【出産記録NO1】の続きです。
![→](https://emoji.ameba.jp/img/user/so/soukou/1014298.gif)
この記録は、自分の日記、想い出のためにも、赤裸々に書いていきますので、
リアルなお話も出てくるかと思います。
よくある、「出産感動話」のようには書けないと思うので、出産がこれからの方は、
この先をお読みになるかは、ご自身の判断でよろしくです。
![サゲサゲ↓](https://emoji.ameba.jp/img/user/mi/minnakottioideyo-enjoy/59124.gif)
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14:08 先生が病室に来る。
この時点でも、自分的には、けっこう痛いと、悶絶していたのですが・・・
陣痛の進み具合は、モニター(分娩監視装置)で、管理してくれているようでした。
先生が、様子を見に来て、言った言葉が、私的には衝撃的で、そして、ここからが、
それまでが、序の口だったと思い知らされることになるのです。
![ジャムおじさん](https://emoji.ameba.jp/img/user/ma/malilu/207804.gif)
「痛みの強さは、産まれる前は、今の2倍はあるので、まだだね。
できれば、今日中に出産になるといいけど、今日か明日になるかな。
体力をつけるためにも、夕飯は、少しでも食べられたら、食べて備えてください。
痛いけど、頑張ってくださいね」
痛みは、今の2倍!?
この痛みに、明日まで耐える!?
ちょっとーーーーー、先生、待って
![](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/039.gif)
![](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/039.gif)
十分痛いってば!!行かないでぇ~~~。
と、心で叫んだよ
![顔・激怒](https://emoji.ameba.jp/img/user/re/red-diamond-princess/299219.gif)
そして、私は思った!!
モニターでは、痛みの強度の数値を出していると思うのですが、
だいたい、痛みってのは、主観じゃないのかい!?
![怒](https://emoji.ameba.jp/img/user/na/namida-egao/1517.gif)
元気に心で怒っていたものの、そんな元気もなくなるくらい、その直後から、
痛みは、どんどん増してくるのです。
![チーン](https://emoji.ameba.jp/img/user/kk/kk92kk/1093438.gif)
もはや、恐怖。
どんだけ、痛くなるの?
てか、あと何時間、耐えるの?
時計を見ると、まだ15時。
次に時計を見ると、まだ16時。
の、繰り返し
![orz](https://emoji.ameba.jp/img/user/to/tony-bin/597393.gif)
痛みは、ほんとに、どんどん強くなる。
下半身を打ち砕かれるような?表現がないくらいの痛み。
その間隔が、2、3分おきにやってくる。
陣痛中に思っていたこと、私のモチベーションになったことは・・・
「もう、こんなのほんと、無理!!うちは一人っ子、一人っ子。一人っ子だよー」
と、これが最後の経験だから、と自分を励ます(苦笑)。
そして、私の周りの知り合いのママさんたちの顔を、次々に思い出す。
「みんな、こんなのに耐えたんだ。そして、今は、笑っているんだ。
だから、これは、乗り越えられるんだ。私も笑える日が来るんだ!」
と、ひたすら、自分を励ます(苦笑)。
でも、弱っちい私は、それでも辛くて、こんなことも思っていた。
「気絶させてくれーーーーーーー。」
「催眠術にかけて、意識をなくしてくれーーーーーーー。」
「もう、この下半身を取ってくれーーーーーーーーー。」
実際、痛みに意識も朦朧としてきて、陣痛がおさまる時は、フワッとした、
不思議な感覚になり、瞑想状態というか、眠っている感じになった
![天使の羽](https://emoji.ameba.jp/img/user/ka/kaerumama0702/1314962.gif)
しかし、私の場合は、医学的には!だが、痛みが半分でも、陣痛の間隔が短かった
![ピストル](https://emoji.ameba.jp/img/user/ts/tsumegaeru/1181885.gif)
瞑想状態で休めると思った矢先に、また、あの恐ろしい痛みが襲ってくる。
もう、拷問だと思ったよ・・・。
そんなこんなで、一度、様子を確認するからと、分娩室に移動するよう言われる。
が、陣痛で、分娩室に行くにも一苦労
![orz](https://emoji.ameba.jp/img/user/to/tony-bin/597393.gif)
何度も、廊下で、倒れそうになり、旦那さんに支えられ、やっとのことで、分娩室へ。
子宮口は、だいぶ開いてきているが、出産に至るまでは、まだまだだと言うことで、
まだ、病室に戻る。
![チーン](https://emoji.ameba.jp/img/user/kk/kk92kk/1093438.gif)
そんな中、外もゆっくり暗くなってきて、どうやら、夕食の時間になる。
この日は、クリスマスイブということで、特別メニューだと言う
![手](https://emoji.ameba.jp/img/user/ch/chocolate-potato/643118.gif)
ベッドで、悶絶している私に、病院の配膳の方は、慣れたもんで、
「少しでも食べられたら、召し上がってくださいね~」と置いてゆく・・・。
もはや、目も十分に開けられなくなっていた私は、どんな料理だったのかも、
見ることもできず、あとで、旦那さんが撮っていた写真で、陽気に、
ブッシュドノエルまで、出ていたことを知る。
どんな時も、大食いの私。
熱があっても、具合が悪くても、食事を抜くことがなかった私でしたが、
こんなに痛いのに、食べられるかーーーーーー!!
![オーノー](https://emoji.ameba.jp/img/user/ba/baseball-yakyu/346701.gif)
一口も食べることもできず、もはや、おなかがすくとか、そんな感覚も感じないくらい、
痛みの渦に飲まれている最中でございました。
痛みにひたすら耐え、何度か様子を見に来てくれる助産師にさんに、
![女のこ](https://emoji.ameba.jp/img/user/sh/shirochan03/76833.gif)
と、やっとの思いで、消えるような声で聞いた。
![男の子](https://emoji.ameba.jp/img/user/lm/lm244750/17139.gif)
と、爽やかに返され、希望の光が消える。
![チーン](https://emoji.ameba.jp/img/user/kk/kk92kk/1093438.gif)
しかし、私は、負けずに?声を絞り出して、返答した。
![女のこ](https://emoji.ameba.jp/img/user/sh/shirochan03/76833.gif)
![男の子](https://emoji.ameba.jp/img/user/lm/lm244750/17139.gif)
とにかく、耐えるしかないのだ、という、わかりすぎている状態を理解するしかなく、
ただ、その時が早くきてくれ、と祈る気持ちでした。
時計を見ると、19時。
明日出産となると、あと何時間、これに耐えるのだ??
もう、無理だ。
私は、覚悟を決めた。
そう、私は、女優をめざしていた時代があり、舞台をやっていたこともある、
挫折女優、いや、女優の卵だった時代もあった。
今こそ、私の人生の晴れ舞台だ。
クリスマスイブということで、日もよい。
きっと、できる。
19:43 旦那さんに、ナースコールをするようお願いする。
【出産記録NO3】へつづく。