おはようございます。お久しぶりです。

前回の宿題を無事(??)に終わらせたのにも関わらず、凝りもせず次がすぐそこに迫っております。ほんとすぐそこに。

なんとか終わらせるぞという気合いで進めますよ。


(時間がなくてアップは後日しましたが、ちゃんと書き終わってましたよ。本当ですよ。)






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シス・カンパニー公演『カラカラ天気と五人の紳士



2024年4月26日(金)  14時公演

@シアタートラム



シス・カンパニー公演久しぶりでは?と思ったらたったの半年前だったし前回も加藤拓也演出(その時は脚本も)だったw まんまと釣られすぎてるw

しかも今回はザ・少数精鋭にプラスして興味のある演者さんばかり。こりゃ観に行かずにいられるかいな案件です。馴染みのある野間口さんも舞台ではたぶんかなり久しぶり?だし、最近テレビでよく遭遇する小手さんはじめどの人もこの人も見たい人ばかり。抽選取れなくて詰んでたけど力ずくで一般もぎ取れて、本当に今回は意地を発揮した回でしたw 一度売り切れになった少し後に回復した瞬間を掴み取れたの、奇跡だった………


あ、ちなみにパンフレットも買って配信も見ました。23日の夜の回だったかなと思う。


さて、今回は加藤拓也演出であって、脚本は別役実さん。恥ずかしながら名前を知らなかったんだけど、不条理劇の第一人者らしい。無知な私からすれば不条理劇とは何ぞ!?って感じなんだけど、観てみたらあ~なるほどという感じだった。70分という超コンパクトな作品だったけど、いろいろ考え甲斐がありそうな作品でございました。



不条理というものの定義はよく分からないけど、私が作品を観ながらまず思い浮かんだのは、「誰かが『死ぬ』という生命として最も消極的なものに対しての生き生きとした積極性」だった。自分でも何言ってるか分からん。でも、一番分かりやすかった不条理ではないかなと思う。棺桶を無駄にしないために誰かの命を無駄にすることや、誰かに死んでもらうために一生懸命気遣って発案すること、『死ぬ』ことのために話し合っているのに誰も彼も

観ながら『重要物語』を強く思い出して、不条理劇はナンセンスコメディなのか?と思ったけど結局よく分からない。でも少なくともこの2作品は共通点があると思った。


パンフレットにも書かれてたけど、五人の男性と、後半から出てくる二人の女性が対比されている。劇中の台詞にもあるけど、五人は建設的で一生懸命だけど結局死ねてないのに対し、二人は支離滅裂で破天荒だけど死ぬという目的を果たした。この点は恥ずかしながらパンフレットを読んで気付いた部分だった。


この作品の中で不条理を探すとたくさんあるんだと思うけど、私が一番印象的というかハッとしたのは、タイトルにある「カラカラ天気」の部分だった。どうやらここのところ雨が降っていなくて何日も水を飲んでいないほどの状況らしい。最後の方にサラッと出てきた台詞だけど、この一言でそれまでのやりとりの印象が全て変わった。それまでは単純に非現実的なやりとりだったのが、急に現実味を帯びて受け取れた。水を何日も飲んでいないという事実によって、その非現実さが起こりうる、そりゃ頭もおかしくなる可能性あるよな…と思わされたし、本当にあの人たちは早く死にたかったのかもしれないと思わされた。そう見ると、あの女性陣二人はかなり死にたい欲が進んでたんだろうし、だからこそ言ってることというか思考回路もいっちゃってたんだろうなと納得してしまった。死に方も、もう早く早く、これで楽になるという感じがアナウンスからも感じ取れた。対してあの五人は、そこまで固まってなかったというか、待つことしかできない程度だったんだろう。だから話している内容はおかしくても、会話のやりとりは一応成り立っている。「紳士」という言葉がとても皮肉に感じられる。

私の勝手な印象だけど、ナンセンスコメディだったのがしっかり不条理劇になった瞬間だったように思えた。


細かいことは探せばいろいろあるけど、一番感じたのはそれ。



キャストの皆さんは、さすがツワモノという感じで隙なく面白かった。てか、男性陣の脚の細さね………舞台観るといつも思うけど、テレビで見るより何倍も細い。特に溝端くんと堤さん。劇場が大きくなくて近めで見たからなおのこと感じた。やっぱり芸能人て凄いんだな…

女性陣二人は、去年も見たペア。しかもちょうどゲキシネで天號星やってたからパラレルワールド感がつよい。笑 新感線で見るのとは全く違う二人だったのでとても新鮮に見れたのが良かった。


加藤拓也演出によって彼らがどう料理されるのかなぁと思ったけど、いい意味でとても普通だったというか、派手なことをしないので、彼らのフラットなお芝居をそのまま堪能できたような感じ。脚本の良さももちろんあるんだけど、それぞれ名前がないのにちゃんとキャラと役割が立ってて良かった。個人的には溝端くんのあーゆーポジションは見たことがなかったので新鮮だったし好みだった。さらっととぼける感じが似合ってた。

野間口さんは安定。やっぱりコント慣れしてるから、絶妙な佇まいや言い方、仕草がちゃんと面白かった。パンフレットのコメントを見る限りだと、当初やろうとしてた面白さとは少し違った出し方だったのかもしれないけど、それでもちゃんと面白かった。満足。

何それって感じだけど、小手さんが仕切ってるのなんか似合わなくて面白かった。いつも小ボケ担当だからかな?何気に新しい一面を見たかも。






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配信も観ながら、パンフレットも読みながら、いろいろ考えたことあったけど、あと1時間以内に次のが始まるので(!)ここいらにしときます。

いいもの観れて良かった。


さて、これからお昼食べて次のに行ってきます歩く

こんばんわ。果たしてこれは次回作の前に上げられているんでしょうか。まあキツキツです。頑張れ俺。

さ、そんな4連チャン宿題のラスボスはまあまあのラスボスです。






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KERA CROSS第五弾『骨と軽蔑



2024年3月9日(土)  18時公演

@シアタークリエ



今書いてて思い出したけど、エレ片の日の夜に行ったんだったw 格差凄いな~ww

KERA CROSSシリーズは今回初めて知った。いろんなシリーズがあるんだねぇ。前作まではKERAさん作品を他の人が演出するというスタイルだったらしいけど、今回は新作で自身が演出。なのでまあ要するにKERAさんの新作ということですわね。

KERAさんのXはもうフォローしてなかったんだけど、何かの拍子にお知らせを見て、あまりにもキャストが豪華すぎたので行かずにはいられなかったのでした。だって名実共に固い人たちばっかりですよ。しかも何人かは舞台では(多分)初めて見る人たちも居て。行きたくならない理由がなかった。KERAさんと七人の美女。なんつー贅沢。


なんか、もうだいぶ時間が経った気がする(実際経った)んだけど、なんかこれは特にもうずっと前かのような気がする。何を隠そう、いつも通り記憶がだいぶ薄い(自業自得)。悲しい。

作品のわりに内容は相変わらず薄いと思うけど、書けるだけ書こう。

改めてHP見たら、つい2週間くらい前までやってたんだね。そう思うと最近だったんだなぁ。



私はそこまでKERAさんの作品たくさんは観てないけど、KERAさんといえば群像劇というイメージがある。誰かひとりを主軸に置いていない。今回もその類。一応、宮沢りえと鈴木杏の姉妹(もう役名忘れた)がセンターにいて、彼らが一応軸になってはいる。

誰かが主人公というわけではないから、特段誰かに感情移入しすぎたりすることがない。悪い意味ではなく、感情を動かされるような感じではない。全体を通して結構客観的な目線で観ていると思う。だから反発心もあんまり発生しない。私は感情を押しつけてくるようなお芝居が好きではないので、安心して観れるところはある。


『骨と軽蔑』というタイトルは終盤で一応回収される。だけど、その真意はあんまりはっきりとは分からなかった。真意があるのかどうかそもそも分からんけど。

今回、方々から「分かりやすい」という感想が多く出たらしい。確かに私もそう思った。いつもよりは「?」が少なく観れたように思う。じゃあまとめてみろと言われたら上手く出来ないんだが、、、

あんまり下手なこと言いたくないのでやめとくニコニコ


さっき、特に主人公がいないと言ったんだけど、私の中では峯村リエさんの役がメインに感じられた。物語全体の構成が、彼女の動きや変化に呼応しているように思えたから。確かに主人公というのとは違うんだけどね。でも彼女目線になることが比較的多かったかもしれないという微かな記憶がある。ちゃんと覚えとけや。

タイトルの『骨』と『軽蔑』は、私の中では彼女を主軸に置いて解釈したところがある。彼女の旦那が途中で亡くなるんだけど(役としては出てこない)、彼を軽蔑していた彼女自身が、彼のようになっていく。そこに、『骨』と『軽蔑』のどちらも含まれるような感じがした。

記憶が曖昧すぎて、早くDVD買いたいよねニコニコ

ちなみにパンフは公式ではもう売ってないので、KERAさんの次回公演らへんかフリマで買うしかないかな、、劇場で買っといたら良かったな、、


俳優陣の皆さんは、それはもう全員もれなく良かったんだけど、中でも私的にMVPだったのは小池栄子さん。

今回の彼女のキャラクターは、小池栄子感が全くなくて衝撃を受けた。彼女はもともとの個性がが強めだと思うんだけど、普段のその雰囲気を完全に消し去ってて、もう役としてしか見えなかった。舞台ではないけど、鎌倉殿で観た時は小池栄子感満載だったから、とても同じ人とは思えなかった。あんなお芝居もできるのか…と衝撃を受け、改めて才能の塊の人達は凄い。

あと宮沢りえさんは遠目から見ても美しすぎた。衣装がレトロで色鮮やかだったことも相まって、ハイカラ美女すぎた。彼女を見るためにもう一度観たいレベル。やばいなあれ…

犬山さんはKKTVで見てたけど、程よくおもしろパートを担当してくれてて安心して観れたし懐かしさが凄かった(笑)

そもそも手練ばかりなので、もれなく全員素晴らしかったです。絵になる人たち。やっぱりDVD買いたい。


あと、改めてKERAさんの書く言葉は洗練されてるなぁと強く思わされた。言葉そのものもそうだけど、それを扱うキャストたちの丁寧さもあるんだろうなと思った。丁寧に取り扱うからこそ言葉が生きてる感じがした。






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は~~宿題終われた~~~。頑張りました俺。

なんとか今日を迎えられて良かったです。眠い昇天

これで油断せず、次回からはちゃんと宿題早くやりたいと思います。やるんだから‼️


では、良いGWを~

おはようございます。4連チャン宿題の3チャン目(?)

