September 14, 2012 Lions at Marines - Game 124 | Peanuts & Crackerjack

Peanuts & Crackerjack

Dedicated to the Saitama Seibu Lions organization and its players, baseball itself, and those who want to know what counts most in a given situation you are in and to make right decisions in a confident manner everytime. May the 'dose of luck' be with you!




使用している用語についての詳細はこちら → 【 用語集 ( Acronyms, Abbreviations & Jargons ) 】 


Peanuts & Crackerjack-BS120914

このエントリーの先頭へ戻る

★ Defense - starting pitcher ★

  今日の野上さんのストライク率は約61.7%を記録、
  2/3をある程度下回る成績を残すこととなりました。

  ただし24度の打者との勝負を観ていくと、うち2ボールまでいったのはのべ8度で
  1ボール以内での勝負はちょうど2/3を記録する素晴らしい成績を残すことに成功、

  このギャップを産み出したのは、2ストライク以降の勝負が8度と全体の1/3に留まると共に
  逆に3球以内が14度で全体の約58.3%、何より4球以内が17度と全体の7割を超えたように

  数多く浅いカウントからマリーンズ攻撃陣が弾き返してきたこと
  野上さんのストライク率を押し下げる要因として存在したことが大きいと言え

  今日は初球から2球続けてボールとなった勝負は計5度とある程度散見されるなど
  多少制球を乱し、ボール球をかさませる勝負も散見されるものの

  それでも初球ストライクを取った勝負は計15度と全体の6割以上積み重ねていくことに成功しつつ

  3ボールまでいった勝負をのべ3度のみ、そして四球を2個にまとめ
  余計なボール球や余計な出塁を極力抑えていくことになんとか成功しましたから

  今日の野上さんは前回登板9/7 イーグルス戦の反省を活かし
  全体としてうまく、ストライク・ゾーンの中で
  大胆に勝負し続けることに成功した
と高く評価できます。

  そんな今日の野上さんの投球の詳細を振り返っていきますと

  こちらも前回登板の9/7 イーグルス戦の反省を活かし
  前回は全体の34%、2シームをあわせても全体の43%を占めるに留まったその速球を

  今日は最高141km/h、平均136.8km/hと球速を中心とした精度こそ
  いつも通り、もしくはいつもより多少落としたものではあったものの

  それでもその今日の最高の精度を誇るその速球を全体の54%と
  半数を大きく超えてくる
まで数多く利用していきながら

  投球の軸としてはいつも通りその速球に加えスライダー、チェンジアップといった
  3つの勝負球に置きそれらを数多く自由自在に駆使していき

  加えて今日はスライダーの利用割合を抑える代わりに
  速球と30~35km/h程の球速差を誇る素晴らしくブレーキの効いたカーヴ
  全体の12%とある程度数多く駆使し非常に効果的に緩急を駆使していくる投球を展開、

  今日奪ったアウト全16個のうち犠打1、そしていずれも中堅手秋山さんが補殺そして
  捕手銀仁朗さんが刺殺を記録した走者の本塁刺殺2を除いた計13個0の内訳を観ていきますと

  外野手の処理したフライアウトを2個のみに抑えポップアウト2、
  そして三振3個に加えグラウンドアウト6個とグラウンドアウトを数多く奪いながら

  アウトを積み重ね、イニングを消化していく野上さん本来のスタイルである
  本格派グラウンドアウト投手の投球をようやく魅せ続けてくれたと評価でき

  結果5 1/3イニングを投げて投球数81(1イニング平均約15.2球)にうまくまとめるものの
  奪われた出塁は四死球2個に加えすべて単打ながら安打7で計9個と非常にかさんでいきますが

  それでも、ナカジさんの失策1個はあったものの
  
  俊足岡田選手をいずれも本塁で2度刺殺することに成功した
  中堅手秋山さん(そして中継の遊撃手ナカジさん)の素晴らしい肩と腕に加え
  捕手銀仁朗さんの素晴らしい本塁ブロックや
  

  角中選手の鋭いグラウンドボールを身体をめいいっぱいに伸ばしてダイヴして捕球し
  その後素早く一塁に送球し失点を防ぐとともにイニングを終了させた
  二塁手浅村さんの素晴らしいプレイといった
  

  ライオンズ内外野野手守備陣の素晴らしいフィールディングの数々に、

  そして降板後残した1人の走者をみごと残塁させることに成功した十亀さんを中心とした
  ライオンズ・リリーフ陣の全体として素晴らしい投球の数々に大きく感謝しながらも

  失点・自責点共に0に抑えることに成功、消化したイニングこそ
  奪われた出塁数の多さが響き、5 1/3イニングに惜しくも留まるものの

  それでも後2アウトでQSをクリアしてくるまでの
  まずまず合格点の、ある程度素晴らしい成績を残すことに成功
します。

  今日の野上さんは、左打者に対しては時折速球での力強い勝負も見せることに成功するものの
  全体としてはまだまだスライダーやカーヴ、そして自慢のチェンジアップに頼っての勝負が続いていき

  更には今日はそれらの球種においていつもよりも数多く高めに抜ける失投が散見されたため
  もちろんマリーンズ攻撃陣もある程度速球以外の球種に狙いを絞っていたことと思いますが

