THING THAT YOU ARE EATING   | “Mind Resolve” ~ この国の人間の心が どこまでも晴れわたる空のように澄みきる日は もう訪れないのだろうか‥
    
    sub title: 今まだ この地球上に生息可能な人間のうち、日本人と“現代の米”について。(その後  
    
    
         
    バンソウコウが田植えあとの補植作業をしている様子
    似合わねぇーっ
    
こんちっス、佐渡のコルホーズとソフホーズの狭間で生きる南です。
年貢の取り締まりとか五人組制度も、地主と小作人の関係も、
戦後の農地解放、国土の区画整理のあとは
減反政策という農林水産省の管理はあっても
佐渡も ここ何十年と、こういう場所で一般市場出荷用の米の稲作が行われてきた。
昨年までは、全国の農協のヘリコプターが年間、決められた時期に
決められた量の農薬を散布してたんだけど、今年からは、ない。
そういうことが中止になったというか、ハッキリ云って禁止。
今までも必要だったかどうかさえ疑問なのに
それがなくなったことで、21世紀の食生活の安全性を考える稲作に不安な人もいたりする。
そればかりか、『WTO農業交渉 』そのものにしても
誰が何に振り回されてやってるのかも知らぬ存ぜぬのような全国の高齢化農家の人たちは
自分たちのツギアテ…じゃなくって跡継ぎ、世継ぎ、後継者がいない問題に悩んでいた時期も
もうとっくの昔に通り過ぎてて、「このままじゃダメだ」と思っている人が何千万人いようとも
春夏秋冬、その日暮らしの日常が過ぎて、時だけが経過して逝く年・来る老い・歳末お助けナスリ合いだ。
他国の稲作事業拡大やどっかの国の植民地化を気にかけている場合ではない。
この国にはもうスグ、経験豊富な知識と技で米をつくれる人間が激減することになる。
ガーン! 
    
WTO農業交渉 』以降は、稲作も今まで通りではないので
たとえばコシヒカリも、特別栽培米という名目で、巷の大衆ブランド志向がどうあろうと
有機栽培とか低農薬な米が中心に売り買いされて
あらゆる薬や肥料をフンダンに(近く)使って今まで通りに作ってるような米の価格は下がる。
んまぁ、場所によっては買い取りも少なくなってくるわけだ。とにかく今まで通りではない。
それでも、安い米が身体に危険とか健康に有害ということではない。
これまでも何十年も、みんなで喰ってきて、
国も古米・古々米の備蓄米が余れば学校給食へ回してみたり、
20世紀末、外国の輸出入貿易事業に携わる輩が
「なんとかしろっ!」と唸れば
政府はタイ米やカリフォルニア・ブレンドを輸入する以前に
日夜、減反政策の煽りで今も細々と暮らしつづける全国のご高齢農村農家が
汗水たらして折角つくった古米・古々米を大量に捨てたりもした…という、
火のないところにインディアンの狼煙 もあがらない世の中で、
今さら細かいことを気にしても仕方ない。
そもそも、日本全国、夏から秋にかけての台風の時期を避けようとしたり 
そういう雨風や寒冷地にも強い稲や苗の品種改良もなされ 
この2~3十年の間に、田植えの時期も早まって
マトモな野生原種としての稲から出来た米なんてもんは最早、市場に存在していない。
自然界からしてみれば、全部が人工的な異変種、奇形種でしかない。
それは稲作に限らず、そこいらのスーパーで適当に売り買いされている野菜にしても
ほとんどすべてが原種ではない。かろうじて京野菜の幾つかが自然な状態に近いくらいで
あとは…ない。
すべてがマニュファクチュアリングを超え、凝るも祖父もホースも蛇口も あったもんじゃない。
目先鼻先の経済追求のためには、そういう自然界の破壊を繰り広げてきたのが日本人の20世紀だった。
はてさて、そんなモノを長年に渡り喰いつづけているとどうなるのか? 
長い目で見なくても、クローン栽培のデラックス・ベジタブルよりも不安は大きい…かもな。
だから喰うにも事欠いた時代とは わけが違って
自分が産まれてから今日まで、そういうモノを何十年も平気で口にしてきた若い世代は
よくも兇くも長生きをしている戦争体験者世代のような丈夫さや頑丈さは…
ないに等しい…というより、ない。
国外からの輸入モノにしても、今に始まったことではなく
朝鮮戦争やベトナム戦争があった1950年代~70年代に遡って
もう何十年も前からの中国のように、農産物以外のモノまでもの扱いが、
「おいっ!ちょと待てや。オメェよぉ~ 
 それじゃヤバイんでないの…?」
というほどの、いい加減なのも困るけど 
亜細亜ブランドの、どの野菜に何が入ってるとか、
どういう毒素が何パーセント含まれているとか
今の日本人は神経質にも薬害や公害、発癌物質とかの問題を気にしすぎだ。
確かに、杜撰な管理で無責任な食品を市場へ回してしまうことはマズイかも知れないけど
都会の人が水と空気を買ってまで生活しなければならないような今の時代、
そういう地域そのものが、陸海空に渡り汚染された環境である限りは
一人一人が自分自身の力で防げることにも限界がある。
どうすりゃぁいいのか? 
何を飲んでも喰っても詰め込まされても、
要らないモノは出せばいい。
ところが、この、自分が生きるために必要以上のモノを「出せばいい!」という、
こんな簡単なことも簡単にはできない人も多くなってきた。
ひとつには、呼吸障害を伴うほどの慢性の便秘。
出せないので、栄養のある物を喰えば喰うほど、体内には毒が蓄積されることになる。
幾日も溜め込んだモノ、喰った物の滓【カス!】、毒素が
大腸の腸壁から吸収されて体内を巡ると
場合によっては頭痛を引き起こすこともある。
毒素といっても、自分が喰った物が消化した末のウンコなので 
その頭の中にはクソが回ってるってことだな。脳味噌がクソになっちまう。
生きるためには、ホントに必要以上のもんだ。
出すべきモノはなにか? 捨てるべき知識は何か? 
必要以上の財産、必要以上の美貌、必要以上の知識で苦しむ現代人。
そういうことの詳しい原因や改善のための手引きとしても
   夢見るフンヅ・マリ子  
   
