今回はディスクブレーキのマスタシリンダとキャリパの説明です。
下の写真の青〇がマスタシリンダです。橙色↓がブレーキレバー、赤色↓がブレーキホースです。
青色〇で囲んだマスタシリンダのうち茶色〇部分がリザーバータンクとなっています。
茶色〇内のリザーバタンク内にブレーキフルード(ブレーキオイル)が入っています。
茶色囲みのリザーバタンクの茶色←が透明レンズのブレーキオイル残量確認窓です。
白色↓はダイヤフラム、灰色↓がリザーバキャップ、黒〇がキャップ取付スクリューです。
青色〇マスタシリンダの茶色〇のリザーバタンクにブレーキフルードが入っています。
橙色↓のブレーキレバーを握ると黄色矢印の方向へ
チェックバルブ(ピストン/カップセット)が押されます。
ピストン/カップセット(チェックバルブ)が押される事により、リザーバタンク内のブレーキフルードが
赤色↓のブレーキホースを経て水色〇のキャリパ内へ送り出されます。
キャリパ内へ流れ込んだブレーキフルードによりピンク色↑のピストンが押し出され
緑色↓のブレーキパッドが紫色→のディスクプレートに接触してブレーキが作動します。
下の写真は水色矢印のキャリパ本体とピンク色↑のピストンのみまで分解した状態です。
下の写真はマスタシリンダの各パーツを分解したものです。
黄色囲みはマスタシリンダから抜き取ったピストン/カップセット(チェックバルブ)です。
下の写真は黄色囲みのピストン/カップセット(チェックバルブ)を拡大したものです。
紫色↑がスプリング、ピンク色↑がカップ、黄緑色→がブーツです。
カップとブーツ、ダイヤフラムはゴム製です。
カップはブレーキフルードを押し出し、ブーツは防水と汚れ防止の役割をします。
※上から6枚目の写真の黒いキャリパはスズキアドレス125のもので、それ以外はZZのものです。
メーカー等で部品名は違いますが、今回はスズキの呼称を主として説明をしています。