● ポアントの立ち方
正しいバレエで本当の上達を。
愛知県岡崎市のバレエ・ベーシック三井です。
ポアントで立つと足が痛い
甲が出ない
外反母趾が痛くて
ポアントのレッスンが
受けられないこともあったという
メンバー。
バレエ・ベーシックの
ポアント・レッスンは
これまたお決まりのルーティン
から始まるのですが
そのルーティンの中に
6番で
プリエ→ルルヴェ(ポアント)→
プリエ(ポアントで)→伸びる→降りる
というものがあります。
いわゆる甲出し
ウォーミングアップ
のように見える動きです。
こちらのメンバー、
プリエのしかたに問題があり
持てる甲を出しきれていなかった!
ポアントの6番でプリエすると
お尻が後ろに出て行ってしまい
(いわゆる腰の抜けた状態)
ポアントの先端・つま先を
床に突き刺すように
していたんですね。
これでは
甲が出ない上に
つま先も痛いでしょう。
右の写真:つま先が床に向かい、
つま先に直に負担がかかる。土踏まずは平らなまま。
左の写真:甲が出る=土踏まずのアーチが
衝撃吸収してくれる。
ポアント6番のプリエを
修正しました。
仙骨を垂直に下ろすイメージで
お尻が後ろに出ていくのではなく
膝が前に出ていくプリエ。
そうすることで
甲とその延長の脛を
ストレッチします。
そして
プリエから上がるときに
そのストレッチした甲と脛を
上に伸ばすようにする。
♢♢♢
足が全然違う!
指が痛くない!
♢♢♢
ポアントで甲が出る、
と言いますが
見た目の美しさではなく
立つという機能で言うと
重要なのは
甲ではなく
その裏の土踏まず
この土踏まずが
掴むようにしていることで
アキレス腱にも
負担がかからないし
つま先に全体重がかかってしまう
ということも防げます。
たかが6番、されど6番。
たかがプリエ、されどプリエ。
恩師のクラスのルーティンの
バレエの本質の詰まった
奥深さには
学びを深めるごとに
感嘆します
今日も佳い1日を
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感染拡大対策として全ての参加者に
マスク着用、入館時の検温と手指の消毒を
お願いしています。