本日、2014年6月24日。
出産から、半年が経った。
すっかり、日々の育児に没頭し、ゆっくり振り返る暇がなかったが、
半年経った今、あらためて振り返ってみようと思う
![](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/106.gif)
出産記録を読み返して、鮮明に蘇るあの壮絶な日。
自分で書いた記録を読んで、ドキドキしたよ(笑)
![](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/028.gif)
今でも、忘れない。
思い出せるあの時間のこと。
出産後は、この痛みを忘れるため?脳が、忘れっぽくなるようにできている、
とかなんとか。
確かに、日常のアレコレは、忘れっぽいのだが(笑)、あたしゃ、あの痛みは
忘れなくってよ
![](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/176.gif)
ということで、【出産記録NO3】の続き、出産後の入院生活について
書いてみようと思う。
【出産記録NO1】◆想像をはるかに超えた出産という経験
【出産記録NO2】安産の秘訣?~覚悟を決めたクリスマスイブ~
【出産記録NO3】安産の秘訣!?~アスリート並みの・・・
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私の出産は、クリスマスイブの20時21分。
ちょうど、夜になる時間だったから、これで、ゆっくり眠れると思った。
陣痛の最中、あまりの辛さに、何度も「気を失いたい!」と願っていた私。
「泥のように眠りたい」。
この苦しみから逃れたら、何もかも感じず、深い眠りにつきたい、と思っていた。
それが、時間的にも叶う!
なんて、素晴らしいんだろう![キラキラ](https://emoji.ameba.jp/img/user/ko/koi1126/15135.gif)
最高のクリスマスイブだ。
と、思った。
その時は・・・。![撃つぞ!](https://emoji.ameba.jp/img/user/ga/gannosukedannen/280236.gif)
出産を終え、人生最大の安堵感に包まれていた私は、オマタを縫われた痛みも、
自分の下半身が崩壊している(感覚)ことも、麻痺していて、感じなかった。
分娩室で、少し休んでから、部屋に戻って眠っていいと言われた。
あたりまえだが、自分の足で、歩いて部屋まで戻った。
私は、「あ~、もう、一人で自分の足で歩けるのか」と思ったことを覚えている。
少し前までは、自分の体が、痛みで動かせなかったから、不思議だった。
この時間は、もう、病院の面会も終わっていて、立会い出産をした旦那さんも、
出産後、赤ちゃんを見に来たジジとババも帰ってしまい、生まれたての赤ちゃんは、
ナースセンターで、朝まで預かってくれるので、急に、シーーーンとした空間に
包まれた感じだった。
出産後は、翌日の検診が終わるまで、お風呂はNGだった。
というか、お風呂に入ろうなんて、気力は、微塵もなかった。
「やっと、眠れる」
と、思った。
・・・
・・・
0時。
![](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/242.gif)
2時。
![](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/242.gif)
4時。
![](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/242.gif)
6時。
![](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/242.gif)
一睡もできなかった。![チーン](https://emoji.ameba.jp/img/user/kk/kk92kk/1093438.gif)
体は、完全に疲れていて、ほとんど動かない。
なのに、目がランランとして、頭が、覚醒している![](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/176.gif)
人生の中で、こんなにも、自分の頭の中が、興奮している!!
と認識できる感覚は、今までなかった。
イメージ的には、パチンコが当たり続けている感じ![ドル](https://emoji.ameba.jp/img/user/ya/yasya-hika/3739.gif)
(パチンコやらないけど・・・)
頭の中のスロットが、ずっと、揃い続けて、ガシャンガシャン、チャリンチャリン、
ギラギラ、ガラガラだ。
(パチンコやらないから、イメージだけど・・・)
大フィーバーだ![](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/182.gif)
誰か、止めて。
お願い、眠らせてーーーーーーー![](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/176.gif)
体が重くて、寝返りも打てない、寝やすい体勢に動かすこともできない。
外が明るくなってきた。
朝が来た。![晴れ](https://emoji.ameba.jp/img/user/la/laxmi-office/303549.gif)
そして、朝、トイレに行って、また、恐怖を味わうことになる。
「何これ?どうなってるの?」![カオ+汗](https://emoji.ameba.jp/img/user/na/namida-egao/88429.gif)
さすがにブログでは書けないけれど、完全に自分のオマタが違うものになっていた。
男になったかと思ったよ・・・![orz](https://emoji.ameba.jp/img/user/to/tony-bin/597393.gif)
ここからは、しばらく、トイレに行くという行為が、恐怖に変わるのだった。
というか、ここで気づくのだが、たった数メートル先のトイレに行くのにも、
体が思うように動かない。
そう、まさに「下半身崩壊」。
痛い。
痛い。
腰とか、オマタとか、すべてが痛い。
出産が終わっても、まだ痛いのか。
そうなのか。
まだ、戦いは終わってなかったのか・・・。
そんな気分だった。![orz](https://emoji.ameba.jp/img/user/to/tony-bin/597393.gif)
どの体勢も辛い。
寝ていることも、座ることも、何しても痛い。
横向きで、そっと、ベットに横たわる。
これが、まだ、マシだったと思う。
もはや、いくら、ドーナツクッションがあるからと言って、オマタの痛みは
全くカバーできず、座るのも辛く、空気椅子状態にしたくとも、前日に
使い果たした全身の筋肉が、悲鳴をあげていて、もうこれ以上、
「オマエを支えることはできない」と言っているようで、
私の体は、重力に負け、痛みとともに、腰を深く下ろすしかなかった。![撃つぞ!](https://emoji.ameba.jp/img/user/ga/gannosukedannen/280236.gif)
朝食が運ばれてきた。
そういえば、この大食いの私が、前日の昼から、ろくに何も食べていない。
のに、私には、食べる筋力さえも残っていなかった![こそこそ](https://emoji.ameba.jp/img/user/al/altamoda0911/413782.gif)
少しだけ、口をつけて、ごちそうさまをした私。
人生で、あんなに食事を残した記憶は、過去にはないだろう。![ひぃー!!](https://emoji.ameba.jp/img/user/na/nandm0404/183134.gif)
そうこうしていると、助産師さんがやってきて、
「赤ちゃん、お部屋に連れてきますね~」と言いに来た。
え![](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/177.gif)
そっか、私、産んだんだ・・・。
私の赤ちゃんが来るのね![](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/176.gif)
普通だったら、喜びに満ち溢れるであろう、待ちわびたこの瞬間。
・・・
ごめんなさい。
私、カミングアウトします。
「待って、まだ連れてこないでっ!
もうちょっと、休ませて~!」
が、正直な私の気持ちだった。![ゆるして](https://emoji.ameba.jp/img/user/ta/takayamabiyou/502931.gif)
もちろん、そんなことも言えるはずもなく、
謎の生命体、赤ちゃんは、やってきたのだった。
【出産記録No5につづく】
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