白ヤギさんのアナログめぇ~る。 -4ページ目

ぷらっと一人旅。


昼過ぎ、自分探しの旅に行って来た。

自転車をぷらぷら漕ぎながら、図書館へ。2ヶ月ぶり。

図書館ってどうしてこんなに平和なのかしら。




ご老人が2、3人新聞や雑誌を読んでいる。

あとは、図書館司書が3人ほどのんびり仕事をしている。



しーーーん、しーーーん。



料理本やファッション雑誌を何冊か抱え、ソファに腰掛ける。

絵や写真中心に目を通していると、どこからともなく眠気が...。

室温もちょうどいいし、そろそろお昼寝の時間じゃなかろうか。



舟を漕ぐ前に、帰ることにした。





自転車を漕ぎ始めると、目が冴えてきた。不憫な体質。

頭を使ったはずだから、今度は体を使ってみよう。

図書館からの帰り道、とても大きな公園に寄り道。



テニスコート、バスケットコート、野球場、サッカー場、スケボーリンクなど、

スポーツ好きなら一日中遊んでいられる公園だ。

今日は一人だし、ふらっと寄っただけなので、アスレチック遊具で汗を流そう。






 

ウフフフフ。何だ、これ。おかしいな。胴が長くて変なの。



暑くなってきたから、帰らなくっちゃ。







で、自分探しの旅終了。

結論。私ってやっぱりグーダラが好き。





自己紹介バトン。



その独特の語り文章で読者をhimadamワールドへと惹き込む

[ノンキとグウタラの間のhimadamさん。 (←クリック)

いや実に魅力的なブログ名とお名前だこと。悔ちぃです。


そんな、私の師匠でもある(勝手にね)himadamさんが

北アイルランドから遠路はるばるバトンを届けてくださいましたよ。




では、自己紹介しちゃいます。



  ******************************


Q1.先にバトンを回す5人を書いておく
     

   お友達5人もいたかな。

   マダムに回し返したら怒られるかな...。2人にします。


     kaoribさん     ★せりさん

   

   
    
Q2.お名前をドウゾ
    

   ちゃまーです。

   『小森のおばちゃま』から頂きました。

   「ちゃん」より気安くなく、「様」より気高くなく、どっちつかずなとこが

   私らしいかなと思ってます。ビリ子からも「ちゃまー」と呼ばれています。   



        
Q3.おいくつですか?
    
   31歳です。あたいが30代...恐ろしい現実。前厄でもあります。

   



Q4.ご職業は?
    
   グーダラ専業主婦です。

   非営利団体 グータLOVE所属。業務内容は、ビリ子家長の全面サポート。

   どちらも無収入なので、本気で職探しを考えています。

     



Q5.ご趣味は?
    
   ブログ。人間観察。どっちとも職にしたいぐらい、ハマッてます。

   

     


Q6.好きな異性のタイプは?
    
   うらはらな人。男女問わず、良い意味で意外性がある人が好きです。   


 
Q7.特技は?
   

   関節鳴らし...大概どこでも鳴らせます。体中を一日一回鳴らさないと

             調子が出ない。


   勘違い...思い違い、言い違い、聞き違い、見間違いなど正確性が欠如。
          最近、打ち間違いも加わりました。 


   演じる事...だって、女優なんだもーん。

  


 

Q8.資格はありますか?
       

   耳の痛い質問ですな。

   英検2級、運転免許(取得中)...以上!



 
Q9.悩みが何かありますか?
    

   ありますとも。

   7月に男の子2人が泊まりに来る予定でしたが、急遽断られました。

   何でも親戚が面倒を見てくれることになったとか...。

   ひょんなことから、このブログを見られたんじゃないかと、悩んでます。

   後は、今週末やって来る義母や来月渡米する日本の家族を、 

   きちんと接待できるか。明日には解決してると思います。

   

 

       
Q10.お好きな食べ物とお嫌いな食べ物は?
    
