Beautiful Days -5ページ目

メキシカン ---The Mexican


伝説の銃をめぐる一騒動。可も無く不可もなく、って感じの映画。メキシコの乾いた雰囲気(?)はよく撮れてたけど、ストーリーは盛り上がりに欠ける。しかしブラピとジュリアロバーツの共演が売りのくせに、二人一緒のシーンがほとんど無いってのはどうなのかしら。これならもっと若手の俳優掘り出した方がよかったのでは。そしたら多分観てないと思うけど。少なくともブラピの恋人役は違う人がよかったなー。ウィンストンが死んじゃうシーンは後味悪くていただけない。でもブラピのガッツポーズは可愛い。うう。
関係ないけど観てるうちに、やっぱり免許とろうかなあなんて思ったり思わなかったり。まあそのうち。

ブルース・オールマイティ ---Bruce Almighty


この映画はとにかくさすがジム・キャリー!ストーリーはとくに目新しいものではないし、主演が違う人だったらぜーんぜんつまんない映画だとおもう。だけどやっぱりジム・キャリーはおもしろい。イーストウッドの物真似とか、うるさい位のリアクションとか顔芸とか、くだらないんだけど笑っちゃう。小細工がきいてて素直に笑えるコメディ。メイキングもジムのユーモアがいっぱい出てて面白かった。モーガン・フリーマンの神様もすてき。ブルースの恋人役ジェニファー・アニストンが可愛かったので、次は旦那様の主演作を観ようと思います。

フォーン・ブース ---PHONE booth


公衆電話ボックス、という限られた空間だけで構成されたサスペンス。犯人の動機とかオチのつけ方とか、細かい突っ込みどころは多々ありますが、単純にたのしめた。時間はなんと81分。最後まで緊張感がもったのはそのおかげかも。追い詰められていく男ステューはコリン・ファレル。こういう役いいなあ。そして1時間以上声だけでステューを苦しめる犯人はびっくり、キーファーサザーランド!正義じゃないジャックバウアーなんていやー。

トレインスポッティング ---Trainspotting


2本目はリベンジのトレインスポッティング。かっこいい映像と軽快な音楽で描かれた、ドラッグに溺れ 犯罪を繰り返し 中産階級に毒を吐く、怠惰で退廃的なスコットランドの若者群像。汚いシーンはいっぱいだけど、全体を通した疾走感はスゴイ。ノービジョンな若者の姿をじょうずに描いてるとおもう。ただこの青春を『カッコイイ!』って賛美しちゃう日本人は安直だと思うけど。ジャンキーにも関わらずユアン・マクレガーはこれが一番格好いい。ロバートカーライルも濃い濃い濃い!とにかく映像のかっこよさと、ところどころに散りばめられた小ネタとパロディのセンスの良さに拍手。100点をつける人の気持ちも0点をつける人の気持ちもわかっちゃう作品。

タイタンズを忘れない ---REMEMBER THE TITANS


元旦にDVDを新旧とりまぜてかつて無いくらい借りた。さて何本観れるかしら。1本めは好きな映画で始めよう、と悩んでこれ。たまーに観たくなるんだよね。
ヴァージニアの田舎町で白人の高校と黒人の高校が統合され、アメフトチームにはコーチとして黒人のブーンが就任する。そのTWC高のアメフトチーム、"タイタンズ"の話。アメリカに根ざした差別意識はもっと複雑で深刻なものだと思うけど、チームがスポーツを通して通じ合っていく描き方はとっても好き。差別がいかに下らなく詰まらないものかが伝わります。友情にも青春にもスポーツにも弱いあたしには反則な映画!常道だけど感動。ゲリーが余りにもかわいそうで何度も泣いた。これが実話なんだから事実って恐ろしい。
にしてもデンゼルワシントン若いー。そしてアラン役のライアンゴズリング。どこで見たっけどこで見たっけって考えて、ようやく思い出した。きみに読む物語だ。こんなところに出てたのねー。
やっぱこれにしてよかった。お正月そうそうさわやかな気分になりました。今年もよろしくお願いします。お正月そうそうさわやかな気分になりました。今年もよろしくおねがいします。2005年もいい映画にいっぱい出会えますように☆

