やってくれるぜ。 Rock Hall of Fame 2009 autumn  | “Mind Resolve” ~ この国の人間の心が どこまでも晴れわたる空のように澄みきる日は もう訪れないのだろうか‥

 
 
とにかくだにゃぁ、  
情報は速いほうがいい  
ってことで 
この日の Madison Square Garden でのモリアガリは
森永・ロッテ・明治が Micks したハンパなく 
誰に次の歌が産み苦しくっても 
窓が伸びで縮んで庭が猫の額でも
 
20世紀ロック史の〆ククリとリスに関係なく 
21世紀のロックの展望なわけよ。
 
  わかってケロ!  
 
いや、べつに興味ねぇヤツに理解しろったって無理かも知んねぇけど   
人類にロックが誕生してから  
歴史も浅い数十年しかって経ってねぇのに  
音楽が人類を元の状態へ解放する最短距離で
JAZZ、リズム&ブルース、Rock'nRoll、ロックミュージック、ロック…
という転がる石の発展が確かに  
世界中、大勢の人類意識を向上させる手段のひとつになってて
その、独り一人、それぞれの人間の意識という心、たましい…
そういう肉体の中身の部分が
具合よく動かしていても 誰に今、動かしづらくっても
どんなにダメになった肉体でも
この世に今、生きて生かされてる実感のバランスを整える瞬間てもんが在るわけ。
 
たとえば、MIRACLE DRUG という歌の一節で  
 
  Freedom has a scent
  Like the top of a new born baby's head
 
 
  訳)
 
  
自由って、産まれたばかりの赤ん坊の頭のような香りがするんだよ。
 
そんなふうに歌ってるんだ。
ほかにいるか?
自由」、「Freedomという目に見えるようで見えない問題を  
そのようにわかりやすく表現した、こんな歌つくって、
世界中、大勢の人間の、そのスグ近くで聴かせてる、U2 という、ヘンな名前のバンドが  
ロックの基本形態である、ギター、ドラム、ベース、ヴォーカルという、そこに
必要最低限、無駄なく洗練された4人編成を
音楽性の違いによるナンタラの解散も分裂もケンカ別れもせず、  
ギャラの配分やチンケな著作の権利がどーしただの、
その他、才能の妬みとかのイザコザもなにもなく 
カネや名声に眼が眩んだ流行り廃りな連中とは遥かに別の世界の、
ずっとずっと意識の成長が止まらないところで
いつも、我々人類を代表して歌ってくれている。
ともだちが死んだときも  
決して、単に嘆いて終わるような、
そんな、なんの解決にも至らない格好で今日から明日を生き凌ぐわけじゃなくって
しかも、ジム・モリソンから何から、かつて
誰もが納得できなかった数々のロックアーティストの死を悼むだけでなく、
 
I listen through your ears, and through your eyes I can see  
君の耳を通じて訊いてみるよ、そして、君の眼を通して理解してみるよ…  
 
てな具合に、その人間が確実に
同じ時代に生きていたこと を聴いてくれるみんなが判るように 
「もう、こんな哀しいことは誰も繰り返しちゃいけないよ」 
って、優しく歌にこめて、もう何年も
この世の果てまで届くように歌いつづけている。
それを、その自由な生き方を、誰も「辞めろ」とは云わないし、誰にも止められない
しかもだ! 
その一曲を、なんと! 
天下のMick Jagger と歌ってしまっている、21世紀初頭の10月30日、MSG!  
明けて、31日はドラムの Larry Mullen, Jr.さんの誕生日だった
現代の人類でも、ロックが死なず今も生きつづける事実を
これほどまで明確に形に残せるバンドや歌手は
わりぃけど、日本人には無理も当然! 
狭っ狂しい場所でドル資本の株式療養に振り回されるメディアの
数字の追い回しの喰い者にされてるようじゃ、
こっから先、何年かかろうと己を呪う操り人形! 
 
ああ? 
ひでぇ云い方だけど、当たってるもなにも 
そういう以外の音 テレビやラジオからは聴こえてこねぇべよ。
ここんとこ、20~30年の間はな。
 
 
  あるなら出してみ?  
 
 
いや、そんな灰汁タレと理屈こねたところで
音楽ってもんを単に流行り廃りで
カネ儲けの道具にしてる程度の連中の目が醒めるわけじゃねぇし  
世界中のロック・アーティストの誰ひとりとして  
北極や南極の硬い氷が急速に熔けるのを今スグ止められるわけでもねぇし
そういったことで、明日や今日の誰かの何かが
まったく別な状態でパーフェクトに前向きになるわけじゃねぇんだけどさ。
 
おれか?
おれは、ただ信じてるだけだよ。  
 
晴れた日の空が青い理由とか 
人間の血の色が赤い理由とか 
どんなに長い夜が繰り返されても 
夜明けが来ない世界に生きる必要が誰に在る無しの以前に 
人間てもんは常に 
一日一日、生きて生かされてる、その中身が 
昨日よりは利口になってるはずなんだ。誰もが。
 
たとえ テメェ様が子孫繁栄の義務や道理、その原理原則、
生命として生かされている証として当然の事実から外れたり 
外されちまってても  
自分だけ生きて死んで世の中おわるような格好のまんま、
そこいらで、クタバリ損ないになっちまっても 
決して独りが生きて死んで誰にも迷惑になんないわけじゃなくって 
その末代に関係ねぇところでも 
のちのち大勢の者が生きてる実感を見失うことになるの。わりぃけど。
自然界における自明の理で。
 
それは、いつか、どこかで、誰か己に気づいた者から 
覆さなきゃならない。悔い止めなきゃなんない。封印しなきゃならない。
その、やり方なんて どうだっていい。
自分なりに変える手段を見出して 
誰と比較することなく、分相応、
自分なりに変わるしかない。
とにかく、
己の役割を見失って生きながらに苦しみもがいたまんま、
死んでからもマトモにオダブツできなくってアタリメェな有様の繰り返しで、
そんなクタバリ損ないと一緒のところへ引き摺りこまれて 
またもや己がクタバリ損ないになるより 
次に再生される分解と浄化のサイクル、その事実と道理をまっとうすることを
生きているうちに速めて…いや、どこかで軌道修正しとかないと 
あらゆる者の存在が完全に絶えてしまう。
 
この地球上に創られ産まれ育って死ぬまでに 
まず、人間という生命種族が 
そんなことに なんねぇように 
自分たちが住み飼いさせられる生息場所のいたるところを 
まるくおさめなきゃなんないわけ。
本来ならな。
今はまだ、どこもかしこもネコも杓子も有象無象に
 
  こんな有様だけど  
 
おれは信じてるんだ。
おれという人間に限界があっても 
次の人類にも今の人類にも限界なんてない。
 
でなきゃ、何世紀にも渡り
変化して生きつづけてきた音楽というコミュニケーション手段が
この世にあるわけがない。
 
  まぁ、そういうことだ。  
 
 
 
 
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