それでは年明けに設計打ち合わせが決まったと言うことで、事前に色々と調べておかないと設計士と同じ土俵に上がれないと思っているので、色々と調べまくっています
それより今朝方の気温が2.5度!?
もう無理かもしれないさむい
壁構造について
下の画像の通りで外側から
・外壁
・通気層
・遮熱透湿防水シート
・構造用合板
・断熱材
・防湿気密シート
・石膏ボード
・壁紙
と言った構造になっています。
①外壁
標準で選べる外壁は
ケイミュー レジェール
厚みが21mmあって重厚感のある作りで、照明などで陰影を楽しめる。
光セラで太陽の力と雨で外壁の汚れを落とし、防藻性の向上して40年の色保証。
シーリングはスーパーKMEWシール30で30年間の再シーリングの必要が無い。
kmewのショールームへ行った時
ニチハ フュージェ
ローコスト住宅はサイディングの厚みが12mm14mmが多いですが18mmです。オプションで21mmもある。
フュージェの特徴はシーリングを無くすことで見た目をスッキリさせることができます。
サイディング独特の継ぎ目が無くなるだけでサイディングらしくなくなって高級感が出ます。
出隅はコーキングがあるのでオプションでドライジョイントにすることで、全体にシーリングが無い仕上がりになる。
シーリングの耐久はプラチナコート30だと30年保証になる。
NICHIHAショールームへ行った時
通気層
・鍵
・金具
そして金具は
・胴縁を使った金具工法
一般的なやり方で、サイディングによって横胴縁、縦胴縁などがある。縦胴縁の場合は縦方向に空気が流れます。胴縁の取り付けは上などを開けて空気を流れるように設置する。
・胴縁を使わない金具工法
この工法は金具が分厚くなって胴縁の必要が無くなることで、縦横の方向に空気が流れるようになっています。
泉北ホームでは胴縁を使わない通気金具が標準みたいです。
1年前の人のブログとかを見ると胴縁が使われていたので、最近変わったのかな?と思われます
この通気もきちんとできていなければ湿気や水が溜まったりして家の柱が腐ったりする可能性もあるので、きちんとした施工が必要な箇所ですね
透湿防水シート
これは先ほどの通気層から室内に水が入らないようになっている防水シートです。そして室内側からは湿気を通すようになっている訳が分からないシートです
建築中の写真でこのようなシートを貼っている姿を見たことがある人は多いと思います。まさにこのシートが透湿防水シートです
なのでこのシートが働かないと外からの雨が入ってきて壁の中が湿気だらけで柱を腐らせたりします。
そしてこのシートは紫外線により劣化するみたいです。
もちろん太陽光が直接当たるわけでは無いのですが、外壁を通して長い年月をかけてシートをボロボロにしていきます。
こちらの写真は先ほどと違う種類になりますがシートを15年後にやりかえた時の写真です。
もちろんシートの種類によって色々変わってくるのですがほとんどのメーカーの保証は10年ってことです
さっきまで外壁は30年って言ってなかった?って感じですよね
外壁が30年いけるからってここのシートも30年いけるわけでは無いので注意してください
そこでタイベックシルバーは20年保証があるみたいです
この辺はジャックさんも記事にしてましたね!
では泉北ホームの標準は?
「透湿防水シート:JIS規格50年相当耐久試験適合品」
と仕様書に記載があります。
なんのメーカーか分からないですまぁ廃盤とかの可能性もあるけど、これぐらいの製品が付きますよ!って事ですね笑
でもこれって保証する年数では無いので実験したら50年ぐらいはもちそう!って数値なので50年も実感できないですもんね商品化するのに50年無理無理!
って事でこれだとタイベックシルバーと比較できないので調べているとタイベックシルバーは30年相当は実験しているみたいです
その先は分からないですが、遜色ないのかな?ってイメージです
あとは遮熱効果がどれぐらいあるかですがタイベックシルバーは遮熱シートになっているので問題なさそうですが、標準品は打ち合わせの時に確認します。
遮熱の必要性は太陽光が当たると赤外線が含まれておりそれが輻射熱として室内に通じてきます、断熱材の厚みがあって室内側は熱は通じにくくなっています。
でも断熱材には熱が通じてくるってことは夏型結露の可能性が高くなると言うことなので、できる限りはその手前の透湿防水シートで遮熱する方が有効的かもしれないですね。
でも調べてみると遮熱は効果がない!それより断熱性能上げる方が良いって意見がありました。
ここで壁の半分ぐらい来たと思うので、ここまでにします
次回は