September 12, 2012 Buffaloes at Lions - Game 122 | Peanuts & Crackerjack

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Dedicated to the Saitama Seibu Lions organization and its players, baseball itself, and those who want to know what counts most in a given situation you are in and to make right decisions in a confident manner everytime. May the 'dose of luck' be with you!




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★ Defense - starting pitcher ★

  今日の雄星さんのストライク率は約62.9%を記録、
  あと一歩で2/3を記録していくるまずまず合格点の素晴らしい成績を残すことに成功しました。

  ただし24度の打者との勝負を観ていくと、うち2ボールまでいったのがのべ11度で
  1ボール以内での勝負は約54.2%と2/3を大きく下回る成績、

  今日は初球から2球続けてボールとなった勝負は計3度に何とかまとめるものの
  初球ストライクを取った勝負が計9度と全体の37.5%に留まっていくなど

  なかなか順調にストライクを奪っていくことに苦しみ、その多少ばらつく制球の中で

  呼応するように2ストライク以降の勝負が計17度で全体のほぼ7割を占め
  更には3球以内の勝負が全体のちょうど1/3に留まる8度、4球以内でも12度と全体の半数に留まるなど

  非常に数多く忍耐強く闘い続けてきたバファローズ攻撃陣に対し
  多少苦しい、緊迫の勝負が続いていきますが

  それでもなんとか3ボールまでいった勝負をのべ6度、そして四球を2個にまとめ
  なんとか余計なボール球や余計な出塁を極力抑えていくことに成功しましたから

  今日の雄星さんは全体としてみればなんとかまずまずうまく、
  ストライク・ゾーンの中で大胆に勝負し続けることに成功した
と高く評価できます。

  そんな今日の雄星さんの投球詳細を振り返っていきますと
  今日は6回・7回は緊迫の勝負続きの疲労からか多少落ちるものの、
  また全体としても前回登板9/5 ホークス戦に引き続き今シーズン平均からも多少低下しているものの、

  それでも最速144km/h、平均139.9km/hと安定して140km/h台前半を計測してくる
  その自慢の速球をほぼ全体の半数ほどと数多く利用していきながら

  投球の軸としてはいつも通りその速球に加えて数種類のスライダー系といった
  2つの勝負球に置きそれらを数多く駆使していき

  加えて今日はその“3つ目の勝負球”になりつつある
  スプリッターやチェンジアップについては数球利用するにとどめますが

  一方で速球とおおよそ25km/hほどの球速差を誇るカーヴについては
  全体の1割ほどと数多く織り交ぜ効果的に緩急を駆使してくる投球を展開、

  今日奪ったアウト全18個の内訳を観ていきますと
  外野手の処理したフライアウトを4個のみにうまく抑えていきながらポップアウト1・ラインアウト1、

  そしてグラウンドアウト5個に加え三振実に7個
  特に三振を平均1イニング1個以上と数多く奪っていきながらアウトを積み重ね
  順調にイニングを消化していく本格派エースの投球を1ゲームを通じて魅せ続けてくれ

  結果6イニングを投げて投球数105(1イニング平均17.5球)
  多少制球に苦しんだこともあり球数こそ多少かさみますが

  それでも奪われた出塁は四球2個に加え単打2・二塁打2で計6個
  こちらはなんとかうまくまとめていくことに成功、

  もちろんライオンズ内外野守備陣の着実な、そして素晴らしいフィールディングの数々

  降板後、残した2人の走者のうち1人は生還させるものの
  もう1人は残塁させることに成功した長田さんをはじめとした

  ライオンズ・リリーフ陣の全体として素晴らしい投球の数々に大きく感謝しながらも

  失点・自責点共に1にまとめ、みごとQSをクリアしてくる
  素晴らしい成績を残すことに成功
しました。

  恒例となりましたが、今日も雄星さんの投球を支える

  ① 特に速球について、右打者の内角を厳しくえぐる制球と大胆さとを魅せること

  ② 特に速球以外の球種について、低めの制球を徹底すること

  この2つのポイントについて順に振り返っていきますと

  まずは①の右打者に投じた速球38球のうち真ん中~内角以内へと到達したのは23球(全体の約60.5%)でしたが
  内角以内を厳しくえぐったものが計16球で全体の42.1%と1/3を大きく超えてくる結果を残しましたから

