ほとぼり
■ほとぼりが冷めたようなので、再開。
■最後の大学生活を満喫してます。とっても楽しいです。
■久しぶりにDQNなお客様がお見えになりました。よくいるんですが、「どーよ、俺の紹介したこの店すごいだろ?」 連れに対してすごい誇示するお客様がいます。昨日お越しになったこのお客様もそうでした。ここまでは普通なんですが、
■ソフトクリームを小鉢に「おいおい、そりゃなしだろ」っていうくらい山盛りにしてます。外国のお客様がそのアイスの山盛りっぷりを目にしたら間違いなくこう叫んだでしょう。「Fujiyama!!」と。
■ここまではいいんですが、そのお客様は
■「あー、やっぱこんなに食えねえから いいや」
■食べ物を粗末にする人間は死んでしまえばいい。金払えばいい、って問題じゃない。烈火の如く憤怒の感情が溢れた私は、そのお客様につかつかと歩み寄り、一言。
■「お下げしておきます。(笑顔)」
■接客業は胃が痛いですね。
深夜の秘め事
■本日分は女性の方が読まれると不快感を示される可能性があるので、
読まれる方はあらかじめご了承下さい。
■久しぶりに連休をもらって、満喫しました。
久々の連休は、引っ越したばかりの近隣の散策に費やされましたが、得たものは
コンビニあれども娯楽なし 恐るべし池袋。
さえないエリアに引越してしまったなあと思いました。
■連休明けて、お客様の退席したペアブースを清掃していると、
「ぁ」
「ダメ・・・」
「ぁ」
久しぶりに生声がきました。最近、インターネットカフェからでも見られる
無料アダルトコンテンツがあるので、最初はボリュームが大きいだけかと思いましたが、
物音と声があまりにもリンクしすぎです。最近のサラウンドシステムもここまで成長したようです。
■しかし、よくよく考えてみれば、ここはペア席エリア。アダルトコンテンツは個室からしか
見られないようになっている筈です。しかも声がするのは真横。こういう場合は、
「お客様、風紀が乱れますので、公序良俗に反する行為はご遠慮願います。」
と、丁寧に注意を促すのですが、注意にいざ鎌倉といきりたつと、
体の別の箇所もいきりたってしまったので、注意にいけません。
これでは、あまりにも説得力がなく、ただの僻みにしか見えず、さらに、店員が
いきりたたせながら仕事してました、と掲示板にでも書かれようものなら
逆にこちらがピンチです。仕方ないので日本国憲法前文を頭の中で復唱し、
血流を頭に集めることに集中させ、ボルケーノを沈静化させたのちで
注意に向かうことにしました。
■いざ行かんと思ったころには、どうやら事は落ち着いてしまったらしく、
とってもやりきれない思いだけが私の心の中に残るだけという、なんとも後味の
悪い結果でした。
■げんなりしながら他席の清掃にいこうとすると、声のあったエリアの席から
女性用の胸部下着を直しながらドリンクカウンターに向かう女性を目撃しました。
■やりきれません。
漫画喫茶で読む漫画
■漫画喫茶にフラリと立ち寄った時、
あなたならどんな漫画を読もうと思いますか?
