続き。

トレーナーの北、以下K
肩っていうのはどうすりゃ開くの?
肩がどうなればいいわけ?

優子、以下Y
とりあえず言えることは胸と胸郭が開かれてないともう絶対無理だ。

胸がギュッ!ってなってるともう絶対無理って感じ。


生徒のAさん、以下A
でも、すごい。私はやっぱりみぞおちがすごい固かったんですよ。うん。
今も固いんですけど。

そう、1回目のパーソナル受けた後に2〜3日、後頭部のあたりが、頭が痛くて、それで3日目ぐらいに後頭部から「ピシッ!」って音がしたんですよ。


なんか首が突っ張ってたのが割れたみたいな感じで「ピシッ!」って音がなったら、首から肩にかけてが「ピシピシッ!」っと(笑)


K
なんか、物が割れる時みたいな(笑)

A
そうそう、ほんとに、なんか固まってたものが、パラパラパラって、ちょっと動き始めたのかなと思って。
だから、ああ、パーソナルレッスンがなんか効いてるんだ!みたいに思いました。

K
不安にならなかったですか?

A

でも頭が痛いのが、なんだろう?って思ってたけど、後ろに引っ張られてたので、 本当に髪の毛分けてる時みたいな痛さだったなって思って。

なんか引っ張られてる感じで。


やっぱりこう固まってた筋肉が、ほどけたんだと思うんですよ。

でも、もう、それって自分でやるストレッチとかでどうにかできるものじゃないなと。

なんかやっぱり、パーソナルレッスンで体を揺さぶられたのが良かったのかな(笑)


K
僕がAさんの体を揺らしましたよ(笑)

A
そう、そうですそうです(笑)

K
揺らしてたら、すごい笑われたんだよ(笑)

A
それで、でも、コンテの先生はよく、私の立ってる位置を、もうちょっと骨盤前でいいよって言って、前に押してきてて。
そう、 だから、なんか結構最初にパーソナルレッスンでビートに来た時に、股関節ラインのここで踏むんだよって言われたのが、そのコンテの先生が言ってたところと同じなのかなみたいには思いました。
でもその骨盤を前って教えるようになったのも、外国人の有名な先生のワークショップ受けて、 そうするようにしたって言ってましたね。


Y

でもフランスはかなり骨盤を前にします。
ロシアより前かも。

ロシア人の人は前っていうよりも、とにかく胸がすごく開くじゃないですか。


フランス人以上にすごく開くじゃないですか。開くと股関節が伸展されて、結果、腰をこう前に運ばれるんですよね、上体開くと。

だからフランス人の指導者には結構しつこく骨盤を前にされます。
下から作るんですよ、フランス人の方が。

K
だからフランスの方がインサイドエッジなんだ。

Y
そうだね。
うん、フランス人の方がインサイドエッジに使います。
ロシア人よりも。

でもロシアのアチチュードとかはインサイドエッジにしてるんです。

ロシアの方が膝が下でつま先が上にある。


続く。


身体が後ろに引っ張られる。