ウチの常連様のO様
アクティブステアリング機能故障、エアコン不具合にて入庫。
まず、アクティブステアリング故障はALユニットの水没が原因でした。
どうやら、この5シリーズF型には良くある事例のようで、カウルトップ左より伝ってきた水が、左ハンドル用のステアリングシャフト蓋付近に溜まり、経年でパッキンが劣化することにより、助手席足元に侵入してくるようです。
助手席足元から左後席足元までびちゃびちゃ。
ALユニットとウーハースピーカーの下は水溜りができるほどです。
新品のステアリングシャフト蓋に交換すると同時、コーキングにて対策。
カバーには水抜き穴を追加工しました。
カーペットはめくったまま、しばらく天日干しして乾燥し、中古ALユニットに交換。
診断機にてログを消去し、車両プログラミング実施。
コーディング済だった項目がプログラミングにより、クリアになったので、再度コーディング。
次にエアコン
風量をMAXにしても、微風しか出てこないとのこと。
ブロアモーターとレジスターが怪しかったので、新品交換。
吸入口のスポンジフィルターも朽ちて無くなってました。
エアコンフィルターもゴミだらけ。
吸入口のスポンジフィルターは完全撤去し、ステンメッシュを加工して装着。
エアコンフィルターも新品に交換。
しかし!
交換しても、症状変わらず・・・
ブロアモーターも風量調整に合わせて、回転数も変化してるし・・・
フラップも問題なく動いている・・・
もう一度、ブロアモーターをバラすと・・・
フィンが逆向きになってる!!
どうやら、入荷していたブロアモーターは左ハンドル用で、フィンが逆向きでした。
右ハンドル用を再度手配し、交換完了。
キチンと直りました!
ついでにメンテナンス実施。
最近エンジンの吹け上がりが良くないとのことで、プラグとイグニッションコイルを新品交換。
交換完了し、試走。
吹け上がりも良くなり、レスポンスも向上しました!
もうこの車両も8年くらいは乗っているので、各部メンテナンスや修理が必要になってきてます。
欧州車は故障すると高額修理になる可能性があります。
定期的な点検やメンテナンスにより致命的な故障を回避できる場合がありますので、欧州車オーナー様はその辺りを常に意識して、カスタムライフを楽しみましょう!
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