石川県白山市で11/19〜20に開催された「どんじゃら市」
食べあるキング食材探求ツアーで行ってきました。
ところで私たちには消えない「謎」があった。
「どんじゃら市」って、どういう意味なのか?
その名前はどこから来たのか?
まあ、そのへんも食材と一緒に探求しましょうということでおとといに続いて第2弾〜。
どんじゃら市は、地元では「しらやまさん」として親しまれる白山比咩神社の表参道(駐車場)が会場です。
おいしそうな料理のブースが並ぶ中、「お神楽をあげようクイックツアー」を発見!
1時間1000円でありがた〜いお神楽の奉納をみせてお祓いをしてもらえると聞いて、それなら参加しなくちゃ!
ガイドはこの方ー!高道さん。
すごく声量もあって堂々と白山比咩神社や地元のことを案内してくださいます。
聞くと、お仕事をリタイアしてからボランティアでガイドをしているそう。
いい人生ですね〜。
鳥居をくぐるときは、頭を下げて、神様の通り道を避けて、左側通行で〜〜〜
紅葉には早かったようですが、神社の石段で霊験あらたか〜〜〜〜
白山比咩神社の老いスギです。
白山市指定天然記念物の御神木だと伺い、
あまりにも偉大な大スギを前に〜〜〜〜
何年生きてこられたの〜〜〜?
樹齢およそ800年だそうです。
幹周りおよそ10m、樹高42mの巨木。
800年間、この地の様子を見守ってこられた長老。
ありがた〜くなってきた〜〜(ちょと別の意味で使う「金沢弁」です。)
七五三のお参りの人が多くいらっしゃいました
拝殿の中の階段で見つけた絵画「早春譜」。
女性たちの背景の雪山がまさに白山でしょう。
寅若繁さんという地元・川北町出身の農民画家の作。
白山からの雪解け水、伏流水、手取川のおかげで人々の暮らしが営まれてきた証拠ですね〜。
高道さんのガイドがあまりにもすばらしいので〜〜〜
一緒に写真を撮らせていただきましたーー。
わたしも務めさせてもらっている「いしかわ観光特使」の名刺を交換しました〜♪
高道さんは県内あちこちガイドに行くそうで、なんの話だったかこれは銀杏。
イチョウの木にメスとオスがあるのはよく聞くけれど、銀杏の実にもメスとオスがあるそうです。
なんていろんな話をしてから〜〜、
一行はいよいよ「クイック神楽」の奉納する拝殿へ。
そこから撮影禁止〜〜〜。
神主さんが祝詞奏上し、巫女さんの神楽の舞いを拝見し、
日頃の穢れをすっかりお払いしてもらいましたー。
このときの太鼓がど〜ん、ど〜んと力強く響き、巫女さんが鈴をジャラジャラ鳴らすので、
「「ど〜ん」と「ジャラ」で「どんじゃら市」なんだね」とすばらしい発見をしてくれたので、すごーいと感心していたら、
どうもそういうんじゃないらしかった。
♪森の木陰でどんじゃらほい、っていう童謡から来たらしかった…。
どんじゃら市で食べあるき!はじまりましたーー!
集めるわ集めるわ全種類ー!!
出ました!鶴来のご当地グルメ「TKGY」
TKGなら知っています、卵かけごはん…それにYが付くって、しかも鉄板ってまさか!”#$%&’(??
はい。
TKGのYですから、卵かけごはん焼きです。
イエ〜イ。
遠くから見ると、お好み焼きみたいですが〜〜〜
おーーー!しっかりごはんに卵がまぜてあって、外側はカリッと!
そして意外にも和風だしでオムライスとも違う、焼き飯のような懐かしさもあるやさしいお味です〜〜〜。
しかもTKGYにさらに目玉焼きがのってるんですね。
卵on卵! 卵好きにはたまりませんーーー。
餃子が赤いんです。
その名も白山レッド餃子。
レッドの正体は〜!?