  今日は特に序盤を中心に打者の内角を狙った投球が
  多少甘く入ったり逆球になる場面もちらほらと散見されていく
ものの

  全体としてみるならばいつも通り、もしくはいつも以上にと言っていいほど
  数多く、恐れず右打者の内角を大胆に厳しくえぐることに成功した
と言え

  また②について観ていっても、速球以外の球種、全54球のうち
  低め以低に到達したのが35球とほぼ全体の2/3を占めたと共に
  高め以高に到達したものは6球と全体の1割程度に抑えていくことに成功しましたから

  今日は前回登板の9/4 ホークス戦の多少物足りない低めへの制球をうまく修正し
  いつも通りの抜群の低めへの制球を安定して誇っていたと言えます。

  今日の登板を終えてその打者成績は全体で.253/.300/.346(被打率/被出塁率/被長打率)、
  またそのうち右打者(184打席).241/.296/.313左打者(77打席).282/.311/.423となり

  多少左打者の被打率の高さが未だに目立つものの、それもそもそも
  対戦打者数が数多く積み重なっていっていないため
  劇的に右打者ほど変動しないだけであり

  実際、今日は左打者に対して1-5(単打1、三振2)という結果ですから
  まずまずうまく抑えていくことに成功したといってよく
  
  今後も特に左打者だけ、というわけではなくもちろん右打者も含め全体的に、
  速球を中心にゾーンを大胆にかつ厳しく攻め続けていきながら
  
  抜群の低めへの制球を継続していきつつ常に投手有利なカウントで勝負し続けていき
  グラウンドアウトや三振を数多く奪っていきながら余計な出塁を極力抑えていき

  アウトを一つひとつ積み重ね、順調にどんどんと長いイニングを消化していく
  先発投手としての最大の、そして最優先のしごとを
  安定して、継続してこなし続けていく投球を魅せていってほしいと願います。

  

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★ Offense ★

  今日のライオンズ攻撃陣は得点圏にランナーを置いての打席は計8度
  その内訳は 1-5(うち本塁打1)、四球2・犠飛1で得点圏に残塁2・得点4という成績、

  また今日は6安打に加え2四死球で奪った出塁は計8、失策による出塁1・野手選択による出塁1を加えた
  その全10人のランナーの行方は残塁5に加え二塁封殺1で得点4という結果でした。

  今日は全4打席いずれにおいても3ボールを奪うなど計22球を費やさせながら
  三振1の一方で四球2・単打1で計3度出塁することに成功した剛也さんや

  全3打席で計14球を費やさせながら三振1の一方で単打1で計1度出塁することに成功したエスティさんなどを中心に

  結果攻撃陣全体の打席全33度のうち計13度で5球以上を費やさせ
  そこで三振5個を奪われるもののその一方で単打1・四球1・本塁打1を奪っていきながら

  バファローズ先発、小松投手に対し
  6イニングで計97球(1イニング平均約16.2球)を費やさせ
  またバファローズ投手陣全体に対しても
  8イニングで130球(1イニング平均約16.3球)を費やさせるまずまず合格点の素晴らしい成績を残し

  奪った出塁も四死球2個をはじめ計8個
  こちらもまずまず合格点の素晴らしい成績を残し

  また加えて今日はCCさんの先制3ランとなる第4号本塁打といった
  
  ライオンズ攻撃陣本来の魅力である長打についても魅せることに成功し

  結果残塁5ながらもみごと得点4を奪うに積み重ねる
  非常に効率的な攻撃を魅せることに成功しましたから

  今日はようやくなんとか、全体としてまずまずうまく
  そのしごとをこなすことに成功した
と高く評価できるライオンズ攻撃陣でした。

  今日は結果として得点はCCさんの3ラン本塁打に加え犠飛での計4点と
  非常に効率的な得点の奪い方を魅せることに成功したライオンズ攻撃陣ですが

  そこには常に、前打者の剛也さんが忍耐強く打席で闘い続け
  いずれも四球を奪い出塁を奪ったことが非常に効いていた
といえ

  今後も何一つ変えることなく、効率的な攻撃に頼り過ぎることなくとにかくまずは
  残塁を恐れずに数多く忍耐強く闘い続ける打席を創り出し続けていきながら

  初球から積極的に狙い球を絞って鋭く弾き返していく中で効果的に織り交ぜ続け
  出塁をひとつひとつ奪い続け、積み重ね続けていくことだけに最大限・最優先に集中し続けていき

  その上で1点1点をスコアボードに記録し続けていってほしいと願います。  

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