ボクの四谷怪談③(ネタバレ)
ボクの四谷怪談ネタバレレポ③です
こちらのレポは、ガッツリ内容に触れております
『DVDが出るまで内容を知りたくない
』
という方は、Uターンして下さいね
お袖を追い掛けて行った直助を見送り、
やっと静かになったと、
再び漫画を読み出す伊右衛門。
そして場面は再び、スナックの店内へ
カウンターの奥で男性客とイチャついているお色。
すると客席後方から、茶色の上品そうな三揃えのスーツにアタッシュケースを持った
男性が肩で風を切りながら歩いてくる。
いかにも『出来る男
』と言わんばかりのその風貌。
男の名は与茂七(小出恵介さん)23歳。
お袖の婚約者というこの男は、行方不明ではなかったか…。
与茂七
「江戸に戻るのは久しぶりだな~
久しぶりにママのお店にでも行って、女でも紹介してもらうか
」
そんな事を言いながら舞台に上がり、スナックに入って行く。
与茂七
「ママ、久しぶり
」
与茂七が声を掛けながら店内に入ると、
別の客が来た事に気付いたお色は、あわてて男性客から離れ、相手の男性は俯きながら足早に店を出て行った。
お色は何事もなかったかのように与茂七に話し掛ける
お色
「あら
与茂七さんじゃないか
久しぶりだね~
たしか前に来たのは、3ヶ月
4ヶ月前
だったかしら…。
今までどこ行ってたのよ
」
与茂七、カウンターの席に座りながら
与茂七
「ちょっと仕事でね、出張
それでさママ
早速で何だけど、あれから新しい娘とか入ってないの
」
お色
「あら~
早速ぅ~

それが、つい1週間前に新しい娘が入ったばかりなの
17歳よ
」
与茂七
「へぇ~
それで、その娘は今どこ
家
」
お色
「ここで働いてんだけどね、ついさっき帰ったところ
惜しかったわね~
でも夜になったら呼べるわよ
」
「その娘ね、昼はここで働いて、
夜はあっちの方もやってんだけどね、その間の時間で夜間学校にも通ってるのよ。」
「感心っていうか何ていうか…何なんだろうね
最近の娘はよく解らないよ
」
与茂七
「『何なんだろ』って、それはママがやらせてんでしょ
(^。^;)」
お色
「違うわよ
あの娘がやりたいって言ってきたの
人聞きの悪い
それじゃ私が因業ババァみたいじゃないのよ
」
(お色は、こう見えて30代の女性)
与茂七
「まぁ、まだババァではないね
」
因業の部分は否定しない与茂七に、
お色は「失礼ね
」と笑った。
与茂七は、お色から娘の都合のつく時間を聞くと、それまで別の用事を済ませる事にしたらしい。
与茂七
「それじゃ22時30分位にまた来るよ
」
お色
「コーヒーでも飲んで行けばいいのに。
相変わらず、無駄のない事…」
お色の声を背に受けながら、与茂七はスナックを出た。
外に出ると、辺りはもう日が暮れ薄暗い。
そんな中、スナックの側で露天商をしていた男が店じまいをしようと、
売り物の傘を片付け始めている。
与茂七は、その男に見覚えがあった。
与茂七
「へぇ~、オイお前、伊右衛門じゃないか
何やってんの
こんな所で。」
伊右衛門
「与茂七か…」
嫌なヤツに見つかった
と表情を曇らせる伊右衛門
与茂七
「何
お前、傘なんて売ってんの
『1本1500円
』コレ、高すぎでしょ
」
売り物の傘を手に取り、小馬鹿にしたように話してくる与茂七。
「相変わらずだな、お前は…
いつまで、こんな事やってるつもりなんだよ
塩谷判官様(浅野内匠頭)が亡くなられた後、
俺達は高直師(吉良上野介)に一太刀報わんと企てているっていうのに、それにも加わらずに…
」
「まぁ、それならそれでしょうがないとしよう
それならせめて、他の職を探すとかあるだろう
」
伊右衛門
「お前みたいにか
」
与茂七
「俺はなぁ、べつに二君に仕えてるワケじゃないんだよ。
敵討ちするにもな、金がいるんだ
資金稼ぎだよ
」
「でもな、俺は資金稼ぎとはいえ、一旦勤めたら、給料泥棒の様なマネはしないんだ。
何たって、そろそろ係長にならないか
って話も出てるくらいなんだからな
( ̄^ ̄)
」
伊右衛門
「だろうな
お前は要領がいいし
」
与茂七
「なのにお前は何もしないで…
この間な、お前のお舅さん、四谷左門様に会ったんだ。言ってたぞ
『あれには困ったもんだが、せめてお岩を幸せにしてくれれば、ワシは何の文句も言うつもりはない』って。」
「お前…お岩さんの事、そんなに愛してるワケじゃないんだろ。
俺はお袖の事をずっと愛してる
それでもな、仇討ちとなれば話は別だ。
今、俺がお袖の前から姿を消しているのだって、すべては仇討ちの準備の為だよ」
「俺には仇討ちという生き甲斐がある。
だが、お前はどうだ
何も無いだろ
そんなで、生きてて面白いか
」
伊右衛門
「…………
」
(図星すぎて何も言えない伊右衛門
)
しかし、たとえ仇討ちが成功したとしても、
失った物は元に戻る事は無く、その先に待つのは切腹ではないか。
与茂七は、退屈な日常より名誉の死を望むというのか。
(この辺から、与茂七の歌が始まるんですけど長くなるので、簡単に
)
武士として生きるなら、武士らしい死に様ってもんがあるだろう
死んだ主君の仇討ちなんて、武士として
最高に死にがいのあるシチュエーションじゃないか
だから俺は、俺の為に仇討ちに参加するんだ
主君の為じゃなく、理想の死に様の為に
それが俺の生き様なのさ
(こんな感じの内容の歌詞を
与茂七が歌い上げるんですけど、
途中から伊右衛門が、真逆の事を言いながら歌に参加
)
仇討ちなんてどうでもいい
そんな生き様見たくもねぇ
俺の人生は俺のモノ、好きに生きて何が悪い
無駄死になんてしたくもねぇ
俺はまっぴらゴメンだよ
こんな感じのやりとりを交互に歌い合い、
終盤は激しいリズムに乗せて、口喧嘩のように互いの考えを否定しあう2人。
しかし相容れる事なく、最後は
「お前なんかに、分かってたまるか
」
と歌いながら互いに罵り、舞台は暗転。
(結局、ケンカ別れしたって事ですね
)
さて次なる場面…
舞台はまだ暗いままだが、
客席後方から提灯を提げたお色を先頭に、お袖、直助の順に歩いて来る。
直助はお袖の後ろを歩き、不審者に備えているらしい(笑)
舞台に3人が近づいて来たあたりで、
暗闇の舞台背景に、街のネオン看板の赤い光がぼんやりと点灯。
〈地獄宿〉と書かれたそこは、どうやらホテル街のようだ。
お袖
「直助さん、どうもありがとう。
もうここまでで、充分よ
」
直助
「でもっ
女性だけでの夜道は危ないよ
痴漢でも出たらヤバいでしょう
」
お袖の事が心配だからと帰ろうとしない直助にウンザリするお色