今回は年に一度の、毎年楽しみにしているアレです。






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エレ片コントライブ『ベストな一日』



2024年3月9日(土)  13時公演

@全電通ホール



はい、そうです。この時期といえばエレ片コントライブです。

だいたいいつも2月上旬なんだけど、今年は3月。しかも1日だけ。仁ちゃんがドラマ掛け持ちしてたからかな?

土曜日にしてくれて良かったです。かなーり時間ギリギリジンジンだったけど行けました。良かった。


去年も書いたと思うけど、正直このタイプのコントライブは感想を書くようなもんじゃなくて、その場で全力で楽しんで終わりでも良いって感じ(笑) 面白かった、楽しかった、っていう感想だけで十分なんだけど、まあ一応記録として何かしら書いときます。


今回はその名の通りベストライブということで、これまでのコントライブのベスト盤という体。私はなんだかんだ何度か見てるけどそんなに回数多くないので、いろいろと新しいのが見れるのではないかという期待を込めて観に行った。

そしたらなんと、まあまあな割合で、いやほとんど観たことあったw 一番最初のやつはおそらく書き下ろしぽいけど、他はほぼここ5年以内のものだと思われる。映像もほとんど観たことあって、まあそういう意味ではベスト盤らしさはあったかもw ちょっと拍子抜けしたw


記憶に残ってるのは、ヒッチハイクのやつと、コミュニケーション講座?のやつと、波動拳?のやつと、BTSあたりかなw ほとんどかw 映像の仁滅の刃も懐かしかったw あのへんは初見の時も結構印象深くて、好きでひたすら笑ってたなぁ。ほとんどリメイクされずそのままやってたよね?ちょっとアレンジ入れてくるのかなと思ってたけどそんなことなくて意外だったな。ラストがBTSだったっけな?あ、ここで終わるんだ?って感じでちょっと物足りなさはあったかも。


最初の宮代町の映像は初見だったけど、3人とも若くて、仁ちゃんも前の髪型でめっちゃ懐かしかったな。映像でも舞台でも泣かされるのほんと楽しい泣き笑い

最初のコントは書き下ろしで、仁ちゃん振り返りみたいな感じだったけど、初見だったからかあれが一番好きだったかもw 今年からケツビ聞くの再開してたから、なおのこと面白かったなw ケツビ聞いてて良かった泣き笑い


個人的には女装ものが見たかったな~。私が最初に観たのが光光だったかな?そこだったと思うけど、3人が女装してるコントがあって、それが面白かったんだよな~。DVD見てないけど←

また女装ものやってほしいな~。


年に一度の楽しみを逃さなくて良かった~。

来年は新作やってほしいなぁ。






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はい、ということで3連チャン目おわり。

果たしてラスボスを倒せているのか…心配昇天

おはようございます。絶賛宿題渋滞中です。4連チャン宿題ふたつめ。

次回が来週(実際は明日)なので、それまでには絶対に終わらせなければなりません。

ということでやってまいります。






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ミュージカル『SMOKE



2024年3月2日(土)  18:30公演

@浅草九劇



名前は知ってたけど行ったことのなかった浅草九劇。劇場というより小屋と言いたくなる小規模さ。久しぶりにこの規模の場所で観劇したなぁ。去年のスズナリ以来?いや、そこよりも小さいか。


今回の作品はいろんな意味で斬新だった。この公演は今回で4シーズン目?4回目らしいんだけど、今回初めて知った。公式によるとどうやらファン層が居るらしい。確かに、ハマる人は居そうだなという感じ。

何より客席の配置。近すぎる。手を伸ばせば届くどころか、手を伸ばさなくても届く距離。近すぎる。キャストの皆さんいい匂いしました← 小屋も小さいので2列しかない。私は特に端の席だったので、キャストが通るすがりに風を感じるくらいの近さだった。

そして、少し低くなったステージの周りを囲むスタイル。ステージという言葉が違和感なくらい客席と一体化した感じ。しかも、壁沿いに透ける壁(幕)とその向こうに通路があって、時折その壁に映像が映し出されたり、通路でのお芝居も稀にあるので、人によっては死角になったりしてた。でも立体感は抜群。

いつもこのスタイルなのかは分からないけど、滅多にないこの近さと、客席を巻き込んだようなステージングは稀有なスタイルだと思う。こんなにキャストさんを、文字通り目の前で見れることないよね。やる方もすごいわ。油断したら目が合うよこれ。


そんな近さだからといって小規模なお芝居かと思いきやそんなことはなく、かなりカロリー使いそうなしっかりとしたミュージカル。基本歌パートはピアノ伴奏なのでマイクも使ってる。でも生歌に限りなく近い感じはして、近さがあるからこその大迫力だった。キャストさんたちもこんなに近くで見られることないだろうな。

100分くらいの尺だったんだけど、ストーリーが結構しっかりしてるというか、展開は少ないんだけど内容に重さがあるので体感時間はもっと長かったような感じ。設定は日本だったけど原作は韓国なんだよね確か?内容がなんというか文学的な感じがあったので、分かりやすい感じではなかった。そういう意味ではもう一度見てみたいなとは思う。結局SMOKE…煙とは何だったのかしら?と考えつつ辿り着けなかった。感想にならない昇天

配信あればな~って思ったけど、この舞台装置だと配信無理だなw


そういえば、だいぶ最近知ったんだけど、訳詞された森雪之丞さんて天號星の劇中歌の作詞?もやってるのね。こんなところで繋がるとは。


お目当ての健太朗くんは、いい匂いがしました← この作品のためにオーディション頑張ったと言ってただけあってかなり気合いが入ってるのを感じたし、ミュージカル好きなんだなというのがひしひしと伝わってきた。お芝居もクールなのから怒り、絶望まで濃ゆい感情を堪能した。そしてやっぱりスタイルが良い。役も衣装もぴったりハマってたと思う。

しかも、後半は別作品と同時進行してて、恐ろしい、、、前に誠治郎さんもそんなことやってたけど、凄いよ。バイタリティが違いすぎる。


カテコで四面のお客さんそれぞれに挨拶してくれたの良かったな。

濃厚な100分間だった…。






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時間が経って内容が薄いというより、今回はもともと頭が追いつかなくて感想が薄かったのが残念すぎた昇天

あたまよくなりたいお昇天


宿題半分終わり!! のこり2つ頑張る!!

お久しぶりです。あっっっっとゆー間に3月ですよ(※実は3月上旬に書き上げたままほったらかしてた昇天)。

年々日々が早くなっております。


そういえば今年初観劇ですね。既に先月(2月)ですが……ニコニコ

今年は観劇は控えめにしたいと思ってるけど、早くも渋滞気味です…汗 今の時点でコレ含めて宿題4つ()

例によって大したことは書けないけども、記録としてささやかに残していきたいと思っている所存。






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テラヤマキャバレー



2024年2月17日(土)  12時公演

@日生劇場



改めて見るとすごいタイトルだなw まあすぐわかる通り、モデルは寺山修司さん。

私は寺山さんのことは、もちろん名前は知ってるけどどんな人なのかほぼ知識はゼロ。本当は事前にいろいろ出てる記事を読みたいんだけど、なかなか難しいねぇ、、、。まあそういうことなので、結局知識ゼロ状態で臨みました。観終わってまあまあ経つ今も何も読んでません昇天

なので、本当にただ舞台を観ただけの感想です。


じゃあ何故観に行ったんだというと、村川絵梨さんの久しぶりの舞台だったのですよ。ドリームガールズ以来なのでちょうど1年ぶり。久しぶりだなぁ。

そして今回も見所は歌。ミュージカルというわけではないと思うんだけど、結構歌唱シーンがあって、彼女の歌唱が買われたんだろうなという印象でございました。


ミュージカルとういわけではないと書いたけど、でも生演奏だったんだよね。しかも演奏者の皆さんがセット内にいるというか、言い方が難しいんだが…舞台と一体化してるんよね。お客さんから常に見えるところにいるけど、いい塩梅で背景化してて。お洒落だな~と思った。あれもキャバレー的な演出なのかな?知らんけどニコニコ


主演の慎吾ちゃんはもちろん寺山修司役。そういえば彼を舞台で観るのは初めてだし、そもそもお芝居自体を見るのがめっちゃ久しぶりだった。むかーしはテレビでドラマ見てたような気がするけどほとんど記憶がないな…

でも良いお芝居をするというイメージがなんでだかあったので、今回観てしっくりきたというか、素敵なお芝居だなーと思いました(小並感)。特に泣きのお芝居が素敵でした。それにしても大きいから存在感がすごいね。舞台映えするというのはこういうことかって感じ。


お目当ての絵梨さんは、事前情報皆無だったんだけど、結構重要な役どころだった。寺山の心の深いところを引き出すような役割だったり、結構がっつり対峙したり。この作品にとっても、寺山にとってもキーとなるキャラクターだった。すごいな!?

