続き。


↓以前説明した、股関節が骨盤の中心にある人=床が踏める人の絵です。


↓その骨盤から下の絵です。

これが、中心の点の部分だけが固定された、自由に揺れるテーブルだと考えてください。

中心の点が軸です。

テーブルが骨盤です。


↓A1とA2を下に押した場合、A1を押してB側を上げるのと、A2を押してB側を上げるのを比較すると、A1を押す時のほうが強い力が必要になります。

テコだからです。


このA1を押すのがバレエです。

内ももラインだけで踏みます。

だからバレエは最も踏む力が強いのです。

これがバレエの踏み方による、仙骨の縦ズレです。


「内ももラインで踏む」とは、内転筋のような大きく太い筋肉で押すわけではなく、細い踏み方です。

糸のような細さで踏みます。

線で踏みます。

細くて長くて強いのがバレエの軸です。


↓体の中心に近いほうが踏む力が強い必要があります。