![ピンク薔薇](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/198.png)
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先日の「Red」読書会のことを書いています。
「なんであゆみさん、この本を課題図書にしたんやろ?」濃厚読書会「Red」①
こちらの続きです。
やっぱり女は愛されて生きる生きものだ。
そう思ったのです。
愛されてこそより魅力的になるし、
愛されてこそ花開く。
現実問題、見た目にも影響をおよぼす。
でも、「愛される」を意識すると、
不満と結びつきやすいんじゃないかな?
私は、全然別だと思うんだよね。
私は、
女は愛するよりも
女は愛される生きものだと思う。
というのも、
無意識で「愛すること」は、
ずーーーっとやっているから。
お母さんのことを愛して、
友だちのことを愛して、
好きな人のことを愛して、
子どものことを愛する。
男性よりも自然と幼いころから
ずーっとやっているのだと思う。
そう感じない???
いろんなものにすぐ共感できて、
相手の立場になって、
時には涙も流して、、、
って絶対に愛でしかない。
それが「愛される」となると
そっちはやたら意識しちゃうんですよね。笑
受け取る側に立つと急に意識が働く。
場合によっては形にもこだわる。
愛は循環でしかないのに、
受け取る方ばっかり確認したがる。
これが不満を生むのだと。
無意識で誰かを愛しているのだから、
必ず受け取っているのだよ!と思うのです。
それが無意識だとしても形が見えなくても
ちゃんと愛されているのです。
だから、何もかも信じて、
黙って両手を広げておけばいい。
この小説を読むのに、
自分のこれまでの経験を総動員して
敢えてここで言いはしませんが。
どっぷりと主人公の気持ちに寄り添いました。
もう、自分と塔子の境界線が分からなくなるほどに。
再会した元恋人のことも全力で好きになったし
出てくる同僚のことも魅力的に思った。
掌を返されるような態度をとられると
本当に切なく苦しく感じた。
セックスレスで
ナチュラルなマザコンの夫には嫌気が差したけど
最後の最後で、
この人のまっすぐな愛情にも涙した。
最初から最後まで、塔子と一緒に悩み苦しんだ。
つーか、惚れっぽいな自分!って突っ込み入れたくなるけども。
「客観的」という言葉が入る余地がないほどに
その世界に浸っていた。
読書会の中でも際立って、
どっぷり浸っていました。笑
他の人が、
「塔子」に対して、キーー!っとなっている中、
「え?みんなそんなふうに思ってたの?
共感しまくった私、嫌われたわーーー!汗」
と言っていました。笑笑
でもそれができたのは、
「愛した」「愛された」経験の中に
ちゃんとその時にいたからなんですよね。
だから、小説の中の登場人物の言動に
あれこれあれこれ思い出す。
溢れてくる。
あの人との思い出も、この人との記憶も、
手に取るように鮮明に。
とっても魅力的だな~と思った。
そりゃ、モテるわ!と。笑
女はちゃんと愛される生きものだから、
ちゃんと「今」にいればいい。
自分で決めてどっぷり浸っていればいい。
愛されている実感がない人は、
ぜひ「Red」を読んでね♡
反面教師になる主人公がいますから。笑
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