   好きなもの   ラーメン、寿司全般、カレー、肉料理、鮮魚など。

             出されたら何でも完食します。


   嫌いなもの   ドライフルーツ、ところてん、ようかん、煮豆。

             口で息をしながら食べると、完食できます。




Q11.あなたが愛する人に一言
   

   2週間前に入会したジム、まだ一度も行ってないじゃないか!

   それからねぇ、運転練習にもっと協力しろ!ビビッてんじゃねぇー!

   後さ....一言がお小言になってきたので、この辺で。 
 

 

  
Q12.まわす5人の紹介☆
   

   2人で勘弁してください。


   [I know....]のkaoribさん。  (←クリック)

        

   オレゴン在住の国際結婚4年目の先輩奥さま。もうすぐ29歳♪      

   芯が強くて自分の意見をしっかり持ってる方なんだろうなと分析してます。

   


   [Londonerせり→大学院留学→就職]のせりさん。  (←クリック)


   ロンドン在住、元科学者のダーリン+お友達と同居中のせりさん。

   甘くて、美味しくて、背筋の伸びた生活を送ってらっしゃる方です。

  



   お二方、お手すきのとき、気が向いたときにでもお試しくださいませ。



  ******************************



   

自己分析→自己紹介→自己反省、まいったなこりゃ。




自分探しの旅に行くかな...。




サングラスのメリット。


今日もコインランドリーの話で恐縮なんだけど...。



乾燥機から取り出した洗濯物を畳んでいると、右横2メートルぐらい

離れたところにオジサンが立っていた。見るとサングラスをかけている。

スマイルも何もなかったから、目が合ったかどうか分からない。

ほとんど身動きせず、私の方を向いて立っている。

そいつがどうしても視界に入って気になるのだ。



畳み方を見られているな。



他人の目を意識し出すと、何気なくやってる事でも妙に構えてしまう。

バスタオルなんて、端と端が正確に合わさっていようがなかろうが、

普段全く気にしないんだけど、オジサンが気になり丁寧な仕上がりを目指す私。



自意識過剰というか、ジイ意識過剰になっている。


夫のワイシャツ、どうせ後でアイロンをかけるのだからポイッと丸めとけばいい。

のだが、前ボタンをピッチリ留めて、服屋の店員並みに畳んでしまったよ。



あらま、可笑しなことになったな。



右手右足を同時に出して歩いてるような錯覚。

自分らしさを押し殺した、実に見事な畳み具合になってしまった。





私は、サングラスとは一生縁のない人生を送ると信じていた。
こんな日差しの強い所で生活するとは思っていなかったし、

第一、顔の構造上、私には向いていない。

これは帽子に対しても同じ事が言える。頭の形が帽子を受け付けないのだ。


ファッションのためのサングラスや帽子なら、

全く興味がないので身につけることはないのだが、日よけ防止となると

そうはいかない。似合うか否かに関係なく着用することになる。


サングラスをかけるという行為、ズレ落ちてくるのを逐一上げるという行為、

建物内で外した後、どこにしまおうかオロオロする行為...

そういうサングラスに関わる動作がイチイチ煩わしいんだな。

性格の問題なんだけど。




それじゃ、私にとってサングラスは害だけのものかと問われると、そうでもない。

アメリカには、観察し甲斐がある人がたくさんいる。

観察魔の私にしてみりゃ、パラダイス。

パフォーマンスでやってるのなら堂々と見てやれば良いが、

ワザとやってるワケではない人だっている。



例えば、近所のウィンディクシー(スーパーマーケット)に、

志茂田景樹を彷彿とさせるおばあちゃん店員がいる。

ヘアスタイルは柔ちゃん、両腕に蛍光色のブレスレットをじゃらじゃらつけて、

超ミニスカート、足元は健康サンダル。鶏がらみたいに痩せている。

最初このおばあちゃんを見たときは、ライバル会社のビニール袋を

クツ用合羽のように穿いていた。



  

