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元玉拾い(もと、たまひろい)のスポーツとか草花とか

ライブ、芝居、ビーチバレー、学生野球、ラグビー、卓球

S Project
「楽屋ー流れ去るものはやがてなつかしきー」
@中野・劇場MOMO
作:清水邦夫
演出:西秋元喜(GENKI Produce)

...

千秋楽を迎え、今日は、本作を観ることになったキッカケである、女優・花奈澪さんについて、書きます(ツイッターのヘッダーは「惡の華」、アイコンは「花奈澪がはんかやる(仮))。一部、以前の繰り返しになりますが、ご容赦を。

 

「楽屋ー流れ去るものはやがてなつかしき-」

太平洋戦争によって顔の右側に大きな傷を負った、
女優A:古野あきほ

 

 


血が付いた包帯をためらい傷だらけの首に巻いた、
女優B:有馬綾香

 

 


この楽屋の主、上演中のチェーホフ「カモメ」ニーナ役を演じている、
女優C:花奈澪 

(ツイッターのヘッダーは「惡の華」、アイコンは「花奈澪がはんかやる(仮))

 

 


枕を抱きしめながらこの楽屋に入ってくると、「すっかり元気になったので」枕を女優Cに差し上げる代わりに、ニーナ役を「返して」と迫り、ちょっとしたいさかいで、女優Cが振りかざした陶器の酒ビンで頭を打たれ、幽霊(女優A、女優B)の仲間入りすることになる、
女優D:橋本瑠果(16才)

 

 

当初、18日の2公演だけチケット取ってたんですが、つい9月4日に東京公演の千秋楽を迎えた、浅野温子×劇団男魂(メンソウル):ON×SOUL「イノチボンバイエ」が兎に角素晴らしくて、こりゃ、花奈澪の芝居、もっと観たいぞ!と思い、最終日である19日の2公演もチケット買い足しました。

 

 

 

で、結論は、買い足して、正解!

 

 

僕は宝塚歌劇団当時のなみおちゃんは知らないけど、少なくともトップスターではなかったし、本人のブログなど読むと「異端児」「くすぶってた」

 

 

でも、倍率20倍以上、年度合格者数上限50名の宝塚音楽学校に合格(2005年)・卒業し、2007年〜2014年宝塚歌劇団花組娘役として活動してきたわけだから、高いポテンシャルを持ってる人なんだと思います。

 

僕が初めてなみおちゃんを観たのは、2015年10月、宝塚退団後4作品めとなる「GO,JET!10YEARS,AGO!GO!」のミッツ役でした。

それまての3作、いずれも、エアースタジオ・プロデュース「GO,JET!GO!GO!」シリーズの、ガールズ・美月(ミッツ)役。

 

 

 

その時は、秋山璃帆ちゃんの友達ってことも知らず、GO,JET!をよく観てる方に「元宝塚なんだよ」って教えてもらい、おぅ、そうか、じゃ、まぁ、終演後、面会に並んでみっかな。正直、その程度(笑)

 

 

だから、初めてのストレートの舞台「御伽童子」も、さほど関心無く、卓球の日本選手権と日程被ってるから、行けないな、と。ストレートの芝居がやりたくて宝塚を辞めた、というのも、この時の終演後だったかなぁ、初めて聞きましたので、まだ知りませんでした。

 

 

縁というか、タイミングというか、秋山璃帆ちゃんが、なみおちゃんの御伽童子の告知ツイートを「なみおさん、ファイトです(>_<)☆」みたいな感じにリツイートしてて、璃帆ちゃんのことは1年前から、その音楽センスに惚れ込んでよく聴いてたから、璃帆ちゃんが言うなら、と、卓球のタイムテーブルを確認したら、今年から日程が1日延びて、その分、終了時刻が早くなっていたので、土曜日の夜公演に間に合うことが分かって、急遽、行くことにしました。

 

弁護士役が仲田さん、演出が杉本さんと、劇団男魂の方々とここで関わってたことが、「イノチボンバイエ」にも繋がってくわけだから、大きな出来事です。そして、あぁ、こういうお芝居も出来るんだと分かり、GO,JET!以外の舞台も行こうと決めた作品。兄から性的暴行を受け、その地獄から抜け出すために15才のとき兄を刺殺し、2年後、今度は死刑になるために、父を包丁でメッタ刺しにして殺してしまう、闇を抱えた少年役。

 

 

 

 

そこからは、出演舞台は、全て観てるし、

 

ボクラ団義「誤人」

連続殺人事件のキーとなる、被害者役(2役)

 

 

 

 


コスプレ歌劇団も、

 

GO,JET!GO!GO! vol.9 初めて、ミッツ以外の役、夏代(ナッツ)

ラストのセリフが、その直前まではずーっと能天気なGO,JET!ガールズだったのが、いなくなったマスターに呼びかける「こっちは・・・寂しいよぉ」、この一言と表情で一気に観ている僕に涙を流させました。

 

 

 

花奈澪がかんかやる(仮)」も行きました。軸として、「女優」がしっかりしてるから、それ以外の活動も、楽しく、気持ち良く受け入れられます。

 

 

特に「惡の華」、「イノチボンバイエ」は、4年前から舞台を観るようになって以来、2年前の上田慎一郎監督脚本・共同演出モラトリアムパンツ「恋する小説家」が「1番好きな作品」でしたが、それに並ぶTOP3になりました。

 

 

そんな大好きになった作品に出演している、花奈澪のお芝居も、振り返ると、ターニングポイントになった「御伽童子」から、数段レベルアップしていて、もっと観たい、と思わせてくれるものでした。

 

 

イノチボンバイエ、自分の気持ちをコントロール出来ないことに悩みながらも、すぐブチ切れてしまう、精神疾患患者役

 

 

 

 

 

「イノチボンバイエ」は、9月21,22日と、まだ熊本公演があるから詳しいことは書けないんで、ちょっと飛ばして、「楽屋」の女優Cについて。アンケートに、最も印象に残ったこととして「間」と書きました。台詞回し、表情、体の使い方、どれも観てて満足いくものでした。

 

 

その中でも、多くが一人芝居である女優Cの、セリフとセリフ、表情と表情、動きと動き、この「間」が、観ていて、絶妙だと感じました。

 

 

 

もちろん、怒鳴るシーンも、較べてみると、
「惡の華」の仲村佐和は、中学生の子供の叫び声だったし、「イノチボンバイエ」ミキは、精神疾患で自分をコントロール出来ない怒りだったし、「楽屋」の女優Cは、「女優」としてのプライドの塊から発せられるものでした。全くの別物。

 

 

 

どういう演技プランで演じていたのか、前作でやってきたことは、特に考慮せずに、結果として差のある演じ方になってるのか、聞いてみたい。なかなか、終演後の面会では、そこまで突っ込んだ話は、時間的に出来ないけれど。

 

 

「トイレで獣のように叫んでるおかげで、大きな声が出るようになった」というようなセリフがあり。なみおちゃんがトイレで獣のように叫んでるかは知りませんが(笑)、声は、1月の「御伽童子」はもちろん、7月の「惡の華」と比較しても、太く、安定して、よく通る声になってたと感じます。で、あんだけ叫んでるけど、なみおちゃん特有の澄んだクリアな声質は、全く変化ありません。MCの仕事もするだけあって、とても、聞きやすい声質。

 

 

