前回記事はこちら
壁構造について
下の画像の通りで外側から
・外壁
・通気層
・遮熱透湿防水シート
・構造用合板
・断熱材
・防湿気密シート
・石膏ボード
・壁紙
と言った構造になっています。
構造用合板
これは標準ではノボパンを使います
いや、あかん訳じゃ無いんですがあまり好きじゃ無いんですよね〜笑
ノボパンの良いところ
価格が安い
地震、台風に強い
ノボパンの悪いところ
透湿抵抗値が高いので湿気を通しにくい
つまり気にしてるのは湿気を通しにくいので壁内結露を気にしてます
このように室内側の湿気が外に逃げにくい状況になっています。
でも気密コンセントボックスカバー付いてましたっけ?
せめて外壁のある部分にだけでも付いていて欲しいです!
この辺は後日確認します。
これをやられたとしても湿気は完全に防ぐことが難しいので入った時を考えて、構造用合板で透湿抵抗値が低いものを使って抜けるように対策して欲しいものですね
一応結露計算した感じでは防湿シートのお陰で冬型結露はしなさそうですが
断熱材、柱
断熱材
断熱材は吹き付け断熱です。
良いところは大工さんではなくて断熱屋さん?が施工したくれるのである程度、腕は保証できるのかな?笑
種類としてはA種1、A種3とかがありますが、発泡倍率の違いで30倍、100倍が違ってきたり熱伝導率、透湿低効率が変わってきます。
基本的には泡状にして断熱材の間に空気を含ませて断熱性能を上げるような物になります。
30倍発泡のやつに変更するとなかなかの課金額になるみたいで我が家では採用を諦めています。
詳しくはくろーばーさんの記事で。
それ以外の断熱材は選択できないみたいなので、標準のままでいきます。
そしてくろーばーさんは泉北ホーム築5年で気密測定をやってくれています。
新築時と5年後の比較記事はこちら。
柱
泉北ホームはツーバイフォー工法で施工されます、そこで2×4ってインチサイズなんですが、1インチ=25.4mmなので4インチだと101.6mmっと思って調べていたら乾燥するから実際は3.5インチぐらいになるみたいで88.9mm見たいです
今までなんかおかしいな〜みたいなん思ってたら、そー言った感じみたいです!
そして2×4工法なので断熱材の厚みが約89mmありまして、柱がダブルスタッドになっていて柱が2本連続して設置されています。
これは2階建てだと1階の外壁側に設置されるみたいです。
そしてプラスサーモって仕様もあるんですが、その場合は2×6になって139.7mmの柱になって断熱材も分厚くなります
でも柱がシングルスタッドになるデメリットがあります。でも2×6になるからそこまで変わらないのかな?笑
防湿気密シート
そして断熱材の種類によっては防湿気密シートが設置されていません。
これを設置する意味は構造用合板の所で説明があった通り、構造用合板に逃げる湿気を少なくすることで冬型結露対策になります。
過去の記事を抜粋すると
防湿気密シートが無ければ
外気温+4度40%
内気温 25度50%
に設定すれば、結露する恐れがあり。
防湿気密シートを施工すれば
外気温−10度50%
内気温 27度50%
と設定しても結露判定なしとなりました。
防湿気密シートを施工すると効果があることが分かる。
ちなみにこちらの記事の内容を簡単に?大袈裟に?表現すると30倍発泡の場合はスキンカットしなかったら防湿シートはいらないが100倍、120倍発泡だとスキンカットしても、しなくても防湿シートの施工が必要と言う事だと思います。
でも何倍発泡とか関係なしで断熱性能を上げるためにギリギリまで吹いて、スキンカット、防湿シートがオススメみたいです
確かに発泡ウレタンを柱いっぱいまでやるのと、1cm足りない場合だと断熱性能はどれぐらい下がるんだろ?
メーカーから言われるUA値も変わりますよね?
計算できないけど、言われた数字より悪くなるのは確かですね
そして注意しないといけないのは夏です。
防湿気密シートを施工することによって、夏型結露してしまいます。
対策としては
防湿気密シートを外す
この場合だと冬に結露してしまいます。
違う種類に変更
違う種類ってのは可変調湿気密シートと言われるやつで湿度が高いとか低い時で湿気を通す、通さないってやってくれるみたいです
これにはちょっと引っ掛けがありますが、次回に説明します。
室内の温湿度管理
もしくは難しそうで、簡単なのが室内の温湿度の管理ですね
外気温から内気温を計算して結露しない温度に設定する。これは意外といけるのかな?とか思います。
とりあえず冬型、夏型結露対策としては構造用合板か防湿気密シートで壁内に入った湿気をどうやって抜くかです。
って長くなったのでまた続きます