      <イメージ図>



このおばあちゃん店員は、パフォーマンスで変な格好をしてるのではない。

しかし、サラッと見逃すにはとても惜しい人物である。



そんな時、サングラスはとても有効に働いてくれる。

ずーっと観察してても目が合ってドキッてなことにならない。

黒レンズを隠れ蓑に見放題。

そろそろヤバイ、笑いたいな。となった頃に、顔を背ければよいのだ。




今日のオジサンも、サングラスの利点を生かして観察してたのかもしれない。


やなヤツだな、アイツ。







前にも告白したけど、私は、自分の事は神棚に祭るタイプ。


やなヤツだな、私も。



自己内、多忙な日。




今日は実に忙しい1日だった。

先週お洗濯を怠った為、今日やんないと明日は臭くなる。

もちろん、自転車でコインランドリーへ。



この島のランドリーはいつもかつも混んでいる。

洗濯機20台中9台が故障、乾燥機は15台中6台が故障。

昨日今日壊れたんじゃない。ずーっと前からこの有様なのだ。

修理する気配もまるでなし。

今日も先客が2名しか見当たらなかったのに、洗濯機も乾燥機も

空きがない状態。お一人様4、5台占領しているわけです。



ハァ~。また、時間取られる。



今日はこの後、銀行に行かなきゃならん。

銀行は早く閉まるし、夫が昼休みに帰ってくるまでには終わらせときたい。


もっと早く来れば良かったな。すでに11時半だ。

15分ほど待ってやっと空いた。

乾燥機もポツポツ空き始めた。タイミング良く使えればいいんだけど、

ほらっ、またあのおばちゃん矢継ぎ早に乾燥機回し始めた。



少しの隙も見逃してはならない。ちょっとした戦争なのだ。

洗濯機回してる間にちょっとお買い物とかランチなんて優雅な事は

できないのだ。敵に背中を見せるという事は降参を意味する。



まあ、そんな殺伐とした雰囲気なんて微塵もないんだけど、

洗濯機が回ってる間、大変退屈なのでそんな事を考えながら

脳内で1人遊びをする。



洗濯が一通り終わるまで、1時間半かかった。

乾燥機から洗濯物を取り出し、畳む。

ランドリーを使用するという事は、プライバシーをさらけ出すという事。



みとくれやす~。私こんなおパンツ穿いてますぅ~。


という事だ。

最初の頃、自分の下着類は死角になるようテーブルの下で、

手早く手の平サイズに畳んでいた。

今そんなコソコソなんてしない。堂々と畳むのだ。

パンッパンッとシワを伸ばしながら。





こんなセンスの悪い鬼のパンツも鼻歌交じりに堂々とやる。


  



   ♪鬼のパンツはいいパンツ~♪



全部畳み終わって無事帰宅したのが、1時半。

今、2時半。
まさか、これから銀行?




今日は実に忙しかったよ。汗もいっぱいかいたし。








世界中の働く人に石を投げられようが、血祭りに上げられようが、




        


人の不幸は蜜の味。



ウ~ハハッ、イ~ヒヒッ、オ~ホホッ。




何がそんなに可笑しいかって、ビリ子ですよ。

以前、香港から来たリー(携帯電話)に振り回させてる様子 (←クリック)

記しましたが、またです。




昨日、念願の2GBのメモリーカードを手に入れたビリ子ちゃん。

カード購入直後、駐車場でバッタリ会った同僚に、


「このカードをリーに差し込むと、ゲームし放題、ムービー見放題、

 曲聴き放題、写真撮り放題なんだぜ!スゴイだろ~?」


と、大層ご満悦でした。



帰宅後、さっそくメモリーカードをリーに挿入。

オカシイな、リーはカードを認識しない。まあいいやと、パソコンとリーを接続。

パソコンに保存してるムービーをリーめがけてダウンロード。



ダメー!リー無反応ー!ムービーがダメならソング。

ダメー!リー無反応ー!ソングがダメならゲーム。

ダメー!リー無反応ー!ゲームがダメなら写真。

ダメー!リー無反応ー!............。




あのさ、そもそも何でリーはメモリーカードを認識しないわけ?