お色
「今はアンタが一番の危険人物だけどね
(-_-#)」
(直助の下心を敏感にキャッチ(笑))
小声でぼやいたつもりだったが、
直助にはしっかり聞こえたらしく、
直助
「そりゃキツいよ~
おばさん
」
と返された。
おばさん扱いされ怒り心頭したお色は
「おばさんだってぇ
冗談じゃないよ
お袖ちゃん、こっちおいでっ
」
と、お袖の手を引いて直助の側から引き離し、そのままお袖の手を引いてどんどん歩いて行く。
(その間に徐々に回転する舞台。
舞台が回転し終えると、
それは宿の一室らしく、一組の布団が敷いてある。
その枕元には行灯の明かりが灯り、布団の上に大の字に寝転がる男の姿を照らし出していた)
お色は直助を振り払うべく歩いていたが、
それでも付いてくる直助の姿を見ると、
お袖を自分の後ろにかくまった。
お色
「なんだい
付いて来ないでおくれ
あんたまさか…
『部屋に上がってお茶でも
』なんて思ってるんじゃないだろうね(¬_¬
)
この娘はね、これから大事な仕事があるんだよ
」
と直助の前に立ち塞がる。
そして振り向きざまに
「お袖ちゃん、先に行って仕度しといてちょうだい
私もすぐ行くから
」
と、お袖に先に行くように促した。
お袖
「はい、お色さん。
直助さん、今日はありがとう
」
これではさすがの直助も手が出せない。
直助
「分かったよ
…それじゃあ、お袖さん」
そうしてお袖は、男の待つ宿に入っていった。
(ここでお袖は舞台に上がり、そのまま舞台袖に引っ込む
すると黒い幕が天井から一斉に降り、舞台の周囲を取り囲む)
仕方なく帰ろうとする直助。
しかし、お色は直助を呼び止めた。
お色
「アンタ、お袖ちゃんの事、知ってるのか知らないんだか知らないけどね、
あの娘が何やってんのか知ってるのかい
」
直助
「え
知らないけど…」
お色
(自分の胸を叩きながら)
「売ってるんだよ。ここを…」
直助
「またぁ、冗談でしょ(笑)」
お色
「アンタ、お袖ちゃんを追いかけて学校までついて行って、心配だからって終わるまで外で待ってたそうじゃないか。
さっき聞いたよ。」
「アンタがあの娘を思う気持ちは嬉しいんだけどね、あの娘は無料じゃないんだ。
この意味分かるだろ
」
直助
「………
」
お色
「鈍い男だね
あの娘を思う気持ちと一緒に、しかるべきモノも一緒に持ってきてくれっていってるんだ
そうすりゃアンタもあの娘の大事な客として失礼の無いように扱うって言ってるんだよ ( ̄∇ ̄+)」
「持ってるんだろ
そうすりゃ上げてあげる
」
直助に向かって手のひらを差し出すお色。
〈しかるべきモノ=お金〉の事だと気付いた直助は、スカジャンのポケットの中をあさり、お色の手のひらに落とす。
『チャリーン ○
』
『チャリーン ○
』
『チャリーン ○
』
お色
『……(-_-;)』
「まだあるんだろ
全部お出し
」
直助
「コレで全部です
300円
(゚∀゚ゞ)」
お色
「コレで全部だって
ふざけんじゃないよっ
とっとと帰ってちょうだいヽ(`Д´)ノ
そうしないと、コッチにだって手はあるんだからね
」
直助
「嫌なら返せよ
俺の全財産なんだぞ
(゙ `-´)/」
お色
「やだね
一度もらったモノは私のもんさ
」
そう言いながら、お色は豊満な胸の谷間に300円を押し入れた(笑)
「へへ~んだ
取れるモノなら取ってごらんヘ(゚∀゚*)ノ
」
(純情な直助を弄んで楽しむお色さん)
直助
「(///∇//)/
かっ…返せよ
300円
返せっ
」
(さすがに取れない直助
)
お色
「もう、返せ
返せ
ってうるさいねぇ
じゃあ返してやるよ
」
胸の谷間の300円を掴んだお色は、
次の瞬間
「おりゃあぁぁぁー

」
という掛け声とともに、思いっきり
それを投げた(笑)
直助
「あっ
俺の300円~~
」
思わず、お金を追いかけ走る直助。
お色
「………バカだねぇ(笑)」
そう言いながら、お色は手のひらで何かを弄んでいる。
それは、直助の300円だった。
「やれやれ
やっと居なくなった~
塩でも蒔いとくか
フン
」
そうして、お色も宿の中に入って行った。
しばらくすると、結局300円が見つからなかった直助が戻ってきたが、そこにはもうお色の姿はない。
そのまま帰るかと、思われた直助だったが、やはりお袖の相手が気になるのか、
宿の中に忍び込んで行った…。
〈つづく〉
さて、今回はお袖の婚約者である与茂七登場の場面からです。
与茂七はプライドが高く、常にカッコイイ自分を追い求めるタイプ。
カッコイイ生き様を追い求めるなら、死に様もカッコ良くなければ
というのが、彼の美学みたいですね
ここでは、与茂七役の小出恵介さんの歌があるんですけど
「笑っていいとも
」に蜷川さんが出演した時に、タモさんが
「このメンバーの中で歌が一番心配な人は誰です
」
って聞いてたんですよね
そしたら蜷川さん、
「う~ん
やっぱり小出かな
」
って言ってたんですが、その意味が分かったような…σ(^_^;
与茂七の歌の歌詞は、もの凄く早口でまくしたてる所もあるし、
ワンテンポ遅れたら、伊右衛門との掛け合いの部分が上手くいかなかったりするので、
息継ぎが難しいですよ、あれは(^-^;)
その上、役になりきって歌うので、
歌ってると、少しずつテンポがズレてくるんですが、
それを何とか立て直そうとする小出さんを見て、
思わず「小出さん、頑張れ~o(>_<)o
」
って心の中で叫んでましたよ
あと、私のお気に入りキャラのお色さん
お色さんはキャラが良い
転んでもタダでは起きないタイプ(笑)
直助とのやりとりは、ホント見てて楽しかったです(笑)
この2人のやりとりは、舞台上ではなく
舞台と客席最前列の間にあるスペースで演じてたんですよ
つまり舞台上は宿の室内で、客席通路は宿へ向かう路地という設定なんですね
というわけで、今回はここまで
Android携帯からの投稿

こちらのレポは、ガッツリ内容に触れております

『DVDが出るまで内容を知りたくない
』という方は、Uターンして下さいね

お袖を追い掛けて行った直助を見送り、
やっと静かになったと、
再び漫画を読み出す伊右衛門。
そして場面は再び、スナックの店内へ
カウンターの奥で男性客とイチャついているお色。
すると客席後方から、茶色の上品そうな三揃えのスーツにアタッシュケースを持った
男性が肩で風を切りながら歩いてくる。
いかにも『出来る男
』と言わんばかりのその風貌。男の名は与茂七(小出恵介さん)23歳。
お袖の婚約者というこの男は、行方不明ではなかったか…。
与茂七
「江戸に戻るのは久しぶりだな~

久しぶりにママのお店にでも行って、女でも紹介してもらうか

」そんな事を言いながら舞台に上がり、スナックに入って行く。
与茂七
「ママ、久しぶり

」与茂七が声を掛けながら店内に入ると、
別の客が来た事に気付いたお色は、あわてて男性客から離れ、相手の男性は俯きながら足早に店を出て行った。
お色は何事もなかったかのように与茂七に話し掛ける
お色
「あら
与茂七さんじゃないか
久しぶりだね~

たしか前に来たのは、3ヶ月
4ヶ月前
だったかしら…。今までどこ行ってたのよ
」与茂七、カウンターの席に座りながら
与茂七
「ちょっと仕事でね、出張

それでさママ
早速で何だけど、あれから新しい娘とか入ってないの
」お色
「あら~
早速ぅ~

それが、つい1週間前に新しい娘が入ったばかりなの
17歳よ
」与茂七
「へぇ~

それで、その娘は今どこ
家
」お色
「ここで働いてんだけどね、ついさっき帰ったところ
惜しかったわね~
でも夜になったら呼べるわよ
」「その娘ね、昼はここで働いて、
夜はあっちの方もやってんだけどね、その間の時間で夜間学校にも通ってるのよ。」
「感心っていうか何ていうか…何なんだろうね

最近の娘はよく解らないよ
」与茂七
「『何なんだろ』って、それはママがやらせてんでしょ
(^。^;)」お色
「違うわよ
あの娘がやりたいって言ってきたの
人聞きの悪い
それじゃ私が因業ババァみたいじゃないのよ
」(お色は、こう見えて30代の女性)
与茂七
「まぁ、まだババァではないね
」因業の部分は否定しない与茂七に、
お色は「失礼ね
」と笑った。与茂七は、お色から娘の都合のつく時間を聞くと、それまで別の用事を済ませる事にしたらしい。
与茂七
「それじゃ22時30分位にまた来るよ
」お色
「コーヒーでも飲んで行けばいいのに。
相変わらず、無駄のない事…」
お色の声を背に受けながら、与茂七はスナックを出た。
外に出ると、辺りはもう日が暮れ薄暗い。
そんな中、スナックの側で露天商をしていた男が店じまいをしようと、
売り物の傘を片付け始めている。
与茂七は、その男に見覚えがあった。
与茂七
「へぇ~、オイお前、伊右衛門じゃないか

