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【プール記事バックナンバー】水泳のこと・水中運動のこと・子どもスイミングのこと・プールのこと

 


 

 

クロールを泳いでいる人を見ていたら、手を伸ばしている人と、曲げている人がいたんだけど、あれって、どっちが正解なんですか?(50代女性より)

 

 

という、ご質問があったんですが、お答えするとしたら・・・

 

 

 どっちも正解 

 

 

なんですよね・・・💦

 

でも、「どっちも」で片づけると、身もふたもないので・・・ちょっと説明しますね。

 

 

 

 

 

腕のが伸びているか、曲がっているか、は、練習段階での脱力の差です。

 

 

泳ぎに慣れていなくて、カラダ全体に力が入っている段階では、肘から先を脱力して・・・なんてことは難しいでしょうし、そんなことより先に、気を配らないといけないことが山ほどあります。

 

 

カラダを浮かせるキックができるようになって、

息つぎが余裕を持ってできるようになって、

メリハリのあるプル(腕のかき)ができるようになって、

腕と脚と呼吸のタイミングが合って、

リラックスして泳げるようになったら!

水面に見えているフォームを、気にしてみてもいいかもしれませんねウインク

 

 

 

 

カラダの軸を作る部分や、推進力になる部分には、しっかりと力を加えつつ、必要ない部分は、操り人形のように、だら~んと力が抜けるかどうか・・・が、カギです。

 

 

 

 

それから、フォームをかえる時には、スピード感や力加減も、併せて変わってくるので、水面に見えている部分には、見えていない動きがセットであることをお忘れなく!!

 

 

 

 

ご家族でプールに出かけて、お子さんに泳ぎを教えるとき、「上手な人はこうやって泳いでる」とか、「テレビで観たクロールはこうだった」と言って、クロールの腕だけを曲げさせるのは、絶対ダメですよ~!