● 『出来ない→出来る』に変わるレッスン
正しいバレエで本当の上達を。
愛知県岡崎市バレエ・ベーシック三井です。
何年やっても変わらない…
私のバレエ、なんかヘン…
変わらない、
なんかヘンな
バレエの理由に
レッスンの速さ
の問題があると思うのです。
バレエ基礎のレッスンって
本当は(本場ロシアでは)
ものすごくゆっくりのテンポで
行います。
1、2、3、4 ドゥミプリエに下りる
1、2、3、4 ドゥミプリエから上がる
とか
1、2、3、4 タンデュに出す
1、2、3、4 そのままキープ!
1、2、3、4 1番に戻す
1、2、3、4 1番をキープ
とか。
日本のバレエ教室を
色々見てきた方だとは
思いますが
子供が産まれてからはあまり見る余裕がない
こんなテンポのレッスンは
見たことがないですね。
最近ならあるかも!
プリエとタンデュの
例を出しましたが
アレグロなんかも
全てそうです。
アレグロって言うと
『速いもの』という
イメージがあるでしょうか?
アレグロだって
始めはひとつずつ
丁寧に正確に
やり方を学びます。
なんだったら
表には出ないくらい
ぶつ切り?にして。
アッサンブレだったら
1 5番プリエ
2 後ろの足を横に出す
and 両脚でジャンプ
3 5番プリエに着地
4 伸びる
とか。
画像出典:Leningrad's Ballet
John Gregory / Alexander Ukladnikov 著
なんならチェックポイントで音楽止めちゃう!
ドラえもんの道具のタンマウォッチみたいな!
(分かるかな〜?)音楽を止めてチェック!
レッスンに通い続ければ
何となくできるようになる
と思うんですよ。
アッサンブレ、アッサンブレ、
グリッサード、アッサンブレ
とか。
何となくできてはいるんだけど
動きがガサガサ、
足がペラペラ、
何かヘン、みたいな。
速く出来ても
ゆっくり出来ないが、
ゆっくり出来たら
速くてもできる
上述の
ペラペラのアッサンブレ
だったら
ゆっくりやっても
ペラペラでしょう。
ゆっくり
張りがあるアッサンブレが
できるようになったら
速くなっても
張りのあるアッサンブレに
なるでしょう。
♢♢♢
普段のレッスンでは
こんなにゆっくりやらないから…
♢♢♢
ゆっくり丁寧に行い
出来ない→出来る
に変えるレッスンが
バレエ・ベーシックにはあります。
♢♢♢
基本をゆっくりゆっくりジワジワと
やる事は大事だけれど、
今日みたいに
普段のレッスンでやる様な
テンポ、動きで行うのも
すごく大切だなぁと思いました。
♢♢♢
ゆっくりしたテンポで
出来るようになったら
普段のレッスンで役立つように
『橋渡し』的なレッスンも行います
『基本をゆっくりジワジワ』は
『踊り』からは程遠く感じられ
つまらないかもしれない。
もしくは
筋肉的に保つのが大変
かもしれない。
でも
出来ない→出来る
に変える
秘密の詰まったレッスン
だと思うのです。
あ、別に秘密じゃないです、
あまり他でやっていないだけ
良い1日をお過ごしください
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マスク着用、入館時の検温と手指の消毒を
お願いしています。