「このメモリーカード、オカシイ。不良品かもしれない」


リーを庇護するビリ子。

そんなこたぁない、リーがオカシイのだ。

このメモリーカードは全機種対応だといっておる。

ややこしがらずに、リーの取扱説明書、読もうね。



説明書を見ながら、考えられる全ての原因をひねり出す。

ウチら夫婦はアナログ人間だから、最先端テクノロジーを使いこなす知識も

器量もほぼ皆無。何をどうやっても、リーは応えてくれない。



万策尽きたので、カスタマーサービスにメールで問い合わせる事にした。

この時点で午前0時。



「今日はもう寝よう。明日も仕事でしょ?」


ビリ子は、速達配達のため日曜出勤しなきゃならない。

私はもう、目が潰れかけてたので先にベッドに入った。

しばらく経っても、ビリ子は寝る気配がない。


「もう寝なさいって!」


「う~ん」


まーだ、リーをいじっている。往生際が悪いヤツだ。

だんだんと意識が薄れ掛けていたその時、


「オーマイガー!!」


ビリ子の叫びにハッとなった。


「どうしたの?」


「今までダウンロードしてた曲やゲーム全部消えた」


「何で?どこ押したの?」


「分からない。いろいろ押してたら、再生不可になった」



まあ、自業自得ですな。妻の言う事に耳を貸さなかったから。



今朝、早起きをしてまたリーをいじっていた。

声を掛けても笑顔が見られない。無駄口もたたかない。

相当弱っているな。



ウ~ハハッ、イ~ヒヒッ、オ~ホホッ。



ビリ子には悪いが、何でこんなに笑いが止まらないだろう。

他人事だからだね、きっと。

玄関でクツを履いてる後姿が、ちょっと寂しそうだった。



哀れな男よのぅ...。




「リーはもうイヤ!いっつもトラブってばかりなんだもん。Ebayにかける!」




ウ~ハハッ、イ~ヒヒッ、オ~ホホッ。






明日になってごらん。

また、リー熱が再発してるよ。




ナメんなよ!


私が小学生のとき、ナメ猫が流行っていた。

ガチャポンで、ナメ猫学生証やら免許証を手に入れては喜んでいた。

  



   

        懐かしいですな。






「サーカスがやって来るんだけど、行かない?」


去年の秋頃、お義母さんからこんなお誘いを受けた。

あまり深く考えずに、「行きます」と返事をした。



サーカス、かれこれ20年ぶり。木下大サーカスを観て以来だな。
純粋に感動できるか、おどけるピエロを笑ってやれるか、全く自信がなかった。





     
      安田大サーカス。これも笑えない。




しかし、こういう時こそ私の演技はキラリと光る。そのための女優だもの。

夫は出張中だったので、お義母さん、義妹、義妹の友達とで行く事になった。



会場に着くや否や、ラクダが一頭、座っているのが見えた。

サーカスに出てくる動物といえば、トラや象、クマじゃなかったっけ?

ラクダが芸をするイメージがイマイチ沸かなかった。



コブ芸か?



期待が膨らんできた。


私たちは開演ギリギリに行ったので、テントの中はすでに観客でいっぱい。

熱気ムンムンの中、まず最初に登場したのは中国雑技団。


私にはマネできないからエラソな事は言えないが、

かつてテレビで見た「世界ビックリ人間大集合」の雑技団より

雑な仕上がりだった。

「ハイ!」という掛け声と笑顔が爽やかだったし、一生懸命さは十分伝わった。



緊迫した演技に続いて、場を和ますためのピエロが出てきた。

ピエロとその愉快な仲間たちの一挙手一投足に場内大爆笑。
義妹たちはそうでもなかったけど、お義母さんは大声で笑っている。


「アハハハハッ!」


面白いかどうかは別にして、私も笑う。



20分の休憩中、平均台や綱渡りの準備が整えられていく。

後半は、動物が出てくるようだ。



ラクダが綱渡り...考えにくい。



小さいケージを持ったお姉さんとお兄さんが登場。

6つのケージを次々開けていくと、なんとまあ、猫が出てきた。



猫が、芸を見せるのか?