また、女優Cは、女優として生きる覚悟、執念、壮絶な感情を吐き出すんだけど、それが、そのまま、今の花奈澪そのもののようにも聞こえ(普段の澪さんは、そんな悲壮感は皆無というか、無縁なようですけどね)、心臓をギュッとされました。

 

今後、決まってる舞台は、SUPER ☆ GIRLSの前田亜美さん主演の近未来SF「Luna Rossa」

ゲームソフトが原作で、3Dメガネを装着して観劇するミュージカル「英雄伝説 閃の軌跡」

「惡の華」「イノチボンバイエ」「楽屋」とは、大きく異なるエンターテイメント作品(たぶん)。今度は、どんな花奈澪が観られるのか、期待。作品的には、僕の好みかは、やや不安。

 

 

まずは、「イノチボンバイエ」熊本公演!
なんせ、9月4日の千秋楽以降は、「楽屋」の稽古と本番で、「イノチボンバイエ」からは、離れてたはずなので。でも、今日聞いたら、セリフは問題無い(忘れてない)って。「ボディーブローはねぇ、練習しなきゃ」だそうです(๑・㉨・๑)

 

 

なんだろ、友達なのは、合い通じるものがあるのかな、なみおちゃんと秋山璃帆ちゃん、おふたりに共通して感じることは、自分の仕事(花奈澪は芝居、秋山璃帆は音楽)に対して、物凄く真摯に向き合っていてること。ファンをとても大切にしてること。「璃帆ちゃんには、シンパシーを感じる」と話していた、野上健太郎さんがリーダーのLONOも(野上さん、中村吏沙さん)、そう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

春日

劇団た組。第10回目公演  舞台版「惡の華」浅草ゆめまち劇場

 
佐伯奈々子さん(秋月成美さん)の体操着を持ったまま、家に帰ってきちゃった、春日くん(清水尚弥さん)
 
今日は清水尚弥さんについて。
 
清水さんと終演後、短編映画の話をさせていただいて、SKIPシティ国際Dシネマ映画祭2016のパンフレットをお見せしたら、短編映画「想影」に出演していた松原菜野花さんが同じ事務所だということ、
 
この映画祭おの短編部門で奨励賞を受賞した上田慎一郎監督「テイク8」芹澤興人さんとは、映画「独裁者、古賀。」で共演されていることをうかがいました。
 
「独裁者、古賀。」予告編。
 
 
 
その後、TOKYO月イチ映画祭で観た「フィガロの告白」に、清水さんが、とっても健康そうな中学生役で出演してました。2012年の作品。こちら。
 
 
さて、舞台版「惡の華」、春日高男役の清水さんは、線が細くて、神経質そうで、教室の隅っこで、小難しそうな本を読んでいそうな、まさにそんな感じ。
 
序盤で好きなシーン、佐伯さんの体操着を着たまま、佐伯さんとデートをして(仲村佐和(花奈澪ちゃん)に命令されて、体操着を着てるわけだけど)、
 
仲村さんには「キスしろ!」と命令されたにも関わらず、「わたくしめと付き合ってください!」と、告白してしまいます。その答えは、意外にも「いいよ」別れ際、幸せの絶頂でふにゃけた顔で手を「バイバイ」と振ってると、仲村さんから「裏切者!」と、カバンで頭を後ろからかぶされ、一気に現実に戻るとこ。
 
春日くん、佐伯さんを「ミューズでファム・ファタールでマリアでヴィーナス」と崇めていたから、付き合うようになった翌日、「ねぇ、春日くん、ご飯、一緒に食べない?」って言われて「うん♪」って答える声も顔も凄く可愛いのだけど、
 
その「うん♪」と全く同じトーンで、中盤(どのシーンか忘れてしまった(>_<))、仲村さんに相変わらず、無理難題を言われても、それを嬉しそうに受け入れて「うん♪」 こうした、可愛らしい、全く同じ反応を仲村さんに対してもしてた。 
 
 それとか、仲村さんに「僕は、佐伯さんのことが好きなんだ!」と、自分は変態じゃなくて、純粋に佐伯さんが好きだと仲村さんに訴えるのと、
 
終盤、佐伯さんに「僕は仲村さんが好きだ!」と、傷つけた佐伯さんをさらに傷付けるように言い放つ春日くん。
 
春日くんにとって、仲村さんが「神」になって、その態度が、佐伯さんをヴィーナスと崇めてたときと同じなのが印象的でした。
 
 あとは、自分がクズ人間だと、自分自身を追い詰めて、嗚咽するシーンは、もう演技じゃなくて、完全に、そこには、壊れていった春日くんがいました。
 
 1年間好きだった佐伯さんを避けて、仲村さんと時間を共有することに喜びを感じるようになっていく、その変化の中には、
 
教室にペンキで自分が佐伯さんの体操着を盗んだ変態だと書きなぐったり、佐伯さん以外の女子全員のパンツを盗んだり(水泳の授業のとき)、いろんなハードなシーンがあるんだけど、
 
むしろ、仲村さんに対して、プラトニックな恋愛をしているようになっていく様が、清々しくさえ感じてしまいました。 
 
清水尚弥さん、花奈澪さん、秋月成美さん、この主要3名のキャストの演技は、何度でも観たい。素晴らしかった。
 
 なんか、オリンピックの間、アメブロ書いてなくて、久しぶりに書いたら、なんか、入力画面が変わってて、すごく書きにくいです。
4


劇団た組。第10回目公演  舞台版「惡の華」

浅草ゆめまち劇場


佐伯奈々子さん役の秋月成美さんは、全く知らない女優さんでした。

優等生で、男子からはアイドル的な人気があり、
女子からも好かれている、「良い子」。

朗らかで、おっとりとした話し方。

そんな、佐伯さんを1年前から密かに好きで、女神と崇めていたのに、つい、魔がさして(顔をうずめて、深呼吸してたけどな)、佐伯さんの体操着を盗んでしまった春日高男くん役の清水尚弥さん


春日くんが佐伯さんの体操着を盗むところを目撃し、それをネタに、春日くんと「春日くんの大切なこのを奪う契約」を結ぶ、仲村佐和役の花奈澪ちゃん

この、メインキャラクター3人の、魂が籠った演技が、この作品を素晴らしいものにしたことは、間違い無い。

今日は、佐伯さん役の秋月成美さんについて。


パンフ



最初に3人がそろったシーンは、仲村さんが「春日くんが用あるんだって」と、佐伯さんを呼び出し、いきなりの振りに、あわあわしてる春日くんを佐伯さんに向けて仲村さんが突き飛ばし、ビーナスに抱き着いてしまう、春日くん。突然のことに逃げ出す、佐伯さん。

