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花粉症予防は赤ちゃんのスキンケアからはじまっている

 

こんにちは!薬剤師のたかまるです!

 

2月に入ると花粉症が気になりはじめますよね。鼻水やくしゃみ、鼻づまりがつらくてしんどいえーん

 

自分の子には花粉症になってほしくない」

 

「でも、何をしてあげればいいんだろう?」

 

「赤ちゃんのスキンケアから花粉症予防がはじまっているってどういうこと?」

 

「スキンケアって具体的に何をすればいいの?」

 

そんな声が聞こえてきそうですが、薬剤師のたかまるが解説していきます!

 

 

  こんなお悩みをお持ちの方は最後まで読んでほしい!

 

花粉症やその他アレルギー疾患に子どもがならないようにしたい

 

赤ちゃんのスキンケアって何に注意すればいいの?

 

薬剤師たかまるがお悩みを解決していきます。

 

 

  子どもが花粉症にならないようにどうすればいいの?

 

アレルギーマーチをご存じでしょうか?(知っている方はとばしてください)

 

乳児湿疹 ➡ アトピー性皮膚炎 ➡ 食物アレルギー  ➡ 小児喘息 ➡ 花粉症 ➡ 成人喘息

 

 

※アレルギーマーチとは、乳幼児期から成人にかけて乳児湿疹、アトピー性皮膚炎、気管支喘息、アレルギー性鼻炎と時期が変わるごとに症状が出現していくことを指します。

 

 

つまり、花粉症(アレルギー性鼻炎)を予防するには、

 

 

赤ちゃんから乳児湿疹にならないようケアすることが大事

 

 

 

  赤ちゃんのスキンケアって何に気を付ければいいの?

 

 

すべてのアレルギー疾患の予防に共通しているのがスキンケアです。

 

スキンケアで特に注意した方がよい点は大きく3つです

 

  1. きめの細かい泡で汚れをおとす
  2. シャワーを使ってよくすすぐこと
  3. 保湿剤を正しく使用する

 



きめの細かい泡で汚れをおとす

 

目安としては、逆さにしても落ちない程度の泡を使用すること。

今では泡ポンプ式の商品もあるのでおすすめです。

石鹸や液体ソープであっても網ネットやビニール袋を使用して泡立てる方法もあります。

 

    石鹸やボディーソープを泡立てずに使用は控えましょう。

     

     

    シャワーを使ってよくすすぐ

     

    温度は38〜40度に設定しましょう。42℃以上になると皮脂などが溶け出してしまい、皮膚が乾燥しやすくなってしまいます。乳幼児に対してシャワーを使うことに抵抗がある方もいらっしゃると思いますが使用して問題ありません。しっかりしわを伸ばしてすすいであげましょう。手首や背中、関節などが洗い残しがよくある部位ですので注意しましょう。

     

     

    保湿剤を正しく使用する

     

    こすらずに塗りましょう(点塗り

     

     ※点塗り・・・塗り薬を少量ずつ取り、それを塗る部位に点状に置く。こすらないよう点を結ぶように縦に伸ばし、続いて横に伸ばすように塗りましょう。ティッシュペーパーがくっつくか又は光でテカって見えれば十分塗れていると判断していいでしょう。
     
     ※お子さまに塗るとき、お母さまの手のひらでまず広げることは控えましょう。
     
     

     

     

    保湿剤は1日2回以上を使用する

       その内1回は入浴後に使用することをおすすめします。
       
       

      塗り薬は素手で取りださず使い捨てスプーンで取り出す。

         素手で取ることで、手についている細菌が軟膏壺内で繁殖する可能性があります。

         

         

        これらを意識して使用してみましょう

         

         

        参考:小児アレルギーエデュケーターテキスト 改訂第4版

         

          まとめ

        いかがだったでしょうか?みなさまのお役に立てれば幸いです。明日もアレルギーのお悩みを解決していきますプンプン

         

         乳幼児期からスキンケアすることが花粉症予防にもなる

         

         スキンケアを知ることで正しく行うようにする

         

         

        詳しくスキンケアを知りたい方はこちら

         

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