1年ぶりだけどしっかり出世してるというか…(言い方)歌もお芝居も今まで以上に認められてるんだなぁと感じられて嬉しかったですよ。



寺山さんが死ぬ間際に見る夢の話、ということなんだけど、寺山さんをよく知らない私には、これぞ寺山さんというところがどこなのか分からないんだけど、でも、言葉と戦う人達はこんな感じなんだろうなと思った。何かの言葉を紡いでいくということや物語を作るというのは、自分の中にあるけど意思があって思い通りにならない言葉たちとの戦いであったり、自分自身の心との戦いであったり。寺山さんはあんな風に最後の最後まで戦ったり、もがいたりしつつも、結局は言葉たちと仲良しというか、言葉たちに慕われるというか、そんな感じなのかなと思った(?)

生々しい、生き生きとした彼の人生を垣間見たのかななんて思いました。






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はい、本当に簡単です汗

読解力欲しいなと毎度思う、、もちろん作品の解釈なんていろいろだけど、表現に強くなれたらもっといろいろ感じられるんだろうなぁと毎度思う。

読解力というより圧倒的な知識不足なんだけど汗


まあとにかく良き観劇初めができました。絵梨さん次はいつかな~

早速宿題が溜まっていますが汗、今年は厳選しつつ良い観劇ライフを送りたいと思います。


あ、大千穐楽おめでとうございます🎉

さてこんにちは。

新年一発目(ブログは二発目)の感想は、舞台ではなく映画です。しかも去年から観てるやつ。

普段は映画を見ても感想書いたりしないんだけど、書いとこうかなと思うので書きます。円盤出るのかどうかも今のところ兆しがないし(出てほしい)、記憶がある間に書き残しておこうといういつも通りの動機です。

見始めたのは2か月以上前だけど(!)、ちょうどすべての上映期間が終わったのでまとめる意味でも書こうと思いまする。

 

 

 

 

 

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映画『回廊とデコイ

2023年11月17日(金) 15時 @池袋HUMAXシネマズ



*舞台挨拶「『 回廊とデコイ 』上映会 出演者と監督による舞台挨拶とメイキングトーク

2023年11月21日(火) 15時 @池袋HUMAXシネマズ

2023年12月19日(火) 15時 @なんばパークスシネマ

2024年1月23日(火) 15時 @ムービル

2024年1月23日(火) 18時半 @ムービル

 

 

はい、合計5回観ました。この2か月強で。普段映画館すらほとんど行くことないのに。推しの力はすごいねぇニコニコしかもそのうち4回が舞台挨拶っていうね。

舞台挨拶のチケットは、久々に小林賢太郎本人に会えるチャンスということで、やはり倍率がすごかったらしい。かくいう私もチケット抽選に申し込んだものの当たらなかった。池袋と大阪はリセールでたまたま買えて、横浜はどちらもお譲りいただいたもの。皆さまのお陰です。ありがとうございます。

改めて、この界隈は善良なファンばかりでトラブルが起こらないから本当にありがたいし安心感がすごい。

 

 

映画は約90分。去年4月に行われた舞台『回廊』とショートフィルムを編集し、少し追加して短篇集に仕上げたもの。

短篇集というあたりが小林賢太郎らしいなと思うけれども、この類の映画は初めてなので、何とも不思議な感覚で観た。

 

『回廊とデコイ』というタイトル通り(?)今作品のテーマは「繰り返し」と「ニセモノ」とのこと。回廊が繰り返し、デコイがニセモノのモチーフということですね。短篇のコント集ということだけど、どれもどちらかに当てはまるようになっているとのこと。

本人がこう明言しているというのに、私は少しだけ受け取り方が違うので、ここは私なりの解釈で構成だてしたいと思う。

 

まずアイスブレイク的な要素として『映画鑑賞』。最初のタイトルからの入りが上手いなと思ったし、ラストからのオチも上手いなと思った。

そこから導入として『もの思う男』。これはパンフレットによると、合計3回に分かれているものをまとめて『もの思う男』とつけているよう。それぞれのテーマのつなぎ的な役割をしている。最初は松本亮さん単体バージョン。

ここから最初のターンとして『くしゃみ』『タイムトラベル』が来る。導入の言葉を借りれば「異端児」のターン。確かに「繰り返し」や「ニセモノ」の要素もあるけれども、私的にはこの構成が一番しっくりくる。

次に『もの思う男』松本亮+加藤啓バージョンから「ニセモノ」のターン。ここでデコイという単語が出てくる。『玉と婦人。』『ダブルブッキング』『ミワケガツカナイ』の3つ。

最後に『もの思う男』舞台回廊バージョンからの「繰り返し」のターン。個人的にはここの松本亮さんめちゃくちゃ輝いてるね。『そばをください』『永久機関』『回廊』の3つ。

最後に『映画鑑賞』のオチで〆。なんかこう、ずっと水中に潜っていたところから地上に出たような感覚。

エンドロールはお洒落。曲が良すぎる。

 

間に挟まれている『もの思う男』のつなぎから考えても、全体でこのような三部構成になっていると考えるのが自然かなと思う。

初見はとにかく観るのに必死だったし、インパクトが強すぎるものに引きずられたこともあってあんまり全体を把握できなかったけど、2回目でこのような構成を把握できた。私の小さい頭では、これを一度で「なるほどね~」とまで落とし込むのは難しかったな。

2回目以降は間が開いたこともあって、思い出しつつなるほどと思ったり、別のところで笑えたりと余裕をもって観れたかなと思う。

 

 

初見の私の感想はこんな感じ。

https://x.com/rive_rocky/status/1725554226435367259?s=20

 

Xでは書くのを控えたんだけど、もっと直球な感想は「怖かった」です。特に加藤啓が←

いや、彼自身が怖かったんじゃなくてw、特に『もの思う男』の2つめがインパクトが強かったんです。怖がらせるような、不気味な色や音で演出してたから怖かった。あれ、たぶんスマホとかテレビサイズで見てたらそんなに怖くないんだろうけど、映画のスクリーンで真正面から見たら結構怖かったよ。パンフには加藤啓の笑いは怖くないと書いてあったけど、わざとかなと思うくらい私は怖がりました。そこに笑いを入れてくるところがKKらしいといいますか。関係ないけど、デコイを映した時のアングルがなんとも忘れられない。

Xにも書いたけど、オムニバース終えてさほど間もなかったから寒暖差が強かったよ。夏から秋来ず冬、みたいな。特にこのパートは、空で雲がひたすら流れていたり、枝のリースみたいなのが浮いてて回ってたり、そういう奥行きが計れない、空間的な恐怖みたいなのも余計に怖さを増したと思う。子どもだったら怖くて寝れなかったかも←

あんまりこういう感想見かけなくて、皆笑った~とか楽しかった~とか言ってたから、自分の感覚がおかしいのかと思った。いや笑ったけど!楽しかったけど!でもあれ怖いよね?そういう演出してたし‼不安

 

まぁとにかく、「寒」を強く感じたんですよ。つまらなかったという意味ではなくてね←

怖さだったり、色味とか温度感のなさ、無機質さ、寂しさみたいな。ピアノのテーマ曲?の効果が大きいと思うけど、たくさんの笑いの根底にそういう空気が流れてる感じの印象だった。


舞台の時みたいな個々の作品への感想はなしにします。舞台は『回廊』から取ってきてるし、ショートフィルム4本はいつでも買って観れるからね。舞台の時も思ったけど、時間が経ってからふらっと観るとまた新しい発見がありそうだなと思ったので、ぜひ円盤をよろしくお願いいたします候。

個人的には、『ミワケガツカナイ』の1万円が死ぬほどツボでした。初見の時、そこで一人だけブルブル震えながら笑ってました。きな子さん好きだなぁ。かわいい。『くしゃみ』との差が素晴らしい。

ちなみに、現行で販売しているショートフィルムの内容とほぼ同じだけど、マイナーチェンジしているものもありましたね。

 

 


せっかく舞台挨拶にも行ったので、その感想も記録がてら残そうと思う。

もちろん内容は書きませんよ。



私が最後に小林賢太郎の姿を見たのがうるう再再演の大千穐楽なので、およそ3年半ぶり。もうそんなに経ったのかという気持ちもあったけど、久しぶりに見る彼はいい意味でいつも通りでした。まあ、作品見てるしnoteも読んでるから分かってるけどね。

分かってても、推しの元気な姿というのは生きる活力になるものなんだなと実感した。彼だけじゃなくて、彼らが共にいて話してる姿もね。


メイキングトークの内容は、もちろん映画のメイキングの話もするんだけど、ゲストにまつわるいろんな話がされてて、私的にはメイキングトークって感じがあんまりしなかったな。途中のメイキング映像が一番メイキング感出てたし収穫多かった笑

メイキング映像は、演技や見せ方について監督が演者に説明する場面とか、そういうのが一番新鮮だったな。舞台やってた頃は、そんなの絶対知るチャンスなかったから。例えば演者さんたちから何かの折に裏話が聞けたりとかはしたけど、作品そのものについてや演出とかの話って実はあんまり聞いたことなかった。舞台挨拶というのはこんなことまで知れるのかと感動したよね。こんな内側を見れる時が来るなんてねぇ。


