今回は、アドレス110のフロントキャリパーを組み付けていこうと思います。
写真が新品のキャリパ・ボルト・ワッシャーです。
青色矢印が新品キャリパ、赤色矢印が古いキャリパとなります。
新品キャリパを取り付けて、黄緑色矢印のボルトを締め込んでいきます。
ブレーキキャリパにブレーキホースを取り付けていきます。(黄緑色囲み)
ブレーキホースの取り付け角度を確認しながら、ボルトを締め込んでいきます。
次に、黄色矢印のフロントハンドルカバーを取り外していきます。
黄色矢印のヘッドランプのコネクタを抜き、フロントハンドルカバーを左方向へずらし左ブレーキレバーの紫色囲み部分をかわしながら取り外していきます。
茶色囲みがマスターシリンダです。
黄色い矢印のプラスネジを緩めてリザーバキャップとダイヤフラムを外していきます。
マスターシリンダのリザーバタンク内のブレーキフルードが空になっているので、適量を足しておきます。
ターコイズ色囲みがエアー抜き用のブリーザです。
ブリーザを一旦緩めて軽く締めておきます。
キャリパ裏側のブレーキパッドが所定の位置に収まっている事も確認しておきます。
ブレーキレバーを数回握り、握り込んだ状態でブリーザーを一瞬だけ緩めてとエアーを抜いていきます。この作業を繰り返しブリーザーから気泡(エアー)が出なくなり、尚且つブレーキレバーの遊びも正常ならエアー抜き作業は完了です。
マスターシリンダにブレーキフルードを所定の位置まで入れて、ラバー・キャップを取り付けていきます。
ブリーザーに黄緑色囲みのキャップを取り付け、黄緑色矢印のボルトの増し締めを行います。
ブレーキレバーを握り違和感が無く制動するか、フロントホイールがスムーズに回転するか等を点検していきます。問題が無ければキャリパの交換作業は完了です。
交換した古いキャリパです。赤色矢印のボルトが固着したのが今回の交換理由となります。
下記のブログにも関連情報を載せていますので、宜しければご覧下さい。