まっとうな反応の佐伯さんでした。


ロッカーに給食費を置き忘れてた女子がいて、その給食費がなくなった際、クラス全員が「仲村じゃね?」「だよな、あいつならやりかねない」

みたいになって。春日くんが「そ、そりゃ、仲村は何考えてるか分かんないとこあるけど、これは違うだろう」

変人で、友達もいない仲村さんをかばってしまい、皆からからかわれて、かばったことを悔やんでいたら、

突然、佐伯さんから声を掛けられて「カッコよかったよ。私も仲村さんはやってないと思うよ。それだけ言いたかったの」

女神降臨に舞い上がる春日くんから、ふだん何してるの?と聞かれ

「勉強かなぁ。週に4日、家庭教師の先生が来てくれるから。ピアノ弾いたり、あとは犬の散歩かな」

話の流れで、「一緒に、その古本屋に行く?!」と舞い上がりながらも、誘っちゃったら

「いいよ♪」

この序盤は、ホント、ミューズでファム・ファタールでマリアでヴィーナスでした。

初デートで、春日くんから交際を申し込まれたときも、即答でOK


翌日、教室ではふたりが一緒に歩いてるとこを目撃した小島(春日くんの友達)が、そのことを話して、クラスが騒然となる中(アイドルと、根暗な読書少年の組み合わせに)、

佐伯さんが「私たち、きのうから、付き合ってるの」と宣言。

昼休み、一緒にご飯を食べる春日くんと佐伯さん。そこで佐伯さんが「春日くん、仲村さんと友達なんだね。私も、仲村さんと友達になったよ。」

ひとりでご飯食べてる仲村さんを誘って、3人で一緒にご飯。

仲村さんが「春日くんが変態でも、好き?」
佐伯さん「春日くん、変態じゃないよ」

なんだ、この返しは。

このあたりまでは、高くて線が細めで可愛らしい声で、おっとりとした話し方の佐伯さん。
これがあったから、その後の変貌ぶりが、より際立ちました。
秋月成美さん、気持ちの入れ方、声の出し方、とにかくお芝居が上手くてビックリしました。


春日くんは、否定してるだけで、最初から変態だし、
仲村さんは、「私もたぶん変態なの」って自覚してるし、

それに対して、佐伯さんは親や先生が喜ぶ生き方をしてきた、優等生でちょっと天然さん、
だったのが、

春日くんと仲村さんが仲良さそうに(実際は、耳を両手でふさいで聞かないようにしてる春日くんに後ろから抱き着くようにして「佐伯さんがねぇ、春日くんとせっくすしたいって!」と言ってたんですが)してるとこを見てしまい、不安な気持ちになったあたりから、歯車が狂っていきました。

「春日くん、仲村さんと、セッ・・」

そして、佐伯さんの体操着を盗み、それを着て、佐伯さんとデートしたことを佐伯さんに隠す罪に耐え切れなくなった春日くんは、仲村さんの罵倒により覚醒?して、教室に体操着を盗んだのは自分だとペンキででデカデカと落書きすることで、佐伯さんに自白するはずが、仲村さんが墨汁で名前のとこを塗りつぶして、誰が犯人かバレず。

しかし、「惡の華」の表紙に描いてある華の絵を床に描いてたことから、
佐伯さんに、バレてしまいます。

「全部、春日くんなんだね・・どうして仲村さんに言うの?!どうして私に言ってくれないの?
私のこと想って、体操着を盗ったんでしょ?私、嬉しいよ(←体操着を盗まれたことが「嬉しい」ってのは、完全に変態です)。それより、私に話してくれなかったことが悲しいの」

春日くんは、別れようって言うんだけど、佐伯さん「わたし、別れないから!」

親にも学校にもバレて、行き場を無くした春日くんが「仲村さん、向こう側へ一緒に来てくれない?」「おめぇが私についてくるんだよ!」

自転車で山の向こう側を目指してたんだけど、雨が降ってきたんで、雨宿りしてたら、
そこにふたりを探しに、佐伯さんが来た。春日くんを仲村さんから取り返そうとする佐伯さん、すでに相当メンタルやられてるのが、ヒシヒシと伝わってきました。

その後、どんどん仲村さんへの依存度を深めていく春日くんを、もう一度、自分の方を向かせようとする中、ふたりの秘密基地を発見。クラスの女子、佐伯さん以外全員のパンツを盗んだ春日くんが、それを中に吊している、川辺の秘密基地。

椅子に座ると「まだ温かい。許せない」
このセリフも、静かな言い方に、怨念のような怒りがにじんでました。




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最初は、友人の亜衣ちゃんと一緒に春日くんと仲村さんの悪行を観察してたんだけど、
あまりの酷さに、亜衣ちゃんは「もう、私、無理! なんで春日なの?!あいつ、ただの変態だよ、犯罪者だよ!」

「亜衣ちゃんに何が分かる?!」

この絶叫、胸に刺さって、涙が。「何が分かるの?」「何が分かるのよ?!」じゃなくて、
「何が分かる?!」。短い言葉で相手を否定する疑問形。これも、上手いなぁと感じました。
このセリフ回し。

どうして?!どうして、仲村さんなの?どうして、私のパンツだけ盗らなかったの?

(春日くんは、「それが一番ひどいことだから」、あえて佐伯さんのパンツだけ盗らなかった。その狙いが当たり、精神崩壊の佐伯さん)

ついに佐伯さんは、春日くんを電話で秘密基地に呼び出し、

「春日くん、私とセックスしよ!」と服を脱ぎながら迫りました。
このときの服装が、白いブラウスのボタンを一番上まで留めた「清楚ルック」なのが、ね。


しかし、春日くんに拒否され、感情がヒートアップ。
そこに佐伯さんも来て、女子ふたりのバトルになります。

仲村さんは、あくまでもクールに、佐伯さんを見下す言葉を浴びせると、
仲村さんに殴りかかり(叩く、という感じかな)

「からっぽな人間に殴られた気分はどう?!」

仲村さんは反論せず、逆に佐伯さんを抱きしめました「やぁ~~~」

魂をぶつけるような芝居に、何度も涙が出た。
読んだことない漫画が原作で、その世界観に入り込めるか、観劇前、少し不安だったのが、全くの杞憂になったのは、間違いなく、秋月成美さんの演技力が大きいです。


親に外出禁止を言い渡され、家を出られない春日くんに会いに佐伯さんがやってきます。
黒のちょーミニのワンピ。

ここでも、春日くんは仲村さんを肯定し(遠くを見てる)、佐伯さんを否定(近くしか見てない)。

春日くんにとって、佐伯さんはマリアでなくなり、仲村さんが神になってる。
その春日くんの目を覚まさせようと「仲村さん、私に抱き着いたとき、震えてたよ。だって、仲村さんも。ただのお(んなの子)・・」

この言葉を言わせまいと、佐伯さんの口を押さえて、ベットに押し倒す春日くん。


そこで、佐伯さんが言った一言が


「不幸にするのは、私だけにしたら?」


凄みがある、ドスの効いた声。後から、秋月成美さんが、まだ19歳と知って、
またしても、ビックリ。次は、2度目の舞台になるのか、テレビドラマになるのか、
あっ、映画が秋に公開されるんだ。もっと演技を観てみたいと思わせてくれました。

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秋月成美さん、今後が楽しみな女優さんです。

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劇団た組。第10回目公演  舞台版「惡の華」

浅草ゆめまち劇場

原作を読んでる方々のツイートを見てると、どうも舞台版「惡の華」は、かなり忠実に原作を再現しているようで、てことは、印象的なシーンやセリフは、原作からのものなんじゃないかと思いまして。ならば、忘れないように、ここに書かなくても、漫画、買おう、と。

なので、今日からは、上演台本ではなくて、この舞台を観て感じたことをメインで書いていこうと、考えを変えました。


で、書いてたら、結果的に、今日は、花奈澪デーになりました。




本作を観るキッカケは、


仲村佐和役・花奈澪ちゃんです。

初めて芝居を観たのは、去年秋のエアースタジオプロデュース公演「GO,JET!GO!GO 10Years a GO!GO!」

でした。GO,JET!ガールズのミッツ役。

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当時は、元宝塚ってことすら知らず。

あっ、偶然、WOWWOWでなみおちゃんが出演してた「ベルサイユのばら」を放送して、宝塚当時の花奈澪を今年、観ること出来ました。

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実は、GO,JET!で観た最初の時は、そんな強いインパクトはなかったんです。
自由にやってるなぁ、という感じかな。


