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★ Defense - starting pitcher ★
今日の牧田さんのストライク率は約66.4%を記録、
ほぼ2/3を記録してくる非常に素晴らしい成績を残すことに成功しました。
ただし28度の打者との勝負を観ていくと、うち2ボールまでいったのはのべ14度と
1ボール以内での勝負はちょうど半数に留まる成績、
今日は初球ストライクを取った勝負は計17度と全体の6割程度積み重ねていくものの
それでも初球から2球続けてボールとなった勝負は計4度とある程度散見されるなど
2ボールを記録しての多少苦しい、緊迫の勝負もある程度積み重なっていきますが
それでも3ボールまでいった勝負をのべ3度のみ、そして何より四球を0個に抑え
余計なボール球や余計な出塁を極力抑えていくことに成功しましたから
今日の牧田さんは全体として非常にうまく、
ストライク・ゾーンの中で大胆に勝負し続けることに成功したと高く評価できます。
そんな今日の牧田さんの投球詳細を振り返っていきますと
今日も最高132km/h、平均127.6km/hといつも通り素晴らしい
球速を中心とした精度を誇るその自慢の速球を全体の半数を超えるまで数多く利用し
投球の軸としてはいつも通りその自慢の速球と、加えてスライダーといった
まずは2つの勝負球に置き、それらをまんべんなく数多く駆使していきながら
加えて時折鋭く垂直方向に沈む球種として今日はシンカーは数球に留め
代わりにチェンジアップを全体の約1割ほどとある程度数多く織り交ぜ
3つ目の勝負球再確立に向けての挑戦もあわせて魅せていき
更にはスライダーより更に速球との球速差のあるカーヴをも
今日は全体の16%ほどとスライダーと同じくらい数多く利用し
速球との球速差を活かして非常に効果的に緩急を駆使していく投球を展開、
今日奪ったアウト全24個の内訳を観ていきますと
外野手の処理したフライアウトを4個にうまく抑えていきながらポップアウト4・ラインアウト1、
そして三振4個に加えグラウンドアウト実に11個とグラウンドアウトを数多く奪いながら
アウトを一つ一つ積み重ねていき順調にどんどんとイニングを消化していく
本格派グラウンドアウト投手の素晴らしい投球を1ゲームを通じて魅せ続けてくれ
結果8イニングを投げて投球数110（1イニング平均約13.8球）のみにうまく抑えると共に
奪われた出塁も四死球0個に加え単打3・二塁打1で計4個のみにこちらもうまく抑えることに成功、
もちろん数多く転がってきたグラウンドボールを一つひとつ着実に処理し続け
アウトを積み重ねていくことに貢献した内野守備陣をはじめとした
ライオンズ野手守備陣の安定した、そして素晴らしいフィールディングの数々に、
そして降板後の1イニング3アウトを順調に奪い続け
ライオンズの勝利をみごと確定させることに成功した十亀さんといった
ライオンズ・リリーフ陣の素晴らしい投球の数々に大きく感謝しながらも
失点・自責点共に1のみに抑え、みごとQSを優にクリアしてくる
非常に素晴らしい成績を残すことに成功しました。
今日は時折数球ではありますが主に右打者の内角に対し、
いつも投じる120km/h台後半の速球ではなく
恐らく多少何らかの変化を加えた、球速を120km/h台前半それも
120km/h近辺にとどめた速球を利用していきますが
それでも今日もその速球で5度の空振り、うち2度の空振り三振を奪うなど
前々回登板8/30 ファイターズ戦、そして前回登板9/6 ホークス戦と同程度の
素晴らしい精度を今日も継続して誇っていたと高く評価してよいものでした。
加えて、交流戦ごろから特に左打者へのシンカーがあまり効果的ではなく
以降現在に至るまでその3つ目の勝負球－鋭く沈む球種－の
改善及び確定に向けての模索が水面下で継続しておりましたが
今日はチェンジアップをある程度数多く利用し
空振り三振1を始め凡打4のみに抑えることに成功しましたから
