2024年8月9日 金曜日

 会社の帰りに国立新美術館で開催中の「田名網敬一 記憶の冒険」展へ行きました。

 

 田名網敬一 記憶の冒険 公式

 

 開幕 「田名網敬一 記憶の冒険」 美術展ナビ

 

 それにしても世の中にはすごい人がいるものですね、と言うのが率直な感想です。

 

 なにしろ展覧会の入り口がこの有様です(^^;

 

 

 ここまでド派手な展覧会の入場口は今まであったかな(^^;

 

 入り口を入ると

 

 

 

 

 

 何だかすごい所に来てしまった(^^;というのが率直な感想。

 

 この展覧会を見る事にしたのはこの展覧会を主催している朝日新聞の記事を見たからです。

 田名網敬一さんの名前は存じ上げませんでしたが、紙面にちらりと載っていた作品の写真に「ん?」と興味を惹かれ、行くことにしました。

 

 …しかし、ここまで凄いとは知らなかったです。

 岡本太郎さんもすごいと思いましたが、それ以上ですね。

 もっとも田名網さんの場合は「チープ」「キッチュ」と言う言葉も当てはまると思います。

 

 今回の展覧会は公式サイトによると

 

 現代の越境者 田名網敬一

 近年、急速に再評価が進む日本人アーティスト、田名網敬一。武蔵野美術大学在学中にデザイナーとしてキャリアをスタートさせ、1975年には日本版月刊『PLAYBOY』の初代アートディレクターを務めるなど、雑誌や広告を主な舞台に日本のアンダーグラウンドなアートシーンを牽引してきました。その一方で、1960年代よりデザイナーとして培った方法論、技術を駆使し、現在に至るまで絵画、コラージュ、立体作品、アニメーション、実験映像、インスタレーションなど、ジャンルや既存のルールに捉われることなく精力的に制作を続け、美術史の文脈にとって重要な爪痕を残してきました。 本展は、現代的アーティスト像のロールモデルとも呼べる田名網の60年以上にわたる創作活動に、初公開の最新作を含む膨大な作品数で迫る、初の大規模回顧展です。

 

 との事です。

 

 展覧会の構成

 プロローグ 俗と聖の境界にある橋

 第1章 NO MORE WAR

 第2章 虚像未来図鑑

 第3章 アニメーション

 第4章 人工の楽園

 第5章 「記憶をたどる旅」

 第6章 エクスペリエンタル・フィルム

 第7章 アルチンボルドの迷宮

 第8章 記憶の修築

 第9章 ピカソの悦楽

 第10章 獏の礼

 第11章 田名網敬一×赤塚不二夫

 エピローグ 田名網キャビネット

 

 今回の展覧会は全て撮影可能!でした。

 

 と言う事で以下写真を掲載します。

 見てくらくらしないでくださいね。 

 いえ、私は実物を見て頭がくらくらしましたので(^^;

 

 

 

 

 一応この作品は第1章 NO MORE WAR の展示なのです。

 しかしテーマなんざどうでもよくなりました(^^;

 と言う事で皆様あまりむつかしい事は考えないでください。

 勢いで見てください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 この辺りの作品を見て、田名網さんはもしかしてこの世界がずっと続いている人なのだろうか、と思ったのでした。

 

 「2023年度第47回 東京五美術大学 連合卒業・修了制作展」②

 

 武蔵野美術大学で学んでいる感覚がそのまま残っているのではないだろうか…と思えてきました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 とどまるところを知らない(^^;

 田名網さんは88歳との事ですが、この人は「老い」というものを感じないのでしょうか。

 ・・・感じないのでしょうねえ。

 

 

 

 

 

 

 

 この辺りを巡っていると頭にこの曲が思い浮かびました。

 

 


 

 いや、本当に「わがままを通す男」ですからね。

 田名網さん。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 いや、本当にすごいです。

 田名網敬一展。

 

 観客は少なく、ゆっくり鑑賞できました。

 もっとも同時開催のCLAMP展に客が流れていた可能性は否定できないです。

 鑑賞時間40分程度でした。

 

 