なので、1月の舞台も、ちょうど卓球の日本選手権とかぶっていたので、行く予定ありませんでした。が、なみおちゃんの友達で、ふたりが出会う前からファンの、和ファンタジック・トランぺッター秋山璃帆ちゃんが「ファイトです(>_<)♪」みたいな感じで、なみおちゃんの舞台告知をリツイートしてるのを見て、なんか、やっぱり気になりだして。


はなからあきらめてたので、卓球のタイムテーブルを確認してなかったんだけど、見てみたら、今年から日程が1日長くなり、その分土日の試合数が少なくなり、夜公演に間に合うことが判明。で、観劇に行ったのが、

「御伽童子」でした。

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なみおは、中学3年生・15才と、その2年後17才の男の子「絢」役。

兄が母親と近親相姦、母は「あれは間違いだったのよ、忘れなさい!」と。
しかし、兄は父に嫉妬し、母を盗られた怒りの矛先を弟の絢に向けます。
兄から性的暴行を受けて、両親に助けを求めてもその声は届かず。

その苦しみから逃れるために兄を殺してしまいます。
その2年後、少年院から仮出所して、すぐに、今度は父を包丁でメッタ刺しにして殺してしまう(死刑になるため)、という、「惡の華」の仲村さんとは、また違った、ヘビーな役どころでした。

もともと、ストレートの芝居をやりたくて、宝塚を退団したとのこと。
絢が、初のストレートの舞台でした。

これが、ほんと、鬼気迫る芝居で、こういうこと出来る人なんだと衝撃でした。
それが、「惡の華」で、さらに衝撃度アップ。

なみおは、テレビ番組のナレーション(MC)や自身の名前が番組名になってるラジオ番組を持ってるなど、声がとても聴きやすい。クリアで高いトーン。「御伽童子」の絢では、男の子ということを意識してか、高いトーンではあるけど、少しこもったような発声で、その発声は、いら立っている時もおびえている時も、兄に暴行を受けているときも、同じトーンで、話すスピードで変化をつけてたように感じました。



それが、「惡の華」の仲村佐和では、

「ねぇねぇ、春日くん、最近、私、手がいい匂いするんだ、嗅いでみて」

とかは、可愛らしい高い声で、

春日くんが自転車で向こう側についてこないで、佐伯さんとの間で揺れてしまったことに

「うそつき人間!」

と非難するときは、悲しそうな高い声


亜衣ちゃんに「どけよ、クソカス」などは、低いトーンの無機質な声

「もっと、もっと!」と春日くんを追い詰める時は、太い声


いろんな声質を使い分けていたのが、凄く印象に残りました。


あと、体の使い方。
この写真は、ボクラ団義「誤人」

誤人




袖から歩いて入ってくる時、小走りでステージ上からはける時、
まず、こうした、歩く、走る、のひとつひとつに意図が観えた。

春日くんが佐伯さんに声を掛けられて、話し込んでたため、
なかなか来ないのを待ってるときの、カラスを数えたり、ひとりじゃんけんをしてる、
メインの芝居(春日くんと佐伯さんのやり取り)を邪魔はせず、でも、
仲村さんの存在を分からせる、絶妙なバランス

終盤、金属バットをひきずりながら入ってきて、振りかざして、地面にたたきつけるとこは、怖いくらいに迫力あったし。肩を入れた歩き方が、ゾッとした。


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愛らしいので好きなシーンは、ビール飲んで、春日くんに抱きついて倒し、馬乗り(マウントポジション)になって、「しゅっ、しゅ、しゅっ」ってパンチするとこ。

もうね、このあたりから、仲村さんは、春日くんのことが好き、というか、愛おしいいうか。だって、何度も「もう契約は終わり、二度と私に話し掛けないで」「うそつき人間!」と突き放して離れていこうとするのに、結局、その後には、もっと関係が深くなって行ったし。

ラスト、夏祭りのやぐらのシーン。ふたりして死ぬはずが、春日くんをやぐらから突き落として「バイバイ、わたし、ひとりで行く」と語りかけた仲村さんの声が、切なくて、思いやりにあふれていて、自分の最愛の人を道連れには出来ないというように、僕は解釈しました。

純愛の物語。

ふたりの関係性は違うけれど、破滅へと向かう様は、「俺たちに明日はない」のボニー&クラウドのようでもあり、破壊が美しくさえ感じてしまう様は「トゥルー・ロマンス」のクラレンス&アラバマのようでもあり。



仲村さんって、唯一、最初から「私も、きっと、変態なの」って、自覚してた。
一番、まっすぐな人。

体操着盗んで、いろんなとここすりまくってることと、最初のデートでキスすることと(まぁ、中に体操着を着てるってこともあるけど)、セックスと、どれも「変態」でひとくくりなのが、中学生っぽいとも思えるし、

でも、そもそも、変態の定義が、人とは違うこと、なんじゃないかっても思えたりして。


佐伯奈々子さん(秋月成美さん)のことは、別のブログで書くことにしますが、

「体操着のこと(盗んだこと)、別に、嬉しいよ」

いやいやいや、自分の体操着を盗まれて「嬉しい」って言うこと、

佐伯さんが、一番、変態だろ、と思ったのでした。


続く

佐伯


なみお



仲村


劇団た組。第10回目公演  舞台版「惡の華」

浅草ゆめまち劇場


佐伯奈々子さん(秋月成美さん)の体操着を持ったまま、家に帰ってきちゃった、春日くん(清水尚弥さん)

あっ、清水さんと終演後、短編映画の話をさせていただいて、SKIPシティ国際Dシネマ映画祭2016のパンフレットをお見せしたら、短編映画「想影」に出演していた松原菜野花さんが同じ事務所だということ、

この映画祭おの短編部門で奨励賞を受賞した上田慎一郎監督「テイク8」芹澤興人さんとは、映画「独裁者、古賀。」で共演されていることをうかがいました。早速、DVDをamazonで購入。明日、来る予定です。

ちょっと、高男、どうしたのぉ、顔色悪いわよ

春日くんのお母さん役は、田中涼子ちゃん主演「泡の恋」で去年12月に観劇し、その後「メイツ!」「透明少女」と観劇した
松本稽古ちゃん



稽古



な、なんでもない
急いで部屋(花道)へ向かう春日くんに向かって

ちょっと、高男ぉ、あんた、まだ、部屋片してないじゃない
ちゃんと片付けなさい。まったく、お父さんとおんなじで本ばっかりなんだから
(ちょっと、嬉しそう)

お母さん、普通。いたって普通。この”普通”がひとつの大きなポイントと思います。

春日くんは「佐伯さんはミューズで、ファム・ファタールで、マリアでヴィーナスなんだ」と理想視してるのに、体操着に顔をうずめて、深呼吸してしまった矛盾。だから、その矛盾を解消するために「ちゃんと、あした、謝ろう。理由を話せば、佐伯さん、解ってくれる」