http://ameblo.jp/badlife/entry-10004073609.html
   
酵素パワーで食毒を瀉す  
   
http://ameblo.jp/badlife/entry-10003856904.html
こういうことを書いて公開はしてきたんだけど
俺のページは最早、読めば読むほど末恐ろしいので
「もう間に合わないよ」ということも判ってしまう人もいたりする。
結局、なるようになって、一旦は次の再生準備段階を踏まえて から
ある程度の人数約5000万人…以上が滅びるしかない状態になってきてるんだけど
今の時代、どーにもこーにも、そういうことが自分たちの未来に待ち構えているこっとを
自分自身のこととして判る人が非常に少ない。
ハッキリ云ってしまうと、「私は今このままでは死にたくはない」と
どんなに頑張ってみても無理。カネがいくらあっても無駄な抵抗。
人間が生きるための絶対条件である、
空気を吸って呼吸すること。全身の筋肉の血液の循環。物を食べて排泄する。
この3つの道理が人々の営みの中で、ことごとく破壊された今日、
誰が都会から脱出しようと、国が幾ら朱鷺の保護施設に何十億円の税金を注ぎ込もうと
CO2削減のためのクールビズやウォームビズの開発商品がどこでどうあろうと
南極と北極の氷は日増しに溶けて、砂漠化する場所の陸地は どんどん不毛の地になってる。
オゾンホールもデッカクなって、バンアレン帯の外側から、
どのような危険なエネルギーが刺し込んでくるかも判らない。
この地球上に生息する生物においては、人間の皮膚ほど弱いモノはない ほどだ。
今は、大気も海流も大きくうねりを変えて人類の生息区域を押し潰したり、押し流したりしてる。
祖先から受け継いだモノをこのまま見捨てようにも、火星や月に逃げようもない。
火星に水分を発見しても、もう遅い。間に合わない。
そんなノアの箱舟に乗る前にどうなるか解らない状態。
    
…ああ。オトトイは田んぼの畦に、なぜかヘビがいっぱいいたよ。
どうして? そういう時期だったのかも知れないけど
その前日も観た。
一箇所にあんなにウジャウジャいるもんなのか? メドウサの頭じゃあるまいし。
なんかあるのか? 
…気をつけて 。 
誰が?

    
そういう危険な時期のスグ何歩か手前にいるのに 
呑気にもカネと情報に振り回されている多くの人類。
重症だよな。
でもって、スンバラシイ教育を受けた人の頭ってのは、
「人間はそんなに馬鹿じゃない」とヌカシやがったりする。
このままだと、5000万人では済まない。全部こっぱ微塵に近く、
火の海と溺死、鼻の穴や気管の隅々までも砂を詰め込まれて土砂に埋もれるか…そういう、
誰もが、手も足も出ない大きなエネルギーに飲み込まれることになりかねない。
今まで通りではないので。
    
んじゃぁ、どうすりゃぁいいのか? 
簡単に云うと、今日一日を満足して生きるしかない。
結論はそこだ。あとはない。わりぃけど。
そういう時代になったの。
今まで通りの常識で、優雅に余生を暮らすなんてのは誰にとっても無理。
切羽詰った状態で、「明日は我が身」を覚悟しながら、
今日一日、この瞬間を、堂々と自分自身として生きるしかない。
男なら、男は男として。女なら、女は女として。
姿カタチも根性も、性根も、肉体も精神も、魂も、
そこにハッキリとした区別がなくなっちまってる ようであろうとなかろうと
開き直りや中途半端は自然界が赦さない。逃げ道なんてねぇよ。
これからは、誰か人間が人間を苛めるとか
「誰かを悪者にしないと一つにまとまれない」なんてやってる暇はない。
今よりもどんどん、自分の生きる場所に逃げ道はなくなってくる。
少子化も超高齢化も、医療や教育の行き詰まりも、犯罪の激増激化も途中経過でしかない。
昨日の夕方に産まれた人も、明日の午前中に産まれる予定の人も
残された人数が人間として、なんとか正常に近い状態で生きられるかどうか? 
所詮、高齢者は、もうこのまま先に逝っちまう。
この世も見納めるつもりで、今日を堂々と自分らしく生きられるかどうかは
今の時代に自分自身が何をなすべきかが決まっている人の、
その自分次第でしかない。
    