 ※8月20日

 朝日新聞朝刊に田名網さんが亡くなられたとの記事が載せられました。

 88歳でした。

 最近描かれた作品でも老いを感じさせないものでした。

 

 アーティストの田名網敬一さん死去、88歳 極彩色のポップな画風 朝日新聞デジタル

 

 ご冥福をお祈りします。

 

 

 

 2024年8月18日 日曜日

 年間第20主日の今日はいつも通り早朝ミサ。

 

 

 お盆の時期なので、参列者は少し少なかった気がします。

 それでも海外出身の信徒の方が来るなど、相変わらずカトリックの教会らしいミサです。

 まあ海外ではお盆と言う習慣がありませんから。

 カトリックではお盆の代わりに8月15日は「聖母被昇天」の日に定められています。

 私は行かなかったのですが、この日はミサが捧げられます。

 

 今日のミサでは聖体拝領の際に神父様に祝福を願う方がかなりいました。

 

 ミサから帰宅後、昨日の国際鉄道模型コンベンションの様子をブログに書きました。

 今日も暑い中、国際展示場で開催されましたが、果たしてどのくらい集まったでしょうか。

 鉄道模型を始めるきっかけになってくれれば、と思います。

 

 そして先ほどNHKのBSで「光る君へ」を見ました。

 …なるほど、「源氏物語」の桐壺帝は一条天皇だったのですね。

 それで定子様とのラブラブっぷりが冒頭に書かれたのですね。

 …と言う事は藤壺女御は中宮彰子様?

 

 枕草子評もさりげなく描かれてました。

 なるほど、紫式部日記のききょう(清少納言)への悪口は実はあかね(和泉式部)からの影響だったのですね。

 知りませんでした(^^;

 

 …と思ったら

 「こらっ、何勝手なこと書いてるのよ、早く私の書いた源氏物語を読みなさい!」と言う声。

 「ん?」

 振り返ると、

 何とそこにまひろ様が!

 

 …ごめんなさい、今日はここまでにします。

 

 …なお、現れたのは確かにまひろ様でした。

 吉高由里子さんではありません。

 吉高さんだったら六条御息所のように生霊、ってことになりますから(^^;

 

 今週も皆様に神様の恵みがありますように(^-^)

 

 前回の続きです。
 その③は私の所属する相模原鉄道模型クラブの出展したレイアウトを紹介します。
 
 
 
 
 
 
 レイアウトをカメラやスマホで撮影する人が沢山いました。
 車両が走行しているシーンを動画で撮影する人も多かったです。
 
 そしてTさんの作ったレイアウトの扇形庫。
 

 
 光が点滅しています。
 そして5時以降になるとレイアウトに光が灯されます。
 
 
 
 
 
 
 この扇形庫は人気があり、望遠レンズ付き一眼レフカメラで撮影する人が沢山いました。
 ある人はこの扇形庫を見て今は京都鉄道博物館になっている梅小路蒸気機関車館を訪れた経験を語ってくれました。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 良くできてますね。
 真似しようにもまねできそうもないです。
 
 
 午後6時
 第23回国際鉄道模型コンベンションの2日目は無事終わりました。
 Tさん、そして相模原鉄道模型クラブの皆さん、お疲れさまでした。
 今年も楽しかったです。
 
 Tさんによるとこの日の来場者は1万人を超えたのではないか、との事。
 すごい事ですね。
 私たち相模原鉄道模型クラブのレイアウトを見に来てくれた皆様、どうもありがとうございました。
 
 その後片づけに入ります。
 KATOブース、岩倉高校のブースでも片付けがあり、個性が感じられました。
 午後6時半頃会場を退去。
 帰路に就きました。
 
 国際鉄道模型コンベンションは本日3日目です。
 もしこのブログを8月18日に見る事が出来たのであれば、国際展示場まで足を運んでいただければ幸いです。
 
 
 前回の続きです。
 相模原鉄道模型クラブのメンバーとしてレイアウトの保守・車両の管理の役目の傍ら、会場を回る事が出来たので、写真を掲載しながら多少の説明をさせていただきます。
 