横浜の夜の回は、なんかいろんな人が増えてコントロニカメンバーほぼ全員みたいな感じになってて、久しぶりにこの「座組」を見たなという感じ。舞台の時は監督は居なかったからね。

前と変わらない空気感が懐かしかった。


そうそう、もしまたこういう機会があったら、イツメン以外のゲスト出演者にも登壇してほしい。今回だと伊勢佳世さんや小林きな子さん。二人とも好きだしお話聞いてみたかったな。











舞台『回廊』の告知からおよそ1年、作品が少しずつ出来上がっていくさまを、1年かけて一緒に追いかけていったのなんて初めてだよね。不思議な1年だったな。

今回初めて小林賢太郎が出演しない小林賢太郎作品を空間ごと体験してみて、改めてイツメンの頼もしさを実感した1年でもあった。アニキは改めてかっこいいし、頼もしさが半端ない。いろんな逆境を突っぱねてくれるだろうと思える強さというか。竹井さんの安心感は今までもあったけど、少し違う安心感も感じたっていうか。どんなことも受け止めてくれる、逃げずに共にいてくれるような。辻兄は相変わらず楽しそうで、前と変わらない楽しさやわくわくを引っ張り出してくれる。変わらないでいてくれるって本当に、本当にありがたいことだよ。

あと個人的には、今回南さんがたくさん活躍してて嬉しかった。クロコでずっと見てきたし、KKTVでも見てたし。今までなんで顔隠してたん?て思うほどの大活躍ぶり。知り合いでもなんでもないのに勝手に誇らしい気持ちになった。

新参の高崎さんや松本さんにも今後もたくさん活躍してほしいし、今までカジャラとかで関わってたメンツも帰ってくるチャンスがあるといいな。特にJPとかなだぎさんとか。あ、そういう意味では伊勢佳世さんは帰ってきてくれたね。嬉しい飛び出すハート

この「小林組」が、いつまでも元気で好きなことやって楽しんでてほしいなと切に願う。






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次に何がどんな形で来るのか、なんにも予想だにできないけど、作りたいものが相変わらずもくもく湧いてるようなので、きっとそんなに間は開かないでしょう。

長丁場、お疲れ様でした。次も楽しみにしています。

新年あけましておめでとうございます。

2024年になりました。しかも1月も既に後半に入っております。

 

あれ、2023年にもう一つ宿題があるって言ってなかったっけ?

ええ、ありました。確かにありました。やるつもりでいた宿題が。

はい、やれませんでした。もう無理でした、12月は。

 

あけましておめでとう、と来たら新年一発目の観劇はこれだ!と言いたい気満々ではありましたが、

結局宿題を引きずって始まる2024年となってしまいました。

今年は去年よりはさすがに減らしたいところですが、既に3月に3本予定しており、今から詰んでいます。

書く必要性が全くないのに自分で自分を苦しめている、不思議ですねぇ。

 

はい、そろそろごちゃごちゃ言うのをやめて本題に入りましょう。

 

 

 

 

 

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きむすば劇場旗揚げ公演『オムニバース』

 


2023年10月31日(火) 19時公演

2023年11月1日(水) 19時公演

2023年11月5日(日) 13時公演

@こくみん共済coopホール/スペース・ゼロ

 

 

去年の宿題のやり残しがまさかの秋の公演ていうね。12月じゃないんかい。

しかも久々のおかわりです。最初は1枚取ってたのに、気付いたら3回行ってたよね。不思議~ニコニコ

しかもこの公演、公演後の11月13日から12月11日(トラブルがあって最終的には18日)まで配信もしてたんです。

いつだったか忘れたけど、気付いたら配信も買ってたよね。不思議~ニコニコ

 

ということで、久々に1つのものをがっつり味わいました。まだ2か月くらい前なのにだいぶ昔のことのようだ…。

公演後に配信も併せて見ることもあるけど、やっぱり現場の感覚は二度は味わえないので、頑張ってXにたくさんメモを残しておりました。

今回はそれらを使って長々と書いていきたいと思います。

次回前には終わらせたい所存。。。。。

 

 

今回の公演は、文字通りきむすばこと木村昴さんが旗揚げした「きむすば劇場」の記念すべき初回公演。

なぜ急にきむすば?という感じなんだけど、なんと作・演が小林賢太郎さんなんですね。

最初にXで通知が来たときは「???」だったよね。前代未聞すぎて。

小林賢太郎といえば、作品はほぼセルフプロデュース。自分が作りたいものを自分でやる。というのが大前提だったので、ここにきて外注の仕事が来るとは。いや今までも外注はあったんだけど、作・演なのに別の人の冠公演というのが今までなかったんじゃないかな?あったのかな?少なくとも私にとっては初めて聞く話で衝撃を受けた。

しかも以前から親交のある人とかでもなく、声優の木村昴。何が起きてるのか分からなかった。

 

でも経緯を聞くといたってシンプルで、きむすばが旗揚げ公演をやるパートナーとして浅沼さんを選び、二人が作・演を依頼したいと一致したのがKK(面倒なので私はいつもそう呼んでる)だったそう。しかも浅沼さんは同じ多摩美術大学出身だとのことで。きむすばはKKと面識はなかったけど、正面オファーで実現したらしい。そんなことあるんだねぇ。

詳細はTBSラジオ『木村昴の聴いてくれないと打ち切り』の10月20日分のポットキャストで話してくれているので、良かったら聴いてみてください。私は保存して何度も聴いてますw

 

これは余談だけど、この公演の先行抽選は二人芝居のパートナーも作・演も解禁していない状態でやっていて、先行の後にパートナーと作・演の情報が解禁されたんだよね。だから私が知った時にはもう先行抽選は終わってて、一般販売しかなかった。

こちらとしては抽選がないのは不安ではあったけど、でもちゃんと木村昴の冠公演として、きむすばファンを最優先にするところはとても良いなと思った。ファンクラブ先行はよく聞くけど課金が必要だし、わざわざプラスでお金払ってっていうのがあまり好きではなかった。でも彼はそうではない方法でやってて、とても好感が持てた。

他にも、学割チケットがあったり、3歳以上OKだったり、早めに売り切れたグッズの再販の対応も早かったり、きむすばのプロデュースはファンに寄り添っててとても好感が持てました。これからずっと観に行きますと約束はできないけど、応援したいなと思えた。それって本当に大事よね。プロデュースや運営が客に寄り添ってないところって本当にあるからね。。。。。

あと、パンフがない代わりにしっかりコメントが書いてあるフライヤーがあったのがとても良かった。3人のお互いへの愛があふれまくってて、あれは500円くらいなら出したいよむしろ。でも無料だったからこそあの愛がお客さん全員に届けられた。素晴らしいことだよ。

 

とまぁこんな感じで、公演の内容以外でも良いところ満載の公演だったのです。

ここまで好感度が高い公演はなかったんじゃないかなぁ。公演の内容やキャストを褒めることはあっても、公演そのもの?を褒めたことって多分なかったと思う。少なくとも私は感心したところが多かったです。

 

 

さて、やっとこさ内容に入っていきます。

先にも触れたけど二人芝居なのでキャストは二人、オムニバス形式。そして作・演が小林賢太郎。この時点で既視感。

お芝居は全部で6本、約100分。舞台両脇にはいろんな衣装と、見たことあるようなサイズの四角い箱がいくつか。

始まってみると、次々と放たれていく笑い、笑い、笑い。

二人芝居って言ってるけど、これもうほぼコントじゃん。ていうかラーメンズじゃん。

いや正直、ラーメンズだという感想はたくさん見かけてたけど、実際は想像の1億倍ラーメンズでした。もう第一声から。

ちなみに私はまんまと、 徒歩なのにも関わらずラーメンズを観ながら帰宅しました。

 

 

当て書きしてるから当然かもしれないが、二人の小林賢太郎作品への親和性の高さに驚いた。演技を通して、二人の小林賢太郎愛を感じた。カテコで演者だけでなく作演の紹介までするあたりもさ。3人だからこそ完成する作品なんだなと。

 

おそらくこの公演の最大の特徴と言えるんだけど、幕間があるようでない。お芝居とお芝居の間はキャスト二人のフリートーク、着替え付き。つまり堂々と客前で着替えながら喋ってるんですね。斬新~

実は私は初日からずっとパブサして感想を追っていて、この形式のネタバレを踏んでしまってたので知ってる状態で観に行った。だからそれほど強めの衝撃は無かったんだけど、最初はどう見ていいのか分からなかったよねw

でもこれは、二人の関係性とか、実体験を踏まえた公演内容にしているからこそできたことだと改めて思う。

フリートークといっても内容は幕間らしいというか、直前の内容を受けつつ、直後の内容に自然に繋げていくような感じ。3回観て、大筋は決めてるけど、ちょこちょこ脱線したりして、決まってる感なくこなしていたなと思った。プロってすげえなと思った(小並感

何気にすごいなと思うのは、無言になる瞬間がないので安心して観られたこと。プロってすげえなと思った(2回目

 


それでは個別に見ていきませう。

 


1.声優×声優

↑これは二人の設定で、暗転の時に出てくる。下手側がきむすば、上手側が浅沼さん。ふたりの着替えスペースもその通り。

最初は今現在の宇宙(バース)、実際のきむすばと浅沼さん。吹き替え映画の収録の場面。二人の衣装の季節感が真逆で、二人のことをほとんど知らない私でもあり得る感が感じられて早速面白かった。

先にも言ったが第一声からラーメンズ。ハリウッド条例だと思うけど他にもあったけな?というか、洋画を見ない私からすると良いニュースと悪いニュースの類は他で聞く機会が全くないw