意外な展開。

私は今までサーカスで猫の芸を見た事がなかった。

その猫たちは、世に言う気まぐれな猫ではなかった。

私は彼らが勝手なマネをしないかハラハラしながら見ていたが、

お姉さんのいう事をちゃんと聞いている。

平均台も綱渡りも輪っかくぐりも、難なくこなしていく。

一つの芸が終われば、自分のケージにサササッと入っていく。


WOW!


非常に従順な猫たちに純粋に感動した。

カッコ良いとも思った。誤りたい気持ちも湧いてきた。

私は犬派だから、今まで猫のこと軽蔑していたけど、犬より賢いかもしれない。

少なくとも、ジェナ(義父のペット犬)よりは。今までナメててゴメンニャサイ、だ。



お義母さんも猫の健闘ぶりにビックリした様子。


「猫があんな事できるなんて、驚いちゃったわ」


同感である。



クライマックスは、やっぱり空中ブランコ。

ミスの連発。危なっかしくて見てられない。

下にネットを張ってたので、やってる人に緊張感がなかったんだろうな。


約2時間にわたる、久しぶりのサーカス。

猫の意外性を発見できた事は新鮮だった。






ところで、あのラクダは結局何だったんだろう。

まさかあのサーカス団、ラクダに乗って巡業してるのだろうか?



ごほう日♪


今日からなのか明日からなのか分からないが、90日の研修を終えて

夫が正式に局員になるそうだ。




ぜひお祝いをしたいと本人が言うので、ウォルマートの帰りに

夫の大好きなOUTBACK というステーキレストランへ行った。

そういえば、今日一日ジュースしか口にしてなかった私たち。

ご馳走を前に、二人とも無言で食べる食べる。


   



    

夫が必ず注文する「ブルームオニオン」

玉ねぎの揚げ物。ほとんど衣じゃないか!

でも、まあまあイケル。



    

「チキンとスペアリブ」。BBQソースが食欲をそそります。

「ハンバーグ!?」。こんなのが出てくるとは思わなかったので、

ミディアムレアで頼んじゃった。お腹空いてたから、生焼けでもイケた。




    