何やってんの
こんな所で。」伊右衛門
「与茂七か…」
嫌なヤツに見つかった
と表情を曇らせる伊右衛門与茂七
「何
お前、傘なんて売ってんの
『1本1500円
』コレ、高すぎでしょ
」売り物の傘を手に取り、小馬鹿にしたように話してくる与茂七。
「相変わらずだな、お前は…
いつまで、こんな事やってるつもりなんだよ

塩谷判官様(浅野内匠頭)が亡くなられた後、
俺達は高直師(吉良上野介)に一太刀報わんと企てているっていうのに、それにも加わらずに…
」「まぁ、それならそれでしょうがないとしよう

それならせめて、他の職を探すとかあるだろう
」伊右衛門
「お前みたいにか

」与茂七
「俺はなぁ、べつに二君に仕えてるワケじゃないんだよ。
敵討ちするにもな、金がいるんだ

資金稼ぎだよ
」「でもな、俺は資金稼ぎとはいえ、一旦勤めたら、給料泥棒の様なマネはしないんだ。
何たって、そろそろ係長にならないか

って話も出てるくらいなんだからな
( ̄^ ̄)
」伊右衛門
「だろうな
お前は要領がいいし
」与茂七
「なのにお前は何もしないで…
この間な、お前のお舅さん、四谷左門様に会ったんだ。言ってたぞ

『あれには困ったもんだが、せめてお岩を幸せにしてくれれば、ワシは何の文句も言うつもりはない』って。」
「お前…お岩さんの事、そんなに愛してるワケじゃないんだろ。
俺はお袖の事をずっと愛してる

それでもな、仇討ちとなれば話は別だ。
今、俺がお袖の前から姿を消しているのだって、すべては仇討ちの準備の為だよ」
「俺には仇討ちという生き甲斐がある。
だが、お前はどうだ
何も無いだろ
そんなで、生きてて面白いか
」伊右衛門
「…………
」(図星すぎて何も言えない伊右衛門
)しかし、たとえ仇討ちが成功したとしても、
失った物は元に戻る事は無く、その先に待つのは切腹ではないか。
与茂七は、退屈な日常より名誉の死を望むというのか。
(この辺から、与茂七の歌が始まるんですけど長くなるので、簡単に
)武士として生きるなら、武士らしい死に様ってもんがあるだろう
死んだ主君の仇討ちなんて、武士として
最高に死にがいのあるシチュエーションじゃないか

だから俺は、俺の為に仇討ちに参加するんだ

主君の為じゃなく、理想の死に様の為に

それが俺の生き様なのさ

(こんな感じの内容の歌詞を
与茂七が歌い上げるんですけど、
途中から伊右衛門が、真逆の事を言いながら歌に参加
)仇討ちなんてどうでもいい

そんな生き様見たくもねぇ

俺の人生は俺のモノ、好きに生きて何が悪い

無駄死になんてしたくもねぇ

俺はまっぴらゴメンだよ

こんな感じのやりとりを交互に歌い合い、
終盤は激しいリズムに乗せて、口喧嘩のように互いの考えを否定しあう2人。
しかし相容れる事なく、最後は
「お前なんかに、分かってたまるか
」と歌いながら互いに罵り、舞台は暗転。
(結局、ケンカ別れしたって事ですね
)さて次なる場面…
舞台はまだ暗いままだが、
客席後方から提灯を提げたお色を先頭に、お袖、直助の順に歩いて来る。
直助はお袖の後ろを歩き、不審者に備えているらしい(笑)
舞台に3人が近づいて来たあたりで、
暗闇の舞台背景に、街のネオン看板の赤い光がぼんやりと点灯。
〈地獄宿〉と書かれたそこは、どうやらホテル街のようだ。
お袖
「直助さん、どうもありがとう。
もうここまでで、充分よ
」直助
「でもっ
女性だけでの夜道は危ないよ
痴漢でも出たらヤバいでしょう
」お袖の事が心配だからと帰ろうとしない直助にウンザリするお色


お色
「今はアンタが一番の危険人物だけどね

(-_-#)」
(直助の下心を敏感にキャッチ(笑))
小声でぼやいたつもりだったが、
直助にはしっかり聞こえたらしく、
直助
「そりゃキツいよ~
おばさん
」と返された。
おばさん扱いされ怒り心頭したお色は
「おばさんだってぇ

冗談じゃないよ
お袖ちゃん、こっちおいでっ
」と、お袖の手を引いて直助の側から引き離し、そのままお袖の手を引いてどんどん歩いて行く。
(その間に徐々に回転する舞台。
舞台が回転し終えると、
それは宿の一室らしく、一組の布団が敷いてある。
その枕元には行灯の明かりが灯り、布団の上に大の字に寝転がる男の姿を照らし出していた)
お色は直助を振り払うべく歩いていたが、
それでも付いてくる直助の姿を見ると、
お袖を自分の後ろにかくまった。
お色
「なんだい
付いて来ないでおくれ
あんたまさか…
『部屋に上がってお茶でも
』なんて思ってるんじゃないだろうね(¬_¬
)この娘はね、これから大事な仕事があるんだよ
」と直助の前に立ち塞がる。
そして振り向きざまに
「お袖ちゃん、先に行って仕度しといてちょうだい

私もすぐ行くから
」と、お袖に先に行くように促した。
お袖
「はい、お色さん。
直助さん、今日はありがとう
」これではさすがの直助も手が出せない。
直助
「分かったよ
…それじゃあ、お袖さん」そうしてお袖は、男の待つ宿に入っていった。
(ここでお袖は舞台に上がり、そのまま舞台袖に引っ込む
すると黒い幕が天井から一斉に降り、舞台の周囲を取り囲む)
仕方なく帰ろうとする直助。
しかし、お色は直助を呼び止めた。
お色
「アンタ、お袖ちゃんの事、知ってるのか知らないんだか知らないけどね、
あの娘が何やってんのか知ってるのかい
」直助
「え
知らないけど…」お色
(自分の胸を叩きながら)
「売ってるんだよ。ここを…」
直助
「またぁ、冗談でしょ(笑)」
お色
「アンタ、お袖ちゃんを追いかけて学校までついて行って、心配だからって終わるまで外で待ってたそうじゃないか。
さっき聞いたよ。」
「アンタがあの娘を思う気持ちは嬉しいんだけどね、あの娘は無料じゃないんだ。
この意味分かるだろ
」直助
「………

」お色
「鈍い男だね
あの娘を思う気持ちと一緒に、しかるべきモノも一緒に持ってきてくれっていってるんだ
そうすりゃアンタもあの娘の大事な客として失礼の無いように扱うって言ってるんだよ ( ̄∇ ̄+)」
「持ってるんだろ
そうすりゃ上げてあげる
」直助に向かって手のひらを差し出すお色。
〈しかるべきモノ=お金〉の事だと気付いた直助は、スカジャンのポケットの中をあさり、お色の手のひらに落とす。
『チャリーン ○
』『チャリーン ○
』『チャリーン ○
』お色
『……(-_-;)』
「まだあるんだろ
全部お出し
」直助
「コレで全部です
300円
(゚∀゚ゞ)」お色
「コレで全部だって

ふざけんじゃないよっ

とっとと帰ってちょうだいヽ(`Д´)ノ
そうしないと、コッチにだって手はあるんだからね
」直助
「嫌なら返せよ

俺の全財産なんだぞ
(゙ `-´)/」お色
「やだね
一度もらったモノは私のもんさ
」そう言いながら、お色は豊満な胸の谷間に300円を押し入れた(笑)
「へへ~んだ

取れるモノなら取ってごらんヘ(゚∀゚*)ノ
」(純情な直助を弄んで楽しむお色さん)
直助
「(///∇//)/
かっ…返せよ
300円
返せっ
」(さすがに取れない直助
)お色
「もう、返せ
返せ
ってうるさいねぇ
じゃあ返してやるよ
」胸の谷間の300円を掴んだお色は、
次の瞬間