実際にこうやっているんだろうなというような、ふたりの台本の持ち方とか画面の目配せの仕方とかが細かかった。二人の仕事ぶりを覗いているようなお得感もあり。吹き替えだから初っ端からイケボ爆発してた。声だけ聞いたら誰だか分からないだろうな。

声が切れるところ、そういう設定なんだろうなと思いつつも、アクシデントじゃないかと最初は若干心配したw 2回目の観劇の時に席が近くなって気付いたのは、マイクを切ってるんじゃなくて本当に本人たちが声を切ってる。口パクの音が聞こえてきた。と思う。 タイミングが正確すぎる。

「せつねー」のところ、何度見てもあまりに息がぴったりで感動がすごい。ここと、100円のくだりが一番笑ったかもw 同じ流れだけど。あの台本とDVDの文字、5列目上手からでも全然見えなかったな。分からない文字かどうかさえ分からなかった。あれ写真とかで見せてほしいー。小道具のこだわり。

めっちゃベタだけど、「DVD入ってなーい!!」「デイビッドーー!!」のオチ、一本目としては最高だなと思った。一本目って、やっぱりオチが分かりやすいのが良いのかな。今までのKK作品見ててもそんな感じする。さ~始まりましたよ!っていうスッキリ感。やっぱり上手いなぁ

お見事な導入でございました。

 

 

2.シェフ×雑誌編集者

まず木村昴のシェフ姿が似合いすぎてるし、浅沼さんの編集者が居うる。やっぱり編集者って独特なファッションなんだろうかニコニコ
題材は恋文。おいしそうな名前がちょいちょい出てくるので見るたびにお腹すいてた。そんで実際にクリームパスタ食べた。

この話は6つの中で一番おもしろワードが多かったと思う。手紙を持って第一声「突。」なのおもろすぎる。

木木村村のシェフシェフが個人的MVP王冠1たぶんこの公演で一番笑ったと思う。1ミリも予想できなかった。
ワンルックフォーリンラブがガチめにダサいし、転調とか思いつくのよく分からない。

カタカナパート読む時の宇宙人感が天才。さすが声優という感じで才能発揮してた。これを笑わずに読めるのほんとすごいわ。

すっげ細かいけど、最後の「とうもおをたなあ~」の「あ~」って上がるところは初見が一番面白かった。2回目も3回目もあの上がり方を求めてたけどそこまでしっくり来なかったな~残念!!
途中途中できむすばがする「こいつ何言ってるんだ…?」っていう顔が最高。あの顔ツボだな~。あと全部素直に信じてその通りにする木木村村ほんと面白い。

手紙を読み上げるシーンは、配信で観た回(たぶん10/29の日曜日)よりも私が観に行った2週目の方が面白かった。配信の時は結構盛ってるというか、面白く読んでるんだけど、2週目では比較的淡々と読んでるんだよね。でも淡々と読んでる方が内容の面白さが際立ってめちゃくちゃ笑えた。勉強になりますねぇ
この話の浅沼さんがすごくKKみが強かった気がする。普通のトーンでしゃべる人ポジというか。KKをもっとマイルドに、平たくした感じ?でもKKの雰囲気をすごく感じた。そして普通のしゃべりもイケボ。初見より2回目の方が強くそう思った。

「料理してる時のお前、最高にかっこいいよ」っていう台詞、さりげなく、でも意図的に聞かせてた感じがした。そういうちょっと大事な台詞、さりげなく入れてきがちさんだよね。

とにかく、手紙の内容が最高に面白かったです。今後は「久しぶり~ほんわか」の代わりに「突~ほんわか」って言いたい。
 

後にきむすばがしゃべくりに出てた時があったんだけど、その時にちょうど今まで好きになった人の話をしてて、高校の時かな?実際にラブレターを渡したエピソードが出てきてて、改めて実話なんだなと思って面白かった。思わぬところから裏が取れたなw

 

 

3. 入国審査官×バックパッカー

個人的にこのきむすばかっこよくて好き。衣装が似合いすぎてる。居うる。てゆうか居るな。あんまりあーゆースーツ系来てるの見たことないからかも。もっと言えば英語をもっと流暢な感じで聞きたかったな。配信見たけど、確かに直前までチャックが開(ry

浅沼さんはやっぱりイケボだった。色白を隠す仕草が個人的ツボ。最終的に隠しきれてないあたりも含め。ていうか、実際の設定は分からないけど、浅沼さんのほうがちゃんと若く見えてたのがすごい。何がすごいって、何回か見てやっと気付くくらい自然にそう見せてたのがすごい。きむすばのお芝居ももちろんあると思うけど。

「2泊3日」「野宿」は、31日の時点でははっきりそのまま言ってた気がするんだけど、翌日は「ひはふひっは」みたいなぼかし入れてきてたと思うんだよね。千秋楽は野宿をふざけすぎて最終的にはっきり言っちゃってたなw そのあたりが芸人じゃなくて俳優だな~と思った。辻兄だったら多分もっといってたな。

これはラーメンズによく見られる「どっちがボケかツッコミか分からなくなる」系コントよね。あと「いつの間にか仲良くなってる」系お話。これは5本目もそうだね。KKってそういう話好きなイメージある。オチのパスポートとらせないくだりめちゃくちゃ好き。あれで全て表してたと思う。あのきむすばめちゃくちゃ格好いい。

あとそう、途中の「一人で来てみたものの、寂しいみたいだし?」っていうところ。あの台詞っていうかあのきむすば、とても良かった。なんかとぼけてそうだけどそういうの見抜いちゃう優しさがあるあたり、たぶんきむすばもそういう人なんだろうなと勝手に思った。 あの二人のバランスすごい好きだなぁ

細かいところでいえば「ふりかけ」をいじるあたり、KKだな~って感じ。「せんぬきかよ!」ってね。私も「のりたま」でええやん、って思ってた。

あと印象的だったのは「普通」という言葉。作者の意図はよく分からないけど、何となく、私はその「普通」に作者の理想が詰め込まれてるように受け止められた。大したものはいらない、だけど危なくなくて、平凡で平和で安心できる。物は最低限しかない、人も少ない。けど独りじゃない。みたいな感じ。それが作者の私情なのか、それとも提示というか提案のようなものなのかはもちろん分からないけど、あの演出を見て、それを観客に聞かせているなというのは感じ取った。「普通か」って言った時の浅沼さんの肩の力が抜けた感じがすごく良かった。目立った動きとかをするわけではないけど的確で繊細なお芝居する人なんだな。

 

ちなみに、これを書いているときに『木村昴の聴いてくれないと打ち切り』の1月19日回をradikoで聴いてたんだけど、昔、職質で白い粉(龍角散)を「これは何だ‼」って聞かれたっていう話を聞いて、もしかしてここからきてるのかなと思ったりなどしましたw なんてタイムリーw

 

 

4. 宇宙海賊×客室乗務員

これね。これが噂のほぼラーメンズ。正直、ここまでKKが「THEラーメンズ」なものをぶっこんでくるとは思わなかった。だって、アレンジしてるから台詞とか全然違うけどもうほぼそのまんまじゃん。直球すぎてビビったわ。おそらくだけど理由は単純で、あの二人がコレやってるの見たかったんだろうな。最初の衣装合わせの時どんなリアクションだったんだろうw なんか、ビジュアルもパフォーマンスも全てがぴったりハマってた。ほんとびっくりするくらい。声優と舞台人、どちらとしてもプロだからこそあそこまでハマる。あの一本でフルコースなくらい贅沢な一本だったと思う、改めて。

きむすばは、まずガチすぎるビジュアル。あの顔と体格だから成立するよね。似合いすぎて怖い。あとロボットムーブ?が上手すぎる。あんなに上手いの?ポテンシャル凄いね。一瞬たりとも油断や不自然さがなくて完璧だったんじゃないかな。口の動きや表情も隙がなくて一秒も崩れてなかった。でもさらに凄いのは、あの少ない動きのバリエーションの中でも台詞に対する合わせ方が上手いし、口の動きを素早くしたりして笑いを取ったり、微妙に変えたりして日々新鮮に笑いを取ってて、芸達者としか言いようがなかった。冒頭で少し笑いが減っても後半で取り戻してて流石だったな。

浅沼さんも、とにかくキャラクターの作り方が上手すぎる。「こういう人居る!!」感がすごい。「キャストとしてお芝居してる人」のお芝居が上手すぎた。ほどよく一般人感があって、プロすぎない。塩梅がドンピシャでほんとツボだった。あと多分浅沼さんの可愛さが詰め込まれてた。最後の「しー」の仕草もだし、いろんな動きがいちいち可愛かった。浅沼さん自身が見た目が若いから、声を若めにすることで青年感が出て可愛さが増すんだよね。上着のこと言う時にちょっと小声になるのも良かったね。兎にも角にも可愛さの詰め合わせだった。ファンの人らはきっと鼻血を出しながら観たんだろうな………。

個人的には「僕、自信ないよ」のところのわざとらしすぎる動きが面白すぎて大好き。あと保険の説明し出すところ面白すぎるし、お客さんが帰る時に高速でカチカチカチカチしてるのほんとツボったww あの慣れてる感じ最高だったな~泣き笑い実際もあーゆー風にやってるのかなw 最初から最後まで魅力が詰まりに詰まりすぎてた。傑作。

 

 

5. 教師×教師

やっとここまで来た。一番好きなやつ。

3本目と同じ「いつの間にか仲良くなってる」系お話。仲良くなるのはほんとに最後の最後だけど、その一瞬が最高によい。というか、その一瞬のための丁寧な積み重ね。大きなことが起こらない平坦な会話の中にいろんな素敵が転がってて好きだなぁ。