翌朝の教室


山田(福井成明さん)と福井(萩原成哉さん)は、いつものように、春日に話し掛けてきます。くだらない、中学生の男子っぽい話。

んなぁ、きのう、観た?
あぁ、観た。エロかったよな
エロかったよなぁ、芸能人身体測定・・
「うるさい、話し掛けてくんな!」

下山先生(ゆう十さん)が、うつむき気味の佐伯さんを連れて、教室に入ってきました。


いいか、ちょっと聞いてくれ。きのう、佐伯の体操着袋が盗まれた。ロッカーに入れてあったのを、誰かが持って行ったらしい。

佐伯13


えっ、マジかよ。変態じゃん。
な、このクラスにいたら、やだよな。

固まる、春日くん。


春日、佐伯さんのこと、見過ぎじゃね?
み、見てねぇよ


うーん、この辺になると、すでに、どのシーンでどの会話があって、次にどのシーンに繋がっていたのか、あやふやだな。教室のシーンが何度か繰り返されてたし。まぁ、書いてて、間違いに気付いたら、直します。



教室から、生徒たちは椅子を持ってはけ、花道へと歩き出す、春日くん
ダメだ、言えない。違うんだ、僕は変態なんかじゃない!

そこに、上下黒の服、顔には目だけ開いた、白いプラスチックのお面(何人かは、目から涙が流れてて)を付け、長い竹棒をもった男たちに囲まれる春日くん

変態
変態
へぇんたい

もう、お前に行き場所なんてない
そうさ、山に囲まれたここでは、どこにも逃げる場所なんてありはしないのさ

トボトボと舞台中央に戻ると、そこには自転車が。
その傍らには、仲村佐和(花奈澪ちゃん)が立ってます。

春日くんは、自転車を押して歩き出すと、スタスタとついてくる、仲村さん。
それを2度3度繰り返すと、

ねぇ、春日くん、春日くんていつも本読んでるよね。なんで?
(序盤の仲村さんは質問するとき、首を斜めに傾けます。これは、ちょっとアニメっぽいテイストを入れるためかな、と解釈しました)特に攻撃的ではなく、ぶっきら棒

仲村12



なんで知ってるの?
後ろの席だから

そして、仲村さんはひょいと自転車の後ろにまたがりました。
えっ?ちょっと、何やってるの?!
連れてって。
連れてってって、どこに?
あの山の向こう側に
ダメだよ、今日、本屋さんに本を取りにいくんだ。

仲村さんは、自転車の後ろからサドルに座る春日くんの腰に手を回し、耳元でささやきます。
私、見ちゃったんだ。春日くんが佐伯さんの体操着、盗んでるところ。
ばらされたくなかったら、行って!

う、う、うわぁ~
自転車をほっぽり出して、逃走した、春日くん

・・逃げた・・

このあたりまでの仲村さんは無機質で淡々とした感じ


春日くん、自宅に戻り、食卓で、お父さん、お母さんと一緒に夕ご飯。
気もそぞろで、お箸を落っことしてしまう。
あっ・・
お母さん、洗うためにお箸を持って、台所(下手の袖へ)

なぁ、高男。あの本買ったか。お父さんにも、見せてくれよ。
あっ、まだ買ってないんだ。
・・そうか

お母さん「高男、自転車、ないじゃない!、どうしたの?!」
(ややテンション高め)

ほ、本屋さんに忘れてきた
えっ?本屋さんに行ったのか?

ご、ごちそうさま!

逃げるように自分の部屋へ

どうしよう、仲村さん、バラすに決まってる
その前に自分で言わなきゃ


そして、また、翌日(数日後かも?)

奈々子、体操着、どうした?
新しいの買ってもらったよ

もうね、奈々子のおっとりとした可愛らしいしゃべり方に、うっとり。


いつものように、小島と山田

小島「きのう、アニキの部屋で、デー・ブイ・デー、見つけたんだ。分かるよな、デー・ブイ・デー。今日、観に来るだろ?」
春日「おれはいいよ。」
「なぁにカッコつけてるんだよ」



先生「こないだ、佐伯の体操着が盗まれた話をしたよな。あの日、学校の外で不審な人物を目撃した生徒がいる。なにかあったら、すぐ先生に言うように。まっすぐ帰れよ」

なに、それ、学校の中に入って来たってことだよね。こわーい。襲われたら、どうしよう。。
お前を襲うやつなんていねぇよ

非現実の事件と、ごく現実的な中学生が入り混じってました。

なんだろ、ロリコンかな。な!

小島が、いつもの、冷徹な感じで「佐伯さんの体操着を盗んだ変態が、それで性的なことをしてると想像すると、興奮するな!」

ちょっと、うるさい、男子!奈々子の気持ち、考えなよ!
奈々子をいつも心配してくれる親友の木下亜依ちゃん(森岡悠ちゃん)

同級生で、奈々子と仲良しの木下亜依、上野(平口みゆきさん)、青木(三輪晴香さん)、奥田(寺田安裕香さん)は、アイドル歌手、ミスヤングチャンピオン、週刊プレイボーイにもたびたび登場しているグラビアアイドル。


ますます、「真実」を話して、謝って、体操着を佐伯さんに返すことが出来なくなってしまう、春日くん。どうしよう・・と、席の後ろから、佐伯さんが紙切れを渡しました

「放課後。今度は逃げないでね」


今日の教訓。書いてる途中、こまめに下書き保存しよう。
書いてる途中、つい、マウスが滑って、アメブロを閉じてしまうなどして、
4回書き直した・・

そして、ツイッターとの連携(投稿)が出来ない。なんで?

続く


パンフレット



劇団た組。第10回目公演  舞台版「惡の華」

浅草ゆめまち劇場

ゆめまち劇場



観劇後、本気ブログを書こうと思ったのは、ちょうど2年前の、まさにこの期間に下北沢OFF・OFFシアターで上演された、劇団モラトリアムパンツ第7回公演「恋する小説家」以来です。この作品は映画「恋する小説家」の上田慎一郎監督が、本作を舞台用に脚本を書き直し、モラパンの橋本さんと共同演出で上演されました。僕にとって、No.1の作品で、この舞台に出演していた(秋山ゆずきちゃんは元々知っていたので、ゆずにゃん以外)、橋本昭博さん(モラパン)、片岡哲也さん(黒テント)、福田英史(紺野ふくた)さん、青海衣央里さん(東京タンバリン)、高山都さん、星亜沙美さん、米川幸リオンくん、出演舞台(岡本裕輝さん出演舞台を観られなくて、後悔。それが、実は劇団た組。の作品だと最近知りました)を観に行き、上田慎一郎監督・ふくだみゆき監督作品の上映は何度も足を運び、上田監督初商業映画「猫まんま」には、エキストラで出演してしまうほど、好きです。

観劇感想ブログは、10書きました。そのいち→「恋する小説家」観劇感想その1

さて、惡の華に戻ります。
僕は原作を読んでません。テレビアニメも観てません。
ここでは、あくまでも舞台版「惡の華」を観劇した感想を書きます。
もしかしたら、原作やアニメとは違った解釈をするかもしれませんが・