 
 今年の昼食。
 あらかじめクラブ主催者のTさんが予約しておいてくれました。
 Tさんありがとうございました。
 
 

 
 やはり峠の釜めしは美味しかったです。
 ただ、今年はフードコートが狭かったようで、なかなか席が空きませんでした。
 ホール内はフードコート以外、水分補給以外の飲食は禁止です
 モデラーの皆さんは食事確保にかなり苦労したのではないでしょうか。
 

 
 

 
 

 
 ラインゴルドをお持ちのSさんが教えてくれた展示物。
 やっぱり欧州の鉄道は良いなあ。
 

 
 

 
 

 
 
 相模原鉄道模型クラブの近くにKATOのブースがありました。
 
 
 新製品の紹介です。
 
 
 
 撮影しませんでしたが、TOMIX、マイクロエース、グリーンマックスもブースを出しています。
 
 他の鉄道模型サークルのレイアウトも少しばかり紹介させていただきます。
 
 
 今年の鉄道模型コンテストにも参加していた岩倉高校。
 
 
 
 
 
 さすが岩倉高校と思わせる展示でした。
 彼らは鉄道模型コンテスト、そしてJAMの常連です。
 
 
 
 これもSさんの勧めで見たものです。
 欧州高速鉄道のモデルたち。
 黄色のTGVはラ・ポストと言い、郵便輸送に用いられているそうです。
 
 
 
 
 上から3つ目の車両はドイツのICEとTGVを組み合わせたもので、Sさんによると台湾の高速鉄道が計画された時に欧州側が日本側に対抗して提示した車両との事。
 そんなマニアックなものまで出すとはさすが鉄道模型ファン。
 
 
 
 これはお隣の台湾の鉄道をテーマにしたFormosa Rail Club(台湾鉄道)のレイアウト。
 こちらも常連さんです。
 
 
 「台湾鉄道部」
 そう、台湾の鉄道です。
 
 
 今回はあまり他のサークルのレイアウトを回れませんでしたが今年も個性あふれたレイアウトぞろいでした。
 会場に来られたお客様も大いに楽しんだ事と思います(^-^)
 
 
 2024年8月17日 土曜日
 東京・有明の国際展示場(ビッグサイト)で開催している鉄道模型のイベント、国際鉄道模型コンベンション(略称JAM)に相模原鉄道模型クラブのメンバーとして参加。
 
 

ここ数年、毎年お盆の頃になるとこの時期に毎年行われている鉄道模型のイベント国際鉄道模型コンベンションに参加することが多くなっています。

 それまでは音楽フェスのサマーソニックに行くことが多かったです。
 国際鉄道模型コンベンションの方は「お客さん」としててではなく、スタッフとして行くので勢い参加意識が高まります。
 それで最近はサマーソニックよりJAMに行くことが多くなりました。
 
 昨年の国際鉄道模型コンベンションの様子です。
 
 
 
 最後に「 来年の第23回国際鉄道模型コンベンションでまたお会いしましょう! 」と書いています。
 約束を果たすことが出来ました。
 
 今年も相模原鉄道模型クラブの主催者のTさんから呼びかけがあり、今回も車両展示のスタッフとしての参加となりました。
 スタッフなので事前にJAMの事務局に登録しておく必要があります。
 そして事前にTさんから受領したIDカードを身に付けておく必要があります。
 
 今回は5セットを鞄に入れ、電車でビッグサイトへ。
 
 
 
 会場の東1ホールに着いたのは11時頃でした。
 すでに数人仲間が来ていました。
 と言う事で仲間たちの車両をお目に掛けます。
 

 
 小田急ロマンスカー50000系。
 そしてJR東海の371系。
 50000系は最近引退し、多くのファンに惜しまれました。
 371系は小田急線新宿駅を始発とする特急あさぎりに用いられました。
 