「おりゃあぁぁぁー


」という掛け声とともに、思いっきり
それを投げた(笑)
直助
「あっ
俺の300円~~
」思わず、お金を追いかけ走る直助。
お色
「………バカだねぇ(笑)」
そう言いながら、お色は手のひらで何かを弄んでいる。
それは、直助の300円だった。
「やれやれ
やっと居なくなった~
塩でも蒔いとくか
フン
」そうして、お色も宿の中に入って行った。
しばらくすると、結局300円が見つからなかった直助が戻ってきたが、そこにはもうお色の姿はない。
そのまま帰るかと、思われた直助だったが、やはりお袖の相手が気になるのか、
宿の中に忍び込んで行った…。
〈つづく〉
さて、今回はお袖の婚約者である与茂七登場の場面からです。
与茂七はプライドが高く、常にカッコイイ自分を追い求めるタイプ。
カッコイイ生き様を追い求めるなら、死に様もカッコ良くなければ

というのが、彼の美学みたいですね

ここでは、与茂七役の小出恵介さんの歌があるんですけど
「笑っていいとも
」に蜷川さんが出演した時に、タモさんが「このメンバーの中で歌が一番心配な人は誰です
」って聞いてたんですよね

そしたら蜷川さん、
「う~ん
やっぱり小出かな
」って言ってたんですが、その意味が分かったような…σ(^_^;
与茂七の歌の歌詞は、もの凄く早口でまくしたてる所もあるし、
ワンテンポ遅れたら、伊右衛門との掛け合いの部分が上手くいかなかったりするので、
息継ぎが難しいですよ、あれは(^-^;)
その上、役になりきって歌うので、
歌ってると、少しずつテンポがズレてくるんですが、
それを何とか立て直そうとする小出さんを見て、
思わず「小出さん、頑張れ~o(>_<)o
」って心の中で叫んでましたよ

あと、私のお気に入りキャラのお色さん

お色さんはキャラが良い

転んでもタダでは起きないタイプ(笑)
直助とのやりとりは、ホント見てて楽しかったです(笑)
この2人のやりとりは、舞台上ではなく
舞台と客席最前列の間にあるスペースで演じてたんですよ

つまり舞台上は宿の室内で、客席通路は宿へ向かう路地という設定なんですね

というわけで、今回はここまで

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ボクの四谷怪談②(ネタバレ)
『ボクの四谷怪談』ネタバレレポ②です
こちらのレポは、内容にガッツリ触れております
DVDが出るまで、内容を知りたくない
という方は、Uターンして下さいね
それではいきます
喜兵衛とお梅の親子が帰ると、疲れた様子で膝を抱え、塞ぎ込む伊右衛門
そこへ後ろから声を掛ける女性が…
「お義兄さん
今日の傘の売れ行きは、
どう
」
顔をのぞき込んだのは
伊右衛門の妻の妹、お袖(栗山千明さん)
(ジーンズにTシャツのラフな格好)
お袖はまだ17歳の高校生だが、伊右衛門が露天商をする近くのスナックで昼はアルバイト、夕方から夜間の高校に通っている。
(お袖が働くスナックのセットは、伊右衛門の斜め後ろに位置しています。)
伊右衛門
「お袖かぁ…まぁまぁだよ
さっき変なのが来てさ、もうまいったよ
」
(変なの=喜兵衛親子
)
お袖
「ヘンなの
何それ
ところで、姉さんの様子はどう
」
入院している姉の心配をするお袖に、伊右衛門は容体があまり良くない事を伝えた。
お袖
「そっか~、じゃあ今度お見舞いに行かなきゃね
」
少しの間、伊右衛門との会話を楽しんでいたお袖だったが、お店に男性客が来たのに気づき、
お袖
「あっ
お店にお客さんが来たみたい
あたし、もう行くね
」
と店に戻って行く。
お袖が店に戻ると、再び行き交い始める通行人。
(伊右衛門は、別の露天商の男から漫画本を買い、ゴザの上で読みふける)
そこへ2人の男が登場
1人は直助(勝地 涼さん)
(ジーンズに黒のスカジャンを着た、リーゼントヘアの19歳)
もう1人は藤八(松田慎也さん)
(紫色の上下のスーツに派手な柄シャツ、ウェーブをかけた長髪の…美青年
で19歳)
(美青年というより、どちらかといえば、
『ラーメン、つけ麺、僕イケメーン
』
のあの人に濃いメイクを施した感じ
)
舞台の隅で通行人を見ながら、誰に声を掛けるか物色する。
そこへ歩いて来る女子大生2人。
これに目を付け最初に動いた直助。
意を決して2人に声を掛ける。
「あ…あのっ
いいアルバイトがあるんですけど、やってみませんか

簡単な仕事だし、結構お金も稼げ…」
(それって…胡散臭いバイトだよね
)
女子大生2人
「ふ~ん」
と言いながら、直助を上から下まで品定めしたあと、
「何なのアンタ
ねぇ行こう
」
と歩き過ぎようとする。
すると、そこへサッと割って入った藤八
藤八
「すみませぇん、学生さぁ~ん
いいアルバイトがあるんですけどぉ~、やってみませんかぁ~
今、そこのマンションで説明会やってるんですよぉ~( ̄▽+ ̄*)
」
(あまりにも胡散臭い藤八のキャラは必見です(笑)ε=(≧ε≦))
女子大生2人
『(///∇//)


』
「え~
どうするぅ~

」
(藤八のあまりのイケメンぶり(?)に見惚れる2人
直助の時と対応が違いすぎる
)
藤八
「仕事って言っても、難しくありませんしぃ~
結構お金も稼げるんですよぉ~
お茶も出ますから行ってみませんかぁ~
( ̄▽+ ̄*)
」
女子大生2人
「どうしよ~
行ってみよっか~
」
藤八
「よし、決まりだね~
じゃあこっちでやってますからぁ~
行きましょう( ̄∇ ̄+)
」
そう言いながら、藤八は女子大生2人の腰のあたりに腕をまわし、楽しそうに会話しながら舞台から捌けて行く。
その様子を、呆気にとられた様に見ていた直助だが、
気を取り直し、その後も何人もの通行人に声を掛けるが誰も立ち止まらない
直助
「あ~ちくしょー
」
頭に来た直助は、露天商の男が座っているゴザに腰をおろした。
となりに人の気配を感じた伊右衛門は
『誰だよコイツ
』と言わんばかりに男の顔をのぞき込むと、
伊右衛門
「なんだ
直助じゃないか~
」
声を掛けられ振り向く直助。
自分の側に人が居た事に、この時初めて気付いた様子。
伊右衛門23歳、直助19歳
この2人、年は違えど気が合うらしい。
直助
「あれ
伊右衛門さんじゃないか
何やってんの
」
伊右衛門
「何って
傘売ってんだよ(^。^;)
そういうお前こそ、何やってんだよ
」
直助
「俺
バイト
」
伊右衛門
「バイトって、さっきやってたヤツか
あれってネズミ講だろ
儲かるのか
」
直助
「全然っ
誰も俺に引っ掛からないし、
それどころか藤八のヤツが後から来て
ぜーんぶ持っていっちまうんだから
やってらんないよ
」
伊右衛門、どうやら藤八の事も知ってるらしく、
「藤八…あいつか~
あれじゃあ、しょうがないよな
」
と、藤八の姿を思い出しながら、直助と見くらべる伊右衛門(笑)
(藤八は身長も高く美青年、それにくらべ直助は、身長が低く見た目も格好いいとは言えない設定です
でも勝地 涼さんは格好いいですよね
)
直助
「どうせ俺は、こんなだよ

もういいさ
こんな仕事、辞めてやるって決めたんだし
」
拗ねる直助に
「好きにすればいいだろ」という表情をしながら伊右衛門はタバコを吸い始めた。
直助
「あ、そうだ
伊右衛門さん
今、何時か解ります
」
伊右衛門
「今
たぶん4時くらいじゃないの
なんかあるのか
」
直助
「そこのスナックで働いてる、お袖って可愛い女の子がいるんだけど…
伊右衛門
「知ってるよ
お袖はな、俺の妻お岩の妹だ。」
直助
「え
本当~