メッセージ・イン・ア・ボトル ---Message in a Bottle


新聞社で働くシングルマザーのテリーサが、砂浜に流れついた瓶入りの手紙<message in a bottle>を発見するところから始まる。内容はありがちなラブストーリー。でもこのありえない位ドラマチックな設定は好き。ラブレターとか大好き。面白いほど先が読める展開は難だけど、亡き妻を忘れられないギャレットや、息子を案じる寛大な父の描き方はよかった。
だけどあのラストはないでしょ。涙を誘いたいのは分かるけど流れってものがあるでしょ。嵐がくるのに船を出すギャレットも、ちょうどよく遭難船にあう偶然も強引で興ざめ。"Loss has been a part of my jorney.But it has also shown me what is precious."っていう最後の台詞もやりきれない。こんな結末のための2時間だったの?ふたりが結ばれないにしても、もうちょっと別の方法があったはず。がっかり。

戦場のメリークリスマス ---Merry Christmas,Mr. Lawrence


友人の熱烈なおすすめで。なんとなーく敬遠してた映画だけど、勇気をだして借りてみた。
大島作品をあまり観た事がなかったけど、個人的にはあまり好みではないな。ただ、残るものはある。ラストシーンはとても印象的で、泣かせどころというのでしょうか。最後ばかりはビートたけしの笑顔が素敵だった。主題は複雑で難解、なのに映画自体は美しい。この映画を偏愛する人が多いのも分かる気がする。ボウイもたけしも坂本龍一も演技はひどいものだけど、音楽はやっぱり、よい。坂本龍一の音楽はすうっと身にしみていくかんじ。好きでないとちょっと退屈に感じてしまうけど、音楽に聞き惚れてやり過ごせちゃうのはすばらしい。
っていうか、これが今年最後の一本になりそうな予感。ほんわか2005年をむかえたいんですが・・・

ロスト・イン・トランスレーション ---Lost in Translation


見も知らぬ異文化のなかで出会った、どこかさみしいふたりの男と女。心を通わせていく過程が自然でよかった。告白やからだの関係もなく、孤独のなかでみた数日間の思い出。純粋にラブストーリーとしてみたらすごくロマンチックで素敵だと思う。
ただ、ここで描かれるTokyoに憤る人も多いんだろうなあ。でも「東京を上手に描く」ことが目的であるがゆえの舞台ではなくて「異文化」をもとめたうえでの東京なのだから、そのへんの感情移入は本来なら不要なはず。まあ仕方ないんだけど。
キャストに関して言えばシャーロット役のスカーレット・ヨハンソンが可愛かった!大人しい役柄と容貌なのに存在感。ビル・マーレイも地味ーなかんじが役にはまっていてよかった。それにしてもアメリカ人に延々と日本語を喋り続ける度胸のある日本人はあんまりいないのでは。病院の待合室でわけわからないジェスチャーで喋るおばあちゃんはよかった。

めもめも

とりあえず観たい映画リスト

公開中の↓

Mr.インクレディブル素直にみたい。
アンナとロッテ
ポーラー・エクスプレスクリスマス前にみたかったー
キス・オブ・ライフ
舞台よりすてきな生活心あったまる感じを期待
五線譜のラブレターミュージカルすき</b>

1月公開の↓

ネバーランド(1/15~)ジョニー様。
キャロルの初恋(1/22~)内戦下のスペイン映画。
オペラ座の怪人(1/29~)
Ray(1/29~)
アレキサンダー コリン・ファレルーー☆
ステップフォード・ワイフ(あ、これ2月だ 2/5~)
ビフォア・サンセット(これも2/5~)

もっといっぱい出てくるんだろうなぁ。
楽しみたのしみ。

24 ---TWENTY FOUR シーズンⅢ


ようやく全部出た。今回は細菌テロ。追うべき相手がどんどん変わってつかれるつかれる。そして犠牲が多すぎる。シャペルがー!ミシェルがー!トニーがー!でもシーズンⅠよりちゃんと「終わった」感があったかも。それにしても、いつも思うけどCTUの捜査がハイテクすぎてびびります。てかCTUって本当にあるの??誰か教えてー。
とりあえず観終わった達成感があります。しかしよく考えたらⅠと併せて48時間もジャック・バウアーに捧げてるんだけど・・・