劇場は、真ん中に花道がある、T字型。
下手、客席エリアの一番前に、ギターのあいき堂さんとキーボードの浅井麻衣さん。

女性の淡々とした声でカウントダウンが始まります。

1分
45秒
30秒
20秒

だんだん、地鳴りのような効果音が大きくなっていきます。

10,9,8,7,6,5,4,3,2,1

真っ赤な菊の花がスクリーン中央に映し出されて、だんだんと開いていき・・

光が当たると中が透ける、でもプロジェクションマッピングが映る幕を上手から下手に一気に開けると、そこは中学校の教室。

ぱぴこ(高織ひなちゃん)に、千秋楽の後、教室の席順について聞いたら、生徒役の中では、前は頭がいい人、後ろは頭が悪い人なんじゃないか、と(仲村佐和は一番後ろ、その前が春日高男。ぱぴこ演じる西島も後ろから2番目)いうことになってたそうです。

ぱぴ


上手が教室の前。先生は一番上手にいます。

テストを先生がひとりずつ前に読んで返却。その間、生徒たちは、席には着いてるけど、あちこちでおしゃべり。

その間、おしゃべりには参加せず本を読み、先生に名前を呼ばれた時も本を持ったまま。あまりよい点ではなく「春日、もうちょっと頑張れ」と先生に言われるのが、春日高男(清水尚弥さん)。

春日



春日の前に座っている山田(福井成明さん)「春日ぁ、何点だった?」「お前に見せる筋合いはない」「何読んでるんだよ」山田は春日の本を取り上げる。「返せよ」「あくのはな?これ、漢字間違ってるぞ」「旧字体なんだよ。お前なんかにわかるはずがない」「なに、馬鹿にしてんのか?」「ボードレール、分かるのかよ」

どこにでもありそうな、山に囲まれた町にある、どこにでもありそうな中学校の教室。
小島(萩原成哉さん)は、最前列の佐伯奈々子(秋月成美さん)を見ると、ぶっきらぼうなしゃべり方で春日に「佐伯さん、可愛いよな。春日、知ってるか。佐伯さん毛がぼうぼうなんだって」「やめろ!馬鹿!」「なんだよ、春日、佐伯さんのこと、好きなのかよ」「そうじゃない、女の子に失礼だろう」

劇団FULLMONTY「OLD NEON」では、ホストクラブに通う、クラブさくらのさくらママ(間瀬りさ)にぞっこんの、山野興業(危なそうあ会社)の社長・山野役だった、萩原尚哉さん、今回は中学生。キーになる(春日を怒らせる)セリフがたびたび萩原さん演じる小島から発せられます。

萩原尚哉さん







先生「佐伯」「はい」「佐伯、98点。一番だ、よく頑張ったな」
佐伯さんの友達が「奈々子すごーい!」佐伯さんは優等生で可愛くて成績も良くて男子の憧れの的だけど、女子からも人気がある様子が分かります。「凄くないよぉ」「凄いよぉ」「ウフフ」


佐伯さん


佐伯さんは、可愛くて、声も可憐、しゃべり方もおっとりとしていて、
まさにクラスのマドンナって感じです。



平和な教室。

先生「仲村」

それまで、一番後ろの席(舞台手前から横には3列あり、仲村佐和は一番手前の一番後ろで、その前が春日)で、足を前に投げ出し、無表情で誰ともしゃべらず座っていた
仲村佐和(花奈澪さん)。ゆっくり立ち上がり、ゆっくりと歩を前へと進め、先生と対面。「仲村」「・・・」「おい、仲村、返事しろ!」「あ、はい」「仲村、0点。最下位。どういうことだ、白紙で出すなんて。こんなんじゃ、社会に出たら」さえぎるように「うるせぇ、クソムシがぁ」
先生、一瞬ひるみ「っ、放課後、職員室に来い!」

なみお


「クソムシがぁ」は予習して知ってました。いきなり、先生を睨み付けて、鉛筆で言ったら、2Bでぐわーっと書きなぐったように強く「クソムシがぁ!」と言うのを想像していました。

ところが、無表情、無機質のまま、鉛筆で言うと、2BではなくてHの先がとがったやつ。
無感情でぶっきらぼうな「うるせぇ、クソムシがぁ」でした。僕はなみおちゃんの発声が好きで、今回、さらに驚いたのは、1月の「御伽童子」の時とは、まったく声の作り方が違ったんです。これについては、また、詳しく書きます。とにかく、ゾッとする、仲村さんの第一印象は、無機質感でした。

一瞬、凍り付く教室。そして、生徒たちは中学校の教室にある椅子を持って、袖へとはけます。春日以外は。

春日はひとり、花道へと歩いて行きます。くっそう、小島のやつ、佐伯さんを侮辱しやがって。俺は1年前から佐伯さんが好きなんだ。

春日にとっての佐伯さんは女神。ミューズでファム・ファタールでマリアでヴィーナスなんだ。

「ドサッ」という音がしました。

ん?

花道の先端に何か落ちてる。春日は近づくと、それは佐伯さんの体操着袋ではないか!
思わず、手を伸ばす春日。

ダメ!、ダメだ、何やってんだ。

いったん、花道を引き返すも、再び戻ってきて、ついに体操着袋に手を伸ばしてしまいました。
中から体操着を取り出すと、顔に押しつけて、深呼吸「あぁ、シャンプーの香りだぁ」

ガタン!

う、えっ!誰かいる?慌てた春日は、体操着(白い長そで丸首シャツと紺色のブルマ)を体操着袋にちゃんと入れられないまま、かばんに突っ込んで、その場を立ち去り、家へと帰り着くのでした。

数分の導入で、学校の空気感、春日、佐伯、仲村のキャラクターが鮮明になり、
すぐに物語に入り込めました。上から体操着袋を落とすので、「ドスン」と音がする。
そうした音の使い方が効果的でした。

このペースで書いていると、何日かかるだろう・・
ちょっと考えないといかん。

続く



1ジャケット



シンガーソングライター 光上せあらさん


1年間、バラエティー番組などへの出演を一切止めてましたが

「活動休止」ではなくて、楽曲制作や、路上ライブを行ってました

3路上


4路上広角



そして、7月15日に、1st mini album「僕のカルテ」発売

それに合わせて、タイトル曲「僕のカルテ」のMV、

収録曲「つらいなぁ」のフルバージョンが公開され、

music.jp、yahoo!ニュースなどで取り上げられています。


BARKSさんの記事


この記事の中にも、埋め込んでありますが

「僕のカルテ」MV




Youtubeの画面でご覧になりたい方は、→ Youtube画面はこちらから


また、上記の記事の中に、やはり埋め込んである

「つらいなぁ」のフルバージョン、こちらをクリックしてください


Yahoo!ニュースは、こちら

わたくしは、SDN48のときの光上さんや、

黄金伝説、大食い、ロンドンハーツ、サンデージャポンなどのときの光上さんを知りません。



ただ、華やかな世界にいた人が、それをすべてリセットして、ゼロからリスタートしている、

だから、楽曲にリアリティがすごくあって、自分にもあてはまる部分もあり、心につきささる

楽曲です。


ライブでは、POPで楽しい曲もたくさん歌ってますよ。

1st mini album「僕のカルテ」は

2015年7月15日発売

amazon、タワーレコード(店頭、ネット)、HMV(店頭、ネット)、新星堂(店頭、ネット)など、全国で購入出来ます。現在、予約はじまってます。

一例;amazonは、→ こちら





2青



まずは、「僕のカルテ」MV、ご覧になってみてください

「つらいなぁ」聴いてみてください


渋谷のTシャツやさん「ARTON」には、無料サンプルCDを置かせていただいています。

Loftの正面左手、PRONTOが1~3階に入ってるビルの4階です。
エレベーターで上がって、扉が開いたら、そこがARTON

5路上夜


この人の楽曲は、スゴイ力を持っていると感じています
1



第64回全日本大学野球選手権大会

決勝

神宮球場

早稲田大学(東京六大学野球連盟代表)×流通経済大学(東京新大学野球連盟代表)

早稲田が7回の集中打で逆転し、優勝!