じゃあ、彼女に俺を紹介してよ
頼むからさぁ~(。-人-。)
俺、金無いだろ
なかなかあの店にコーヒー飲みに入れないんだよ
」
「だからいつも、彼女のバイトが終わる4時くらいに外で待ってるんだけど、
全然相手にしてもらえなくって
」
(恋する男、直助
しかし一歩間違えればストーカーだな(笑))
伊右衛門
「でも、お袖はダメだぞ
いるんだよ、与茂七って婚約者が
まぁ、嫌味なヤツなんだけどな、お袖の方が惚れちまってんだからしょうがない
」
直助
「それでもいいよ
後は自分で何とかするからさっ
だから紹介するだけしてよ
頼むよ~~~(>_<)
」
初めはゴネていた伊右衛門だったが、
どんどん自分に詰め寄って来る直助に根負けし、渋々承諾したのだった
そして時刻は夕方4時になり、浅草寺の鐘の音が辺りに響く。
場面は、お袖が働くスナックの店内
セーラー服に着替えたお袖が、カウンター越しに奥の戸口にいるママに声を掛けている。
お袖
「それじゃママ、あたしそろそろ行きますから~
」
すると奥の戸口から、お色が出て来た。
お色は、このスナックのママだ。
(胸元が開いた派手な柄物のワンピースに
大ぶりなイヤリングとネックレス
)
お色
「はい、今日もご苦労様
ところでお袖ちゃん、学校の方はいつ頃
終わりそうなんだい
」
お袖
「そうですね~、22時までには終わると思いますけど…」
お色
「じゃあ、22時30分くらいなら大丈夫だね
例のアレ、お客さんが来たら呼ぶから
」
お袖
「解りました
それじゃまたあとで…」
そう言い終え、お袖が通学鞄を手に店を出ると
伊右衛門は、まだ傘を売っていた。
直助は売り物の傘を見ながら、お客のフリをしている。
お袖
「それじゃあね、お義兄さん
」
伊右衛門に一声掛け、行こうとすると
伊右衛門
「お袖
ちょっといいか
」
と呼び止められる。
お袖
「何
」
伊右衛門
「実はな、お前に自分の事を紹介して欲しいって奴がいるんだよ
」
直助はお客のフリを止め、お袖の方へ向き直る
伊右衛門
「コイツ
直助っていうんだけど、
うちの会社に奥田ってのがいたのを覚えてるか
」
お袖
「うん、覚えてる」
伊右衛門
「コイツな、そいつの仲間なんだ
良いヤツなんだぜ
直助、こっちはお袖。」
お袖
「あっ
あんた、時々この辺にいるでしょ
」
(それは明らかに不審者を見つけた時の言い方だよ
)
直助
「良かった~
俺の事覚えててくれてたんだ
あのっ
俺、直助って言います
良かったら今度、俺とデートしてもらえませんか
」
「俺の友達がお店やってて、
『タダにしてやる』って言ってるんです
今度、そこに行きましょうよ
」
(満面の笑みで、お袖をデートに誘う直助。ただ余計な一言がね
直助の貧乏っぷりが分かるわ
)
伊右衛門
「バカっ
余計な事言わなくていいんだよっ(^0^;)
とにかくお袖
コイツ本当に良いヤツだからさ
デートしてやってくれよ
お前の婚約者、どっか行っちまったんだから」
お袖
「でもねぇ…考えとくわ」
お袖の婚約者の与茂七は、ある日突然、お袖に何も告げぬまま行方不明に。
しかしお袖は、その理由に薄々気付いているようだ。
伊右衛門
「よし
それじゃ決まりだな
良かったな、直助
」
(直助は完全に舞い上がっている
)
お袖
「そうだ
あたしこれから学校なんだ
それじゃ、もう行くね
」
そう言いながら、その場から逃げるように立ち去るお袖を
「あっ
待って下さいよ
お袖さあぁぁぁん
」
と直助が追い掛けて行く。
もうすっかり恋人気取りな直助だった
ここでは主に、直助のキャラクターが取り上げられていました
それにしても、勝地さんはこういう不器用な男を演じるといいですね~
一生懸命になればなるほど、空回りする直助が笑える(≧▽≦)
お袖役の栗山千明さんは、
テレビで見て想像していたよりも顔が小さくてビックリしました

もしかしたら、涼介くんより小さいんじゃないだろかと思った
でも栗山さんは、一度見てみたい女優さんだったので感激~
キレイです
それと、忘れちゃいけない藤八
この役は脇役で、このシーンにしか出て来ないんですが、強烈なインパクトを残していきます(笑)
松田慎也さんは初めて知りましたが、いい仕事して去っていきました(笑)
おかげで、しばらく頭から離れませんでしたよ(^-^;
それではネタバレレポ②は、ここまで
Android携帯からの投稿
こちらのレポは、内容にガッツリ触れております

DVDが出るまで、内容を知りたくない

という方は、Uターンして下さいね

それではいきます

喜兵衛とお梅の親子が帰ると、疲れた様子で膝を抱え、塞ぎ込む伊右衛門

そこへ後ろから声を掛ける女性が…
「お義兄さん
今日の傘の売れ行きは、どう

」 顔をのぞき込んだのは
伊右衛門の妻の妹、お袖(栗山千明さん)
(ジーンズにTシャツのラフな格好)
お袖はまだ17歳の高校生だが、伊右衛門が露天商をする近くのスナックで昼はアルバイト、夕方から夜間の高校に通っている。
(お袖が働くスナックのセットは、伊右衛門の斜め後ろに位置しています。)
伊右衛門
「お袖かぁ…まぁまぁだよ
さっき変なのが来てさ、もうまいったよ
」(変なの=喜兵衛親子
)お袖
「ヘンなの
何それ
ところで、姉さんの様子はどう
」入院している姉の心配をするお袖に、伊右衛門は容体があまり良くない事を伝えた。
お袖
「そっか~、じゃあ今度お見舞いに行かなきゃね
」少しの間、伊右衛門との会話を楽しんでいたお袖だったが、お店に男性客が来たのに気づき、
お袖
「あっ
お店にお客さんが来たみたい
あたし、もう行くね
」と店に戻って行く。
お袖が店に戻ると、再び行き交い始める通行人。
(伊右衛門は、別の露天商の男から漫画本を買い、ゴザの上で読みふける)
そこへ2人の男が登場

1人は直助(勝地 涼さん)
(ジーンズに黒のスカジャンを着た、リーゼントヘアの19歳)
もう1人は藤八(松田慎也さん)
(紫色の上下のスーツに派手な柄シャツ、ウェーブをかけた長髪の…美青年

で19歳)(美青年というより、どちらかといえば、
『ラーメン、つけ麺、僕イケメーン
』のあの人に濃いメイクを施した感じ
)舞台の隅で通行人を見ながら、誰に声を掛けるか物色する。
そこへ歩いて来る女子大生2人。
これに目を付け最初に動いた直助。
意を決して2人に声を掛ける。
「あ…あのっ
いいアルバイトがあるんですけど、やってみませんか

簡単な仕事だし、結構お金も稼げ…」
(それって…胡散臭いバイトだよね
)女子大生2人
「ふ~ん」
と言いながら、直助を上から下まで品定めしたあと、
「何なのアンタ

ねぇ行こう
」と歩き過ぎようとする。
すると、そこへサッと割って入った藤八

藤八
「すみませぇん、学生さぁ~ん

いいアルバイトがあるんですけどぉ~、やってみませんかぁ~

今、そこのマンションで説明会やってるんですよぉ~( ̄▽+ ̄*)
」(あまりにも胡散臭い藤八のキャラは必見です(笑)ε=(≧ε≦))
女子大生2人
『(///∇//)



』「え~
どうするぅ~

」(藤八のあまりのイケメンぶり(?)に見惚れる2人

直助の時と対応が違いすぎる
)藤八
「仕事って言っても、難しくありませんしぃ~

結構お金も稼げるんですよぉ~

お茶も出ますから行ってみませんかぁ~
( ̄▽+ ̄*)
」女子大生2人
「どうしよ~
行ってみよっか~
」藤八
「よし、決まりだね~

じゃあこっちでやってますからぁ~
行きましょう( ̄∇ ̄+)
」そう言いながら、藤八は女子大生2人の腰のあたりに腕をまわし、楽しそうに会話しながら舞台から捌けて行く。
その様子を、呆気にとられた様に見ていた直助だが、
気を取り直し、その後も何人もの通行人に声を掛けるが誰も立ち止まらない

直助
「あ~ちくしょー
」頭に来た直助は、露天商の男が座っているゴザに腰をおろした。
となりに人の気配を感じた伊右衛門は
『誰だよコイツ
』と言わんばかりに男の顔をのぞき込むと、伊右衛門
「なんだ
直助じゃないか~
」声を掛けられ振り向く直助。
自分の側に人が居た事に、この時初めて気付いた様子。
伊右衛門23歳、直助19歳
この2人、年は違えど気が合うらしい。
直助
「あれ
伊右衛門さんじゃないか
何やってんの

