下の写真はブレーキシステム全体です。(写真にはスズキのZZを使用しています。)
ブレーキの効きが悪く、ブレーキレバーを握ってレバーが通常の位置で止まる場合について。
ディスクパッドが摩耗して交換時期になっている。
ディスクパッド表面とディスクプレートに汚れが付着している。
紫色→のディスクプレートの摩耗や振れが許容値以上で要交換の状態になっている。
ピンク色↑のピストンと水色↑のキャリパの固着、摺動不良がある。
ブレーキの効きが悪く、ブレーキレバーを握ってもグリップに近過ぎる又は当たる場合について。
マスタシリンダ、キャリパ、ブレーキホース等からブレーキフルードが漏れて液量が不足している。
ブレーキフルードへのエアー混入。(ブレーキフルード内に気泡有り)
黄色囲みのマスタシリンダのチェックバルブの摺動不良若しくは固着。
あと橙色↓のブレーキレバーが曲がっていても効きがあまくなります。
ブレーキレバーを握るとブレーキを,引き摺る、又は効いたまま(ロック状態)になるついて。
ブレーキレバー取り付けボルトの摺動不良若しくは錆による固着がある。
黄色矢印のマスタシリンダのチェックバルブの摺動不良若しくは固着している。
キャリパのピストンの固着、摺動不良がある。
本来、ブレーキレバーを握らない状態であっても
ディスクパッドとディスクプレートとの擦過音は構造上、多少出ます。
上記以外のブレーキからの異音については、
ディスクパッドが使用限度まで摩耗している。
ディスクパッドの表面に小石等異物が入っている。
ディスクプレートに歪がある、交換限度まで摩耗している。
キャリパの摺動不良によりブレーキパッドが本来の位置まで戻り切れない状態になっている。
※ディスクブレーキの故障の内、上記以外にも色々な故障、症状が有ります。
一般的に思い浮かんだのを挙げてみました。あくまで個人的な見解です、
今回スズキの部品の呼称を主に使用しています。
メーカーにより部品名は違いますので呼称は置き換えて下さい。
あくまでも参考程度としてお読みください。