◆引き下げの心理 | こころの軸と自己成長力を高める成幸法則365 成長心理学プロコーチの人間力を高めるコーチング

◆引き下げの心理

ある方(Aさん)からこんなお話を聞きました。



やる気のない状態の人、足を引っ張る人がいたら、その人には

『引き下げの心理』

が働いている。


例えば、「情熱をもって仕事に取り組もう!」と言っても

「どうせ、やっても無駄でしょう」
「やってもやらなくても、別に給料変わるわけでもないし」


こういう人は、劣等感が高い。


自分自身が満たされていないので、
周りも自分と同じ状態にしようとする『引き下げの心理』が働き、
そういう発言をします。

周りが自分と同じ状態になれば、安心感を得ることができるからです。



Aさんは、そんな『引き下げの心理』が働いている人には、こう言うそうです。


「何をやっても無駄と言うなら、
 あなたは、山を登る人がいたら、 どうせ降りるんでしょう!
 って言うんですか?」
「あなたはなぜ息を吸うんですか?どうせ吐くんでしょう!」


相手は、何も言えなくなるそうです。



人は満たされていなところに焦点を当てると、ますます満たされなくなり、
満たされているところに焦点を当てると、ますます満たされます。


幸せを感じることのできる人は、ますます幸せを感じます。