」伊右衛門
「何って
傘売ってんだよ(^。^;)そういうお前こそ、何やってんだよ
」直助
「俺
バイト
」伊右衛門
「バイトって、さっきやってたヤツか

あれってネズミ講だろ
儲かるのか
」直助
「全然っ

誰も俺に引っ掛からないし、それどころか藤八のヤツが後から来て
ぜーんぶ持っていっちまうんだから

やってらんないよ
」伊右衛門、どうやら藤八の事も知ってるらしく、
「藤八…あいつか~

あれじゃあ、しょうがないよな
」と、藤八の姿を思い出しながら、直助と見くらべる伊右衛門(笑)
(藤八は身長も高く美青年、それにくらべ直助は、身長が低く見た目も格好いいとは言えない設定です

でも勝地 涼さんは格好いいですよね
)直助
「どうせ俺は、こんなだよ


もういいさ
こんな仕事、辞めてやるって決めたんだし
」拗ねる直助に
「好きにすればいいだろ」という表情をしながら伊右衛門はタバコを吸い始めた。
直助
「あ、そうだ
伊右衛門さん
今、何時か解ります
」伊右衛門
「今
たぶん4時くらいじゃないの
なんかあるのか
」直助
「そこのスナックで働いてる、お袖って可愛い女の子がいるんだけど…
伊右衛門
「知ってるよ
お袖はな、俺の妻お岩の妹だ。」直助
「え
本当~


じゃあ、彼女に俺を紹介してよ
頼むからさぁ~(。-人-。)俺、金無いだろ
なかなかあの店にコーヒー飲みに入れないんだよ
」「だからいつも、彼女のバイトが終わる4時くらいに外で待ってるんだけど、
全然相手にしてもらえなくって
」(恋する男、直助
しかし一歩間違えればストーカーだな(笑))伊右衛門
「でも、お袖はダメだぞ

いるんだよ、与茂七って婚約者が

まぁ、嫌味なヤツなんだけどな、お袖の方が惚れちまってんだからしょうがない
」直助
「それでもいいよ
後は自分で何とかするからさっ
だから紹介するだけしてよ

頼むよ~~~(>_<)
」初めはゴネていた伊右衛門だったが、
どんどん自分に詰め寄って来る直助に根負けし、渋々承諾したのだった

そして時刻は夕方4時になり、浅草寺の鐘の音が辺りに響く。
場面は、お袖が働くスナックの店内
セーラー服に着替えたお袖が、カウンター越しに奥の戸口にいるママに声を掛けている。
お袖
「それじゃママ、あたしそろそろ行きますから~
」すると奥の戸口から、お色が出て来た。
お色は、このスナックのママだ。
(胸元が開いた派手な柄物のワンピースに
大ぶりなイヤリングとネックレス
)お色
「はい、今日もご苦労様

ところでお袖ちゃん、学校の方はいつ頃
終わりそうなんだい
」お袖
「そうですね~、22時までには終わると思いますけど…」
お色
「じゃあ、22時30分くらいなら大丈夫だね

例のアレ、お客さんが来たら呼ぶから
」お袖
「解りました
それじゃまたあとで…」そう言い終え、お袖が通学鞄を手に店を出ると
伊右衛門は、まだ傘を売っていた。
直助は売り物の傘を見ながら、お客のフリをしている。
お袖
「それじゃあね、お義兄さん
」伊右衛門に一声掛け、行こうとすると
伊右衛門
「お袖
ちょっといいか
」と呼び止められる。
お袖
「何
」伊右衛門
「実はな、お前に自分の事を紹介して欲しいって奴がいるんだよ
」直助はお客のフリを止め、お袖の方へ向き直る
伊右衛門
「コイツ
直助っていうんだけど、うちの会社に奥田ってのがいたのを覚えてるか
」お袖
「うん、覚えてる」
伊右衛門
「コイツな、そいつの仲間なんだ

良いヤツなんだぜ

直助、こっちはお袖。」
お袖
「あっ
あんた、時々この辺にいるでしょ
」(それは明らかに不審者を見つけた時の言い方だよ
)直助
「良かった~
俺の事覚えててくれてたんだ
あのっ
俺、直助って言います
良かったら今度、俺とデートしてもらえませんか

」「俺の友達がお店やってて、
『タダにしてやる』って言ってるんです

今度、そこに行きましょうよ

」(満面の笑みで、お袖をデートに誘う直助。ただ余計な一言がね

直助の貧乏っぷりが分かるわ
)伊右衛門
「バカっ
余計な事言わなくていいんだよっ(^0^;)とにかくお袖
コイツ本当に良いヤツだからさ
デートしてやってくれよ
お前の婚約者、どっか行っちまったんだから」
お袖
「でもねぇ…考えとくわ」
お袖の婚約者の与茂七は、ある日突然、お袖に何も告げぬまま行方不明に。
しかしお袖は、その理由に薄々気付いているようだ。
伊右衛門
「よし
それじゃ決まりだな
良かったな、直助
」(直助は完全に舞い上がっている
)お袖
「そうだ
あたしこれから学校なんだ
それじゃ、もう行くね
」そう言いながら、その場から逃げるように立ち去るお袖を
「あっ
待って下さいよ
お袖さあぁぁぁん
」と直助が追い掛けて行く。
もうすっかり恋人気取りな直助だった

ここでは主に、直助のキャラクターが取り上げられていました

それにしても、勝地さんはこういう不器用な男を演じるといいですね~

一生懸命になればなるほど、空回りする直助が笑える(≧▽≦)
お袖役の栗山千明さんは、
テレビで見て想像していたよりも顔が小さくてビックリしました


もしかしたら、涼介くんより小さいんじゃないだろかと思った

でも栗山さんは、一度見てみたい女優さんだったので感激~
キレイです
それと、忘れちゃいけない藤八

この役は脇役で、このシーンにしか出て来ないんですが、強烈なインパクトを残していきます(笑)
松田慎也さんは初めて知りましたが、いい仕事して去っていきました(笑)
おかげで、しばらく頭から離れませんでしたよ(^-^;
それではネタバレレポ②は、ここまで

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ボクの四谷怪談①(ネタバレ)
観に行ってきました~
蜷川さん演出の『ボクの四谷怪談』
涼介くん蜷川舞台に初出演、そして大千秋楽
おめでと~う

私が、蜷川さん演出の舞台を見たのは、10年以上前に『身毒丸』という舞台を見てそれっきり
その時は、2代目『身毒丸』を藤原竜也さん(15歳くらいの時)が演じた時の公演だったんですが、
『蜷川演出』の凄さを知ったのは、
まだ20歳くらいの武田真二さんが初代『身毒丸』を演じた時の映像でした
テレビで、舞台の映像が少し流れたのをたまたま見て、
当時の武田さんが演じる身毒丸の、あまりの美少年っぷりと、怪しい昭和初期の世界観に魅了されたんですよね~
公演のビデオテープまで買って観まくりましたよ
そして、いつの間にか『仮面ライダーオーズ』でアンクを演じる涼介くんを見ながら、
『涼介くん、蜷川舞台の雰囲気にピッタリなのにな~
いつか出演してくれるといいな~
』
って思うようになっていました。
そしたら、ついにやって来たワケですよ
本当に蜷川舞台の話が~~
もう、テンションあがるよね(σ・∀・)σ
(蜷川さんは、お孫さんと一緒に見ていたオーズで、涼介くんの事を知ったそうですね
)
ここからは、おもいっきりネタバレなレポを書きます
DVDが出るまで内容を知りたくない方は、
Uターンして下さいよ~
いいですか~
ネタバレですよ~
では、いきます
とりあえず、レポはストーリー全般に触れようと思っていますが、自分なりの解釈で書くので、そのあたりはご了承下さいm(_ _)m
人によって色んな捉え方があるとおもいますので。
しかし、このレポかなり長くなるかも…
待ちにまった10月20日
やっとこの日を迎えて、森ノ宮ピロティホールに観に行ってきました
会場の中に入ると、舞台の左右に赤い提灯
が沢山ぶら下げてあって、ちょっとしたお祭り気分
私の席は前から2列目の真ん中のブロックの通路側に近い所です
東京公演を観に行った方から
『客席通路も舞台の一部だよ
』という話を聞いてたので、
コレは
スッゴくいい席じゃないか~