夫が勝手に注文した「チョコレートケーキのバニラ添え」

夫がケーキ、妻がバニラ担当でした。




食後に立ち寄ったアウトレット店で、

ジーンズと鬼の赤パンツみたいなのを買ってました。

自分へのご褒美なんですと。

本命ご褒美のメモリーカードはこの週末にご購入予定だそうです。






自分へのプレゼントはハズレがなくって良いですね、夫。




仲良くケンカしな♪



夫の機嫌が非常に良い時、私はとてもムカついている。

何故なら、調子に乗りすぎて鬱陶しいからだ。



夫のテンションは、朝から絶好調だった。

マイアミのウォルマート(大型スーパーマーケット)へ行く事になっていた。

ヤツは、身支度をしてる時からすでにペチャクチャうるさい。鼻歌もうるさい。

イチイチちょっかいを出してくるのがウザッタイ。

私のテンションは次第に下がっていった。



ドライブ中も、ヤツは絶好調。


「ちゃまー!ちゃまー!」

といいながら、寝たマネをする。


「ちゃ~ま~♪ちゃ~ま~♪」

と歌いながら、ベリーダンスの手の振りをマネる。


その都度、


「ビリ子ちゃん!前を見なさい!」

「ビリ子ー!運転に集中しろ!」


とヤンヤカ怒らなくちゃいけない。

怒ったら怒ったで、また調子に乗って余計にする。

無視したら無視したで、怒られるまでやる。


もうねぇ、非常に疲れるの。

うちのボロ車のエアコンは故障してるので、車内は灼熱。

暑さと鬱陶しさで顔も歪んでくる。


「ちゃまー!スマ~イル!」


エー加減にしとけよオラァ。


心でスゴんで無視していた。



しばらくして、夫がTシャツを脱ぎ始めた。運転しながらだ。


「何やってんだ!」


シャツが頭につっかえて、身動きが取れなくなっている。目隠し状態。


「ビリ子ー!!!」


怒りに任せて思いっきり引っ張ってやった。

ヤツはサッと脱げると思ってやったのだろう。


「おい!ビリ子!朝から悪ふざけが過ぎるぞ!いい加減にしないか!」


ヤツに悪びれてる様子はない。


「オマエ何歳になった?エェ?ティーンエージャーか?エェ?

 良し悪しの区別もつかないバカなのか?オマエはよぉー!!」


般若の形相で罵倒する。ヤツはやっと大人しくなった。

私は1度腹が立つと、静まるまで長らくかかる。次の日に持ち越す事もある。

今日はビリ子の祝いの日だから、終始スマ~イルでいたかったのに...。

ドウドウと自分をなだめて、ウォルマートに着いたら許してやる事にした。



ウォルマートに到着し、徐々にスマイルを取り戻す私。

ビリ子も徐々に元気が出てきた。


実は、あの土星テーブルを買うものとてっきり思っていたが、

ビリ子が昨夜、


「700ドルってやっぱり高い。ウォルマートで安くて良いのがあったら買う。」


と、急遽気変わりしたのだ。


ブログ的には土星テーブルがオイシイなと思っていたから拍子抜け。

土星賛成派の皆様、スミマセン。


妻は浴室で万歳三唱しました。

イヒヒッ。




車で持ち帰れるように、アウトドア用の折り畳みテーブルとイスを買う事にした。

さすが、天下のウォルマート。何でもある。

しかし、箱入りの商品でも開けてよく確認しないと壊れていたりする。


折り畳みテーブルを箱から出して組み立てる。

値段も大きさもちょうど良いので、これにしようと思ってたら、ひびを発見。


う~ん、残念。


他をあたる事にして、二人でテーブルを畳んでいた矢先の事!!



「アーーーーーオォォォ!!!!」


だだっ広いウォルマート中に響き渡ったであろう雄叫び。





トムですよ、トム。私が。



ビリ子がテーブルの足を思いっきり畳んだので、左薬指が詰まりました。

しばらく動けないし声も出せない痛さ。

恐る恐る見ると爪の付け根が赤くなっている。

ビリ子が平謝りしているし、ワザとじゃないから怒れない。

でも、とってもジンジンしてイッターイ!



今日はビリ子の祝いの日だから、終日スマ~イルでいたかったのに...。

またもや、ドウドウと自分をなだめて、安く済んだからチャラにしてあげる事に。




 

テーブル&イス合わせて90ドル!奇跡!








でも、詰めた指、キーボードを叩くとほんのり痛みが走ります。

なるべく「」は打たないように、したいな。




お金のはなし。




私は一応専業主婦だけど、ココだけの話、

年棒649万円もあるのだ。

役職もちゃんとある。『課長代理』
課長ほどの責任感がいらないのが心地よいね。




ところで、今でも強烈に覚えている役職名がある。


『課長補佐心得』


課長補佐になる心得をしておけという事だろうか。

こんなにしてまで役職って必要なのかしらと疑問だが、まあいっか。




それで、ちゃまー課長代理は、動物に例えるとゾウさんなんだとか。

よく分からんけど、耳ダンボなのは合ってるな。




何の事やらさっぱり分からんと思いますが、

実は、Yahoo!ニュースにアメリカの専業主婦の働きは

1500万円相当に値するとあったので、自分の働きっぷりも

試算してもらいました。



日本版
 ↓

あなたの主婦業を鑑定します  



英語版はコチラ。(右上の《Mom Salary Wizard》で試算)

    ↓

What is Your Mom Worth?


