長男ちゅう中学3年生(ADHD、自閉症スペクトラム)
長女あーちゃん中学1年生(恐らく場面緘黙)次男ゆうたん小学3年生(ADHD、自閉症スペクトラム)の、3人きょうだいを子育て中です!
新学期になり、
ゆうたん小学3年生になりました。
ゆうたんは1年生の途中から不安定な状況になり、そこからずっと登校に付き添っています。
最初は学校まで行っていましたが、学校の門まで、学校前の横断歩道まで…と、少しづつ別れる場所の距離を短くしていきました。
と言っても、ゆうたんの精神状態でまた学校まで行くなど、一進一退を繰り返しながらという感じ。
それでも少しづつ前に進めているなと感じてはいました。
だけど去年の2学期頃、
あーちゃんが学校へ行けたり行けなかったりの状況になりました。
家を出るギリギリまで学校へ行けるか分からなかったり、ゆうたんの付き添い登校をしている間に「行ける」という状態になって、付き添い登校から帰宅後にまた車であーちゃんを学校へ送っていくという事も多々、
あーちゃんが「行ける」となった時にすぐに対処できるようにしたいと、3学期に入ってからは2人を車で送迎するようになって、
歩いての登校は全くしなくなりました。
ゆうたんは最初
「何で歩いて行かないの?」
と言ってたんだけど、
あーちゃんの状況を説明して、ゆうたんには我慢させて申し訳ないけれどここはあーちゃんを優先させてもらいました。
その後、2023年3月…
あーちゃん小学校を卒業。
ゆうたんには
「あーちゃんが卒業したら、また歩いて学校へ行こうね」
と話していました。
でも長い間歩いて登校する事をしていなかったから、もしかしたらまた学校まで付き添って行かないといけないかもしれないな、また振り出しからかもな、と覚悟をしてました。
そして、
卒業式の次の日、久しぶりに歩いて登校する日…
ゆうたんが信じられない事を言ったんです。
「1人で歩いていく。学校までついてこなくていいよ。集合場所まででいい」
え?
今なんて?
って、びっくりしました。
だってわたしその時、学校まで行くつもりでいたから。
大丈夫?
途中で立ち止まったりしない?
本当に班の皆と一緒に行ける?
突然の事で色んな思いが駆け巡ったけど、
でもゆうたんを信じてドキドキしながら集合場所まで一緒に行き、別れました。
その様子を見ていた同じ班のママさんにも「成長したんだねぇ」と見守られながら、
ゆうたんは皆にまじって歩いて行ってしまいました。
あんなに1人で行けなかったゆうたんが、もう本当に拍子抜けするくらい簡単に離れて行って、こちらが呆気に取られたというか…。
その日は「大丈夫だったかな」って仕事中も集中できなかった…。
夕方、
集合場所で一緒に見守ってくれた同じ班のママさんからラインが届きました。
「子供に聞いたらゆうくん皆と一緒に行けたって!立ち止まる事も遅れる事もなく学校までしっかり歩いて行けたって!安心してー!」
って内容で。
嬉しいやらホッとしたやら…
その日から今までずっと班の皆にまじって1人で行っています!
実は突然の付き添い登校の卒業にまだ現実味がないというか…フワフワしてる感というか…
今までが大変過ぎだったんだろうなと思うんだけど、何か…ポツンと感があったりします。
まあそれもまた、時間と共にそのうち慣れるかな。
突然の成長に驚き、嬉しかった出来事でした!
付き添い登校し始めた時の気持ちを書いた話
付き添い登校中にもらった手紙の話
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