前回記事はこちら
壁構造について
下の画像の通りで外側から
・外壁
・通気層
・遮熱透湿防水シート
・構造用合板
・断熱材
・防湿気密シート
・石膏ボード
・壁紙
と言った構造になっています。
これまでに泉北ホームの壁構造を紹介させていただきました。
残るは石膏ボード、壁紙です!!
ってこの辺は特に変わったやつは使ってないんですよね〜笑
石膏ボード
とりあえず吉野石膏を使われているのが多いと思うので何個かピックアップします。
一般的なやつ
ホルムアルデヒド吸収分解するやつ
これはMIYU家でも使われているやつと同じかも?
良いやつ使われていたんですね〜♫
調湿タイプ
6畳の部屋で壁、天井に施工した時は4.5L吸湿するみたいです。
壁紙
泉北ホームは基本的には壁紙しかやってくれないのかな?よく分からんけど、一般的なやつ!笑
ビニールクロス
ほとんどの人が選ぶやつで
・量産クロス(500番)←これが標準
・ハイグレードクロス(1000番)
紙クロス
紙クロスは吸音、透湿できる機能があるが、薄いため施工が難しい。
布クロス
吸放湿してくれる。
塗り壁クロス
これは塗り壁ではなくて、紙の上に漆喰や珪藻土を施工されているクロスになります。
可変調湿シートについて
前回の記事で可変調湿シートに引っ掛けがあると言いましたが、タイベックスマートの記事を抜粋します。
※2023年4月よりVCLスマートに変わるみたいです。
右下のところを見ると石膏ボード&透湿クロスを指示しています。
メーカーに確認したらもちろんビニールクロスでも良いが透湿性は低下するので透湿クロスをオススメしているみたいです。
そこで上でもあった通り防湿シートが湿気を通す、クロスも湿気を通す、じゃあ石膏ボードは?ってなりますよね?
分かりやすく?数字で透湿抵抗値を参考にしてみます。
クロスの透湿抵抗
・ビニールクロス
12㎡・h・mmHg/g
・透湿クロス
これは色々みましたが公表されているが、幅が広くて参考地にもなりませんでした。
ちなみにパナソニックホームズは透湿クロスを標準で選べるみたいです。
もちろん石膏ボードも調湿機能があるものを使われているみたいです。
これを標準とは地味に羨ましい
でもその分高いんでしょうけどね
石膏ボードの透湿抵抗
・一般的なやつ
1.3㎡・h・mmHg/g
・調湿タイプ
1.8㎡・h・mmHg/g
あれ?調湿の方が透湿抵抗が低くて湿気を通しやすいと思っていました。
また吸放湿と透湿抵抗は別もんみたいです☻
そして石膏ボードで調湿を求める場合はクロスも透湿性のあるものを採用するようにするのが決まりみたいです。
つまり可変調湿シートを採用するときは壁紙は透湿、石膏ボードは一般的なやつ。
でも石膏ボードはクロスに比べると透湿抵抗も高いので気にしないといけないのはやっぱりクロスなのかな?
ここまで壁内結露を気にするのは躯体の柱が腐ってきたり、断熱材にカビなどが発生しやすい状況になるのでできる限り避けるためです。