ここまで来て最初に思ったのは、浅沼さんのキャラクターの振り幅の広さと、大したことをしないのにそのキャラクターの雰囲気を一瞬で変えられる技術。雰囲気を着るのが上手いとでも言おうか。きむすばは基本どれもきむすばって感じなんだけど、浅沼さんは基本どれもキャラが違う。面白いコンビだなと思った。

今回も例外なく浅沼さんのキャラクターの作り方が上手い。真面目で不器用なんだけど時々天然で可愛くて女にモテる感じがドンピシャ。暗すぎない空気が丁度良いんだよね。だし、あのキャラだから最後の「ぜってー負けねえ」の台詞と一瞬だけ見せる笑顔が抜群に引き立つ。特別なことしてないけど的確。あの笑顔もファンにはたまらんかっただろうね。

そんな的確なキャラクター作りと演技をする浅沼さんも凄いけど、こんなに短期間でそこまでの魅力を的確に見抜いただけでなくこの短い短編にもれなく詰め込んだ小林賢太郎ほんと怖い。創造と破壊を死ぬほど繰り返した技がこれか。改めてすげー人の作品見てんだなと思わされた。

この話は、二人の息を合わせるのが大事なシーンがいくつかある。飛行機のシーンで目線を合わせるのはもちろんだけど、ボールが落ちてきた時の目線とタイミングはかなり重要。それが合うとドンピシャに面白いんだけど、合わないと勿体ない感が強い。簡単なようで難しいんだなと観ながら実感した。

あとこれ曖昧なんだけど、きむすばは体育の先生?体育の先生だって分かる台詞とかってあったっけ?何も疑わず体育の先生だと思ってたけど、そういえばそういう台詞とかあったっけ?って思ったんだよね。もしなかったとしたら、あの見た目だけで説得力あって凄すぎるなと思ったりした。なければね。(あとで配信観て、体育館を管理してるから体育の先生だなと理解)

すっげ細かいけど、英雄って壁に書く大吟醸スタイルがここで見れると思わなくてツボったw あとボールが落ちた後文字を誤魔化すような手つきしてたのが地味に好き泣き笑い結構たっぷり間を使ってたけど面白かったなw
初見の時、浅沼さんがチッ‼️の時にスリッパ脱げてたのもおもろかったw わざとかと思ってた←

あとはなんといっても飛行機の時の音響と照明。音量も音の響かせ方も、めちゃくちゃ繊細に計算されてて、小林~~~と思ったしスタッフさんの技術もスゲーよ。初回思わずキョロキョロしちゃったもんね。あそこのきむすばの「すげえ…びっくりびっくりマーク」の台詞も大好きなんだよねぇ。ほんときむすばにぴったりな台詞。一見交わらないような体育教師と理科教師が通じ合った瞬間だったね。

ラスト、飛行機飛ばすところも照明があまりにも美しすぎて。二人の手の下ろし方がゆっくりだったのも良かったし、何より曲が良い。曲がずっと続く流れでそのままトークなしで着替えに入るのも緩急~~~‼️って感じだし、次が最後なんだと気付かされて切なくなるし、その後の静けさが引き立つ。美しすぎて憎い。

やっぱり好きな話は間奏が多いなw

 

 

6. 声優の卵×声優の卵

やっとラストかいな。どんどん書くこと増えてて終わらないわけだ。

やっぱりラストだからか、ラーメンズ節というか、二人だけど何役かやるというのをぶっ込んできた。たった二人と4つの箱でここまでの奥行を表現出来るんだと見せつける。二人の技術が光る。そしてタイトル回収。

初っ端から浅沼さんのイケボ。急だな。そこからのボケ通すきむすば、いやケバブ。あの質疑応答の成り立たなさ、ラーメンズでも見たような気がするけどどれだったか分からない…何かあったかなぁ真顔名前のくだりめちゃくちゃ面白かったなぁ…。

あと「何なんですか」「長男です!」は死ぬほど笑った。傑作。もはやあれを聞きに行ってた← noteによるとこのやりとりはだいぶ長い間あっためてたらしい。抜群のタイミングで投下してくれたので最高に面白かったです。

あと「声を聞かせてください」で「み」をチョイスするあたりが小林だわ。小林だな~~~と思いながら観てた。いや聞いてた。それにしても半ズボン似合いすぎるなケバブ。 そして浅沼ターンでまた突如投下されるイケボ。いやあればもうエロボだろう。なんかほのかに黄色い声聞こえたぞ。保険入るぞ。

そんなおもしろターンからのタイトル回収。ここで今までの全てが繋がる。KKファンが好きなやつね。宇宙旅行だ、っていう感想いくつか見かけたけど、本当にそんな気持ちになる。いろいろ旅したけど、やっぱり帰ってくるのはここなんだと。

ラストにして、過去を懐古するような設定。ボロボロの未完成なパッチワークの中に潜むたくさんの可能性。ここにきてセットとの抜群の親和性。ひとつひとつ思い出すごとに見えてくる丁寧なつくりになんだか感動する。夢を語ってわくわくするきむすばは、きっと小林賢太郎が見た木村昴そのままだ。

noteを読んでから、どういうラストなんだろうと気になってた。あまりにも的確すぎる狙いに、きむすばへの愛を感じまくってこっちまで感情が溢れそうだった。Xでも書いたけど、この作品は小林賢太郎からきむすばへの餞(はなむけ)だ。こんな風に直接背中を押してもらえるなんて、なんて羨ましい男だ。大きく旅立つ彼への愛に溢れてた。 浅沼さんは一緒に飛ぶ手伝いをしてくれた。隣を一緒に歩いてくれたお兄さん。

一番最後、「やったー!!」と叫ぶところ、それまでの静けさを全て受け止めて前にぶっ飛ばすような爽快さが響き渡った。木村昴の門出を誰もが応援したくなるようなラスト、いやスタート。あんなに気持ちよく拍手したのどれくらいぶりか。心から「良かったね」と思った。ほんと太陽みたいな男だね。

暗転からの仁王立ち。あれがもうラーメンズよね。ボロボロのパッチワークが再び輝いて見えた。

 

 

個別にはこんな感じですかね。

 

 

全体的に、2回目より初見の昨日の方が笑った。内容を知ってるからというのもあるけど、ある程度テンポ感も欲する私としては、2回目は若干物足りなく感じた。やっぱり2回目で慣れたからなのかな… 実際、そこまで間必要?と思うこと時折あるんだけど、皆どうなんだろう。私が大雑把に見すぎなんだろうか。

2回目より初見の方が笑ったのは、多分演技やパフォーマンスが面白かったというよりも、言葉や内容そのものが面白かったからかも、とも思う。 木村の繰り返しを木木村村と言うとか、ラストの「なんなんですか」「長男です!」とかも「長男です」と返すこと自体に「そうくるか!」という類のツボなので、「内容を知る」以上の衝撃がもうないから、面白くても、初見ほどは笑えなかったのかも。ラーメンズも、記憶がかなり薄まった状態で久しぶりに見るとかなり面白いけど、ずっと見てると飽きてくる感じがあるのと似てるように思う。今更だけど、2回にするなら1週目と2週目に1回ずつ観るのが賢いんだと学んだ。

対して千穐楽が3回目だったけど、一番楽しかったかも。数日経って、恋しくなってたんだろうな。 配信買ってたけど、特に5本目の話は劇場でしか体験できないものだから、あれをもう一度体験したかった。やっぱりあの瞬間がこの公演で一番好きだったな。悔いはない。

土曜あたりから浅沼さんがきむすばを笑かしに言ってたという感想を散見して、それも見たかったうちの一つ。確かに笑かしにいってたなw バックパッカーのところだったかな。あと卵のところ「人」じゃなくて「犬」になっててもはや何なんだかww あと、きむすばがハイだったのかミス多発してたw 意外~そんなことあるんだねぇ。


そういえば書きながら思ったけど、浅沼さんの演技ってシームレスというか、クッションがあんまりないというか、打ち手が少ないというか。次の演技に入る時に境目があんまりない。急に次に移る。対してきむすばは、ワンクッションあったりする。そのへんも対照的で面白かったな。

あと浅沼さんは年齢の作り方が上手いというか。バックパッカーと客室乗務員、ちゃんときむすばより年下に見える。浅沼さんの見た目が若いのもあるだろうけど、キャラの完成度が何気に高いんだよな。声優の卵では同い年くらいに見えるし。自然すぎてかなり後に気付いたけど、それくらい上手ってことだよね。

 

千穐楽は、カテコがトータル4回だったかな?2回目くらいからスタンディングして、座って、また立ってw 拍手が止まらないのなんのって。 でもこの景色を届けられて良かった。最初に立ってくれる人いつも本当にありがとう←

カテコできむすばがいろいろ言うんだけど、興奮してるのかなんか可笑しいこと言うし、んでツボってるのかと思ったらまさか涙ぐんでて。実は気を張っていたんだなぁと思った。あんなに太陽みたいなきむすばも一人の人間なんだなって思えて愛おしかったな。

3回目?のカテコではなかなか収まらない拍手にきむすばが「小林さんこういう時どうしたらいいの!?教わってないから分からないよ!!」(意訳)ってわたわたしてて、浅沼さんが「ほらちゃんと締めて!」ってめっちゃお兄さんしてて、浅沼さんの機転で二人で飛行機飛ばして締めようとしたのに拍手が止まらなくてまたきむすばだけ出てきたけどやっぱりどうすればいいか分からなくてウェーブやったり何やら語りだし(笑)、最後に浅沼さんの耳打ちの指示により全員で突!で締め。