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早稲田は、ここまで、63回の大会で、優勝はまだ4回だけ

前回優勝の決勝は、1年生の吉永(日大三)が先発
その前の優勝のときの決勝は、1年生の斎藤佑樹(早実)
んで、今日の先発も、1年生の小島(浦和学院)

いずれも、甲子園優勝経験投手

流経大の先発は、生田目。隼決勝から連投


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3


4




早稲田は、1-3
ヒット数も5-10

と劣勢の7回表

ラストバッターへの代打ヒットを口火に

2死1,3塁から、茂木がライト前タイムリーヒット



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1点返し

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丸子、ストレートの4球

2死満塁から、石井がファーストの前でイレギュラーした、ライト前2点タイムリーヒットで

4-3と逆転


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ここで流経大はピッチャー交代

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その代わり端の初球を、道端が左中間を破る2点タイムリーヒット



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この回、一挙5安打5得点で6-3

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早稲田は3番手、エースの大竹が投げてます

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7回裏、4番・笹田がレフトオーバーの2点ホームランで6-5

9回表、早稲田は石井が2点ホームラン

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8-5

9回裏、最後はこの日4打数4安打だった大崎をファーストゴロに打ち取り

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ゲームセット

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表彰式

重信

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右から、河原主将・重信・丸子

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最高殊勲選手は首位打者の早稲田・茂木

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23茂木


今日は、エアースタジオ プロデュース

栗本有美子さんが座長ので、大好きな「シェアハウスⅢ」が2公演あったんですが

そっち行かずに、神宮球場に来た甲斐がありました




早稲田大学の応援;魁~大進撃~スパークリングマーチ~コンバットマーチ

は、気分上がるし

早稲田健児、も聴けたし、やぁ、来てよかった

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春季リーグから、早稲田は本当に強くて、

ピッチャーは4年生になった吉永ではなくて、2年生の大竹がエースとなり

1年生の小島が早慶戦の2回戦で勝ち投手になったり


あと、なんと言っても、打線

こんなによく打つ、負けていても、終盤、集中打で逆転する早稲田、記憶にないな

茂木、丸子は体の線が太くて、これまでの早稲田にいないタイプのように感じます

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9


間瀬りさちゃん(りーにゃん)が

去年の10月、「Juliet」以来の舞台

劇団FULLMONTY第12回本公演「OLD NEON~伝説の夜編~」に出演

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前回の女子高校生から

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クラブさくら  のママに

夜の女

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しかも、及川奈央さんのブログ読んでたら、
この舞台の衣装も、りーにゃんが担当してたらしいです

えぇぇぇえ、りーにゃん、スゴいよぉ(≧ω≦*)



初めて、りーにゃんのお芝居観たのは、

同じFULLMONTYの「~新・戦国浪漫~イナズマ」(2013年9月)の

妖艶な森蘭丸役

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写真はないけど、劇中、幼少当時の蘭丸も演じてました

このときから、りーにゃんの大ファンになりました(//ω\*)

1


さてさて、

OLD NEON には、

同じく、去年Julietに出演していた、若松由莉ちゃんも出演

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傷害事件を起こし、3年間服役していた、八積会会長の娘八積アンナ役

ゆりちゃんの写真、舞台始まる前に、ツイッターやブログで観てたけど

まったく、アンナだとは分からなかった


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そうなのです

29名、30役の舞台なんですが

パンフレットや舞台写真が一切なく、

キャストさんたちは、男性はほとんどがホスト

女性は、ほとんどがキャバ嬢、ホストクラブの客

けっこう、ぎんぎらぎんのメイクと衣装だったので

誰だどの役だか、なかなか分からなくて(>_<)


4



千秋楽後、沢井彩華ちゃんが、

出演者と役名の一覧をツイートしてくれたので


それと、うちが観劇中にメモした、登場人物の関係を(図には描けないけど)書きます

(敬称略)


天良町にある、ホストクラブ「GOLD」

ここの店長が桜木誠(中路貴之)

32才になり、ホストとしては、若手にNo.1~3を取られている。

ホストクラブ「エデン」のオーナー神谷駿(若山丈)は、誠のひとつ年上だが、

今もバリバリのNo.1ホスト

その駿と連れだって「GOLD」にやってくるのは、駿をNo.1にするために

入れあげている、Clubバーストのホステス、美咲蘭(絹川麗)

このふたりは、誠のお客さん



6月は、伝説のホスト、白城琉聖(塩口量平)が何者かに殺されて7年。

琉聖を弔うイベントだけでなく、GOLDではホストのプライドをかけた

売り上げNo.1を決めることになり、敗れた者は、この天良町から出ていかねばならない

だから、誰が誰のお客さん(客側からみると、誰が誰の担当か)か、

そのお客さんがどれだけ、お金を使うかが大きな意味を持つのです

誠の客は、その他に、

クラブさくらのママ、さくら(間瀬りさ)と、さくらに入れ込んでいる、山野興業の山野忠(萩原成哉)

なかなか「担当」を決めなかった、キャバクラ「ベッラドンナ」No.1、天音美月(田嶌友里香)も、「惚れた!」と誠を担当に指名

誠の幼馴染で、「GOLD」のマネージャー、乾和弘(渋谷崇博)も、

今は若手に押され気味。恋人である「CLUBドルチェ」のママ・麗(青木ゆみか)が一番の客であることを、若手にバカにされるざま。ところが、闇金の緒方薫(結束友哉)が連れてきた、ベッラドンナのキャバ嬢(観た感じは、おとなしそうで、キャバ嬢っぽくないのだけど、バンバン、高いお酒を入れていく)、絵理菜(高橋亜弓)が乾を担当に指名したことで、一気にNo.1争いに食い込んでくる


渋谷さん、EXAILよりも、ヤンキースの田中将大投手に似てると思うんだけどなぁ

って、話を、終演後、外で中路さんにしたら、うち以外にも、そう言ってた方、
いらしたそうです。ね?まーくんに似てるよね。
イナズマのときから、思ってたもん


No.1は三島楓(吉田慎吾)。ロングの金髪に派手な衣装。
竹條ビューティークリニック社長の竹條広美(及川奈央)は、ギラギラした男をトップにさせることを楽しみに(でも、実は楓のことが好きなのです)、成功したことで得ている収入をつぎ込んでいる

楓は、美月からの指名を取れず、

冒頭で書いた、アンナが提案した、「一気勝負」でも負けて(ほんとは、策略でわざと負けた)、その間、広美の相手をしていなかったことから、一時は広美からも愛想をつかされそうになるのだが、

広美は自分の本心を伝え、もう一度、楓を推すことに。

夢乃涼介(浮谷泰史)は、三島の子分的な立場のホストなんだけど、

なかなか思うようになれず、そんな時、乾からあることを吹き込まれて・・



2


No.2は、御剣司(二神光)。ジャニーズ系のホスト。
一番の客は、宇佐美グループ会長の孫娘、宇佐美静香(栗原みさ)
いっつもチュッパチャップスをなめながら、パパやおじいちゃんからもらうお小遣いで遊んでいる。司が好きだったけど、