  被安打7本のうち5本までを左打者に浴び、それも
  いずれも速球以外の球種を弾き返されて、という結果
となりましたが

  対して右打者には悪い時の、速球を内角へそれもゾーン外に見せつつ
  スライダーを外角ギリギリに出し入れするといった投球ではなく

  速球を数多く大胆に駆使していきながらストライクを奪っていき

  その上で更に、スライダーの代わりにチェンジアップをこちらも大胆にゾーン内に駆使すると共に
  同じくスライダーの代わりにカーヴ緩急を活かしつつゾーン内に大胆に利用していき

  凡打を誘発するという大胆な投球が非常に功を奏したと言えます。

  今後も恐らくは野上さんに対する相手攻撃陣は全体としては数多く、
  速球以外の球種に狙いを絞っての打撃を継続してくることと大きく予測できます。

  そんな中では、そういった球種をゾーンの甘めに失投してしまうと
  簡単に弾き返され、また長距離打者であれば鋭い長打を浴びる危険性が非常に高くなると言え

  今後は右打者だけでなく左打者に対しても、今日時折魅せてくれたように
  どれだけその速球を厳しくかつ大胆に数多く駆使していきながら

  ストライク先行で相手打者たちを早く追い込んでいくか

  速球以外の球種をより一層効果的なものとするためにも非常に重要な課題となってくると言えます。

  今日も秋山さんや浅村さんを始めとしたチームメイトの
  素晴らしい守備の数々に大きく助けられた投球
であったことは間違いなく

  特に対左打者を中心にまだまだ改善すべき点は多いと言えるものの

  それでも全体を通してみれば優秀なストライク率を残しつつ
  大胆にゾーンで勝負することに成功


  その速球を数多く駆使していきながらグラウンドアウトを数多く奪っていき
  なんとか5イニングは消化してきたことは

  前回登板9/7 イーグルス戦の登板からみごとに大きく修正し改善してきたと
  高く評価してよい点である
といってよく

  今後は更に、順調にアウトを積み重ねていきながら
  最少失点に抑えつつ順調にもっともっと長いイニングを消化していく

  先発投手としての最大の、そして最優先のしごと
  安定して、そして継続してこなし続けていってほしいと心より願います。

このエントリーの先頭へ戻る

★ Offense ★

  今日のライオンズ攻撃陣は得点圏にランナーを置いての打席はわずかに計1度のみに留まり
  その内訳は 0-3、犠打1で得点圏に残塁1・得点0という成績、

  また今日は6安打に加え2四死球で奪った出塁は計8、その全8人のランナーの行方は
  残塁4に加え牽制盗塁死1で得点3という結果でした。

  今日は昨日に引き続き、全4打席で計26球を費やさせながら
  三振1の一方で単打1で計1度出塁することに成功したエスティさんや

  全4打席のうち犠打の打席1を除いた計3度の打席において計17球を費やさせながら
  三振1の一方で四球1・単打1で計2度出塁を奪うことに成功した秋山さんなどを中心に

  結果攻撃陣全体の打席全34度のうち計16度で5球以上を費やさせ
  そこで三振4個を奪われるもののその一方で四球2に加え単打2・本塁打1を奪っていきながら

  マリーンズ先発、成瀬投手に対し
  7 1/3イニングで計116球(1イニング平均約15.8球)を費やさせると共に
  またマリーンズ投手陣全体に対しても同じく
  9イニングで計142球(1イニング平均約15.8球)を費やさせるまずまず合格点の素晴らしい成績を残し

  奪った出塁も四死球2個をはじめ計8個
  こちらもなんとかギリギリ合格点のまずまず素晴らしい成績を残すことに成功、

  また加えて今日は浅村さんの今シーズン17本目となる二塁打1本や
  先制となるOrtizさんの第6号ソロ本塁打、
  

  そして剛也さんの追撃の、そして決勝点となる第23号2ラン本塁打といった
  

  ライオンズ攻撃陣本来の魅力である長打についても複数魅せることに成功したため

  結果残塁4ながらもみごと得点実に3を奪うという
  非常に効率的な攻撃をも魅せることにも成功しましたから

  今日はなんとか全体としてはまずまずうまく、
  そのしごとをこなすことに成功した
と高く評価できるライオンズ攻撃陣でした。

  今日は上述の秋山さんの2つの補殺や浅村さんのフィールディング、
  そしてその後も8回の遊撃手ナカジさんの素晴らしいフィールディング&力強いスロー、
  また9回の左翼手秀和さんのファウル領域での素晴らしいスライディング・キャッチなどといった
  

  素晴らしいディフェンシヴ・プレイの数々で守り抜きながら

  2本の本塁打で効率的に得点を積み重ね勝利を拾っていった
  まさにスモール・ベースボールの典型である
といっていいものでしたが

  今後も基本的には、これまでと何一つ変えずに
  今日のような効率的な攻撃に頼り過ぎることなく

  とにかくまずは残塁を恐れずに
  数多く忍耐強く闘い続ける打席を創り出し続けていきながら

  初球から積極的に狙い球を絞って鋭く弾き返していく中で効果的に織り交ぜ続け
  出塁をひとつひとつ奪い続け、積み重ね続けていくことだけに最大限・最優先に集中し続けていき

  その上で1点1点をスコアボードに記録し続けていってほしいと願います。  

このエントリーの先頭へ戻る

$Peanuts & Crackerjack-FightItOut

  

このエントリーの先頭へ戻る

Peanuts & Crackerjack-PA120914

このエントリーの先頭へ戻る