まさかきむすばが泣いちゃうと思わなかったなー。本当に子供みたいに嬉しそうだった。 浅沼さんがお兄ちゃんしてたのも良かった。千穐楽のカテコが、二人の人格が一番見えたような気がした。本当に行ってよかった。

 

改めて、曲がほんとに良いなと思った。メインの曲も、教師~卵のところの曲も。 今までずっとそうだったか覚えてないけど、カテコのアンコール後もあの曲使ってて、きむすばの旅立ちを応援してるような、背中を押しているような感じがして泣きそうになった。 やっぱり舞台での選曲ってほんと重要ね。

曲だけでも聞きたいなという気持ちもあるけど、あの舞台で聞いたから良かったというのも多分あるよね。

DVDとか出ないのかなぁ。映像はあるから出せるはずだけどね。お願い出してくれよきむすばプロデューサ~ニヤニヤ

 

 

この公演で得た多幸感は、やっぱり小林賢太郎作品だなと思わせてくれた。面白いだけじゃなく、心を前に向かせてくれる。

毎日、会社帰りに寄っていきたい。まるで生活の一部のように、一週間頑張った自分へのご褒美に。それくらい温かくて、そばにいて欲しいもの。

たった15公演しかないなんて。

 

 

 

 

 

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なんとか書けた~びっくりマーク俺がんばったびっくりマーク

きっとまとまっていないし書き逃しがある気がするけどもういいや昇天

とにかく、とてもとても幸せな時間でした。あの場所に居られたことが本当に嬉しい。


改めて、旗揚げ、本当におめでとうございます!!

木村昴がダメ元でも「行動した」ことが、こんなに多くの人に力を与えて、 考えもしなかった、令和のラーメンズを見せてくれた。 ありがとう。あなたのおかげです。

舞台の上で楽しそうにしてるお前、最高に輝いてたよ!!(cv 浅沼さん)

 

 

 

最後に私からお手紙を。

 

 

 

突。


円盤化ヲキボウシマス。
お願いしますよ!
いいじゃないですか!!
1回だけでいいから!!!!


突!!!!

おはようございます。いよいよ年末、宿題が終わるか否かの際に来ております。最後まで諦めないぞ。規模が小さいな。

今回は毎年この時期恒例のアレです。たぶん今年で3回目かな?






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演劇集団キャラメルボックス2023クリスマスツアー

クローズ・ユア・アイズ



2023年12月25日(月)  13時公演

@サンシャイン劇場



そうです、毎年クリスマスツアーをやっているキャラメルボックスさんです。私は2021年の復活公演から観に行ってるので、今回で4回目。2022年からは友達を連れて行ってるので、その友達とは3回目になる。彼女は熱心なキャラメルボックスファンなので、この作品も知っていた。生で観るのは初めてとのこと。

奇しくも今回はクリスマスが千穐楽、しかも月曜日。日曜日が一番忙しい我々としては、この千穐楽公演が一番都合が良かったので、私は思い切って休みを取って行くことにした。


前も書いたか忘れたけど、キャラメルボックス作品の良さはストーリーかなと私は思っている。今回は関東大震災からちょうど100年ということでこの作品をやることになったそう。震災そのものの渦中の話ではないけれど、震災による大切な人の死が関わったり、生きることがテーマになっている。震災そのもののことは詳しく語られるわけではないけれど、真剣に学んで演じているんだろうなとううのは伝わってきた。

今年は朝ドラ『らんまん』でも震災の話があったし、大河『どうする家康』でも戦争と平和がテーマになっていたり、人の命にかかわる作品が印象深い年だな。でも、本当に大切なことだよね。


そんなテーマとは裏腹に、作品自体はまあまあハイテンポで賑やか。今までも、基本的にキャラメルボックスさんの作品はハイテンポというかハイテンションなんだけど、今回はずっとハイテンションだった気がする笑。主に阿部丈二さんが笑笑。前回は結構大人しくしてたから、その反動なのかな笑い泣き

まあとにかく、作品としては明るい印象だった。だけどその中で僅かに人の死の苦しみや悲しみが際立つシーンがあって、そこはとても力が込められていたのが伝わってきた。賑やかだけどメッセージはちゃんと伝わる良い作品だったと思う。

にしてもやっぱり賑やかだったなw 普段そんなに賑やかな作品は観ない方なので、1年分の賑やかさをここで補った感じがある笑。


千穐楽だったので、カテコはいつもより長め。そういえば初めて千穐楽公演行ったと思うけど、思いのほか長くてびっくりww 一人一言ってやるところ多いけど、あんな仕込みバッチリの感じだとは思わなくて、さすが最後までキャラメルボックスだな~と思いました。でもさすがにアレは長いですわ泣き笑い実は公演半分くらいからお腹痛かったから余計長く感じた←


そんなこんなで、今年のクリスマスはいろいろと記念になるクリスマスでした。

次回は春は挟まず1年後のクリスマス。今度もまた何かの再演かな?再演ができるっていうのは劇団の強みだよね。

あ、ちなみに成井さんの新作はNAPPOS PRODUCEとして5月にやるようですよ。






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はい、これで2023年の観劇納めでした。クリスマスが観劇納めというのも乙なものだね。

でも実はまだ宿題が1つ残っているのです。しかもまあまあデカめのw というか、これがデカいので書き始められてなかったんだよね。いろいろメモは残してるけど。

なんとか年内に書き上げたい。。。本当は何日もかけてゆっくり書き残したいんだけどね、、、

とにかく頑張れ俺!!


年末、ラストスパート頑張りましょ~

こんばんわ。12月下旬という最もハードな季節がやってきております。あと数日が山場ぜよ。

そんな中、図らずもとても良い作品と出会ったのです。






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舞台『ジャンヌ・ダルク



2023年12月15日(金)  18時公演

@東京建物 Brillia HALL



観たことあるようでなかった、ジャンヌ・ダルク。主演に清原果耶ちゃんを迎えるということで、気になって行ってみることにした。


せっかくだからとSS席を応募してみたらなんと当選。前方2列以内か何かと見たので、既にわくわく。

実際にチケットを発券してみたら、なんとE列。あれ、5列目?前方2列以内じゃなかったっけ?見間違えた?と混乱。

そして劇場に到着。E列~~と辿っていったら、なんとまあ一番前に来てしまい、19番~~~と進んでいったらなんとまあどセンター。E列が一番前かいなびっくりマークという嬉しびっくりな瞬間でした。

今年はチケットに関して運が良い方だなと思う。ワンオクは後ろだったけど当たったし、コントロニカも当たって前から3列目くらいだったし。その他もチケ運良いなぁと思うことがしばしば。ありがたいことです。


一番前の席でとても印象的だったのは、まず一番最初、果耶ちゃんが目の前に登場するシーン。見間違いじゃなければ、青のカラコンを入れてたのではないかと思うけど、どうだろう…。でもそう思ったの最初だけだったから、照明のせいかな?知りたい~~

果耶ちゃんは想像したよりも遥かに華奢で、透き通ってて、名前の通り清らかな空気を纏っていた。本当にジャンヌにぴったりな人だなと思った。ジャンヌを演じているからだとも思うけど、とても目の力が強くて、座ってるだけの私ですら圧倒されてた。あの視線を浴びれる共演者達が羨ましい(?)

あとは、今回アンサンブルが100人近くいるんだけど、戦のシーンが多いのでとにかく人が多いw 目の前でバッタバッタ戦ったり倒れてったり、もう忙しないったらw いわゆる殺陣みたいなかっこいい感じではなかったけど、客席を走り回ったりしてたので、臨場感はだいぶあったのではないかなと思う。最前列ともなるともはや「人が多い」としか思えなかった泣き笑い



ジャンヌ・ダルク関係の作品は、最初にも言ったけど意外と見たことがなかった。映画もあるようだけど見てない。映画の方はどうやらバッドエンドらしい。いくつもあるのか分からないけど。もっと言えば、ジャンヌ・ダルクのことをさほど知らない。若くて、信仰強く人々を導いた、くらいのざっくりしまくりな知識しかない。なので、今回が初のジャンヌ関連作品だったと思う。


全体的な印象としては、びっくりするほど信仰的な作品だったということ。この作品が日本で上演されているという時点で、クリスチャンが書いたものだという可能性は低い。実際、書いているのは劇団☆新感線の中島かずきさん。原作があるのかどうかはよく知らない。だけど結果として、クリスチャンが見ても、というよりクリスチャンが見てこそ心打たれる作品だった。本当にびっくりした。


特に、ジャンヌの信仰心が本当にクリスチャンのそれで、何よりもまず神の声を聞こうとする姿勢とか、神からいただいた啓示を必ず実行しようとする行動力とか、御心が成し遂げられることを疑わないこととか。「その矢は私には当たらない!」と宣言するのは痺れるほど格好よかった…。これが信仰だよなと思わされた…。

ちなみにここの矢が当たらないからくり、助け手がいたから当たらなかったというのはとても理にかなっているというか、魔法みたいな奇跡があるからこそ神の御業だというのは本当は違う。神の御業っていうと奇跡みたいな、不思議な出来事と思われがちだけど、こういう風に、使えるもの全部采配して実現するのが神様らしいやり方なんだよね本来は。適材適所が最高に上手なのが神様なんだよね。成し遂げられてほしいと願っても、願う人が途中で諦めたり、信じるのをやめれば成し遂げられないこともある。そういうところも、なんだかすごくリアリティがあるなと思った。ノンクリスチャンなのにそういうのを描けるのってすごいな。