と感激しちゃいました
さて、客席が暗くなるとシンセサイザーの激しいリズムの音楽が鳴り、緞帳が上がり始めます
するとそこには、『東海道四谷怪談』の衣装を着たキャストの皆さんが勢揃いし、音楽に合わせて小道具を手に踊ります。
(この時、皆さん着物を着ているので日本舞踊のような踊り)
涼介くんは白の浴衣を着て、髷を結ったカツラを付け、椿の絵が書いてある団扇を口にくわえてたんですが、それがもう
エロい上にセクシー
でもう大変(≧∀≦)
(私の席からは、涼介くんがほぼ目の前
)
秀くんがブログで『りょん君がめっちゃエロい
』と叫んでいたのが解った(笑)
涼介くんは団扇を口にくわえたり、手に持ったりして、客席に流し目を送りながら日本舞踊的に踊っていたんですが、こういうのも似合うね~
すると急に曲調が変わり、キャスト全員が着物とカツラをはぎ取ると『ボクの四谷怪談』での衣装があらわれ、今度はポップな曲に合わせミュージカル調の踊りになります。
これで少し全員で踊った後、キャスト全員が一旦舞台から捌けていきました。
すると涼介くん再び登場
(もう1人誰か居たような気もするな
)
涼介くんは、黒の学生ズボンに白のシャツ
を着て、ズボンを膝の位置まで折り返し、シャツも肘くらいまでまくった状態で、
バイオリン・ソロのスローな曲に合わせて、その長い手足を存分に活かした、クラシックバレエを思わせる踊りを踊ります
そのあまりの美しさにもう目が釘付け

私の周りの観客からも
「あの人素敵だね~
」
と声があがるほどでした
実はその時にですねぇ、見えたんですよ
右の足首にピンクとブルーだったかな
2本のミサンガ~~~

こっ…これが秀くんと一緒に付けたというミサンガかぁ~
初めて本物みた~~

でもですね、付けてからもう1年は経つというのに、このミサンガは全くと言っていいほど色褪せておらず、カラフルな色を保っていました
不思議ですよねぇ
『自分の願いが叶うと切れる』という、このミサンガ
いったい涼介くんは、どんな願い事したんだろ
『まだ願いが叶ってないから切れないのかな~
』って涼介くん言ってたね
こうして、キャストが次から次へと入れ替わりながら踊っていき、最後舞台は暗転に…
すると通行人や商人が舞台袖や客席後方から通路を通って登場します。
『ボクの四谷怪談』は『東海道四谷怪談』の話を元にしながら、時代設定を昭和40~50年代に持ってきたという感じの舞台です。
つまり武士は企業に勤めるサラリーマン
主君を無くし浪人となった武士は、会社が潰れて職を無くしたサラリーマンといった所でしょうか
その会社が潰れる原因となったのが『忠臣蔵』の『松の廊下事件』というワケです。
(この辺りが、江戸時代に起こった事件と昭和の設定がごちゃ混ぜになってますが〈忠臣蔵サラリーマンver〉と思えばいいのかも
)
社長が切腹し、会社を潰された事により大勢の社員が職を失い、路頭に迷う事に。
しかし、そんな社員達の中には社長の無念を晴らすべく、別の仕事をしながら軍資金を集め、討ち入りの機会を伺っている者もいるようです。
さて、客席通路を行く通行人や商人にまぎれて登場したのは民谷伊右衛門。
(演じるのは、佐藤隆太さん)
ジーンズに白いTシャツ、ベルトの部分に刀を差し、ゴザと和傘を手に持って、
気だるげに歩き、舞台に上がります。
手に持っていたゴザを敷き、その上に和傘をならべ、露天商を始める伊右衛門。
すると客席後方から、何とも騒がしい男女が入って来ます。
男は伊藤喜兵衛(勝村政信さん)。
職業はDJ。
(いかにも業界人という派手で奇抜な服)
女は喜兵衛の娘でお梅(谷村美月さん)
年齢13歳の中学生
(ピンク色のロリータ系の服にツインテール)
キャピキャピした、かなりのワガママ娘みたいです。
今日は、お梅に連れられて浅草にやって来た喜兵衛。
きっとまた、お梅に欲しい物をねだられるんだろう
と思いきや、
なんと13歳なのに『結婚したい男がいるの~
』という。
その相手とは……伊右衛門
しかし、まだ一言も話をした事が無いらしく、どうやら伊右衛門の見た目で一目惚れした様子
呆れかえる喜兵衛だが、可愛い娘の為にと一肌脱ぐ事にし、相手の素姓を探るべく伊右衛門に話し掛ける。
喜兵衛
「あなた、元は武士だった様ですけれど、今は傘屋という事でいいんですか
」
これに気分を害した伊右衛門は、
伊右衛門
「刀は俺ので、傘は売り物
下駄を売ってるワケじゃないから、下駄屋ではないみたいよ
」
と無愛想に答え、そっぽを向く。
自分の事をあれこれ詮索しようとする喜兵衛に不快さをあらわにした伊右衛門だったが、
それを『こいつはもしかして未完の大器かも
』と勘違いした喜兵衛に逆に気に入られ、さらにお梅との結婚話を勧められる事に…
勝手に進んでいく結婚話にウンザリする伊右衛門だったが、このまま黙っていてはいけないと、
自分がすでに結婚している事や、
流産した影響か、妻の顔に『奇妙なおでき』ができ、現在は入院している事、
容体が日に日に悪くなっている事を2人に打ち明けたが、
それを聞いて結婚を諦めるどころか、
お梅
「イヤよ、イヤー
あたし絶対にこの人と結婚すーるーんーだーかーら~o(>_<)o
」
と駄々をこねるお梅。
喜兵衛
「では、その人が亡くなったらウチの娘と結婚出来るじゃないか
それなら君も何の問題も無いだろう
」
と、逆に詰め寄られる始末
それには思わず
「そ…そうですね
」と返事してしまう伊右衛門だった…
喜兵衛
「よし、決まった
良かったな~お梅
伊右衛門様がお前と結婚して下さるそうだ
」
お梅
「キャハ~~

パパあたし幸せよ~
ありがとぉ~~~




」
と大喜びするお梅を横に、
喜兵衛
「それでは伊右衛門君
奥様が亡くなったらすぐに連絡してくれたまえ
それでは失礼するよ」
こうしてやっと騒々しい親子は去っていったのだった
いや~、この騒々しい親子を演じた勝村さんと谷村さんの、もの凄いハイテンションぶりには、ホント圧倒されました(^。^;)
特に、喜兵衛を演じる勝村さんは、
喜兵衛のあのウザいしゃべり方を極めようとしているのか、ふざけっぷりが毎回パワーアップしているらしく、
自分でやっておきながら、ちょっと吹き出してしまったり、それを受ける谷村さんも
笑いを堪えるのに必死みたいでした(笑)
しかも勝村さん、アドリブまでブッ込んでた様で、それに気付いた谷村さんが慌てているのを見て(((゜д゜;)))
ニヤリ( ̄∇ ̄+)と笑っているのを私は見逃さなかったわよ
でも、そんな勝村さんのアドリブに喰らい付いていく谷村さんを見るのも楽しかったです
とりあえず今回は、ココまで
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蜷川さん演出の『ボクの四谷怪談』

涼介くん蜷川舞台に初出演、そして大千秋楽
おめでと~う

私が、蜷川さん演出の舞台を見たのは、10年以上前に『身毒丸』という舞台を見てそれっきり

その時は、2代目『身毒丸』を藤原竜也さん(15歳くらいの時)が演じた時の公演だったんですが、
『蜷川演出』の凄さを知ったのは、
まだ20歳くらいの武田真二さんが初代『身毒丸』を演じた時の映像でした

テレビで、舞台の映像が少し流れたのをたまたま見て、
当時の武田さんが演じる身毒丸の、あまりの美少年っぷりと、怪しい昭和初期の世界観に魅了されたんですよね~

公演のビデオテープまで買って観まくりましたよ

そして、いつの間にか『仮面ライダーオーズ』でアンクを演じる涼介くんを見ながら、
『涼介くん、蜷川舞台の雰囲気にピッタリなのにな~
いつか出演してくれるといいな~
』って思うようになっていました。
そしたら、ついにやって来たワケですよ

