Beautiful Days -3ページ目

シティ・オブ・ゴッド ---CIDADE DE DEUS




繰り返されるありとあらゆる暴力に嫌気がさす。むかむかする。前に観たときも同じことを思ったはずなのになんでまた借りてんだろう。躍動感があって、鮮やかで、カメラワークもすごくて、リズムもあって、スタイリッシュで、そしてものすごく陰惨。日本人にはこんな映画つくれないだろうなあ。あー日本人でよかった。

スタンド・バイ・ミー ---Stand By Me




これも大好きな映画。リバーフェニックスがかっこよすぎる。少年にどきどきする自分がちょっとかなしい。
最近なんども観た映画をひたすら観てる。しあわせすぎる。

レオン ---LEON





何回観れば飽きるんだ。きっと何回観ても飽きないんだろうな。
とても思いいれの強い作品。
せつなすぎる。まちるだー

ジャック ---JACK




ひとの4倍のはやさで成長していく少年ジャックの話。実際の病気とは全然違うらしく、あちこち都合よくできてるんだけど、なんか好きでなんか泣けちゃう映画。最後の作文のところは出来すぎだよとかつっこみつつもうるうるなんです。

スキン変更

いやん。オペラ座の怪人スキンつかってしまった。

Ray/ レイ


監*テイラー・ハックフォード
出*ジェイミー・フォックス
  ケリー・ワシントン
  レジーナ・キング
  クリフトン・パウエル
  ハリー・J・レニックス

2004年アメリカ*ユニバーサル/UIP
公式サイト

栄光ばかりではなかった
「盲目の天才」の伝記。


レイ自身が「ありのままの自分の人生」を描いて欲しいと望んだだけあって、栄光ももちろんだけど、影の部分がより色濃く描かれているような印象をうけた。幼少時代のトラウマやドラッグは、彼をとことん苦しめた。その苦しみや、それから抜け出せない自身の弱さや女癖の悪さはときに、まわりの人までも傷つけた。

けれどその影に侵食されなかったものがある。
それが彼の音楽。

レイは、人生のあらゆることを、ピアノとその声にこめて歌いつづける。
全編をとおして流れ止まないレイの音楽は、映画をみてるあたしを鳥肌立たせて、泣きたいような気持ちにさせた。弱さの対に立つようで、だけど寄り添うような彼自身の音楽。
音楽は言うまでもないんだけど、そこへの繋げ方も映像の挟み方なんかももう素晴らしすぎる。ライブのシーンなんか、何回か拍手しそうになってしまった。

終わってみればストーリーはありがちだし、言ってしまえば「ただの伝記映画」なんだけど、彼の音楽のつよさとジェイミー・フォックスの完璧なまでの演技に動かされてしまった。どうしようもなく悲しいけど、ジョニー様には今回オスカー遠慮してもらおう・・・。でぃかぷりおはあんま好きじゃないからいいや。

ハートブレイカー ---HEART BREAKER



小悪魔修行ですたい。
でもこんなんにはなれない。しょんぼりです。

オーシャンズ12 ---OCEAN'S TWELVE



監*スティーブン・ソダーバーグ
出*ブラッド・ピット
  ジョージ・クルーニー
  キャサリン・ゼタ=ジョーンズ
  ジュリア・ロバーツ
  アンディ・ガルシア
  マット・デイモン

2004年アメリカ*WB
公式サイト



やっぱりこのキャストはずるい。ただただブラピを見るためだけに映画館へ。だっていま第二次ブラピブームの真っ只中だもん(あたし的に)。はじめから終わりまでゆるーーくて、そういう意味ではたのしく観れたかも。とはいえどこにも気合が感じられない。自己満足とはいわないまでも、作ってる本人達がいちばん楽しんでそう。これだけキャストが豪華なのに、この気の抜けようは何なんだろ。あんまり個性が出てないのはちょっと残念だけど、味は薄くてもブラピがかわいいから万事よろし。

(新宿ミラノ)

オペラ座の怪人 ---the Phantom of the Opera


製・脚*アンドリュー・ロイド=ウェバー
監*ジョエル・シュマッチャー
出*ジェラルド・バトラー 
  エミー・ロッサム 
  パトリック・ウィルソン

2004年アメリカ*GAGA 
公式サイト 






観終わって数時間経っても、クリスティーヌの歌声が耳にこびりついて離れない。とりあえず何も考えずに、浸りきっていたい。ミュージカル映画、といっても、心情も台詞もごちゃまぜにしたオペラで進むから、序盤はおいてけぼりになってしまった気もしてたんだけど、それもつかの間、気付いた気持ちはすっかりオペラ座にいた。

孤独と闇しか知らないファントムは、
愛された記憶がないから、愛し方が分からない。
優しさにすら触れたことがないから、余計に憧れを募らせる。
狂ったように温もりを求める恋が、あんまりにもせつなくてくるしくて。

シンバルの猿に語りかける姿は、痛くてしかたなかった。かなわなかった想いをかかえて、彼はどうやって生きていくんだろう。驚くほど卑屈で陰鬱なファントムに、シンパシーすら感じてしまった。与えるだけで満たされるなら、とってもかんたんなのに。陰と陽のようなふたりを虜にするクリスティーヌは、女性としては好みじゃないけど、悔しいくらい素敵。"Think of me"の時点で白旗。エミー・ロッサムが年下だなんて、それこそ悲劇かも。

公式サイトで音楽ヘビーリピート。でも重過ぎる。

(1月31日,VIRGIN TOHO CINEMAS六本木ヒルズ)

約三十の嘘

監*大谷健太郎
出*椎名桔平
  中谷美紀
  妻夫木聡
  田辺誠一
  八嶋智人
  伴杏里

2004年日本*公式サイト
 アスミックエース

豪華寝台特急で6人の詐欺師がごちゃごちゃする話。


聞きかじったかんじでは詐欺師の騙しあい!?
って思ってたけど、というよりは恋愛劇メインだったかも。
超よかった!ってわけではないけど、
意外とのほほんで平和に見れるかんじ。
中谷美紀に惚れ惚れした。
八嶋さんと並んだときには顔の大きさの差に唖然。
この電車(トワイライトエクスプレス)乗りたいーーー。

(1月28日、渋谷シネクイント)