■返却棚に返される本、巻数順に並んでいない本を見る限り、
その人気の傾向は大体読み取れます。
■ひとつにはまず「連載中」の漫画です。
現在も雑誌で連載しているものは、高い頻度で読まれます。
特に週刊少年飛躍とか、週刊少年雑誌とか、週刊少年日曜日とかです。
青年向けのものであれば、大漫画魂とか、若い飛躍とか、若い雑誌です。
何を言ってるのかピンとこない人は、実際に最寄の漫画喫茶や本屋さんに
足を運んでみましょう。
■第二に、「昔読んだ面白い漫画」です。
龍の玉とか、左手は添えるだけとか、石崎くんやりすぎとかです。
この手の漫画は面白いのですが、概してベストセラーであり、長寿作でした
ので巻数がやたらとあります。部屋に収まりきらないとか、部屋の美観を
著しく損なう、とのことで部屋に置くのをためらう人も少なくないでしょう。
そのため、愛蔵版が人気を博する理由のひとつではないでしょうか。
■第三に、「買うまでも無い漫画」です。
これについてはさすがに言及しにくいのですが、あの漫画最後どうなったか
読んでないや、 ちょっと忘れちゃったから読んでみるか、読みたいけど1冊
1000円近く出すのもなあ、というようなお客様が多いようです。
■最後に、「読みたいけど買えない漫画」です。
これは一体どういうことでしょうか。するどい方はもうお気づきでしょうが、
いわゆる
「エロ」
「萌え」
と言われる要素が絡む漫画です。ラッパー気取りのいかつい兄ちゃんが
ロリロリな漫画や乳ボーンな漫画をレジに持っていくのは、
中学生がコンビニでエロ本買うのに30分うろうろするくらい勇気のいる事
でしょう。 しかしながら、自らのアイデンティティを崩壊させてまで購入
することは為しえるものでしょうか。しかし、どうしても読みたい、
というジレンマに襲われ、奈落の底に墜ちて行く彼ら彼女らを救う
蜘蛛の糸を差し伸べる―――
漫画喫茶なのです。
■言いすぎでしょうか。
惰眠
■せっかくの休みが起きたら夕方。
■兄と遊びに行く約束をしていたのですが、
「ずっと寝てた、申し訳ない」と伝えると
「どこかおかしいのではないか」と心配されました。
寝すぎる、というのはどこが専門なのでしょうか。
内科と外科くらいしかいったことないからわかりません。
タイ式マッサージ
■タイ式マッサージを受けてみました。
■これは私のポリシーの一つなのですが、
「店のコンテンツは必ず体験してみる」というものがあります。
お客様に自分がやってもいないものをお勧めできるわけがないので、
店のフードにしても、新しく導入されたオンラインゲームにしても、
必ず一度はやってみることにしています。
■ 店舗内店舗ともいうべき「タイ式マッサージ」。
店舗内店舗、ということでもちろん別料金です。別料金を
払ってでも受ける価値があるのかどうか、前から試してみたかったのですが、
ない袖は振れぬ、というわけで今までお預けくらってました。
給料日をこえたので、実際にやってもらいました。
■時間があまりなかったので、まずは30分コースの
「フットリフレクソロジー」 を試してみました。
施術室に通され、まずはズボンを用意されていた半ズボン状のものに
着替えます。それから、足の洗浄をしてもらいました。
微妙な湯加減のタライに足を浸され、足を指で洗われます。
これだけでもかなり気持ちよく、恍惚とした表情が出てしまうのを
必死に抑えながら、STEP2です。
施術者の説明によると、足の裏は「反射区」と呼ばれ、
体の不調を如実に現すそうです。もちろんそれは
激痛
を伴います。
一度テレビなどでみたことがないでしょうか。
足裏のツボを突かれ、激痛に悶え苦しむレポーターの姿を。
あの時は「リアクションがでかすぎるんじゃないのか、この三流芸人め」
とか思っていましたが、実際に受けてみると、
もうこれが痛い痛い。小学生の時に死に別れた愛犬と
再び散歩できるかと思うほどでした。
■結果、施術者によると、私が現在患っている体の部位は、
胃腸
視床下部
坐骨神経
という、典型的な現代病であると報じられましたが、加えて
脳
と告げられ、やりきれない思いが体中を駆け巡り、もう働きたくない衝動に
駆られましたが、穏やかな笑みを浮かべて解決することにしました。
■仕事の休憩中に受けたのですが、その後私の足は非常に軽く、
ぜひまた受けてみたいと思いました。
これで胸を張ってお客様にお勧めすることができそうです。
価格も施術後の快適さを考えれば、非常にリーズナブルです。
■もともとM気質の私ですので、万人にお勧めできるかは悩ましい所。
