◆「ホープ」と「希望」
という メルマガに日経ビジネスオンラインの記事が紹介されていました。
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●明るくたくましく生きることを可能にする内的な力
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ホープは直訳すると希望だが、希望とは若干ニュアンスが異なる。
「希望がある」というと、「頑張れば必ず報われる」とか、
「未来に良いことがある」といった具合に、
ポジティブな未来が待ち受けているような
期待感や可能性を示す使われ方をする場合が多い。
これに対してホープ、すなわち「光」は、
「逆境やストレスフルな状況にあっても、
明るくたくましく生きていくことを可能にする内的な力」を指す。
そして、その「光=ホープ」は他者との関係性、
大切な家族、友人、異性といった、
自分を大切に思ってくれる人、自分自身が大切に思う人など、
他者の存在とのかかわりの中で見いだされると考えられている。
私たちの研究室(東京大学大学院医学系研究科健康社会学教室)で
5年前、 一般の成人男女300人を対象に、
ホープに関する調査を行ったことがある。
その結果は、配偶者のいる人、子供のいる人、互いに信頼し合える人が
いる人ほど ホープが高かった。
この調査では、
「人間がどんな苦しい状況でも生きなきゃいけない時、
光を見いだす内的な力がある」という考えに基づき、
ホープが逆境や困難の経験によって形成されるかどうかについても検討した。
その結果、単に困難に遭遇するだけでなく、
そこに「信頼できる人」がいることで、
ホープが強まる傾向にあることが認められた。
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信頼できる人の存在って、大きいですね。
私も以前に比べ、ホープ
家族や信頼できるコーチのお陰です。
ありがとうございます。
◆はきものをそろえる
研修所のトイレに次のような貼り紙がしてありました。
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はきものを そろえる
はきものを そろえると心もそろう
心がそろうと はきものも そろう
ぬぐときに そろえておくと
はくときに 心がみだれない
だれかが みだしていたら
だまって そろえてあげよう
そうすれば きっと世界中の人の
心も そろうでしょう
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トイレのスリッパも綺麗にそろっていました。
また、研修時の挨拶も気持ちのいいものでした。
私の研修の受講者以外の社員の方も、
廊下ですれ違った時の挨拶等もしっかりとされています。
スリッパをそろえること、挨拶をすること。
当たり前のことかもしれませんが、
一つひとつの小さなことを全員が確実にできている会社は、
やっぱり素晴らしいです。
◆どうしたらできるのか
「何でできないのか」
「どうしたらできるのか」
何気ない2つの質問ですが、
この質問である社長の悩みが喜びに変わりました。
この2つの質問の違いはなんでしょうか?
例えば、仕事でミスが多い部下がいるとします。
上司は何回も注意します。
でも、なかなか改善しない。
上司は次第に頭を抱え、こう考えます。
「何でできないのか」と。
上司は指導しているのに、
それを理解し、実行しない部下に苛立ちを感じ、
次第に怒りにも似た感情を持ちます。
また、その部下を「ダメなやつ」と思うことさえあります。
以前の私がそうでした。
これだと、部下も苦しいのですが、上司も苦しい。
部下を責め、
場合によっては、上司である自分自身の指導方法までも責めます。
否定的な感情が、頭の中でぐるぐる渦巻きます。
負のスパイラル状態です。
一方、「どうしたら、できるのか」と考えると、
当然ですが、できるための理由を考えます。
前提として、「部下はできる」という立場で考えるようになります。
上司としても、これまでの指導方法だけでなく、
その部下に合った指導方法を考えるようになります。
上司として発想が広がる。幅ができる。
考えることが楽しくなる。
例えば「松下幸之助さんだったら、どう指導するのか?」と
考えてみるのも面白い。
部下にその指導方法を試したくなる。
場合によっては、部下のいいところを承認したり、
褒めることから始めるかもしれない。
この2つの質問、こういう見方もできます。
「何でできないのか」 → 「マイナス思考」
「どうしたらできるのか」 → 「プラス思考」
「ミスが多い部下」がいるという事実は一つです。
その事実をどう考えるか。
同じことを考えるなら、プラス思考で楽しい方がいい。
これは、部下指導に限らず、自分自身のことや、
家族や人間関係全般のコミュニケーションにも当てはまります。
マイナス思考になりそうな時にプラス思考の「どうしたらできるのか」です。
◆引き下げの心理
やる気のない状態の人、足を引っ張る人がいたら、その人には
『引き下げの心理』
が働いている。
例えば、「情熱をもって仕事に取り組もう!」と言っても
「どうせ、やっても無駄でしょう」
「やってもやらなくても、別に給料変わるわけでもないし」
こういう人は、劣等感が高い。
自分自身が満たされていないので、
周りも自分と同じ状態にしようとする『引き下げの心理』が働き、
そういう発言をします。
周りが自分と同じ状態になれば、安心感を得ることができるからです。
Aさんは、そんな『引き下げの心理』が働いている人には、こう言うそうです。
「何をやっても無駄と言うなら、
あなたは、山を登る人がいたら、 どうせ降りるんでしょう!
って言うんですか?」
「あなたはなぜ息を吸うんですか?どうせ吐くんでしょう!」
相手は、何も言えなくなるそうです。
人は満たされていなところに焦点を当てると、ますます満たされなくなり、
満たされているところに焦点を当てると、ますます満たされます。
幸せを感じることのできる人は、ますます幸せを感じます。
◆愛を手の平で、伝える。
6年前のドラマ「オレンジデイズ」で、
柴咲コウさんが声の出せない主人公の役をしていました。
会話は手話です。
ブログからです。
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手話が好き。
人の手が、好き。
手の平から湧き出る、愛。
自分の手を合わせれば、祈り。
相手と手を握り合えば、繋がり。
痛むところに手を置いたりさすれば、手当て。
愛を手の平で、伝える。
素敵なスキンシップ。
人によって、手の平が醸し出す温度も色も違うから、おもしろいね。
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