おっはー!!(古い)
アボ大野原です。
さてタイトルの通りアボカドの適用農薬が増えてほしいなというお話です。
アボカドは結構病気やら害虫被害やら出ますが、一般に販売されているオルトランやらベンレートは適用農薬となっていないので使いたいけど使えないじゃないですか。使えるようになって欲しいですよね!!
ってかね、農薬を使えないとアボカド農家も増えないと思うんですよ。
だってさ、農薬さえ使えたら解決するのに使えないからみすみす被害が拡大するとか、管理が何倍も大変になるとか嫌ですもん。
みかんからアボカドへの転向を考える人だって、農薬が使えないって思ったら二の足を踏みますよね。
けど、ここで愚痴愚痴言ってもどうにもなりません。
具体的にどのようなプロセスを踏むと登録農薬が増えるのか。
そこでアボカドを育てている人はどのような働きかけができるのか。
それが重要になりますよね。
という訳で今回は農薬の適用植物がどのような手続きで増えるのか。
我々が出来ることはなにか。についてテキトーに語りたいと思います。
どのようにして農薬の適用が行われているのか。
※ざっくりしか知らないので間違いなんかもあるかもしれませんが、公園のベンチの落書きくらいの気持ちで読んでください笑
ステップ1、農薬メーカーなどが適用植物を増やすことに旨み(金の匂い)を感じる。
ステップ2、農薬メーカーなどが日本植物防疫協会に試験や登録の委託をする。
ステップ3、日本植物防疫協会と農業試験場などが連携しながら様々な試験をおこなう。
ステップ4、試験結果を元に、独立行政法人農林水産消費安全技術センター(FAMIC)を経由して農林水産大臣に申請する。
って感じなんですが、まずはステップ1が問題ですよね。
農薬メーカーが旨みを感じるかどうか‥
ようはアボカドを適用植物とするための費用(数百万単位)がペイ出来るだけのアボカドの農薬の需要があるか。
アボカド生産者がそれだけ多くいるか‥って話ですよね。
アボカドの登録農薬が増えていかない現状から推測するに、農薬メーカーは旨みを感じていない(生産者が多くない)。
すると登録農薬も増えないので、アボカド生産者も増えづらい。
生産者が増えづらいから旨みが出ずらい。
負の無限連鎖ですよね泣
さらに言うと、農薬メーカーでもどの農薬に需要があるのかってのが、正直把握しづらいんじゃないでしょうか。
アボカド生産者が少ないから、病気などに困っている情報のデータも少ない。生産地もまばら。などなどの理由から使いたい農薬の話が集まりづらいんじゃないでしょうか。
※素人の意見です。
だから!!アボカド生産者は自分のアボカドの異常の原因が何なのか、どの農薬があったら助かるのか、その辺をもっと活発に情報収集及び情報交換するべきなのではないでしょうか!!
するとそういったやり取りから、農薬の需要が見えてきて、生産者が要望を出して、そして初めて農薬メーカーも重い腰を上げるのではないでしょうか。
今、農薬メーカーにアボカドを適用植物にしてくれーって要望をだしても、「どの農薬??」ってなりますもんね。
というわけで、活発な情報の交換が必要な訳です!。
だから私がアボカドの異常で困っていたら、親切なアボカド玄人の方是非教えてください笑
追伸:私もアボカドの病気について、今後もっと分かりやすく発信出来たらなとも思いました。