 
 西ドイツ(当時)の特急ラインゴルド。
 ラインゴルドについてこの車両の持ち主のSさんに色々教えていただきました。
 
 そして私の持ってきた車両を紹介します。
 それは…、前回のブログで「しばらく秘密にしておきます。」とお伝えしたこの車両です。
 
 
 KATO製の英米海峡トンネルを通り、ロンドン・パリ間を運航する国際特急「ユーロスター」。
 最近購入したばかりです。
 
 
 どうしてユーロスターを購入したのか、少し説明します。
 1998年私は初めてのヨーロッパ旅行をしました。
 JTBの個人ツアー「パリ・ロンドン8日間の旅」でした。
 その時ロンドンからパリに異動する際に乗ったのがまさしくこのユーロスターだったのです。
 ただし当時と色が異なります。
 しかし車両は全く変わっていません。
 最初1998年当時乗ったものと同じ塗装の模型を中古鉄道模型店のオンラインショップで見つけ、思い出の車両と言う事もあり、すぐに購入。
 しかし1994年製であるため、走行に懸念材料があり、もう一度ネットで探したところ、新塗装の在庫がKATOのオンラインショップにまだ在庫があり、急いで注文しました。
 そして先週試運転し、何とか今回走行にこぎつけました。
 走りが快調であり、良いモデルです。
 ただし、連結器などに難がありました。
 先述のSさんが連結器を交換すると良いですよ、とアドバイスをくださいました。
 鉄道模型仲間冥利に尽きます。
 Sさんありがとうございます。
 
 会場は11時に着いた時、すでにお客さんが沢山来られていました。
 もう一人のSさんによると、昨日新幹線が止まったために関西方面からのファンが今日の新幹線で入場しているのではないか、との事でした。
 関西方面からかなり来ているようです。
 確かに鉄道模型イベントも一極集中化していますし。
 
 今回の第23回国際鉄道模型コンベンションもとても楽しいものになりました。
 今回はここまでとします。
 続きは次回。

 2024年8月13日 火曜日。

 暑い日が続きますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。

 

 今朝この本を読み終えました。

 

 

 アメリカの優れた経済学者 ジョセフ・E・スティグリッツ教授が書かれた経済学の優れたテキスト 「スティグリッツ ミクロ経済学」です。

 

 読書メーターの感想です。

 

「9年ぶりの再読。やはり経済学の教科書は再読してようやく分かるものなのですね。ミクロ経済学のトピックについて幅広く、そして深く掘り下げている。この教科書を読んで理解出来れば世の中の事が少しはより良く見えるようになるはず。最後のところでジョン・メイナード・ケインズの有名な「美人投票」が出てくるのはさすが。

 

  10年前に書かれただけあって経済面を騒がせた諸問題についても例として取り上げられています。例えば北米自由貿易協定。今は落ち着いてますが、締結当初は大統領選挙でも争点になりました。世界貿易機構(WTO)の発足当時、シアトルで反グローバリズムを唱えた過激な活動家たちが大騒ぎした事も取り上げられています。現在G7の首脳会議が大都市でなく、観光地などで行われるようになったのはこのシアトルでの反WTOデモが原因でした。トランプ前大統領も公正貿易とか何とか言って中国に色々言ってましたね。 でも国際貿易は出来る限り自由であるべきです。

 

 他にも米国の反トラスト法に見られる独占・寡占市場についての記述も面白かったです。今米国司法省がグーグルを反トラスト法違反で訴えています。この本が書かれた少し前に司法省がマイクロソフトを反トラスト法違反で訴えたのと同じです。経済学の教科書を読むことで経済面に出てくる様々な事が良く分かるようになりますので、難しいですが、一度読んでみてくださいね。

 

 経済学は難しい、とっつきにくい、と良く言われます。

 確かにその通りです。

 でもね、面白いのです。

 きちんと学ぶと世の中が経済学を知らなかった時よりも分かるようになります。

 

 ただし、経済学を学ぶからには浅くではだめで、広く、深く学ばないといけません。

 Xで政治的な言動をつぶやいている人が経済がどうこう、なんていろいろつぶやいてますが、あれはほとんど出鱈目です。

 自らの思い込みに当てはめてつまみ食いしているだけです。

 経済学を深く学べば、ああいう言動は恥ずかしくてできなくなるはずです。

 

 経済学については私も学ばないといけない事がまだ沢山あると思っています。

 

 明日からこちらを引き続き読もうと思っています。

 