あととても印象的だったのは、裁判のシーン。あそこはイエス様の裁判もこんな感じだったんだろうなと思わされた。ステファノとかパウロもこんな風だったんだろうなと、妙にリアリティを感じた。ジャンヌの言葉じりをつつこうとするあたりとかね。

そこの裁判の時に、ジャンヌが「聖書よりも神ご自身の方が偉い」みたいなことを言うんだよね。それもすごくクリスチャン的というか、信仰的だなと思った。これも史実なのかな?ここまでマニアックな台詞だったら史実なんじゃないかなと思ったりするけど、どうだろう。生きておられる神よりも聖書に書かれた律法を守ろうとしたり、人の力で神の御言葉を研究しようとするのは福音書時代とめちゃくちゃリンクしてるなーと思いながら聞いていた。


途中から、ジャンヌが神の声を聞けなくなる。それもすごくリアリティがあるなと思った。人は皆同じで、偉大な用いられ方をする人もいるけど、結局は神様ではない。神様の導きなしでは正しい道に行くことも、勝つことも、救うこともできない。そういう人の無力さと、自分や周りに合わせてごまかしてしまう愚かさも、本当にリアルで共感が止まらなかった。クリスチャンじゃないとこんなふうに描けないのでは?と思ってしまう。特にジャンヌが誘惑に負けて嘘をつく(罪を認める)ところは、人間味があふれてて心が痛かった。あんなふうにクリスチャンらしく演じる果耶ちゃんもすごいわ。


そして一番のクライマックス、ジャンヌが信仰を取り戻すシーン。途中から見えなくなっていた天使が再び現れ、それが幼い兄の姿?だったと分かり、それがきっかけで神の御心が分かり、危機一髪といった感じで信仰を取り戻す。所々いまいちピンと来なかったものはあるけど、生気を取り戻すジャンヌの目がすごく生命感があって感動した。果耶ちゃんがどんな心境で演じたのかは分からないけど、信仰のために死を覚悟した人の目をしてて、本当にこの人は凄いとしか言いようがなかった。

最後、イギリスの将軍?がジャンヌに「あなたがイギリスの軍人であったなら」とジャンヌの死を惜しむシーンがあるんだけど、そこでジャンヌが一瞬だけ彼を見てから死刑台に向かうんだよね。そこの彼女の一瞬の横顔があまりにも美しくて、忘れられない。あれは最前列どセンターの特権だったかもしれない。あの視線を受け止められた彼が羨ましい…。



まあそんなこんなで、思いのほかとても感銘を受けた作品だったわけです。他にもいろいろ細かく思ったりしたことはあったけど、ちょっとキリがなさそうなのでこの辺で切ります。

とにかく円盤化してくれることを願うばかり。初演と再演も観たいけどフリマのDVD高すぎて詰んでるえーんぴえん






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現時点でクリスマス終わる手前の23時。ちょうど公演から10日ですね。アップはおそらく明日になるでしょう。まあ遅いけど頑張った方かなw

クリスマスシーズンに、思わず信仰的な作品に出会えて感謝だったな。早く円盤手に入れたい(2回目)


さて残り2作品!そのうち1つはクリスマスの今日観てきましたw

頑張って年内ギリギリまでに書き上げたい…!できるかなキョロキョロ

こんにちわ。現在、公演日から一週間少し経った土曜日。果たしていつこれがアップされているんでしょうか。来週も書くものがあるから明日には終わらせたいけど、できるんでしょうか。いくらなんでも年は跨ぎたくないです。どうか頑張ってください俺。何卒。





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無駄な抵抗



2023年11月21日(火)  19時公演

世田谷パブリックシアター



今年何度目の世田パブでしょうか。そろそろ回数券が欲しくなってまいりました。

今回はイキウメの公演ではなく、世田谷パブリックシアター主催の公演なんだそうです。イキウメ全員参加してるけど。なので今回のはイキウメの定期公演ではなく、あくまで企画に参加しているということなんだそうです。イキウメ全員参加してるけど。

今回はいつもより少しだけ人数が多め。ゲストも松雪泰子さん、渡邊圭祐さんなど豪華。お馴染みの池谷のぶえさんもいて嬉しい。ビジュアルもなかなか洒落ていて格好いい。

今回は平日夜のみだったか、アフタートークがあるとのこと。推しのJP(安井順平さん)が出る回は祝日だったので、ちょうどのぶえさんと浜田さんが出る21日にした。結果として大正解。


イキウメの作品はどこかにファンタジックな要素があるんだけど、今回はほとんどそれがなかった。ほとんどというのは、ファンタジックな演出があったり、なんかよくわからない人がいたりはしたので、全くなかったと言うとちょっと違うのかなという感じ。

ストーリーもやたらと現実的で、しかもだいぶ重め。公演観終わってからタイトルを見るとグサグサくる。今回はのぶえさんと松雪さんのやり取りを軸に物語が進んでいく。一見関係なさそうな周辺の人物や出来事もどこかで繋がってくる。そういうのがだんだん分かっていく感じも前川さんぽい気がしたし、内容は怖くないのにホラーっぽい怖さがある。いや、内容も怖いか。

今回はのぶえさんが特に大変な印象。感想を見たりすると同じように言っている人が多いけど、本当に壮絶。あんなの毎日お芝居できるのが凄い。稽古中も難しい難しいといろんな人達が言ってたけど、そりゃ難しいだろうなという感じ。よくあんなの書けるなと思うし、よくあんなのちゃんと完成させて見せられるなと思う。すごいしか出てこない。


この作品は見終わった後にタイトルを考察するまでが公演という感じがする。いつもイキウメの公演を観た後は、劇中の世界観がなんとなく現実にはみ出してきてしまうという現象が起きるんだけど、今回はその類ではなかった。代わりにタイトルを浮かべながら劇中で起きたいろんな出来事について考えさせられる。ストーリーは現実にはあって欲しくないようなものばかりなのに嫌な思いをしないのは、そういった余白に吸い寄せられるからなんだと思う。何を言っているんだ私は。

まぁとにかく、見た人に考察の余白というか余韻を残す作品だったのです。なのにいつもの通り時間が経っちゃってだいぶ抜けつつある昇天飽きないねえ昇天



『無駄な抵抗』というタイトルだけあって、ストーリーの中には何かしらに抵抗している人たちが出てくる。それを全部拾えたのかはよく分からないけど、たぶん掘れば掘るほどいくらでも出てくる気がする。


主人公?ののぶえさんももちろんなんだけど、私が印象に残ってたのはパン屋?さん。記憶が曖昧すぎて「?」ばっかり。大窪さんが演じていた人です。彼のやることが一番「抵抗」らしく感じたし、「無駄」らしいというか、無謀な感じがしたからかな。まさに「それ意味あるの?」と言いたくなるような、勝算が見えない抵抗だったから。勝算が見えない=無駄 と取るかどうかは観る人次第なんだろうなと思う。ほとんどの場合、勝算という言葉通り、結果がどうなったかによって無駄だったかどうかを計るよね。勝ったという結果が出るまでやれば無駄にならなかったということなんだろうし、勝つのを途中で諦めれば「無駄だった」となるのか、「無駄にした」となるのか。まあ解釈のしようはいくらでもあるね。しまいには「無駄かどうかを考えるのも無駄」とも言ってしまえる。

話が逸れたけど、とにかく私にとって彼のやることが一番「無駄な抵抗」らしく感じ取れた。でも面白いのは、それでも彼のやったことが「無駄だな」とは感じなかったこと。「無駄な抵抗」らしいものを提示しながらも、その結論は主張しないところが、前川さんの上手いところだなぁと素人ながらに思ったりなどしました。


のぶえさん演じる山鳥芽衣。『外の道』でも同じ役名だとご本人が仰っていてひぇぇってなった。なんだか難しいものの代名詞みたいじゃないか。そんな山鳥芽衣に選ばれるのぶえさんは本当にすごい。

彼女(山鳥芽衣)は抱える背景がまずすごい。レアなケースと言いたいところだけど、そうじゃないんだろうなと思うところが悲しい。そんな重さド級な背景を抱えつつ、そこにふっと降ってきた一言にひたすら抗ってきたという背景がプラスアルファされる。彼女の抵抗を無駄にしようとするかのような、明かされる秘密。もうこれでもかというほどドロッドロ。でも最後は、なんとか抵抗を押し通すような結末。ちゃんと光をさしてくれて、痛みつつもどこか安心して観終える。

中身が分からなさすぎる説明だけど、そんなに細かく覚えてないので仕方ないニコニコとにかくこんな感じだったんです彼女は。

私的には、彼女の抵抗のポイントは他人の助けだと思う。それまで、彼女はずっとひとりで戦ってきた。兄は居るが、精神的にはそんなに頼りになるような感じでもない。彼女がカウンセラーに過去を明かすのに引っ張られて、兄が秘密の手紙を渡そうとする。カウンセラーに会いにいく行動がなければ、たぶんあの手紙はずっと読まれるタイミングを失っていたかもしれない。やがてその手紙を山鳥芽衣が読む時には、周りには多くの人が集まっていた。一人ではなかった。狂いそうになりながらも、共に居てくれる人がいた。私の中では、その事が彼女の抵抗に実を結んだと思っている。


他にもいろいろ印象に残った人たちが居たはずなんだけど、もう記憶が曖昧すぎるのでこれでやめておきます。何のための記録なのか、、、

とにかく、改めて前川さんすげえなと思った次第です。贅沢な時間でした。






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はい、いつもに増して曖昧な記憶…少なくとも来年からはペースを減らすはずなので、きっとこうはならない…でください……ニコニコ

年内はあと3本書く予定不安頑張りましょう。