白山市剣崎町の伝統野菜で、辛さはタカノツメの2倍以上という「剣崎なんば」。
剣のように先が細長く、長いものでは15cmにもなり、栽培方法が難しいことなどから生産者が減少し、一時は「まぼろしの唐辛子」と呼ばれていました。
この特徴ある伝統野菜を復活させようと、地元農家13軒が本格的な生産に乗り出しました。
剣崎なんばに白山コシヒカリの米粉を練り込んで誕生したのが白山レッド餃子です。
ひとくち頂くと〜〜〜
米粉の皮はもっちりしていて、おおおーーー!後から来ます来ます。
辛さが口の中を追いかけてキターーー!
かなり辛いので2つ目へ行くまでに時間がかかりましたが、食べだすとハマりましたね。なにしろ、辛いからラー油をつけなくて澄みます。
実はわたくし、去年東京で白山レッド餃子に出会っていたのですーー。
こちら→ スーパーマーケットトレードショーに来ました。(2015年2月)
なので今回もすっごく楽しみにしていました。
伝統野菜の復活から生まれた地元グルメ!
応援していまーーす。
そして剣崎なんばの商品はこんなのもあるんです♪
こちら→ 鷹の爪の2倍の激辛トウガラシをなぜチョコレートに!?
(IPPINコラムに書きました〜。)
今度白山市に行く機会があったら、剣崎なんばの生産者を訪ねたい〜。トウガラシだから夏の畑ですかね〜。
白山は発酵文化の根づく地域。なんとこの手羽先「塩麹漬け」です。
たれはしっかりついているのですが、お肉が塩麹でやわらかくなって噛むとじゅわっとジューシー。
百萬馬力+αさん、ありがとうございますーーー^^
こちらも塩麹漬けとりの唐揚げ
しかも衣は米粉です。
白山市って結構米粉に力を入れているんですね〜。わたくし米粉の応援もしているので嬉しいです。
サックサクのジューシーーー。
後ろで見守ってくれているのは白山市のK本さん達〜。
鶴来商工会女性部のみなさ〜ん!おいしい塩麹・米粉から揚げ!
白山市ならではの味!ありがとうございますーーー。
いのしし汁
脂ののったイノシシとおぼろ豆腐!白い色は豆腐の豆乳の色なんですね〜。ですからコクがあると同時にやさしい〜。あったまるいのしし汁です。
白山麓もやはりイノシシ、シカ、鳥獣害が深刻ですが、なんと白山市は石川県で一番最初にジビエ用の解体処理施設をつくり、白山ジビエとして力を入れています。
石川県の中でも特に白山麓には報恩講さんという行事が地域に根づいていて、地元農産物や山の幸の精進料理が受け継がれています。
そのひとつがほんこさん汁。なめこ、固豆腐、根菜たっぷりあったまる〜。
白山ふもと会のみなさま〜〜〜
新鮮野菜女子〜
吉市醤油店さん
ご当地おつまみグランプリで最高金賞受賞したのは〜!
ふぐの子醸し漬〜!
ふぐのぬか漬け 伊藤九商店さん
護摩堂生産組合さん
さつまいもと丸いものねんぐわじ饅頭〜
バキサのよもぎケーキ。
よもぎが濃厚でしっとり〜〜〜
バキサの草もち〜〜
ここのよもぎは他と違うそうで、まとめて30個買っていく人がいましたー!
バキサさん
美川のあら与と中山旅館共同体のコラボ!新米福むすびはどんじゃら市だけの限定品〜!
餅つきをした六星さんの焼きおにぎり〜
そばの実ごろごろみそ
どんじゃら市でお会いしたみなさま〜ありがとうございました。
なんと地元の北陸中日新聞さんはじめ2紙が取材にきてくださいましたー。
食べあるキング in 白山市(11月19日)
フォーリンデブはっしーさん、里井真由美さん、あすかりんさんと、わたくしベジアナ小谷あゆみの4人。
リポート第2弾はどんじゃら市の白山グルメ大満喫食べあるきでした〜。
来年2017年は白山開山1300年!おめでとうございます!
白山市リポートまだまだ続きます。
ベジアナ@あゆみ