本当に蜷川舞台の話が~~

もう、テンションあがるよね(σ・∀・)σ
(蜷川さんは、お孫さんと一緒に見ていたオーズで、涼介くんの事を知ったそうですね
)ここからは、おもいっきりネタバレなレポを書きます

DVDが出るまで内容を知りたくない方は、
Uターンして下さいよ~

いいですか~

ネタバレですよ~

では、いきます

とりあえず、レポはストーリー全般に触れようと思っていますが、自分なりの解釈で書くので、そのあたりはご了承下さいm(_ _)m
人によって色んな捉え方があるとおもいますので。
しかし、このレポかなり長くなるかも…

待ちにまった10月20日

やっとこの日を迎えて、森ノ宮ピロティホールに観に行ってきました

会場の中に入ると、舞台の左右に赤い提灯
が沢山ぶら下げてあって、ちょっとしたお祭り気分

私の席は前から2列目の真ん中のブロックの通路側に近い所です

東京公演を観に行った方から
『客席通路も舞台の一部だよ
』という話を聞いてたので、コレは
スッゴくいい席じゃないか~

と感激しちゃいました

さて、客席が暗くなるとシンセサイザーの激しいリズムの音楽が鳴り、緞帳が上がり始めます

するとそこには、『東海道四谷怪談』の衣装を着たキャストの皆さんが勢揃いし、音楽に合わせて小道具を手に踊ります。
(この時、皆さん着物を着ているので日本舞踊のような踊り)
涼介くんは白の浴衣を着て、髷を結ったカツラを付け、椿の絵が書いてある団扇を口にくわえてたんですが、それがもう
エロい上にセクシー
でもう大変(≧∀≦)
(私の席からは、涼介くんがほぼ目の前
)秀くんがブログで『りょん君がめっちゃエロい
』と叫んでいたのが解った(笑)涼介くんは団扇を口にくわえたり、手に持ったりして、客席に流し目を送りながら日本舞踊的に踊っていたんですが、こういうのも似合うね~

すると急に曲調が変わり、キャスト全員が着物とカツラをはぎ取ると『ボクの四谷怪談』での衣装があらわれ、今度はポップな曲に合わせミュージカル調の踊りになります。
これで少し全員で踊った後、キャスト全員が一旦舞台から捌けていきました。
すると涼介くん再び登場

(もう1人誰か居たような気もするな
)涼介くんは、黒の学生ズボンに白のシャツ
を着て、ズボンを膝の位置まで折り返し、シャツも肘くらいまでまくった状態で、
バイオリン・ソロのスローな曲に合わせて、その長い手足を存分に活かした、クラシックバレエを思わせる踊りを踊ります

そのあまりの美しさにもう目が釘付け


私の周りの観客からも
「あの人素敵だね~
」と声があがるほどでした

実はその時にですねぇ、見えたんですよ

右の足首にピンクとブルーだったかな

2本のミサンガ~~~


こっ…これが秀くんと一緒に付けたというミサンガかぁ~

初めて本物みた~~


でもですね、付けてからもう1年は経つというのに、このミサンガは全くと言っていいほど色褪せておらず、カラフルな色を保っていました

不思議ですよねぇ

『自分の願いが叶うと切れる』という、このミサンガ

いったい涼介くんは、どんな願い事したんだろ

『まだ願いが叶ってないから切れないのかな~
』って涼介くん言ってたね
こうして、キャストが次から次へと入れ替わりながら踊っていき、最後舞台は暗転に…
すると通行人や商人が舞台袖や客席後方から通路を通って登場します。
『ボクの四谷怪談』は『東海道四谷怪談』の話を元にしながら、時代設定を昭和40~50年代に持ってきたという感じの舞台です。
つまり武士は企業に勤めるサラリーマン
主君を無くし浪人となった武士は、会社が潰れて職を無くしたサラリーマンといった所でしょうか

その会社が潰れる原因となったのが『忠臣蔵』の『松の廊下事件』というワケです。
(この辺りが、江戸時代に起こった事件と昭和の設定がごちゃ混ぜになってますが〈忠臣蔵サラリーマンver〉と思えばいいのかも
)社長が切腹し、会社を潰された事により大勢の社員が職を失い、路頭に迷う事に。
しかし、そんな社員達の中には社長の無念を晴らすべく、別の仕事をしながら軍資金を集め、討ち入りの機会を伺っている者もいるようです。
さて、客席通路を行く通行人や商人にまぎれて登場したのは民谷伊右衛門。
(演じるのは、佐藤隆太さん)
ジーンズに白いTシャツ、ベルトの部分に刀を差し、ゴザと和傘を手に持って、
気だるげに歩き、舞台に上がります。
手に持っていたゴザを敷き、その上に和傘をならべ、露天商を始める伊右衛門。
すると客席後方から、何とも騒がしい男女が入って来ます。
男は伊藤喜兵衛(勝村政信さん)。
職業はDJ。
(いかにも業界人という派手で奇抜な服)
女は喜兵衛の娘でお梅(谷村美月さん)
年齢13歳の中学生

(ピンク色のロリータ系の服にツインテール)
キャピキャピした、かなりのワガママ娘みたいです。
今日は、お梅に連れられて浅草にやって来た喜兵衛。
きっとまた、お梅に欲しい物をねだられるんだろう

と思いきや、なんと13歳なのに『結婚したい男がいるの~
』という。その相手とは……伊右衛門

しかし、まだ一言も話をした事が無いらしく、どうやら伊右衛門の見た目で一目惚れした様子

呆れかえる喜兵衛だが、可愛い娘の為にと一肌脱ぐ事にし、相手の素姓を探るべく伊右衛門に話し掛ける。
喜兵衛
「あなた、元は武士だった様ですけれど、今は傘屋という事でいいんですか
」これに気分を害した伊右衛門は、
伊右衛門
「刀は俺ので、傘は売り物
下駄を売ってるワケじゃないから、下駄屋ではないみたいよ
」と無愛想に答え、そっぽを向く。
自分の事をあれこれ詮索しようとする喜兵衛に不快さをあらわにした伊右衛門だったが、
それを『こいつはもしかして未完の大器かも
』と勘違いした喜兵衛に逆に気に入られ、さらにお梅との結婚話を勧められる事に…
勝手に進んでいく結婚話にウンザリする伊右衛門だったが、このまま黙っていてはいけないと、
自分がすでに結婚している事や、
流産した影響か、妻の顔に『奇妙なおでき』ができ、現在は入院している事、
容体が日に日に悪くなっている事を2人に打ち明けたが、
それを聞いて結婚を諦めるどころか、
お梅
「イヤよ、イヤー

あたし絶対にこの人と結婚すーるーんーだーかーら~o(>_<)o
」と駄々をこねるお梅。
喜兵衛
「では、その人が亡くなったらウチの娘と結婚出来るじゃないか

それなら君も何の問題も無いだろう
」と、逆に詰め寄られる始末

それには思わず
「そ…そうですね
」と返事してしまう伊右衛門だった…喜兵衛
「よし、決まった
良かったな~お梅
伊右衛門様がお前と結婚して下さるそうだ
」お梅
「キャハ~~


パパあたし幸せよ~
ありがとぉ~~~





」と大喜びするお梅を横に、
喜兵衛
「それでは伊右衛門君
奥様が亡くなったらすぐに連絡してくれたまえ
それでは失礼するよ」
こうしてやっと騒々しい親子は去っていったのだった

いや~、この騒々しい親子を演じた勝村さんと谷村さんの、もの凄いハイテンションぶりには、ホント圧倒されました(^。^;)
特に、喜兵衛を演じる勝村さんは、
喜兵衛のあのウザいしゃべり方を極めようとしているのか、ふざけっぷりが毎回パワーアップしているらしく、
自分でやっておきながら、ちょっと吹き出してしまったり、それを受ける谷村さんも
笑いを堪えるのに必死みたいでした(笑)
しかも勝村さん、アドリブまでブッ込んでた様で、それに気付いた谷村さんが慌てているのを見て(((゜д゜;)))
ニヤリ( ̄∇ ̄+)と笑っているのを私は見逃さなかったわよ

でも、そんな勝村さんのアドリブに喰らい付いていく谷村さんを見るのも楽しかったです

とりあえず今回は、ココまで

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