 

 スティグリッツ教授の「スティグリッツ マクロ経済学」

 こちらは国、あるいは世界単位での大きなスケールから見た経済学を学ぶテキスト。

 私はこちらの方が好きです。

 ミクロ、マクロのどちらが好きか、好みが分かれます。

 まあ、どちらが好きになるにせよ、優劣はありません。

 

 皆さんも一度このようなテキストで経済学をしっかり学んでみる事をお勧めします。

 

 

 2024年8月12日
 久しぶりに自宅で鉄道模型を走らせました。
 あるイベントの準備のためです。
 
 自宅で鉄道模型を運転するときはレールを組み立てるいわゆる「お座敷レイアウト」で走らせることになります。
 20分ぐらいかけてレールを組み立て「お座敷レイアウト」を作ります。
 でもそれですぐ走らせられるわけではありません。
 レールのクリーニングが必要です。
 
 
 KATOのクリーニング用品 ユニクリーナー。
 
 
 綿棒を用意します。
 
 
 綿棒にユニクリーナーをしみこませます。
 
 
 レールをクリーニング。
 結構レールは汚れるものなので、綿棒一本は確実に使います。
 鉄道模型は細かいメンテナンスが必要なのです。
 
 今日はちゃんと走らせられるか確認するためのいわば試運転。
 試運転の対象はこの車両。
 
 

 
 マイクロエースの小田急3000系。
 以前トラブルが多発した事を書きました。
 そこでギアに注油してみました。
 


 

 奥の車両は小田急2300系。

 3000系の少し前に登場した小田急の特急車両です。

 事情があり、わずか一年しか特急として活躍できませんでした。

 そのため「薄幸の佳人」と言われています。

 

 今回、ようやく小田急3000系が何とか走る事が出来そうなことが分かりました。

 ただ、ポイントでちょっと難がありますが。

 
 そしてもう一つの試運転の車両がこちら。
 
 
 この車両は…、すみません、しばらく秘密にします。
 実物はとても思い入れのある車両です。
 
 次のイベントでも今日のように上手く走れますように。
 

 2024年8月11日 日曜日

 お隣の東京都町田市にある町田市立国際版画美術館で開催中の「幻想のフラヌール―版画家たちの夢・現・幻」展、そして「飯田善國の版画と《彫刻噴水・シーソー》」を見ました。

 

 町田市立国際版画美術館 公式

 

 町田市立国際版画美術館も随分と行ってませんでした。

 過去のブログを見たら何と昨年11月以来でした(^^;

 

 町田市立国際版画美術館 楊洲周延 明治を描き尽くした浮世絵師 2023年11月25日

 

 何をやっていたのだろうか(^^;

 そう言う事情で町田市立国際版画美術館にもそろそろ行かないとダメだなあ、と思い、三連休中だしちょうど良いと思って今回の展覧会に行くことにしました。

 

 暑い中、町田市立国際版画美術館へ。

 暑いので美術館の近くに噴水、そして水流があるため、親子連れがちらほら。

 美術館に着いたのは13時半ごろ。

 

 

 

 

 

 今回の「幻想のフラヌール―版画家たちの夢・現・幻」展について版画美術館の公式サイトから概要を転載します。

 

「 ときに鏡にたとえられる版画は、作者の夢想と見る者の願望を如実に映し出します。版面/紙面の不可思議なモチーフや奇妙なフォルムは想像力を否応なく刺激し、見慣れた現実をも幻想の世界に変容させる版画家たちの精神と手業は既成の概念を揺り動かし、私たちを別の世界へといざなうかのようです。

独自の世界をさまよう〈フラヌール(遊歩者)〉ともいうべき版画家たちの作品は、過去や私たちの内に眠る原初的な記憶を呼び起こしながら現実世界の可能性、すなわち未来の姿をも浮かび上がらせる力を秘めているといえるのです。

本展では企画協力に美術評論家の相馬俊樹氏をむかえ、幻想の力によって〈アナムネシス(記憶回復)〉を喚起する作品を、当館収蔵品から紹介します。版画/鏡を覗きこみながら作品のあいだを遊歩するうちにおのずと取り込まれる世界は、「夢幻」と「現実」、「作品」と「私たち」、そして「芸術のための芸術」と「生のための芸術」などの境界がとけあう場となるでしょう。」