一気飲みで男を上げた、遊夜(みよまる・キスミーに出ていた、池田裕)へと担当換えをして、司から離れていく

楓、司、誠で「一気飲みで勝った人を担当にする!」とアンナが宣言(アンナは誠が認めていて、ふだんは担当を決めていないのだけれど)

この一気勝負で勝った司がアンナの担当に(これは、楓がわざと負けて、司がアンナの相手をすることで、静香が司から離れるように仕掛けたのでした)


No.3、破れたジーンズをはいた、ネオ・ホストっぽい伊能卓也(平野隆二)の客はOLの内田小百合(大城綾乃)。小百合は竹條ビューティークリニックにも通っており、お金が続かず、卓也の紹介で風俗へ。卓也にやさしい言葉を言われて、入れ込んでいったものの、風俗を続けたくない、その気持ちが抑えれれなくなり・・


夏澄稜真(増井豪)を指名している客は、ベッラドンナの清香(平山さら)
清香は、300万円つけにしてから、しばらく来店しなくなってしまい、
飛んだ(ツケ踏み倒して、トンズラ)んじゃないかと、ヒヤヒヤさせるが、
最後に戻ってくる

橘歩夢(森洋大)の客はベッラドンナの摩耶(内田菜々)。
ふたりは、真剣に愛し合い、逃げることに

しかし、ベッラドンナのオーナーでもある、緒方に見つかってしまい、
歩夢はボッコボコに。大事なキャスト(キャバ嬢)をそそのかして、店を無断で辞めさせようとしたので。摩耶は、もちろん、そそのかされたんじゃないと否定したが。

愛波健(石橋寛仁)の客は、ベッラドンナの梨華(沢井彩華)。
梨華は、ほんとは健のことが好きなんじゃないかと思うのだけど、
別に好きじゃない、と。でも、健のためにお金を使う。

だったらと、健は緒方と繋がり、麻薬の運び屋をして、その金を摩耶に渡して、
その金を自分のために使えと言う。


なぁんとなく、ぶっきらぼうだけど、どうも、これにはNo.1の美月が関係しているっぽい。
それが決定的になったのは、緒方が絵里菜を連れて、GOLDにやってきたとき。
急に不機嫌になったのです。

美月は緒方の愛人(お父さんが病気で、その治療費を稼ぐために、美月緒方の愛人になっているのです)ってのが、気にくわない。

摩耶も、元は緒方の愛人で、若い美月に乗り換え、摩耶を捨てたから、
摩耶は美月がいると笑顔が消え、緒方が来ると、さらにあったまきて、不機嫌に。

(という説明はありませんでしたが・・・)



健は、どうも、自分もヤクに手を出してしまったっぽい。
それに気付き、大金を自分に渡して「これを俺のために使え」と言ってきたことも不審に思って、静香、アンナ、山野に情報を流して、緒方と健が逮捕されるきっかけを作ったのでした。

それを緒方に対して「ネタばらし」をするときの彼女らは、クールでカッコよかったぁ!

7



担当を持てない、若手のギャロ(鈴木政之)
ギャロって名前は、「完全にウケ狙いです(笑)」と乾に言われ、しゅん。
でも、めげないもん


琉聖の弟で、兄の死の真相を探るため、
いや、兄が惚れこんでいた、桜井誠を知るために、
GOLDのホストになる、白城俊郎(塩口量平)

5





天良町が好きで、桜井誠が好きで、ここ、危険な町、天良町で警官をしている
丸、こと、加賀谷博丸(安田良平)

一声、8万円、「高けえよ!」と言われると1万円にしちゃう、
その後は、一声12万円に値上げしちゃった、水晶占いで霊媒師でもある
東御館田玉梓(前田愛)

山野に「大丈夫だ、誠とさくらは、まだ、ちょめっておらぬ」と教えてあげたり

「あぁ、ちょめりてぇ」と、唯一、お笑いオンリー担当




それぞれの役の関係をはっきりっせることを目的で書いたら

硬い記事になってしまったわん(๑•ω•๑)/"♡

もっと、情熱的な感想文にしたかったんですが・・


この「プライドを掛けた勝負」を仕掛けたのは、楓でしたが、
それを利用して、誠を追い出そうとしたのは、実は親友である
和弘の、誠への嫉妬心


山野が「俺も惚れた。いや、そういう意味じゃなくて。俺が惚れた、さくらが惚れている、男に惚れたんだ」

と言うように、皆を笑顔にして、皆を引きつける魅力を持った誠。その誠の背中をいつも見ていたことで芽生えた、嫉妬心




りーにゃん演じる、さくら、淡い桃色の着物→黒のロングドレス→白いブラウスにベージュのミニスカートにピンヒール。


12



まこっちゃんとは、同志のような関係と言いながら、

誠をNo.1にすると宣言し、「もっと、私を頼ってよ」と、どんどんお酒を入れていきますが、席に着けば、誠とは、店長とクラブのママではなく、ほんとに仲良しの友達みたいに会話が弾むふたり

ラスト、ともに店を辞め、ふたりで、ここ、天良町で、みんなが笑顔で集まれる店を作ろうということになり、プライベートでも・・・


ちなみに、ふたりが作ろうと言ったお店

さくらは「おでん、なんていいんじゃない?あったかそうで」

誠は「ソーセージやさん」ソーセージが好きだから


最後の暗転、誠が客席に背を向ける形で、さくらにくちづけを

灯りがフェードアウトする、わずかに明るさが残ってるところで、

さくらも、誠の背中をギュッと・・

この、ほんの一瞬、てのが、りーにゃん、いーよね(//ω\*)





1


東京六大学野球
平成27年度春季リーグ戦

早稲田×明治 1回戦

早稲田、先発は大竹投手

明治、先発は柳

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投手戦

明治が4回表に1店先制

早稲田は、ヒットが出るものの、散発で無得点

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7回裏、早稲田・道端が同点タイムリー

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明治はピッチャー交代

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後続が倒れ、1-1の同点止まり

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8回裏、早稲田・茂木、見逃し三振


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9回表、明治は菅野がスリーベースヒット


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坂本がライト前タイムリーヒット

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早稲田、ピッチャーを吉野和へ交代

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代打・佐藤がライト前ヒット


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1死1,2塁とピンチが続きましたが、追加点は与えずに9回裏へ

丸子がレフト前ヒットで出塁

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石井が送り

バッター道端で、ピッチャー・星にスイッチ

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道端はボテボテのピッチャーゴロ

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2死2塁で、ピッチャー・上原に交代

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中澤、2球で空振り、ファールで0-2
打ち取られて、ゲームセット

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2回戦は、茂木の2本塁打、3安打3打点。5-1で早稲田

3回戦は、再び投手戦で、早稲田が先制し1-0から、
9回表に明治が同点に追いつく

9回裏、石井のサヨナラホームランで早稲田が勝って、勝ち点4に

これで、法政が明治に2-0で勝って、
慶応が早慶戦を2-0で勝って、それぞれ勝ち点4になると
早稲田も含めて8勝3敗で3校が並び、優勝決定戦になります

まぁ、でも、早慶戦勝って、完全優勝してほしいね

早慶戦、行く予定でしたが、間瀬りささんが劇団FULLMONTYさんの本公演に出演することが判明し、早慶戦、行けません

大学選手権は行こう