マッサージがすきです。でも、いたいのはもーっとすきです。
という方はぜひ一度お試し下さい。
ダイエット
つい最近まで全く興味ありませんでした。
■というのも、現状で満足してましたし、
いわゆる「男前」とは程遠い容姿なので、気にかけたところで
太りすぎてなきゃいいや、とか思ってました。
■勤務先が新宿になってから、1ヶ月がたったある日、
いきつけの銭湯においてあった体重計に何気なく乗ってみました。
中学・高校時代に身体測定をして、こんな体重計に乗ったよなあ、
という訳のわからないノスタルジーに襲われたからです。
乗った後、一度降りて壊れていないか確かめてしまいました。
自分が記憶している体重より、大幅に少ない数値だったからです。
■10kg減。
■という話を後輩にしたところ、冗談でしょ先輩、
じゃあ久しぶりに会いましょうよということで昨日飲みに
行ってきました。彼は相変わらずでしたが、
私を私と認識するのに時間がかかったようです。
30分ぐらい、「どうしたんですか?!ええ、まじでー?!」
「信じらんない」「いや、ほんとですかー?!」
とか言い続けてたので、うるさい奴だと思いました。
■確かに服にゆとりが出始めたなあ、とか小さいところで
うすうす気がついていましたが、ヒゲを剃る以外に
鏡でまじまじと自分を見つめたり一回転してみたりとか
全くしないので、本当にグダグダ言われるまで実感わきませんでした。
■数字上で認識していながら自身を把握できていないとは、
我ながらとんだすっとこどっこいだと思いました。
■何が私をこんなに痩せさせたのかを考えてみると、大きな
要因としては
*肉を食べなくなった
*お茶しか飲まなくなった
*一日1食-2食に減った
こんなところでしょうか。
■ボクサーのきつい減量や、モデルのありえない減量など、
特殊な減量でなければ誰でも簡単に達成しうるものだと思います。
ダイエット挑戦中の方がいれば、上記の3点をぜひお勧めしたいものです。
ダイエット食品とか高いお金だしてマズい思いして結果失敗して
とか、結構酷い話を耳にしますから。
■という話を近しい女性にしたら首を絞められました。
逸材
■>本日のスケジュールについて申し上げると、朝は説明会、昼はセミナー、
>夜は筆記テストと作文といった按配(9:00~20:00 休憩なし)になっており、
>こんな恐ろしいスケジュールを安易な気持ちで組んだ20日前の自分を呪
>いながら、雨が降る中、1社目の説明会に足を運びました。説明会が始ま
>ると、社長をはじめ、現場で働く社員さん方がいかに充実した毎日を送っ
>ているかという熱弁を奮われ、学生達は頷きつつ、その内容をメモ帳に
>書き写していた。僕はというと、メモをとるわけでもなく、長時間の着席
>による自分の尻の痛みをいかにして緩和させるかという心底どうでもいい
>妄想にふける始末。何の値打ちもない。結局、結論が出ないまま会場を後
>にした。
■タイトルを見ただけでは何の変哲もない就職活動日記かと
思いきや、その溢れる文才はどうでしょう。
臨場感に富み、筆者の感情がとてもわかりやすくかつ面白く
描かれています。単に必死なだけかも知れませんが。
筆者の遊び心も反映されていて、読み飽きることがありません。
■彼は、オンラインゲーム「Ragnarok Online」でその名を馳せた
プレイヤーです。位置付けとしては「ドラゴンクエスト」
「ファイナルファンタジー」にあたる有名なゲームなのですが、
そこで一風変わったゲームの楽しみ方をし、注目を集めています。
■一般的にオンラインゲームというものには「終わり=ゲームクリア」
という概念はなく、日々広がっていく世界を楽しむという大きな特徴
があります。そこで彼は「自分のキャラクターを強くする」
「他のプレイヤーと仲良くなる」などの一般的な楽しみ方を避け、
「いかに他のキャラクターを恐怖のどん底に陥れるか」
というプレイスタイルで楽しんでいるようです。
■その方法も、単なる嫌がらせではなく、ゲームシステムの穴をうまくついた
斬新なものばかりで、こちらもやはり目が離せません。
リンク集に彼のRagnarok用HomePageもありますので、
是非一度お読み下さい。
■こうしたストロングスタイルのプレイヤーは、概して嫌われるものです。
ゲームをゲームとして楽しむ、現実世界では決してできないことを
仮想空間で行う、というスタイルは、個人的にかなり「アリ」だと
思います。しかしながら、人の迷惑を省みなければ、やはり
「バッシング」はどこの世界にも、こうした世界でも、つきものです。
それに耐えうる強い精神力も彼は持ち合わせているようです。