    
    Thing that you are eatingおまえらが喰ってるヤツ  
    
    
    http://vision.ameba.jp/watch.do?movie=242851
    
しかし、こう雨が降らんと、この地域でいうところの『アオサ』ってやつ。
この藻のような何かの微生物の死骸のような泡状のモノが消えない。
…『梅雨をあきらめて 』なんて替え唄 歌ってる場合ではないのでわ。 
    なぁーっ
ちゃんとした雨期を迎えて雨が降るときれいに消えるらしいんだけど
これが発育途中の背の低い苗に絡みつくと、重くなって水の中へ倒されてしまう。
成長を止められ、枯れてしまうモノもある。
自然界は厳しいな。
補植作業というのは、そういう死んでしまった苗や植え残しの場所へ
新たに手で苗を差していくんだけど、余分な雑草とかもあったりするので
一列一列を丁寧に注意しながら前へ進まないと
泥水の深い部分では足を捕られて長靴が抜けなくなっちまうこともある。
自分で云うのもなんだけど、マヌケな俺 でもひっくりかえったりはしないけど
バランスを崩しそうになって何度も危ないこともある。
これだから、都会生活の長かった野郎はぎこちなく、田んぼに似合わねぇ。
    
今でこそ、ダムの水が水路を通して公平に行き渡る平野での米づくりが主流になっているものの、
これ以外の山岳地域では自分の家の井戸水や地下水、溜め池の水を利用している地域もある。
そのほか、佐渡の米が魚沼のブランド米と同格に扱われる市場においても
あまり流通していない数少ない佐渡米が
山から流れる澄んだ沢の水を利用して造られている米もあるんだけど
そういうものは非常に高級品の扱いで佐渡に住んでいる人でさえ
食べたことがある人は少ない。
んで、俺の家の前にある田んぼは すべて自分の家の飯米用で、
上の絵のように出荷用に契約栽培する場所とは別で
井戸水をポンプで汲みあげ、この時期は毎朝、水の調節をしている。
そこでは最早、鴨を放し飼いにしてなんとかするとか、
そんな悠長なこともやってらんない。 俺には書く仕事もある。どっちも、あんましカネになんねぇけどな。
自分の家で食べる物には、今はもう農薬はほとんど使ってないけど、
科学肥料にしても必要最小限にとどめて、なんとか子供の未来を考えたりもしてる。
でも間に合わない。
世の中には、そういう米や野菜を喰える人と喰えない人もいて、
自分から食べることをやめてしまってる人もいる。
そういう人たちにお前もこれを喰え!というのも無理だ。
量も限られてる。
俺の子供。近い将来、いつか彼女ができたり、結婚相手になる人間が
果たして…
ああ、こっから先のことは書かない…考えないようにしよう。
    
    
どうでもいいけど… 
最近の俺は、改行して行間を一行か2行あけたときに
その場所に3マスか4マスの空白をつけている。
意味がある。 (俺の中ではな。)
気合としては田んぼの補植作業と似たようなもんなんだけど… 
3マスのときは、非常にデインジャラス。
 ??? 
4マスのときは、気分が安定してる。 ???? 
んで、途中までは3マスにしてたんだけど、
書きながら、最初から読み返して、4マスに切り替えることもある。
このページには、今までの世の中の終わりみてぇなことも書いてるけど、4マスにしてある。
んで、3マスのときは、「ザマァミやがれっ!」という気持ちで書いてる内容が多い。
4マスのときは、「ちょっと待っててね。なんとか解決手段を見つけ出してみるから…」
という気持ち…がある。
このちがいは、俺の中では大きい。
だから安心してくれ。
今後は、読んでいる人が独りぼっちで黄昏ることなく 
なんとかして今日を、今を、この瞬間を
それなりに満足して生きられるようになれることを心がけて書く。
でないと、やってらんねぇじゃん。

    
    
    
    
     現状確認のための参照ページ 
    
    月刊 『育つ場所がちがう』 2006' Winter  
    特集:教育によって破壊された母体のすべて(の一部。)  
    http://ameblo.jp/badlife/entry-10025653644.html  
    
    月刊 『育つ場所がちがう』 2007' Spring  
    特集:死ぬには善き日だ  
    http://ameblo.jp/badlife/entry-10030419791.html  
    
    月刊 『育つ場所がちがう』 2007' 春 号外  
    特集:ケータイという凶器と anti 学校裏サイト  
    http://ameblo.jp/badlife/entry-10028979868.html