 

 いざ見てみると版画はここまで表現できるものなのか、という驚きがありました。

 結構グロテスクな作品も多いのですが、さすが町田市立国際版画美術館!と唸らせるものがあります。

 本当にこの美術館の企画力はすごいですね。

 

 今回の展覧会では無料の15頁の小冊子が配布されています。 

 

 

 

 

 

 町田市立国際版画美術館らしい小冊子です。

 

 展覧会の構成は公式サイトに掲載されています。

 

 幻想のフラヌール―版画家たちの夢・現・幻

 

  今回の展覧会はいくつかの作品が撮影可能となっています。

 撮影した作品を掲載します。

 

 

 

 

 

 拡大して撮影してみました。

 

 

 

 ピーテル・ブリューゲルやヒエロムニス・ボスの作品を思い出しました。

 

 

 

 

 

 

 拡大して撮影。

 グロテスクで申し訳ありません。

 

 

 

 

 

 

 拡大して撮影。

 

 

 展覧会の観客はいつものように少なく、じっくり鑑賞できました。

 この美術館らしく、じっくり作品を見ている人が多かったです。

 グロテスク、あるいはエロティックな作品も多いのですが、夢、あるいは幻想、想像力の無限大の可能性を考えさせてくれる展覧会でした。

 訳の分からない現代アートよりも、想像力を働かせる媒体として版画の方がより優れているのではないか、とも思えました。

 

 部屋を出て常設展へ。

 

 

 

  これを見てピンと来た人も多いはず。

  そう、このシーソーを作った人です。

 

 

 町田市立国際版画美術館と言えばこのシーソーを思い浮かべる人が多いようですね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 この後一階のハイビジョンギャラリーでイタリアの版画家ピラネージについてのハイビジョン動画を鑑賞。

 ピラネージについて理解が深まりました。

 

 

 

 シーソー。

 下の池は親子連れで一杯でした。

 

 

 

 

 

 芹が谷公園を出て町田駅に向かい、帰路に就きました。

 

 2024年8月11日 日曜日。

 

 前の記事で書いた通り、今日は第二ミサにあずかりました。

 いつもと異なり、第二ミサにあずかったのは、また朗読することになったからです。

 

 

 

 今回も第二朗読。

 「使徒パウロのエフェソの教会への手紙」4章30節~5章2節です。

 

 エフェソの信徒への手紙 4:30-5:2
(皆さん、)神の聖霊を悲しませてはいけません。あなたがたは、聖霊により、贖いの日に対して保証されているのです。無慈悲、憤り、怒り、わめき、そしりなどすべてを、一切の悪意と一緒に捨てなさい。互いに親切にし、憐れみの心で接し、神がキリストによってあなたがたを赦してくださったように、赦し合いなさい。あなたがたは神に愛されている子供ですから、神に倣う者となりなさい。キリストがわたしたちを愛して、御自分を香りのよい供え物、つまり、いけにえとしてわたしたちのために神に献げてくださったように、あなたがたも愛によって歩みなさい。

 

 霊性センターせせらぎの公式サイトより転載しました。

 霊性センターせせらぎ

 

 昨日寝る前に一度、そして今朝もう一度練習しておきました。

 お陰様で朗読は上手く行きました。

 ただ、前後の礼をするところなどはあまり上手く行かなったかな、と反省しています。

 

 せっかくなので第1朗読、そして福音朗読もせせらぎから転載しておきます。

 

 第一朗読  列王記 上 19:4-8
(その日、王妃イゼベルが自分を殺そうとしていることを知ったエリヤは、)荒れ野に入り、更に一日の道のりを歩き続けた。彼は一本のえにしだの木の下に来て座り、自分の命が絶えるのを願って言った。「主よ、もう十分です。わたしの命を取ってください。わたしは先祖にまさる者ではありません。」彼はえにしだの木の下で横になって眠ってしまった。御使いが彼に触れて言った。「起きて食べよ。」見ると、枕もとに焼き石で焼いたパン菓子と水の入った瓶があったので、エリヤはそのパン菓子を食べ、水を飲んで、また横になった。主の御使いはもう一度戻って来てエリヤに触れ、「起きて食べよ。この旅は長く、あなたには耐え難いからだ」と言った。エリヤは起きて食べ、飲んだ。その食べ物に力づけられた彼は、四十日四十夜歩き続け、ついに神の山ホレブに着いた。  