感服です。
■彼の一日も早い内定獲得をお祈り申し上げます。
■うちの会社に入ってこないかなあ。
サプリ
■残念ながら当店では販売していませんが、
のちのち販売対象とするようにお勧めしていきたいと思ってます。
だって栄養も睡眠も偏りまくりですからね。
■ネットカフェで倒れる人も実は少なくありません。
■そんな今日この頃、席の清掃をしていました。
ペア席だったんですが、薬袋のようなものが無造作に置いてありました。
どうやらゴミのようです。
忘れ物だといけないので、中を確認してみました。
中を見た瞬間に、末端価格 とか 肉の薄切りを熱湯にサッとくぐらせて
食べる料理法の名前 とかが頭にギュンと浮かんできましたが、
気のせいだと思い込むことにしました。
続いてゴミ箱を片付けようとすると、
微妙なパラフィン紙が。
■どうやらゴミじゃなかったようです。
■サプリが流行ってます。
大混雑
■給料日後、卒業シーズン、年度最後の土日とあって
新宿歌舞伎町は大賑わいです。
人が多すぎて鬱陶しいったらありません。
いますぐ隕石が降ってきて俺以外みんな倒れないかなとか思いました。
■そんな不謹慎な考えが頭を幾度となくよぎるほど、
今日は大賑わいです。さぞかしキャッチバーは大儲けでしょう。
■当店もそれに漏れず、大盛況です。
バイトにとっては大変な事ですが。
幸いにしてSTDはいないので問題無い感じです。
■しかしながら、オンラインゲームユーザーは比率としては
少ない模様です。長時間滞在するならベストの環境なのですが、
いかんせん価格が遊園地価格なので、安さ爆発を求める
お客様が多い昨今、頭が痛いところです。
■家以外でオンラインゲームをする、ということのメリットについて
時々考えさせられます。
大きなメリットとしては
・ジュース飲み放題
・ゲーム休憩中に漫画雑誌読める
・友達と席を並べて遊べる
こんなところがありますが、わざわざ出かけてまでネトゲしたくねーよ、
というのが大半でしょう。
■韓国ではPC房(ネットカフェ)が大流行です。
価格ももちろんのこと、向こうにはいわゆる
「家庭用ゲーム機」が普及していないので、至極当然の結果かも
知れません。韓国で流行っているからといって、日本でも
すぐにフィッシュオンするかというと、そうでもないようです。
まだまだ研究の余地がありそうです。
■とか休憩中に考えていました。
■STD=SuTtoko Dokkoi すっとこどっこい。
ジャミラ
■一概に「迷惑な客」といっても、種類は様々です。
簡単に思いつく所ですと、客席で大声で電話したり、客席で
性行為に至ったり(単複関わらず)、客席を激しく汚して帰ったり・・・
そんな困ったお客様が時々お見えになりますが、
先日来店した恐怖のお客様のエピソードです。
■早朝4時頃。
通路を挟んで二つにフロアが分かれているという変わった作りの
当店ですが、この時間になると、そもそもの「労働者」が足りません。
そこで、サブフロア的存在のフロントが手薄になります。
そんな時、一人のお客様がご来店されました。
来店といっても、おもむろにサブフロアの客席に座って
ジッとしています。
■という変なお客様がいるんですけど、と新人の女の子に訴えられ、
現場に急行。するとどうでしょう。
ジャミラ。
■ウルトラマンに出てきたジャミラ、という怪獣はご存知でしょうか。
画像は大人の事情で使いませんが、上着を頭から被って顔面だけ
出しているような状態です。
別に何をするというわけでもなく、ただひたすらじっとしています。
ただ一点、目の前の何かを見つめて。
■正直これはやばい、と思ったので、時間帯責任者と話をして
彼と一緒に席まで。彼が「すいませんが、」とジャミラに話しかけると、
おもむろにすっくと席を立ち上がり、早歩きで通路まで出て行きました。
みのけがよだつ、という言葉はまさにこのときの為にあるのだなあと
訳のわからない納得をしながら彼の行く先を見ました。
■するとどうでしょう。今度は、ビルのフロアガイドに向かって
「キェ―――――ッ」
と奇声を発しながら体当たりをかましています。
これはいよいよやばい、と思いましたので、警備員を呼ぶことにしました。
■警備員が現場に着くやいなや、その男はいきなり素に戻って
歌舞伎町の闇の中へと消えていきました。
■警備員の話によると、ときおりビルに現れては不可解な行動をして
帰っていく謎の男性らしいです。私はてっきり、アレの中毒者だと
思ってました。
■過去に様々な警察沙汰などがありましたが、
こんなに寒かったのは初めてでした。もういやだ。