続き。
優子、以下Y
で、アメリカに行って。
アメリカももう色々すぎるから。
肌の色も何もかもが色々すぎるし。
なんかそこのカンパニーもどこのメソッドをやってるとかじゃなくて、もう混ぜこぜだから。
人それぞれだな〜って思って(笑)
それぞれだけど、天才の共通点ってなんだろう?っていうのはずっと考え続けるわけじゃないですか。
なんでこの人が良くて、この人はああなんだろう?って。
しかも同じように踊ってて見えても、惹かれる人って違う。何かが違うじゃないですか。
なんだろうなっていうのも、やっぱり私はずっと天才が大好きだから。
生徒のAさん、以下A
でも、最初に習った教室で、すごい上手な子がいたんです。大学生の子で。
なんか小学生の頃からやってたのかな。
もう本当に大人からばっかりの、 もう本当に初心者ばっかりのスタジオだったんですけど、たまに受けに来てくる子で。
もう本当に、全然バレエのことわからないし、見たこともないんだけど、この人がやってるのがバレエなんだって思ったんですよ。
そこの教室の先生よりも、なんかこの子の方がバレエな気がすると。
それはなんでだろうってすごいずっと思ってて。
今その子を見たらどう思うんだろう?
バレエのレッスンって、順番とかポーズとかはみんな同じことをするわけじゃないですか。
左手を上げる、右手は横に、みたいに。
同じことをしてても、なんでこの子だけ違うんだろう?
そういうのってやっぱりなんなんですかね?
A
シャネルのロゴマークのエネルギーの流れですね(笑)
A
シャネルがあったんですか?その人(笑)
Y
シャネルがあったんでしょうね(笑)
A
うん、思いますね。
Y
なんかね、この前、ディズニー行った時も、キャラクターの動きはシャネルだらけでした。
ピノキオなんてあれ、木で作ったロボットでしょ。
ピノキオの動きもシャネルなんです(笑)
終わり。