続き。
反対に日本人の多くは股関節が引けていて、股関節が左右に離れた無意識に縮む体です。
この体の人は、ストレッチしても柔らかくなりにくく、筋トレしても筋肉がつきにくく、減量してもカットは出にくいです。
筋トレしても効果があんまり無いから、すぐ辞めちゃう人が多いです。
縮もうとする筋肉をストレッチで無理して伸ばすのは危険です。
例えばデッドリフトの最中に上腕二頭筋を断裂する人がいるのも、その人の肘が無意識に縮もうとしているからだと思います。
縮む体か?伸びる体か?
それが体型を決めるポイントになります。
だから、ボディビルの才能がある人と無い人は何が違うの?っていうと股関節の位置が違います。
チャンピオンクラスは皆、股関節の位置が前、なおかつ中心寄りについてます。
それが、トップビルダーのような体型になるために必要な前提条件です。
股関節が引けてる大多数の人は、股関節が前にあるチャンピオンのトレーニングを真似しても、あまり効果的ではありません。
体のシステムが反対だからです。
筋トレ系youtuberとかが言ってる「このトレーニング種目には◯◯の効果があります」っていう言葉は(股関節の位置が良い伸びる体を持った人には)というカギカッコ付きなんです。
続く。