アメリカでは、年棒62590ドル(約710万円)の稼ぎになりました。

日米平均すると、年棒679.5万円。




さあて、どこに請求しようかしら?

取引先のビリ子会社かしらねぇ、やっぱり。



「私の仕事っぷりは、年俸679.5万円だってさ。

 支払いが滞ってますよ。払いなさい!」


「ハハハッ。いいよ。但し、家賃や光熱費、一年分の出費を

 全部負担してくれるんだったらね」



そうきたか。えーと、年間約400万円の出費があると計算して、

差額の279.5万円を請求しようじゃないか!



何ですと?ボッタクリではないかって?

架空請求で訴えられる可能性があるですって?


裁判沙汰は面倒ですから、請求はやめとこう。

課長代理も辞退します。






よし、今日から私は、これでいく!!




   非営利団体 ぐーたLOVE

   ビリ子家長補佐代理心得



      無償野 愛 (旧 ちゃまー)

      MUSHONO  AI





よろしくね。




ビリ子姑。




世の専業主婦さまのお仕事は、「掃除、洗濯、買い物、お料理」



この私と何が違う?


掃除・・・気づいた人がやる。夫の得意分野。

洗濯・・・コインランドリーで週一回。夫が率先してやる。

買い物・・・週末に一回。夫が率先してやる。

お料理・・・セルフサービス。





グーダラ専業主婦の私のお仕事は、「地震、雷、火事、オヤジ」



つまり、おこってばかりいるのだという。
それは大げさだけど、たまに夫に雷を落とすこともあれば、

料理中、危うく火事にすることもあるし、ダメオヤジの休日みたいに

毎日ダラダラやってるわな。



私は何度かビリ子ちゃんに、こう言った事がある。


「女だったら良かったのにねぇ。きっと良いお嫁さんになってたと思うよ。」


本心だ。


私は別に汚ギャルではない。古い言葉を使うと、オヤジギャルだけど。

散らかってるなと思えば、それなりに片付ける。

ただ、散らかり基準値がビリ子ちゃんと多少ズレているようだ。





日曜日、夫がいきなりキッチン掃除を始めた。



あ゛ー、またやってる。



妻はパソコンで、いろいろと、資料作成のため調べ物をしていた。



決して遊んでるわけではないんだよ。

それ相応の必要性に応じてだね、今やらなきゃいけないわけで、

分かるだろ?ビリ子。ビリ子や?



キッチンでガチャガチャ音がするたび、心の中でビリ子を説得させる。



ビリ子や、もうその辺でいいじゃないか。

少し手を休めて、ね、ね。後は妻が明日やるから。



ビリ子ちゃんが掃除を始めるとき、ブツブツ文句を言ったりとか

妻にもやるように促したりとか全くしない。

それが余計に応えるのである。
妻もやんなくちゃならない気がしてくるのだ。




えー、そうだな、キッチンはビリ子にまかせとこ。

あっ、畳んだ洗濯物をクローゼットに仕舞おう。

でも、ビリ子がまた後でやり直すからいいか。
そうだ!カウンターの上がジャンクメールでいっぱいだ。
これは要らん、これも要らん、えーとこれは...


「ビリ子ちゃん、これ要る?」


「要るよー。勝手に捨てないで!僕が後でやるから置いといて」



カウンターもビリ子にまかせたっと。
やる事ないな、虫の居場所も悪いな。
散歩に行こうかな。ビリ子怒るかな。



と葛藤しながらも己の存在を忍者←のように消しながら、パソコンに向かう。



小一時間経過。



「ちゃまー、ちょっと見て!」


「わぁー、すごーい!ビリ子ちゃんありがとう!」







キッチンの棚をこんなにスッキリ片付けてくださいました。

やってもらっといて何ですが、一番上の棚のもの届くかなぁ。

頑張っても二段目の手前のものしか取れんなぁ。






ビリ子ちゃんは、ルンルン♪なので黙っておこう。

とりあえず、ビリ子ちゃんが姑じゃなくて良かったと思っとこう。