだけでも、
手すりという手すりに手を伸ばし、下半身を文字どおり、
引きずりながら移動している状態の私が、この身体で、
赤ちゃんのお世話をするなんて、全く、自信がなかった。こそこそ



まあ、そんなことも言ってられず、お世話の方法を、ダーッとレクチャーを受ける。

当然、おっぱいをあげることも初めての私。
助産師さんから、おっぱいのあげ方を教わる。


赤ちゃんが、私の胸にあてがわれる。
赤ちゃん、いきなり、おっぱいに吸い付く。


胸が、キューーーーーッとした。
初めての感覚。
感動。
赤ちゃんの本能ってすごい。


この瞬間だけ、すべての痛みを忘れることができた。




その後に何度も繰り返される授乳タイムは、一人で座るのも痛いのに、
そこに赤ちゃんという重量も加わって座らなくてはいけないことに、
「子育ての大変さ」を、早速感じたのだった。





出産後、身体はボロボロなのに、育児は、待ったなしで始まる。

私は、出産後、当日だけでなく、それから1ヵ月くらいは、脳が活性化というか、
赤ちゃんが泣くからだけでなく、眠れなかった



眠くもならなくて、ほんとに、覚醒している!という感覚。
でも、気持ちや身体は、休みたい、と欲しているのだから、ハッキリいって、
「異常」な状態にあるんだな、それだけ、すごい経験だったんだな、と
思ったことを覚えている。


翌日は、身体の痛みが激しく、どんな体勢も辛かった。
座ることも、寝ることもできない。


出産翌日の夜は、シャワーOKの許可が出た。
気づけば、私は、着替えもせずに、一日過ごしていたことを、ここで気づく



出産当日の病院着のままで、裾には、出産時の出血がついていて、
すでに茶色に変色していたが、頭はボサボサ、血まみれの服で、
下半身が痛く、うまく歩けず、スリッパを擦るように、ズリズリ歩いてた私は、
ちょっとしたホラーだったに違いない・・・



面会が、身内だけでよかった。



翌日に思っていたこと。
それは、
「どうして、みんな、何人も産めるの?」


ハッキリ言って、とてもじゃないけど、二度と、こんな痛みは耐えられない。
なんで、こんなに痛くないと産まれてこないのか??
神は、どうして、こんなにも痛みを伴う構造に作ったのか?

というのを、真剣に考えていた。



面会に来た姉RIKOは、3人出産している。
真っ先に、聞いたよね。

「どうして、何人も産めるの?私、もう、絶対、無理だわ。」

姉は、笑いながら言った。

「思うよね~!陣痛中と翌日は、そう思うんだけど、
子育てしていると、忘れちゃうんだよね~




この時は、私は、いやいや、こんなの忘れられっこない!
トラウマだわよっ。

と、思っていたヘタレ母だった。(笑)




娘は、予定日より一週間早い、クリスマスイブに生まれたが、
このタイミングは、奇跡的だった。
クリスマスツリーキラキラ



そのおかげで、旦那さんは、破水した瞬間から、出産まで、
一秒も離れることなく、私のそばで、お産を見守ってくれた。

そして、入院生活もすべて、旦那さんが「住み込み!?」レベルで、
病室にいてくれたので、心強かった。



一人になるのは、面会時間が終了した20時以降だけ。

日中は、旦那さんがいつも一緒で、私の身の回りのこと、
病院の手続きから、食事の片付けまで、全部やってくれたので、
私より、病院内に詳しかったし、ナースセンターでも、すっかり
有名な旦那さんになっていた(笑)



陣痛中のナースコールに始まり、入院中の疑問は、すべて、
旦那さんが、ナースセンターに聞きに行っていたので(笑)、
私は、ナースコールをしたことがなかった。



あの瞬間までは・・・




4泊5日の入院生活も、最終日。
明日には退院という最後の夜。


私の入っていた産院は、夜は、赤ちゃんを預かってくれた。
退院後は、育児が始まるので、少しでもこの数日は寝ておかなくちゃと思い、
21時に、赤ちゃんをナースセンターに預けた。


そうは言っても、なかなか、寝付けない状態ではあったけど、
疲れも出てきていたし、旦那さんが差し入れしてくれた
ホットアイマスクなどしながら、リラックスし、寝ようとした。



んん???


私は、自分の体に不快感を覚えて、起き上がった。


パジャマがびっしょりと濡れている。
なんだ??


おっぱいが、溢れている


入院中、授乳指導などの際に、出産後、すぐには母乳は出にくいから、
おっぱいマッサージなどをしながら、徐々に出るようにするという指導を
受けていたのだが、実際、私は、マッサージもせずにいた。(コラッ!)


出ているのか、出ていないのか、も、よくわからなかったけど、
とりあえず、授乳はしていた。




赤ちゃんを預けて、数時間経った夜中の0時に、おっぱいが洪水

私は、ほんとに、何も予備知識がなく、お産をしてしまったので、
おっぱいの仕組みもわからず、何が起こっているか、わからなかった。


とりあえず、タオルで、胸を抑えていたが、止まる様子がない。


どうしよう??
ナースコールをしようかと思ったけど、こんなことでしていいのか、悩んだ。
汗1


今、分娩中の人がいたら・・・
今、ちょうど、痛みMAXで、ナースコールしたい人がいたら・・・
こんなことで、手を煩わせていいのか?

ナースコールって、そういう緊急事態に使うもんだと、なんとなく、
思っていたし、「おっぱいが、止まりません!」なんて、コールしていいのだろうか・・・
汗



私は、困り果てた末、夜中1時くらいに、分娩室の前に様子を見に行ったりした。
分娩中の人がいなければ、いいかな?とか。


結局、そんなこと、よくわからなかったけど(笑)、勇気を出して、
初めてのナースコールをしてみたのだった。


「スイマセン、あの、おっぱいが、と、と、止まらなくて・・・
あの、これ、寝ちゃえば、止まりますかね?」


看護師「寝ても止まりませんから、今、行きますねーーー」
と、搾乳器をもって、助産師さんがやってきた。


「せっかく出てるなら、搾乳して、赤ちゃんに飲ませましょう」ということで、
私は、初めての搾乳器の使い方に戸惑いながら、真夜中1時間くらい、
おっぱいを絞って、哺乳瓶に溜めた。


結局、そんなこんなで、最終日くらい、ゆっくり寝ようと思ったのに、
夜中の3時くらいになってしまったのだった。orz


これが、私の初めてのナースコール。
入院生活で、唯一、困ったことだった(笑)。


とにかく、ほとんど眠らないまま、数日が過ぎてしまったが、
無事に予定どおり、退院。




こうして、いよいよ、クッテンクッテンした、謎の生命体との生活が始まったのだった。




そして、あっという間に、一年が過ぎた。




娘は、元気いっぱい、2014年12月24日クリスマスイブに、1歳を迎えた。

→【育児日記】娘1歳。人生で一番、感動している誕生日。



泣き虫な娘。

 



よく泣き、よく笑い、毎日、振り回されているけれど、あなたが来てくれて、
私は、とっても幸せ
きらきら


自分の子が、どんなんでも、他の子と取り替えたい、と思う母はいないだろう。
自分にとって、そのままで、最高で大事な存在。



そして、一年が過ぎてみて、もう、二度とあんな痛みには耐えられない、と
思っていた出産も、今は、できることなら、また、出産を経験したい、と思える。


もちろん、痛みは嫌だけど(笑)、何人も産みたくなるよね。
それほど、子どもは、可愛い。



お誕生日、おめでとう。
2014年12月24日
クリスマスツリーキラキラ