もちろんまだまだ、今後はシンカーではなく
ほぼチェンジアップ一本で3つ目の勝負球は確定、というわけではなく
今後もシンカーとチェンジアップとを利用していきつつ
その効果を登板ごとに相手攻撃陣ごとに慎重に観ていくことだろうと思いますが
それでも今後はシンカーよりもある程度
チェンジアップの利用割合が増えてくるのではないかと予測でき
この点についても今後の牧田さんの投球を観ていく上で
一つの大きな楽しみとなりました。
何はともあれ、今後もまずは
その自慢の速球を中心に常に大胆にそして厳しくゾーンを攻め続けていきながら
数多く投手有利なカウントで勝負し続けていきつつ余計な出塁を極力防ぎ
三振やそしてグラウンドアウトを安定して数多く奪っていきつつ
最少失点にまとめながらどんどんと順調に長いイニングを消化していく
先発投手としての最大の、そして最優先のしごとを
継続して、安定してこなし続けていってほしいと願います。
★ Offense ★
今日のライオンズ攻撃陣は得点圏にランナーを置いての打席は計16度にのぼり
その内訳は 3-12（うち二塁打2、三振3・失策1）、四球3・犠飛1で得点圏に残塁4・得点8という成績、
また今日は12安打に加え3四死球で奪った出塁は計15、失策による出塁1を加えた
その全16人のランナーの行方は残塁6に加え盗塁死1・一二塁間狭殺1で得点8という結果でした。
今日は何といってもフルカウントに3度持ち込み
そのうち2度でいずれも7球目で四球および二塁打で出塁を奪うなど
全4打席で計28球を費やさせながら打点2を稼ぎつつ
四球1・二塁打1で計2度出塁することに成功したエスティさんをはじめとし
更には1度打ち直しの打席があったもののそれでも全3打席で計16球を費やさせながら
四球1・単打2で3度とも出塁することに成功した高山さん、
また全4打席で計18球を費やさせながら単打2で2度出塁を奪うことに成功し
また犠飛で打点1を稼ぐことにも成功した熊代さん、
そして全5打席で費やさせた球数は計13球に留まるものの三振1の一方で
打点3を稼ぎつつ単打2・二塁打1で計3度出塁を奪うことに成功した浅村さんなどを中心に
結果攻撃陣全体の打席全39度（打ち直しの打席1を含む）のうち計17度で5球以上を費やさせ
そこで三振3個を奪われるもののその一方で四球3に加え単打1・二塁打1を奪っていきながら
バファローズ先発、前田投手に対し
5 2/3イニングで計115球（1イニング平均約20.3球）を費やさせ
またバファローズ投手陣全体に対しても
8イニングで計152球（1イニング平均19球）を費やさせる抜群に素晴らしい成績を残し
奪った出塁も四死球3個をはじめ計15個と
こちらもあと一歩で1イニング平均2個に届こうかという非常に素晴らしい成績を残すことに成功、
また加えて今日は浅村さん・Ortizさん・エスティさんのそれぞれ1本ずつの二塁打3本といった
ライオンズ攻撃陣本来の魅力である長打についても複数魅せることに成功しつつ
6回に四球3・犠飛1、そして相手の失策1を交えて
一気に1イニング7点という大量得点を奪うことに成功したこともあり
結果残塁6ながらもみごと得点実に8を奪う
非常に効率的な攻撃をも魅せることにも成功しましたから
今日は全体としてうまく
そのしごとをこなすことに成功したと高く評価できるライオンズ攻撃陣でした。
序盤から中盤にかけてはある程度数多く忍耐強く闘いながらも
なかなか順調に出塁を、そして得点を重ねていけない苦しい攻撃が続いていきますが
その積み重ねがようやく実ったのが6回の一気の大量得点であったと評価してよく
今後も何一つ変えることなく、効率的な攻撃に頼り過ぎることなくとにかくまずは
残塁を恐れずに数多く忍耐強く闘い続ける打席を創り出し続けていきながら
初球から積極的に狙い球を絞って鋭く弾き返していく中で効果的に織り交ぜ続け
出塁をひとつひとつ奪い続け、積み重ね続けていくことだけに最大限・最優先に集中し続けていき
その上で1点1点をスコアボードに記録し続けていってほしいと願います。