 

 イスラエルの王アハブの時代に現れた預言者エリヤの事が書かれています。

 エリヤは王妃イゼベルが持ち込んだ異郷の神バアルへの信仰に走ったアハブを激しく批判。

 アハブはアラム王国と戦い、勝利を得ますが、最後はエリヤと別の預言者ミカヤの警告通り戦死。

 余談ながら小説家ホーソンの「白鯨」に出てくるエイハブ船長は紛れもなくこのアハブ王から取られています。

 この箇所を読んで、もしかしたら今の世の有様の事を言っているのだろうか、と思ったのでした。

 

 そして福音朗読です。

 

 福音朗読  ヨハネによる福音書 6:41-51
(そのとき、)ユダヤ人たちは、イエスが「わたしは天から降って来たパンである」と言われたので、イエスのことでつぶやき始め、こう言った。「これはヨセフの息子のイエスではないか。我々はその父も母も知っている。どうして今、『わたしは天から降って来た』などと言うのか。」イエスは答えて言われた。「つぶやき合うのはやめなさい。わたしをお遣わしになった父が引き寄せてくださらなければ、だれもわたしのもとへ来ることはできない。わたしはその人を終わりの日に復活させる。預言者の書に、『彼らは皆、神によって教えられる』と書いてある。父から聞いて学んだ者は皆、わたしのもとに来る。父を見た者は一人もいない。神のもとから来た者だけが父を見たのである。はっきり言っておく。信じる者は永遠の命を得ている。わたしは命のパンである。あなたたちの先祖は荒れ野でマンナを食べたが、死んでしまった。しかし、これは、天から降って来たパンであり、これを食べる者は死なない。わたしは、天から降って来た生きたパンである。このパンを食べるならば、その人は永遠に生きる。わたしが与えるパンとは、世を生かすためのわたしの肉のことである。」  

 

 この箇所はミサにおける聖体拝領の意義を説いたものです。

 神父様の説教は良く聞こえなかったのですが、最後のところで信徒が一緒にミサでパンにあずかる事は皆で助け合う事に繋がっています、と言われました。

 

 ミサも無事に終わりました。

 今日は信徒ホールでベロニカ苑のパンの販売がありました。

 パンを二つ買い、信徒ホールでコーヒーと一緒に食べました。

 

 しばらくして教会を辞去。

 

 その後で町田市立国際版画美術館へ行きました。

 これについては次回書くことにします。

 

 今週も皆様に神様の恵みがありますように(^-^)

 

 

 

 

 

 2024年8月11日 日曜日

 

 おはようございます。

 今日は第二ミサにあずかる予定です。

 まあ、色々ありまして。

 

 先ほどもう一つのブログ(balthazarのブログ)にこの記事をアップしました。

 

 ミネソタ民主農民労働党と言う政党。ハンフリー、モンデールに続くミネソタ民主農民労働党出身のアメリカ合衆国副大統領は誕生するのか。

 

  この記事の続き的なものです。

 

 ジョー・バイデン アメリカ大統領 お疲れさまでした。

 

 バイデンさんが大統領選挙から撤退してかえって良い方向に向かいつつあることには正直驚いています。

 カマラ・ハリスさん、ティム・ウォルツさんには「商業右翼」そして「真のディープステート」に支えられたトランプ前大統領の再選を阻止し、正副大統領として格差是正、医療保険など社会保障の充実に取り組んで欲しいです。

 それは間違いなく世界の、そして日本にも良い事です。

 

 このブログの読者の皆様も今回のアメリカ大統領選挙には注目して欲しいと思います。

 そして日本以外の世界で何が起こっているか、と言う事にも。